学会主催講演会

第31回西アジア発掘調査報告会(2024年3月23日・24日開催)のお知らせ ※予稿集ダウンロード可

日本の発掘調査隊が西アジアやその周辺地域で遺跡調査を行う最新状況をお伝えする一般講演会です。一昨年の広島での地方開催に続き、今回は山梨の帝京大学文化財研究所で開催します。対面とオンライン併用の開催です。今年は昨年より多くの海外調査が実施され、最新の調査成果が発表されます。

※本事業は、JSPS科研費23HP0002の交付を受けたものです。

開催日時:2024年3月23日(土)・24日(日)
会場帝京大学文化財研究所・大ホール(山梨県笛吹市石和町四日市場 1566-2)
参加方法:会場での対面・Zoomライブ配信(ウェビナー)
主催:日本西アジア考古学会
後援:帝京大学文化財研究所、国士舘大学イラク古代文化研究所、一般社団法人 日本考古学協会、早稲田大学エジプト学研究所、公益財団法人 古代オリエント博物館
参加費:無料
定員:オンライン:500名

対面参加の方は、事前申し込みは不要です、当日直接会場にお越しください。

オンライン参加の申し込みはこちらから↓
https://jswaa31.peatix.com/
オンライン参加申込開始:2024年2月1日(木)正午12:00
オンライン参加申込締切:2024年3月22日(金)正午12:00(前日の正午まで)
※定員になり次第、締め切ります。
【お問合せ先】 日本西アジア考古学会事務局 office@jswaa.org
チラシのダウンロードはこちらから

プログラム

※発表者が複数の場合も代表者1名のみが記載されています。また、当日発表する方とは一致しない場合があります。
※各発表の要旨については、発表順序の後にある(PDF)の表示を押すと表示されます。各自ダウンロードのうえ保存してください。
報告集表紙(PDF
扉(PDF
目次(PDF
地図(PDF
奥付(PDF
1日目 2024年 3月23日(土)
10:00-10:30 開場・受付
10:30-10:40 開会の辞(PDF

【アナトリア、コーカサスの調査】
10:40-11:05 報告① (PDF
南コーカサス地方のネアンデルタール人─アゼルバイジャン第14次発掘調査(2023年)─
東京大学総合研究博物館教授 西秋 良宏

11:05-11:30 報告②(PDF
石灰岩の丘に暮らした狩猟採集民─トルコ、チャクマックテペ遺跡第3次調査(2023年)─
筑波大学人文社会系教授 三宅 裕

11:30-11:55 報告③(PDF
南東アナトリア先土器新石器時代の丘上遺跡─ハルベトスワン・テペシ遺跡の第2次調査(2023年)─
千葉工業大学地球学研究センター研究員 下釜 和也

11:55-13:10 昼食休憩

13:10-13:35 報告④(PDF
アルメニアにおける先史文化の解明─レルナゴーグ遺跡の発掘調査(2023年)─
東海大学文学部教授 有村 誠

13:35-14:00 報告⑤(PDF
中央アナトリアにおける銅石器時代解明へ向けて―キュルテペ遺跡中央トレンチ発掘調査2023─
ノートルダム清心女子大学教授 紺谷 亮一

【クルディスタン、レヴァントの調査】
14:00-14:25 報告⑥(PDF
ホモ・サピエンスの拡散・定着期における文化動態─南ヨルダン、ヒスマ盆地西部の旧石器遺跡調査(2023年)─
名古屋大学博物館教授 門脇 誠二

14:25-14:35休憩

14:35-15:00 報告⑦(PDF
肥沃な三日月地帯東部の新石器化─イラク・クルディスタン、スレマニ地域チャルモ遺跡の調査(2023)─
筑波大学名誉教授 常木 晃

15:00-15:25 報告⑧(PDF
新石器化と都市化のはざま─イラク・クルディスタン、シャカル・テペ遺跡の第2次発掘調査(2023年)─
金沢大学国際基幹教育院准教授 小高 敬寛

15:25-15:50 報告⑨(PDF
初期鉄器時代と初期ローマ時代のテル・レヘシュ─イスラエル、テル・レヘシュ第13次発掘調査(2023年)─
天理大学文学部教授 桑原 久男

15:50-16:00 休憩

16:00-16:25 報告⑩(PDF
フェニキア都市ティールの大型墓─レバノンのユネスコ世界遺産アルバスサイト南東部の発掘調査(2023年)─
広島大学大学院人間社会科学研究科教授 前野 弘志

16:25-16:50 報告⑪(PDF
ローマ時代ユダヤ人の離散状況─ラマッラー〜ナブルス間(パレスチナ自治区)における分布調査(2023年)─
慶應義塾大学非常勤講師 長尾 琢磨

16:50-17:15 報告⑫(PDF
ウム・カイスにおけるローマ帝国からビザンツ帝国への移行(その4)─国士舘大学ヨルダン、ウム・カイス遺跡調査─
国士舘大学名誉教授 松本 健

17:15 1日目終了

2日目 2024年 3月24日(日)
9:30-10:00 開場・受付

【アラビア半島の調査】
10:00-10:25 報告⑬(PDF
南東アラビア山麓峡谷における人間活動を探る─オマーン、タヌーフ地区における考古学調査(2022-2023年)─
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教 黒沼 太一

10:25-10:50 報告⑭(PDF
ディルムンを掘る─バハレーン、ワーディー・アッ=サイル考古学プロジェクト2023─
東京文化財研究所文化遺産国際協力センター保存計画研究室長 安倍 雅史

10:50-11:15 報告⑮(PDF
バハレーン・ティロス期の古墳の被葬者を探る─マカバ第1号墳の調査2023─
奈良県立橿原考古学研究所技術アドバイザー 西藤 清秀

11:15-11:40 報告⑯(PDF
中世港町の構造を探る─サウジアラビア・紅海沿岸ハウラー遺跡の考古学調査(2023)─
早稲田大学・東日本国際大学客員教授 長谷川 奏

11:40-13:00昼食休憩

【エジプトの調査】
13:00-13:25 報告⑰(PDF
ウセルハト墓(TT47)とコンスウエムヘブ墓(KHT02)─エジプト、ネクロポリス・テーベ、アル=コーカ地区、第14次調査─
早稲田大学名誉教授 近藤 二郎

13:25-13:50 報告⑱(PDF
エジプト、サッカラ・ネクロポリスの展開を探る─エジプト、第6次・第7次北サッカラ遺跡調査(2023)─
金沢大学教授 河合 望

13:50-14:15 報告⑲(PDF
ヘレニズム村落の構造を探る─エジプト・イドゥク湖沿岸コーム・アル=ディバーゥ遺跡の発掘調査(2023)─
早稲田大学・東日本国際大学客員教授 長谷川 奏

14:15-14:25 休憩

14:25-14:50 報告⑳(PDF
紀元前2千年紀エジプトの葬制の変遷を探る—ダハシュール北遺跡第29次調査(2023)—
東日本国際大学エジプト考古学研究所客員教授 矢澤 健

【中央アジアの調査】
14:50-15:15 報告㉑(PDF
天山山脈北麓に古代遊牧活動を探る—キルギス共和国ケゲティ渓谷の考古学調査(2023年)—
奈良文化財研究所主任研究員 山藤 正敏

15:15-15:40 報告㉒(PDF
ソグディアナの都市を探る—ウズベキスタン共和国クルドール・テパ遺跡発掘調査(2023年度)—
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター特任助教 村上 智見

15:40-15:50 休憩

15:50-16:15 報告㉓(PDF
ソグド王離宮を掘る—ウズベキスタン共和国カフィル・カラ遺跡(シャフリスタン地区)2023年度発掘調査—
国立民族学博物館准教授 寺村 裕史

16:15-16:40 報告㉔(PDF
シルクロードの国際交易都市スイヤブの成立と変遷—キルギス共和国アク・ベシム遺跡の調査(2023)—
帝京大学文化財研究所准教授 櫛原 功一

16:40 閉会の辞
16:45 閉会

【ポスター展示】(Zoomでの参加の方は、ポスター展示を見ることはできません)
ポスター①(PDF
アッシリア帝国東部辺境を掘る─イラク・クルディスタン、ヤシン・テペ考古学プロジェクト:第7次調査(2023年)─
中部大学人間力創成教育院教授 西山 伸一

ポスター②(PDF
レヴァント回廊の歴史を探る─第9次(2023年)・フェニキアの港バトルーン遺跡の発掘調査─
中部大学人間力創成教育院教授 西山 伸一

ポスター③(PDF
ヨルダン南部ジャフル盆地の遊牧化─タラアト・ウバイダ台地における銅石器〜前期青銅器時代フリント採掘坑の発掘調査(2023)─
金沢大学特任教授 藤井 純夫

ポスター④(PDF
アラビア半島の新石器化─サウジアラビア北西部、マスィユーン遺跡の第1〜3次発掘調査(2022-2023)─
金沢大学特任教授 藤井 純夫

ポスター⑤(PDF
ソグディアナの都市を探る─ウズベキスタン共和国クルゴン・テパ遺跡発掘調査(2023年度)─
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター特任助教 村上 智見

ポスター⑥(PDF
中央アジア・オアシス地帯における都市の成立・展開過程の研究—ウズベキスタン共和国ミングテパ遺跡発掘調査(2023年度)—
サマルカンド国立大学考古学学科准教授 ベグマトフ・アリシェル

ポスター⑦(PDF
中央アジアの仏教寺院を掘る(2)─キルギス共和国、アク・ベシム(スイヤブ)遺跡・大雲寺推定地北側の調査─
龍谷大学龍谷ミュージアム 准教授 岩井 俊平

ポスター⑧(PDF
原シルクロードの形成─ウズベキスタン、ダルヴェルジン遺跡(第4次)の発掘調査(2023年)─
金沢大学特任助教 久米 正吾


第13回アジア考古学合同講演会のお知らせ(2024年1月21日開催)

 コロナ禍により中止が続いていましたアジア考古学合同講演会を、4年ぶりに再開することにいたしました。また今回から、日本考古学協会が脱退することになりましたので、日本中国考古学会、東南アジア考古学会、ならびに当会による新たな体制での出発となり、本年度は当会が幹事学会を務めます。
 今回のテーマは「アジアの窯業」と題し、日常生活に欠かせない窯業生産品を、考古学の視点から多面的に探っていきます。なお、講演会は会場での対面方式のみで開催いたします。

 日常生活をする上で欠かすことのできない土器は、アジアの各地で発明され独自の発展を遂げました。特に窯を使用して器を堅く焼き締めることができるようになってからは、長持ちがする多種多様の器が大量に生産され流通しました。このような窯業生産の姿に多角的な視点から迫ります。

日時:2024年1月21日(日)13:00-16:50
会場;早稲田大学戸山キャンパス36号館581教室
主催:日本中国考古学会、東南アジア考古学会、日本西アジア考古学会
参加条件:資料代500円、事前申し込み不要

プログラム
12:30 開場
13:00-13:10 開催挨拶 三宅 裕(日本西アジア考古学会 会長)
13:10-14:10 基調講演 木立雅朗(立命館大学 教授)
        「窯の機能論-窖窯と連房式登り窯を中心に」 
14:10-14:25 休憩
14:25-15:05 講演1 徳留大輔(出光美術館 学芸員・日本中国考古学会)
        「中国の窯業-中国陶磁にみる外国の影響」 
15:05-15:45 講演2 田畑幸嗣(早稲田大学 教授・東南アジア考古学会)
        「東南アジアの窯業」
15:45-16:00 休憩
16:00-16:40 講演3 齋藤正憲(白鴎大学 准教授・日本西アジア考古学会)
        「土器づくりの中心と周縁-文化人類学的アプローチ」
16:40-16:50 閉会挨拶 小澤正人(日本中国考古学会 会長)

問い合わせ先:日本西アジア考古学会 mail office@jswaa.org

チラシのダウンロードはこちらから


第29回西アジア発掘調査報告会(2022年3月12・13日)の開催について・報告集ダウンロード

 西アジア発掘調査報告会も29回と回数を重ねてまいりましたが、今年度の発掘調査報告会は、日本学術振興会科学研究費補助金による助成事業として、報告会としては初めて東京都内以外での開催となります。今回は初めて東京を離れ、広島県広島市での開催を予定しています。

 発掘調査報告会の宣伝ページをPeatix上で公開いたしました。多くの方のお申し込みをお待ちしています。
 以下、PeatixのURLとなりますが、オンラインはPeatixにおいて、会場参加は電話・FAX・メールでの申し込みとなります。

会場イベント
https://peatix.com/event/3129145/view

オンラインイベント
https://peatix.com/event/3126169/view

(以下3月5日追記)
 開催は予定通り、広島での現地開催とZoom によるオンラインを併用したハイブリッド形式で行います。
 会員の皆様には、Peatixによるお申し込みの有無に関わらず、参加URLを来週半ば頃にお知らせすることになりました。
 なお、参加URLは会員の参加に限り配布します。会員以外の参加は必ずPeatixから申し込むようにしてください
 また、発掘調査報告集はこのページの下のほうで公開しておりますが、現地参加されなかった会員には紙版を後日送付します。

 

開催日時:2022年3月12日(土)10:40~17:05、3月13日(日)9:50~15:30
会場:広島県民文化センター(広島市中区) 収容定員最大500名
開催形態
対面形式での開催を準備していますが、コロナ禍の状況により県をまたぐ移動が制限される場合は、対面とオンライン発表の併用あるいは全面オンライン発表になる場合があります。また、いずれの場合もZoomウエビナー方式によるライブ配信を予定しています。
主催:日本西アジア考古学会
(本イベントは、令和3年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)の研究成果公開発表(B)(21HP0002)の助成を受けています。
後援(五十音順):
朝日新聞広島総局、国士舘大学イラク古代文化研究所、(公財)古代オリエント博物館、中国新聞社、(一社)日本考古学協会、(公財)平山郁夫美術館、(公財)広島観光コンベンションビューロー、(公財)広島県教育事業団、NPO法人広島文化財センター、(公財)ひろしま文化振興財団、早稲田大学エジプト学研究所
参加費:無料
定 員:500名
申込開始:2022年2月1日(火)正午12:00(この時間になるまでは申込みはできません)
申込締切:2022年3月11日(金)正午12:00(前日の正午まで)
※定員になり次第、締め切ります。

■プログラム

青字部分をクリックすると各発表のPDFが開きます
※数字はプログラムの番号です。

 目次 地図

1日目 2022年3月12日(土)
10:00~    対面開場・受付
10:20~    オンライン開場
10:40~10:50 オンライン視聴方法の説明
10:50~11:00 開会の辞  会長挨拶

特別講演
11:00~12:00 平山郁夫・シルクロード画家としての出発点―東京藝術大学トルコ・カッパドキア洞窟遺跡調査の壁画は今―
 平山郁夫美術館シルクロード特任研究員 松﨑 哲

12:00~13:00 昼食休憩(60分)

中央アジアの調査
13:00~13:25 報告① 中央アジアの新石器化―ウズベキスタン、カイナル・カマル遺跡調査(2015–2019年)―
 東京大学総合研究博物館教授 西秋良宏
13:25~13:50 報告② 中央アジア・オアシス地帯における都市の成立と展開―ウズベキスタン共和国ミングテパ遺跡発掘調査(2021年度)―
 ベルリン・ブランデンブルグ科学アカデミー研究員 ベグマトフ・アリシェル
13:50~14:15 報告③ ソグド王離宮を掘る―ウズベキスタン共和国カフィル・カラ遺跡(シャフリスタン地区)2021年度発掘調査―
 北海道大学アイヌ・先住民研究センター博士研究員 村上智見

クルディスタンとレヴァントの調査
14:15~14:40 報告④ ホモ・サピエンスの拡散・定着期における文化動態―南ヨルダン、カルハ山の旧石器遺跡調査(近年の研究成果)―
 名古屋大学博物館講師 門脇誠二

14:40~15:00 休憩(20分)

15:00~15:25 報告⑤ 肥沃な三日月地帯東部の新石器化―イラク・クルディスタン、スレマニ地域チャルモ遺跡の調査(2021)―」
 筑波大学名誉教授 常木 晃
15:25~15:50 報告⑥ レヴァント回廊の歴史を探る―第7次(2021年)・フェニキアの港バトルーン遺跡の発掘調査―
 中部大学教授 西山伸一
15:50~16:15 報告⑦ アッシリア帝国東部辺境を掘る―イラク・クルディスタン、ヤシン・テペ考古学プロジェクト:2021年度の成果―
 中部大学教授 西山伸一
16:15~16:40 報告⑧ 後期鉄器時代城塞とローマ時代ユダヤ人村落の調査―イスラエル国テル・レヘシュ第二期調査(2013~2017)―
 古代オリエント博物館研究員 津本英利
16:40~17:05 報告⑨ ウム・カイスにおけるローマ帝国からビザンツ帝国への移行(その3)―国士舘大学ヨルダン、ウム・カイス遺跡調査―
 国士舘大学イラク古代文化研究所共同研究員 松本 健

17:05 1日目終了

2日目 2022年3月13日(日)
9:30~    対面開場・受付
9:40~    オンライン開場
9:50~10:00 オンライン視聴方法の説明

アラビア半島の調査
10:00~10:25 報告⑩ アラビア半島の遊牧化―サウジアラビア北西部、ワディ・グバイ遺跡群の第6, 7次調査(2021)―
 金沢大学特任教授 藤井純夫
10:25~10:50 報告⑪ 南東アラビア山麓峡谷における人間活動を探る―オマーン、ムガーラ・アル=キャフ洞穴の発掘調査(2017-2020年)―
 東京大学総合研究博物館特任助教 三木健裕
10:50~11:15 報告⑫ ディルムンを掘る―バハレーン、ワーディー・アッ=サイル考古学プロジェクト―
 東京文化財研究所主任研究員 安倍雅史
11:15~11:40 報告⑬ 中世の港町の構造を探る―サウジアラビア・紅海沿岸ハウラー遺跡の考古学調査(2021)―
 早稲田大学総合研究機構客員教授 長谷川奏

エジプトの調査
11:40~12:05 報告⑭ 古代エジプト・クフ王第2の船発掘・保存・組み立て復原プロジェクトーエジプト・ギザ遺跡・2021年―
 東日本国際大学エジプト考古学研究所教授 黒河内宏昌

12:05~13:00 昼食休憩(55分)

13:00~13:25 報告⑮ 前1千年紀の庶民社会と採石場址―エジプト・アコリス遺跡の調査2020-2021―
 古代学協会客員研究員 辻村純代
13:25~13:50 報告⑯ ヘレニズム村落の構造を探る―エジプト・イドゥク湖沿岸コーム・アル=ディバーゥ遺跡の考古学調査(2021)―
 早稲田大学総合研究機構客員教授 長谷川 奏

13:50~14:10 休憩(20分)

アナトリアと南東ヨーロッパの調査
14:10~14:35 報告⑰ ティグリス川上流域の新石器時代―ハッサンケイフ・ホユック遺跡とウルス・ダム水没地域の調査―
 筑波大学人文社会系教授 三宅 裕
14:35~15:00 報告⑱ 中央アナトリアにおける銅石器時代解明へ向けて―キュルテペ遺跡中央トレンチ2発掘調査2021-
 ノートルダム清心女子大学教授 紺谷亮一
15:00~15:25 報告⑲ 上トラキアの青銅器時代集落を掘る―ブルガリア、デャドヴォ遺跡の調査―
 古代オリエント博物館研究員 千本真生

15:25~15:30 閉会の辞

15:30 閉会

奥付

表紙


2021年6月12日(土)開催:第4回パイオニアセミナー「私のメソポタミア考古学」

【パイオニア・セミナーについて】
日本西アジア考古学会は、2018年から、西アジアとその周辺各地で考古学研究を切り開いてきた第1世代の研究者による講演会「パイオニア・セミナー:西アジア考古学を切り開いてきた開拓者たち」を開催しています。
日本人による本格的な西アジア考古学研究は、1956年の江上波夫先生率いた東京大学イラク・イラン遺跡調査団に始まりました。65年を経た今、13を超える国々で25を超える日本の調査団が活動を行い、日本人による西アジア考古学調査は、かつてないほどの盛り上がりを見せています。しかし、その陰には、各地でフィールドを切り開いてきた先人達・開拓者達の多大なるご苦労、ご努力があったと思われます。
第4回目の今回は、日本のメソポタミア考古学の第1人者であり、長年、イラク、ヨルダンでの発掘調査や文化遺産保護に尽力されてきた松本健先生(国士舘大学名誉教授)を講師にお招きし、研究の諸成果また今までのご自身の研究の歩みに関して、お話しいただきます。

【セミナー概要】
開催日時:2021年6月12日(土)13:30~15:30
セミナーの方式:Zoom Webinar
講師・演題松本健(国士舘大学名誉教授)『私のメソポタミア考古学』
参加費無料
定 員:500名
申込開始:2021年5月1日(土) 正午12:00  (※この時間になるまでは、申込みはできません。)
申込締切:2021年6月11日(金) 正午12:00 (セミナー前日の正午まで)
※定員になり次第、締め切ります。

★本セミナーは、Zoom Webinarを使ったライブ(生放送)配信となります。事後配信はありませんのでご注意ください。

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【お申し込み方法】
こちらのページの右にある「チケットを申し込む」をクリックしてください。(5/1以前は表示されていません)

・簡単なアンケートがあります。ご協力くださいますようお願いいたします。

*申込開始前には申し込めません。
*お申し込み方法で不明な点は、「Peatix HELP:チケットを申し込む」をご確認ください。
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そのほか、不明な点は「Peatix HELP:お困りですか?」をご確認ください。
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【視聴方法】
・イベント前日の正午過ぎに、Peatixを通じて視聴URLをメールいたします。イベント当日に視聴URLにアクセスください。
※イベントに申し込んだ方しかアクセスできません。
※ 不明な点は「Peatix HELP:オンラインイベントに参加する」をご確認ください。

Peatixを通した申込以外は受け付けておりません。Peatixにご登録のうえ、Peatixサイトを通してお申込みください。
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【視聴される皆様へのお願い】
・配信内容やデータの録画・録音、配布、共有はご遠慮ください。
・取得した配信URLなどはSNS等での公開、転用をしないようお願いいたします。
・講演の終了時刻は前後する可能性があります。
・お使いの回線・機器の状況によっては、視聴中に通信状況が不安定になったり、映像等の不具合が起こったりすることもあります。 安定したインターネット環境で視聴することをおすすめいたします。
接続アクセスに関するサポートはできません。あらかじめご了解くださいますようお願い申し上げます。
・申し込み後のお問い合わせは、Peatixページ上の「主催者へ連絡」からお願いいたします。


2021年3月6日(土)開催:パイオニアセミナー

チラシ(PDF)拡大

【パイオニア・セミナー】
日本西アジア考古学会は2018年から、西アジアとその周辺各地で考古学研究を切り開いてきた第1世代の研究者による講演会「パイオニア・セミナー:西アジア考古学を切り開いてきた開拓者たち」を開催しています。日本人による本格的な西アジア考古学研究は、1956年の江上波夫先生率いる東京大学イラク・イラン遺跡調査団に始まりました。

65年を経た今、13を超える国々で25を超える日本の調査団が活動を行い、日本人による西アジア考古学調査は、かつてないほどの盛り上がりを見せています。しかし、その陰には、各地でフィールドを切り開いてきた先人達・開拓者達の多大なるご苦労、ご努力がありました。

第3回目の今回は、日本のヒッタイト研究の先駆者であり、長年、カマン・カレホユック遺跡で発掘調査を実施してきた大村幸弘先生(アナトリア考古学研究所所長)を講師にお招きし、研究の諸成果と今までのご自身の研究の歩みに関してお話しいただきます。  今回は、コロナ対策もあり、Zoomウェビナーを使ったライブ配信にてお届けします。

■開催日時:2021年3月6日(土)13:30~15:30
■参加方法:Zoomライブ配信  (※事後配信はありません)
■講師・演題
*大村幸弘(アナトリア考古学研究所所長)『トルコで一万年の歴史を掘るーアナトリア考古学研究所の活動ー』
■参加費:無料
■定 員:500名
■申込開始:2021年2月1日(月) 正午12:00  (※この時間になるまでは、申込みはできません。)
■申込締切:2021年3月5日(金) 正午12:00 (講座前日の正午まで)

お申し込みこちらから

 

お申し込み方法で不明な点は、「Peatix HELP:チケットを申し込む」をご確認ください。
そのほか、不明な点は「Peatix HELP:お困りですか?」をご確認ください。

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※令和2年度 文化庁 地域と共働した博物館創造活動支援事業


2021年1月11日開催:第5回西アジア考古学トップランナーズセミナー

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【日程】 2021年1月11日(月、祝日)13:30~15:40 (会場およびライブ配信同時)

※【お知らせ:重要】

コロナ感染が急激に拡大する状況の中、安全を最優先することを考え、
「会場参加」の方もすべて「ZOOMライブ配信」に変更させていただくことになりました。

学生会員で会場参加でお申込みいただいた方には、当日までに改めてZOOM配信の参加手順についてご連絡をいたします。大変申し訳ございませんが、ご理解いただけますと幸いです。Web環境が整わない方には、重ねてお詫び申し上げます。

すでにZOOMライブ配信にお申し込みの方は、特に変更はありません。当日をお待ちください。

お申し込みをされていない方は、まだ受付も継続しておりますので、ぜひご参加くださいますようご案内いたします。詳しくは、以下を御覧ください。

 

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【開催趣旨】
日本西アジア考古学会と古代オリエント博物館は、西アジア考古学の魅力を一般の方、また中学生や高校生、大学生などの若い世代に伝えるため、研究の第一線で活躍する考古学者との交流の場として「トップランナーズセミナー」を開催しています

第5回目となる今回は、エジプトをフィールドに活躍する馬場匡浩先生中央アジアを舞台に活躍する久米正吾先生をお招きし、ご自身の研究また研究の歩みに関して、お話しいただきます。講演後には、お二人を囲んだ座談会を予定しております。

今回は、コロナ禍もあり、池袋サンシャインシティ文化会館7階会議室で行われる講演会への参加は、学生、学生保護者、学校関係者に限定させていただきます。定員は50名です。

そのほかの皆様には、Zoomを使ったライブ配信(定員500名)にご参加いただけます。東京までは来れない学校関係者や学生さんもぜひライブ配信にご参加ください。教室などでご覧になることもできます。

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【講演内容】

馬場匡浩(早稲田大学エジプト学研究所客員主任研究員

   『エジプト考古学のリアル』

久米正吾(東京藝術大学社会連携センター特任講師)

  『東は東、西は西?-ユーラシア東西文化の出会いをめぐる考古学-』

 

【参加費】会場、オンラインいずれも無料

【参加方法】 ①②の二通りあります。※会場参加はなくなりました。すべて、ZOOMライブ配信でお申し込みください。

① 会場にて参加 (学生、学生保護者、学校関係者が対象)  

会場:池袋サンシャインシティ文化会館7階会議室

日時:2021年1月11日(月、祝日)13:30~15:40

定員:50名 ※先着申し込み順

※講演後、古代オリエント博物館の見学もできます(自由参加)。
古代オリエント博物館についてはこちら

 ※会場に参加する学生参加者には『古代オリエント博物館✕高校世界史:試験をたのしむキーワード100』をプレゼントします。学生証をご持参ください。

 

② Zoomライブ配信に参加 (どなたでも参加できます)申し込み受付中!

配信:会場で開催しているものをライブ(生放送)配信します。

日時:2021年1月11日(月、祝日)13:30~15:40

 ※ライブのみで、事後配信はありませんので、ご注意ください。

定員:500名  ※先着申し込み順

お使いの回線・機器の状況によっては、視聴中に通信状況が不安定になったり、映像等の不具合が起こったりすることもあります。 安定したインターネット環境で視聴することをおすすめいたします。

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【申込方法】事前申込制

イベント管理サービス「Peatix(ピーティックス)https://jswaa.peatix.com/」で受け付けます。

①会場参加申し込み(学生、学生保護者、学校関係者のみ)こちらから (※会場参加はありません)
②Zoom(ズーム)ライブ配信申し込みこちらから

 

申込開始:2020年12月7日(月) 正午12:00 

申込締切:2021年1月10日(日) 正午12:00 (講座前日の正午まで)

※会場参加、オンライン参加、いずれも、定員になり次第、締め切ります。

 

お申し込み方法で不明な点は、「Peatix HELP:チケットを申し込む」をご確認ください。
そのほか、不明な点は「Peatix HELP:お困りですか?」をご確認ください。

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※会場での開催については、新型コロナウィルス対策をした上での開催となります。しかし、感染状況に応じて、変更や中止の可能性もあります。変更があった場合は、お申込みいただいた方に直接ご連絡いたします。
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※令和2年度 文化庁 地域と共働した博物館創造活動支援事業


「日本西アジア考古学会」YouTubeチャンネル開設!のお知らせ

「西アジア考古学オンライン講義」を配信します!

5月14日夜に全国39県において緊急事態宣言も解除され、少しずつですが日常を取り戻しつつあります。
しかし、いまだ学会や講演会等の自粛が続いております。
一方、学会には講演会等の早期再開を望む声も多数寄せられています。

そこで、このような声に少しでもお答えするために、日本西アジア考古学会は、新たにYouTubeに「日本西アジア考古学会」チャンネルを立ち上げ、しばらくの間「西アジア考古学オンライン講義」を配信していくことにしました。

日本隊が実施する発掘調査の最新成果や、西アジア地域の最新研究動向などを日本西アジア考古学会会員が講師となって配信していく予定です。

さっそく、3月に中止となった「西アジア発掘調査報告会」にエントリーしていた方から動画が届きました。今後も追加があり次第、アップしていきます。
このような時だからこそ、皆様、ぜひゆっくりと楽しんでいただければと思います。

日本西アジア考古学会YouTubeチャンネルにいくには、こちらをクリックしてください。


2020年2月24日開催:第4回西アジア考古学トップランナーズセミナー

第4回西アジア考古学トップランナーズセミナー

PDF拡大

2月24日トップランナーズセミナーご参加予定の皆様

この度、現在の新型コロナウイルスの状況を踏まえまして、以下の通りお知らせいたします。

【開催について】
セミナーは予定通り開催する予定です(2月19日現在。中止する場合はWEB(本ページ)で連絡しますので、事前にご確認ください)。
ただし、飲食物の提供等については控えさせていただきたく、茶話会は中止とし、形式を変更して開催とさせていただきます。
博物館内でのギャラリートークも中止としますが、参加者は古代オリエント博物館の見学が入館料が半額(学生は入館料無料)となりますので、セミナー終了後、各自にてぜひご来館ください。

【セミナーについて】
・博物館入口、イベント会場入口等にアルコール消毒を準備いたしますので、お手元の消毒にご協力お願いいたします。
・当日、体調にご不安のある方はご無理なさらぬようお願い申し上げます。万が一、発熱・咳・全身痛などの症状がある場合は、ご来館の前に必ず医療機関にご連絡の上、指定された医療機関で受診されますようお願いいたします。
・学生・教育関係者の方で、上記の理由でご欠席される場合、会場にてお渡しする予定だった『キーワード100』等の資料については郵送も可能です。後日(3月4日まで)でも差し支えございませんので、日本西アジア考古学会事務局(office@jswaa.org)までご連絡ください。

    なお、当日の配布資料はありませんでした。

【茶話会参加者の皆様へ】
・茶話会の代替としまして、セミナー終了後、20〜30分程度延長して、事前にいただいた質問等についての講師の先生から応答という形にいたします。
・茶話会で質問したかったことなどがありましたら、【前日までに】メールにて事務局(office@jswaa.org)までご送付ください。その際、件名に「トップ・ランナーズセミナー質問」とし、質問事項の後に質問者の学年等を明記ください。
・時間が縮小となるため、すべての質問に答えられない場合もあります。あらかじめご了解くださいますようお願い申し上げます。

ご理解ご協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

日本西アジア考古学会事務局メールアドレス:office@jswaa.org

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【開催趣旨】
日本西アジア考古学会と古代オリエント博物館は、西アジア考古学の魅力を一般の方、また中学生や高校生、大学生などの若い世代に伝えるため、研究の第一線で活躍する考古学者との交流の場として「トップランナーズセミナー」を開催しています。
第4回目となる今回は「ヒッタイトの鉄」研究などで知られる増渕麻里耶先生と、長年、古代エジプトの葬制を研究されている和田浩一郎先生を講師にお招きし、ご自身の研究また研究の歩みに関して、お話しいただきます。

講演後には、学生参加者を対象に講師のお二人を囲んだ茶話会や博物館見学を予定しています。

【日時】2020年2月24日(月・祝日)
【会場】池袋サンシャインシティ会議室 7階
【主催】日本西アジア考古学会、古代オリエント博物館

【プログラム】

9:00 受付開始

10:00~12:00:講演会(途中休憩あり)
増渕麻里耶(京都造形芸術大学・専任講師)
「出土鉄製品からみるヒッタイト帝国崩壊後のアナトリアの姿」
和田浩一郎(國學院大學・兼任講師)
「結びの護符と葦の棺ー知られざる古代エジプトの世界ー」
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12:00~13:00頃:茶話会・博物館見学
▷学生対象に講師のお二人を囲んでの茶話会や古代オリエント博物館の見学会を予定しています。茶話会、博物館見学の参加は自由です。
(※学校教育関係者、参加学生の保護者も出席可能です。お申し込みの際に明記ください。

※上記でご連絡しました通り、茶話会は現在の新型コロナウイルスの状況を踏まえまして、形を変えての開催となります。詳しくは、上記【茶話会参加者の皆様へ】をご覧ください。

【参加費】セミナーおよび茶話会:無料

※参加者は古代オリエント博物館の見学が入館料半額となります。
(学生は入館料無料)

【特別プレゼント!】
学生参加者には『古代オリエント博物館✕高校世界史:試験をたのしむキーワード100』をプレゼントします。学生証をご持参ください。

※『古代オリエント博物館✕高校世界史:試験をたのしむキーワード100』の教材としてのご活用を希望される学校教育関係者の方はお申込みの際におしらせください。

【定員・参加資格】
※定員:お申し込み先着130名 (定員になり次第、締め切ります。)
※一般の方も参加できますが、学生対象のセミナーのため、学生を優先して受付します。ご理解くださいますようお願いいたします。

【申込方法】事前申込制

申込締切日:2020年2月21日(金)  (定員になり次第、締め切ります。)

お申し込み先:日本西アジア考古学会
メール:office@jswaa.org
FAX:029-853-4432
※件名に「2020年トップランナーズセミナー申込」と明記し、
①氏名(ふりがな)
②連絡先(メールアドレスかFax)
③学年(学生の場合のみ)
④茶話会出欠(学生・学校教育関係者・参加学生保護者のみ出席可)
をお知らせください。

※お電話でのお申込み・お問合せは受け付けていません。

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※平成31年度文化庁 博物館クラスター形成支援事業


2020年2月1日(土),2日(日)開催:公開シンポジウム「気候変動と古代西アジア-古気候から探る文化・文明の興亡」

公開シンポジウム「気候変動と古代西アジア-古気候から探る文化・文明の興亡」

PDF(プログラム・アクセス)

日本西アジア考古学会は、最新の研究成果を社会に発信することを目的に、さまざまな公開シンポジウムを主催してきました。今年度は、日本学術振興会科学研究費の助成を受け「気候変動と古代西アジア」をテーマにシンポジウムを行います。

【開催趣旨】
近年、西アジアでは、古環境に関するさまざまなデータが蓄積し、髙い精度で過去の気候変動が復元されています。この結果、過去の気候変動が古代西アジアに大きな影響を与えてきたことが明らかになってきています。本シンポジウムでは、著名な古環境学者である大河内直彦先生と中川毅先生による基調講演のほか、「人類進化と気候変動」、「農耕の起源・拡散と気候変動」、「気候変動と古代文明」の3つのセッションを設け、気候変動が古代西アジアに与えた影響を二日間にわたって議論します。

【日 時】2020年2月1日(土)、2日(日)

【会 場】東京文化財研究所地下一階セミナー室

【参加費】 参加費無料、事前申し込み不要

【主 催】日本西アジア考古学会
【後 援】東京文化財研究所

【プログラム】(都合により変更する場合もあります。)

2月1日(土)

13:00-13:10 開催の挨拶

基調講演

13:10-14:10 「同位体で解く生態系」大河内直彦(海洋研究開発機構)

14:10-14:30 休憩

人類進化と気候変動

14:30-15:00「ネアンデルタール人の西アジアへの拡散と気候変動」西秋良宏(東京大学)

15:00-15:30「レヴァント内陸の乾燥地帯における旧石器人の適応行動と文化変遷」門脇誠二(名古屋大学)

農耕の起源・拡散と気候変動

15:30-16:00「初期農耕社会と気候変動のインパクト」前田修(筑波大学)

16:00-16:30「西アジアからヨーロッパへの農耕の拡散と気候変動」千本真生(筑波大学)

16:30-16:50 休憩

16:50-17:30 オープン・ディスカッション(司会:馬場匡浩)

17:30-17:40 閉会のあいさつ

2月2日(日)

13:00-13:10 開会挨拶

基調講演

13:10-14:10 「暴れる気候と暴れない気候:平穏な暮らしがもたらしたもの」中川毅(立命館大学)

14:10-14:30 休憩

気候変動と古代文明

14:30-15:00 「気候変動とエジプト文明」馬場匡浩(早稲田大学・エジプト学研究所)

15:00-15:30 「前期青銅器時代のメソポタミアと4.2kaイベント」下釜和也(古代オリエント博物館)

15:30-16:00 「南レヴァントから見た3.2kaイベントと古代東地中海世界の大転換期」小野塚拓造(東京国立博物館)

16:00-16:30 「ヒッタイト帝国の興亡と紀元前1200年前後の気候変動」津本英利(古代オリエント博物館)

16:30-16:50 休憩

16:50-17:30 オープン・ディスカッション(前田修)

17:30-17:40 閉会のあいさつ


2020年1月11日(土)開催:第13回アジア考古四学会合同講演会

毎年恒例のアジア考古学4学会(日本考古学協会、日本中国考古学会、東南アジア考古学会、日本西アジア考古学会)が1月11日に開催されます。
詳しいプログラム・会場アクセスはこちら

■2020年1月11日(土)第13回アジア考古四学会合同講演会

時間:13:00〜16:50

会場:早稲田大学戸山キャンパス

講師・演題
月本昭男(古代オリエント博物館館長)「祈りの現象学ー西アジアの事例からー」
笹生 衛(國學院大學教授)「古代日本の神観と祭祀遺跡・自然環境」
佐川正敏(東北学院大学教授)「東アジアにおける古代仏教寺院研究の考古学的新展開」
丸井雅子(上智大学教授)アンコールにおける祈りの空間ー”遺跡”の昔・今ー」


2019年12月14日(土)開催:第2回「パイオニア・セミナー:西アジア考古学を切り開いてきた開拓者たち」

日本西アジア考古学会は、昨年度から、西アジア、エジプトおよびその周辺の各地で考古学研究を切り開いてきた第1世代の研究者による講演会「パイオニア・セミナー:西アジア考古学を切り開いてきた開拓者たち」を開催しています。

日本人による本格的な西アジア考古学研究は、1956年の江上波夫先生率いた東京大学イラク・イラン遺跡調査団に始まりました。60年を経た今、13を超える国々で25を超える日本の調査団が活動を行い、日本人による西アジア考古学調査は、かつてないほどの盛り上がりを見せています。しかし、その陰には、各地でフィールドを切り開いてきた先人達・開拓者達の多大なるご苦労、ご努力があったと思われます。

第2回目の今回は、日本のエジプト考古学の先駆者であり、長年、エジプト考古学研究を牽引する吉村作治先生(東日本国際大学・学長)を講師にお招きし、研究の諸成果また今までのご自身の研究の歩みに関して、お話しいただきます。

PDF

日程:2019年12月14日(土)13:00~14:00
会場:池袋サンシャインシティ文化会館会議室(部屋番号等は参加者への連絡に明記します)。

主催:日本西アジア考古学会、古代オリエント博物館

講師:吉村作治(東日本国際大学・学長)

題名:「エジプト発掘50年」

参加費:無料

 

事前申込み制:定員150名(先着順。定員になり次第申込みを締め切ります)。
※定員になりましたので、申込みを締め切りました。多くのお申し込み有難うございました。

申込み期限:2019年12月10日(火)

申込方法:メールでお申し込みください。メールの無い方はFAXでも構いません。

※電話での受付はしていません。

件名に「パイオニアセミナー参加申込」と明記し、以下の(1)(2)、会員の方は(3)をご記入の上、下記申込み先にお申し込みください。

(1)氏名(ふりがな)

(2)連絡先のメールアドレス(FAXの方はFAX番号。折返しのFAX番号をお持ちでない方は住所をお書きください。)

※講演会申込受付をお知らせするものです。受講可能の方には部屋番号をお知らせしますので、アドレス、番号はお間違いのないようにお願いいたします。

(3)日本西アジア考古学会の会員、または古代オリエント博物館の会員の方はお知らせください。

※会員でない方も参加できます。お誘いのうえ、お申し込みください。

※当日の参加者は古代オリエント博物館の入館料が半額になります。

 

申込先およびお問い合わせ先:日本西アジア考古学会  

メール:office@jswaa.org  FAX: 029-853-4432

 


2019年2月17日(日)開催:西アジア考古学トップランナーズセミナー

第3回トップランナーズセミナーのお知らせ

日 程2019年2月17日(日))13:30~17:00
会 場:池袋サンシャインシティ文化会館7階会議室704/705

【開催趣旨】
日本西アジア考古学会と古代オリエント博物館は、西アジア考古学の魅力を一般の方、また中学生や高校生、大学生などの若い世代に伝えるため、研究の第一線で活躍する考古学者との交流の場として、「トップランナーズセミナー」を開催いたします。
第3回となる今回は、インダス文明をはじめ南アジア考古学の研究者として知られる上杉彰紀先生と、近年、バハレーンなどをフィールドに活躍する安倍雅史先生を講師に招き、ご自身の研究また研究の歩みに関して、お話しいただきます。
講演後には、参加者を対象に講師のお2人を囲んだ茶話会や古代オリエント博物館の見学会を予定しています。

PDF

*一般の方も参加できます。

【セミナープログラム】  セミナーは無料です。
13:30〜15:50 講演(途中休憩あり)

上杉 彰紀(関西大学・非常勤講師/金沢大学国際文化資源学研究センター・客員准教授)
『考古学からみたインド世界』

安倍 雅史(東京文化財研究所・研究員)
『ディルムン-メソポタミアとインダスを結んだ海洋文明』

16:00〜17:00 茶話会・博物館見学
▶セミナー終了後、参加者を対象に講師のお2人を囲んだ茶話会や古代オリエント博物館の見学会を予定しています。茶話会、博物館見学の参加は自由です。

【参加費】
セミナー無料
茶話会:無料
博物館見学:学生入館料無料、その他の方(入館料半額)

【特別プレゼント!】  
学生参加者には『古代オリエント博物館✕高校世界史:試験をたのしむキーワード100』をプレゼントします。学生証をご持参ください。

※『古代オリエント博物館✕高校世界史:試験をたのしむキーワード100』の教材としてのご活用を希望される学校教育関係者の方はお申込みの際におしらせください。

事前申込制。
お申し込み先:日本西アジア考古学会   
メール:office@jswaa.org
FAX:029-853-4432
※件名に「トップランナーズセミナー申込」と明記し、①氏名 ②連絡先(メールアドレスかFax) ③学年(学生の場合のみ)をお知らせください。
※お電話でのお申込み・お問合せは受け付けていません。

※平成30年度文化庁地域と共働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業