日本西アジア考古学会第26回総会・大会(2021年7月3日・4日)の開催について
薫風の候、皆様には益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
日本西アジア考古学会第26回(2021年度)総会・大会を、国士舘大学イラク古代文化研究所が主体となり、別記の要領でオンライン方式にて開催することになりました。総会・大会を国士舘大学が主体となって開催するのは2010年の第15回以来、およそ10年ぶりとなります。
第26回総会は会員以外の出席はできませんが、大会研究発表は多くの皆様にご参加いただきたく一般公開をしております。また、1日目にはシュメール初期王朝時代をテーマとする特別講演会を設けており、こちらも一般の方にも公開しております。
非会員の参加にあたっては参加費500円を申し受けます。
参加申し込み方法等の詳細につきましては、以下の要項をご参照ください。
日本西アジア考古学会 第26回総会・大会開催要項
■開催日:2021年7月3日(土)・4日(日)
■拠点会場:国士舘大学イラク古代文化研究所(国士舘大学鶴川キャンパス)からのオンライン配信
■お申し込み方法 :
▶学会員の方:
別途、学会のメール等にて近日中に大会参加URLをご連絡いたします。総会出席URLは大会参加URLとは別となり、こちらはご案内の葉書に出席と返信された方のみに配布します。欠席の場合は、必ず返信葉書の委任状欄にご記入の上、ご返送ください。
▶非会員の方:
大会研究発表および特別講演会は非会員の一般の方も聴講できます。
参加費(非会員):500円
自動申し込み受付システムPeatix(ピーティックス)にて受付を致します。下記のアドレスにアクセスいただき、手続きを行ってください。
大会聴講チケット申込(非会員の方)(Peatixサイトにいきます)
- 申込締切:7月2日正午
※お申し込みは、必ずお一人ずつ行ってください。
- ※学会員の方は、Peatixで申し込みいただく必要はございません。
非会員の方の大会の参加方法:
Peatixに参加登録された方には、Zoomウエビナー方式によるミーティングのURLを開催数日前に配布します。
※申込者以外に参加URLを再配布することは厳禁とします。
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【大会要旨集】
以下のリンクよりPDFをダウンロードしてご利用ください。
日本西アジア考古学会 第26回大会要旨集 ダウンロード(4Mb)
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■プログラム
7月3日(土)(第 1 日目)
12:45 入室開始
13:00-13:05 参加ルールの説明 実行委員会
13:05-13:15 開催挨拶 会長 西秋良宏
公開講演会
13:15-14:15 講演1 前川和也「シュメール初期王朝期の農業事情」
14:15-14:25 休憩(10 分)
14:25-15:25 講演2 ハイダル・アルマモリ「The Excavation activity projects in southern Iraq, after 2003」※英語・通訳なし
15:25-15:35 休憩(10 分)
研究発表1
15:35-15:55 発表1 西山伸一「バスタブ型棺とアッシリア:エリート層埋葬形態の地域差に関する考察」
15:55-16:15 発表2 常木麻衣「アナトリアにおける錫と銅の供給源について」
16:15-16:35 発表3 松本 健「1988・2000・2001 年のキシュ発掘調査を顧みて」
16:35-16:55 発表4 神田翔太郎「前期青銅器時代におけるディヤラ川流域とイラン南西部の赤色彩文土器の関係について」
16:55 閉会
7月4日(日)(第2日目)
9:45 入室開始
10:00-10:05 参加ルールの説明 実行委員会
研究発表2
10:05-10:25 発表5 宮田佳樹「ダルヴェルジン遺跡出土土器の脂質分析-フェルガナ地域での初期雑穀農耕-」
10:25-10:45 発表6 足立拓朗「青銅製棒状槍先の型式編年について」
10:45-11:05 発表7 安倍雅史、ホセイン・アジジ・ハラナギ「カビール砂漠を超えたウルク文化:東部イラン、南ホラーサーン州カレ・クブ遺跡出土の物質文化の研究」
11:05-11:25 発表8 小泉龍人、小島 均、曽我部雄二、インゴルフ・チューセン「トルコ・シリア出土ウバイド土器の胎土・彩文の比較分析と予備考察」
11:25-11:45 発表9 三木健裕、レナード・シェーンベルク、モハンマド・ホセイン・アジジ・ハラナギ「ラハマタバード遺跡出土土器の研究:空間利用の変化と土器変化の関係について」
11:45-12:00 第 3 回 日本西アジア考古学会奨励賞 授与式
12:00-13:00 昼食休憩(60 分)
13:00-14:00 第 26 回総会(学会員のみ参加できます)
14:00-14:10 休憩(10 分)
14:10-14:15 参加ルールの説明 実行委員会
研究発表3
14:15-14:35 発表 10 千本真生「黒海北西岸域における後期銅石器時代土器の地域性と系統関係」
14:35-14:55 発表 11 藤井純夫「「擬集落」現象-レヴァント南部における初期遊牧化過程-」
14:55-15:15 発表 12 石田温美「ハッサンケイフ・ホユック遺跡出土製粉具の使用痕分析」
15:15-15:35 発表 13 三宅 裕「西アジアにおける複雑な狩猟採集民社会」
15:35-15:45 休憩(10 分)
研究発表4
15:45-16:05 発表 14 山藤正敏、ユーヴァル・イェクティエリ、サミュエル・アトキンス、黒沼 太一「南レヴァントにおけるエジプト系居留地の形成-テル・エラニ出土土器の試験的定量分析から-」
16:05-16:25 発表 15 竹野内恵太、山花京子「エジプト先王朝時代の精製土器製作技法の再構築-産業用 X 線 CT スキャンを用いた完形土器の非破壊分析-」
16:25-16:45 発表 16 山花京子「古代エジプトのファイアンス製作技法の解明-浸灰技法-」
16:45-17:05 発表 17 坂本 翼「ジェベル・ウンム・マリーヒ遺跡の首長墓」
17:05-17:15 閉会挨拶 実行委員長 小口裕通
17:15 閉会