2017 年6月17日(土)開催:石器技術研究会公開シンポジウム 「日本列島と西アジア」
公開シンポジウム
石器技術研究会「日本列島と西アジア」
日程:2017 年6月17日(土)13:00-16:30
会場:JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク2階 ACADEMIA
www.intermediatheque.jp
趣旨:
最古の石器が作られた二百数十万年前以来、あるいはそれ以前から現代にいたるまで、石器はヒトの技術、行動の進化を語りうる格好の考古学資料であり続けています。本シンポジウムでは、日本列島と西アジアの石器研究者が集い、ネアンデルタール人とホモ・サピエンスの交替があった旧石器時代から古代文明が開化した青銅器時代にいたるまで、石器研究が明かす人類史の諸相について議論します。
プログラム:
13:00 -13:10 趣旨説明
13:10-13:35 佐藤宏之(東京大)日本列島の中期 / 後期旧石器時代移行期
13:35-14:00 鈴木美保(東京大)下原・富士見町遺跡出土の「類上ゲ屋型彫器」
14:00-14:25 長井謙治(東北芸工大)石器製作と技能研究の展望 ルヴァロワと押圧細石刃核
14:25-14:45 休憩
14:45-15:10 門脇誠二(名古屋大)レヴァント地方上部旧石器時代初頭の石器技術
15:10-15:35 常木 晃(筑波大)新石器時代の石刃製作者の墓
15:35-16:00 西秋良宏(東京大)北メソポタミア青銅器時代の剥片剥離技術
16:00-16:30 総合討論*
*終了後17:00から懇親会をかねて大沼克彦国士舘大学名誉教授の古稀祝賀会をおこないます。
懇親会にご参加をご希望の場合、6月14日(水)までに下記のお問い合わせ先までお申し込みください。
会費は一般:6000円、学生:4000円になります。懇親会場はJPタワー内を予定しております。
お問い合わせ:
鈴木美保 東京大学総合研究博物館 comet35mst@jcom.zaq.ne.jp
久米正吾 東京芸術大学社会連携センター kume.shogo@pc.geidai.ac.jp
2017年4月27日開催:東京藝術大学社会連携センター:キックオフミーティング「アジア文化遺産の保護、記録、活用に向けた今後の課題」
平成29年度日本ユネスコ国内委員会政府開発援助ユネスコ活動費補助金プロジェクト・キックオフミーティング
「アジア文化遺産の保護、記録、活用に向けた今後の課題」
趣 旨:
東京藝術大学社会連携センターユーラシア文化交流センタープロジェクトでは、京都大学井手研究室の協力を得て、平成29年度日本ユネスコ国内委員会政府開発援助ユネスコ活動費補助金に採択されました。このプロジェクトを開始するにあたって、これまで東京藝術大学が実施してきたアフガニスタン文化財の保存修復と若手修復専門家の人材育成、芸術家の感性とデジタル技術の融合がもたらす制作者の精神性と意図までをも再現するクローン文化財技術とそれを用いた文化財の維持継承・活用の新たな試み、あるいは京都大学が独自に開発した高精細スキャナーを用いた文化財のデジダルアーカイヴ化による半永久的な保存と文化財の製作技法・材料分析へのデジタル資料の応用など、これまで両大学が進めてきた先端的な文化財の維持継承に向けた取り組みをご紹介します。また、これまでの両大学の活動を振り返りつつ、アフガニスタン、ミャンマー、イランなどアジア各地の文化遺産の保護、記録、活用に向けた新たなアプローチを模索したいと思います。
日 時: 2017年4月27日(木)14:00~17:00(開場:13:30)
場 所: 東京藝術大学アーツ&サイエンスラボ4階球形ホール http://www.geidai.ac.jp/access/ueno
プログラム:
14:00~14:10 開会あいさつ
14:10~14:25「アフガニスタン、メス・アイナク遺跡映像報告」 井上隆史(東京藝術大学)
14:25~14:45「アフガニスタン、メス・アイナク遺跡出土塑像などの保存修復及び人材育成」 青木繁夫(東京藝術大学)
14:45~15:05「東京藝術大学によるクローン文化財制作」 三橋一弘(東京藝術大学)
15:05~15:15 休憩
15:15~15:45「デモンストレーション:先端イメージング技術と文化財」 奥村幸司(株式会社サビア)
15:45~16:05「ミャンマーの文化遺産保護のためのこれまでの取組みと課題」 赤坂輝実(京都大学)
16:05~16:15 休憩
16:15~16:35「イランにおける文化遺産保護のための今後の活動展開」 井手亜里(京都大学)
16:35~16:50 総合討論
16:50~17:00 閉会あいさつ
主 催:
平成29年度日本ユネスコ国内委員会政府開発援助ユネスコ活動費補助金プロジェクト「ユーラシア文化遺産を未来へ繋げる次世代人材の育成」(代表:宮廻正明)
共 催:
平成29年度国際交流基金アジアセンターアジア・文化創造協働助成プロジェクト「東京藝術大学シルクロード特別企画展」(代表:東京藝術大学シルクロード特別企画展実行委員会)
2016年度住友財団海外の文化財維持・修復事業助成プロジェクト「アフガニスタン「メス・アイナク」仏教遺跡出土塑像などの保存修復」(代表:宮廻正明)
平成27~29年度文化庁文化遺産国際拠点交流事業「ミャンマー連邦共和国の文化遺産保護に関する拠点交流事業」(代表:井手亜里)
お問い合わせ:
久米 正吾(くめ しょうご)
東京藝術大学社会連携センター(ユーラシア文化交流センタープロジェクト)
〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8 電話: 050-5525-2029 Fax: 03-5685-7814
E-Mail: kume.shogo@pc.geidai.ac.jp
2017年4月22、23日開催研究会:エジプト・アコリス遺跡考古学調査団/名古屋大学文学研究科附属人類文化遺産テクスト学研究センター「古代エジプトにおける在地社会とネットワーク-アコリス考古学プロジェクト2017-」
このたび、エジプト・アコリス遺跡考古学調査団では、名古屋大学文学研究科附属人類文化遺産テクスト学研究センターと共催で、2017年4月22日(土)、23日(日)に『古代エジプトにおける在地社会とネットワーク-アコリス考古学プロジェクト2017-』と題した研究会を開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。
■『古代エジプトにおける在地社会とネットワーク-アコリス考古学プロジェクト2017-』
■日時:2017年4月22日(土)、23日(日)
(1日目:22日(土)、13時~; 2日目:23日(日)、10時~13時頃)
■場所:名古屋大学東山キャンパス 文学部棟127号講義室
■主催:アコリス遺跡考古学調査団、名古屋大学文学研究科附属人類文化遺産テクスト学研究センター
■会場設営・配布資料等の準備のため、参加される方は事前にご連絡いただけると幸いですが、当日、直接会場にお越しいただいても構いません。参加費は無料です。
<<プログラム>>
■4月22日(土)(1日目)
13:00 開会の辞 周藤芳幸
13:10-13:40
「西洋古代史研究とネットワーク理論」竹尾美里
13:40-14:10
「アマルナ出土のミケーネ土器とネットワーク」平野みか
14:10-14:40
「前3世紀のファイユームにおける「村の書記」とそのネットワーク:アノシスの場合」菊地のどか
14:40-15:10
「プトレマイオス朝期エジプトの嘆願と紛争処理」石田真衣
【休憩15:10-15:30】
15:30-16:00
「アコリスの石切場調査と第一アナスタシ・パピルス」西本真一
16:00-16:30
「王朝時代の集落内埋葬について」和田浩一郎
16:30-17:00
「サンダルからクツへ:皮革製履物の形態変化と外国の影響」花坂哲
17:00-17:45 総合討論
■4月23日(日)(2日目)
10:00 開会
10:10-10:40
「南区の墓地構造」辻村純代
10:40-11:10
「南区遺構出土土器の検討」水戸部秀樹
11:10-11:40
「写真計測と3D変換」川崎幸一郎
11:40-12:30
「2016シーズン南区調査」川西宏幸
■4月22日(土)18:30より懇親会を開催いたします。
懇親会への参加希望者は、4月19日(水)までにご連絡ください。
(懇親会費は5000円です。詳細者は参加者に追ってご連絡いたします)
<問い合わせ先>
花坂哲(ハナサカテツ)
tetsuhanasaka@hotmail.com
TEL: 090-9100-1776
2017年4月22日開催:古代オリエント博物館講演会「エマル文書と捺印」
古代オリエント博物館講演会のお知らせ
『エマル文書と捺印』
現在開催中のクローズアップ展「粘土板と印章―紀元前13世紀ユーフラテス川沿いのエマル市」 にちなんだ講演会です。
ユーフラテス川中流域にある古代エマルの遺跡から出土したとみられる50余点の粘土板文書 ー そのほとんどが前13世紀頃の契約書で、小さな楔形文字といっしょに様々なタイプの印章が捺されています。
本講演会では、楔形文字の解読と印章の図柄や使われ方から明らかになった当時の印章事情や社会の実態を紹介します。
日時
2017年 4月 22日(土) 14:30~16:50 (途中20分の休憩があります)
事前申込不要。当日直接会場までお越しください。
場所
池袋サンシャインシティ ワールドインポートマート5階 コンファレンスルームRoom14
講師
14:30〜15:30 月本昭男(古代オリエント博物館館長・上智大学特任教授)
15:50〜16:50 石田恵子(古代オリエント博物館研究員)
参加費500円
(古代オリエント博物館友の会会員は会員証提示で無料)
詳しくは
http://aom-tokyo.com/event/170422.html
■クローズアップ展 「粘土板と印章―紀元前13世紀ユーフラテス川沿いのエマル市」
2017年 4月 1日(土)~ 5月 28日(日)
詳しくはこちら
2017年4月22日開催:ユーラシア考古学勉強会例会
ユーラシア考古学勉強会例会のお知らせ
2015年から関西在住の若手研究者・学生を中心に、広くユーラシア各地の考古学を学ぶ勉強会を開催してきました。活動の幅をさらに広げることを目的としまして、この4月から例会のご案内をさしあげることといたしました。
この4月の例会では、大手前大学史学研究所の魚津知克さんにミャンマーでの調査についてご発表いただきます。みなさま奮ってご参加くださいますようよろしくお願い申し上げます。
世話人:上杉彰紀・岩井俊平
お問い合わせ先:southasia.ua@gmail.com(上杉彰紀)
日時:2017年4月22日(土)16:00~18:00
場所:龍谷ミュージアム 101講義室
(京都市下京区堀川通正面下る 西本願寺前 Tel. 075-351-2592)
発表者・論題:
魚津知克さん(大手前大学史学研究所)「(仮題)ミャンマー考古学 最近の調査研究見聞録」
2017年4/21, 5/19, 6/9, 7/13開催ミニ講座:国士舘大学イラク古代文化研究所「メソポタミア文明を学ぼう!—調査員が語るイラクでの発掘成果—」(全4回)
イラク古代文化研究所創設40 周年を記念して開催される企画展「メソポタミア文明を探る−イラク古代文化研究所の発掘成果(1)−」にちなんだミニ講座です。
ミニ講座「メソポタミア文明を学ぼう!—調査員が語るイラクでの発掘成果—」(全4回)
会 場:地域交流文化センター1F 講義室 3AB
参加費:無料
*事前申込不要 各先着20 名
【第1回】2017年4月21日(金) 14:00−15:30
「メソポタミア文明の曙- 新石器時代( テル・ソンゴル遺跡を中心として)-」
松本 健 ( 国士舘大学イラク古代文化研究所 教授)
【第2回】2017年5月19日(金) 14:00−15:30
「人類最古の文明の誕生- 初期王朝時代
(テル・グッバ遺跡とキシュ遺跡を中心として)-」
松本 健(国士舘大学イラク古代文化研究所 教授)
【第3回】2017年6月9日(金) 14:40−16:10
「メソポタミアの建築」
岡田保良 (国士舘大学イラク古代文化研究所 所長)
【第4回】 2017年7月13日(木) 14:00−15:30
「バビロンの王ハンムラビの治世とその領土
−ユーフラテス川中流域、オウシーヤ遺跡からの考察−」
小口和美(国士舘大学イラク古代文化研究所 教授)
企画展名:メソポタミア文明を探る−イラク古代文化研究所の発掘成果(1)−
会 期:2017年4月10日(月)〜7月28日(金)午前10時 〜 午後4時
入場無料
詳しくはこちらをご覧下さい。
2017年4月10日〜7月28日展示:国士舘大学イラク古代文化研究所「メソポタミア文明を探る−イラク古代文化研究所の発掘成果(1)−」
イラク古代文化研究所創設40 周年を記念しまして、「メソポタミア文明を探る−イラク古代文化研究所の発掘成果(1)−」を開催致します。
今回の展示では、イラク・ディヤラ川中流域のハムリン遺跡群、ユーフラテス河中流域のハディーサ遺跡群、バビロンの東に位置するメソポタミアの古代都市キシュ遺跡を皆様に紹介いたします。実際にこれらの遺跡から出土した土器片や建築材をはじめとし、楕円形のプランをもつテル・グッバ遺跡(ハムリン遺跡群)の50 分の1 の精巧な模型を御覧いただけます。
また、特別イベントとしてミニ講座(全4回)も企画しておりますので、ご興味がございましたら是非とも足をお運びください。皆さまのご来訪心よりお待ち申し上げております。
企画展名:メソポタミア文明を探る−イラク古代文化研究所の発掘成果(1)−
会 期:2017年4月10日(月)〜7月28日(金)午前10時 〜 午後4時
入場無料
会 場:国士舘大学イラク古代文化研究所展示室
〒154-0022 世田谷区梅丘2-8-17 国士舘大学地域交流文化センター2階
閉 室:土・日・祝日
※ただし、5/21(日)、6/11(日)、7/16(日)はオープン致します。
主 催:国士舘大学イラク古代文化研究所・「国士舘大学文化遺産研究プロジェクト」
お問い合わせ:国士舘大学イラク古代文化研究所 展示室
Tel 03-5451-1926 Fax 03-5451-1927
ミニ講座「メソポタミア文明を学ぼう!—調査員が語るイラクでの発掘成果—」(全4回)
会 場:地域交流文化センター1F 講義室 3AB
参加費:無料
*事前申込不要 各先着20 名
【第1回】2017年4月21日(金) 14:00−15:30
「メソポタミア文明の曙- 新石器時代( テル・ソンゴル遺跡を中心として)-」
松本 健 ( 国士舘大学イラク古代文化研究所 教授)
【第2回】2017年5月19日(金) 14:00−15:30
「人類最古の文明の誕生- 初期王朝時代
(テル・グッバ遺跡とキシュ遺跡を中心として)-」
松本 健(国士舘大学イラク古代文化研究所 教授)
【第3回】2017年6月9日(金) 14:40−16:10
「メソポタミアの建築」
岡田保良 (国士舘大学イラク古代文化研究所 所長)
【第4回】 2017年7月13日(木) 14:00−15:30
「バビロンの王ハンムラビの治世とその領土
−ユーフラテス川中流域、オウシーヤ遺跡からの考察−」
小口和美(国士舘大学イラク古代文化研究所 教授)
2017年3月29日開催:東京文化財研究所文化遺産国際協力センター「イラン文化遺産セミナー」
イラン文化遺産セミナーのご案内
イラン・イスラム共和国は、アケメネス朝ペルシアの王都であったパサルガダエやペルセポリス、その繁栄ぶりから「世界の半分」と称賛されたイスファハーンなど、世界有数の文化遺産を有しています。
このたびイラン・イスラム共和国から、モハンマド・ハッサン・タレビアーン博士(イラン文化遺産手工芸観光庁副長官)およびモハンマド・ベヘシュティ・シラージー博士(文化遺産観光研究所所長)を日本にお招きし、イラン文化遺産セミナーを実施することになりました。お二人には、イランの文化遺産またイラン国内における文化遺産保護に関してご講演いただきます。
日時:2017年3月29日(水)13:00~17:00
主催:東京文化財研究所文化遺産国際協力センター
会場:東京文化財研究所地下1階会議室
(会場へのアクセスは以下のホームページをご覧ください。)
http://www.tobunken.go.jp/index_j.html
入場無料・申込不要・ペルシア語⇔日本語通訳あり
懇親会:17時から所内にて懇親会を用意しております。懇親会は当日受付、ノンアルコールの懇親会となっております。
プログラム:
イラン人講演者
モハンマド・ハッサン・タレビアーン博士(イラン文化遺産手工芸観光庁副長官)
モハンマド・ベヘシュティ・シラージー博士(文化遺産観光研究所所長)
日本人講演者
大津忠彦(筑紫女子学園大学)
「日本人研究者から見たイラン考古学の魅力」
岡田保良(国士舘大学)
「イランの建築遺産、そのとらえ方」
お問い合わせ先:東京文化財研究所 文化遺産国際協力センター 研究員 安倍雅史
メール:abe05@tobunken.go.jp
2017年3月18日開催:早稲田大学西アジア考古学勉強会 創設25周年記念シンポジウム
早稲田大学西アジア考古学勉強会 創設25周年記念シンポジウム
考古学から捉える社会変化 —モノづくりと専業化—
主催:早稲田大学西アジア考古学勉強会
共催:早稲田大学総合人文科学研究センター 研究部門「社会の複雑化・階層化の史的パースぺクティブ」
後援:日本西アジア考古学会、早稲田大学高等研究所、早稲田大学考古学会
早稲田大学西アジア考古学勉強会は、おもに西アジア・エジプトと隣接地域の考古学に取り組む学部生・大学院生・卒業生などからなる集いです。弊会はテーマ発表をはじめとして、卒論・修論の中間発表や学会研究発表の予行演習の場として機能してきました。学会ほど堅苦しくなく、適度な緊張感もある自主ゼミとして、1991年に立ち上がってから25周年を迎えることとなりました。
このたび、四半世紀にわたり積み重ねられてきた活動と仲間のつながりをもとに、表記のミニシンポジウムを開催することになりました。関心度の高い「モノづくり」と「専業化」をより深く掘り下げていくことを目指しています。西アジアをフィールドとする考古学関係者に留まらず、地域・分野を越えて広くご周知いただければ嬉しく存じます。
日時: 2017年3月18日(土)13:00〜18:00
会場: 早稲田大学戸山キャンパス36号館6階681教室
対象: 一般・学生・研究者
参加条件:参加費・資料代無料、申し込み不要
◇プログラム◇
12:30〜 開場
司会:山田 綾乃(早稲田大学)
13:00〜13:10 開会挨拶・趣旨説明 小泉龍人(東京大学)
13:10〜13:40「中央アナトリアの専業化とろくろ製土器の化学的研究」 高橋友里恵(東京理科大学)・常木麻衣(国士舘大学)
13:40〜14:10「南レヴァント最初期都市社会の形成と専業的生産」 山藤正敏(奈良文化財研究所)
14:10〜14:40「ファラオ・ブランド」の誕生とエジプトの国家形成—石製容器生産システムの検討から—」 竹野内恵太(早稲田大学)・長屋憲慶(金沢大学)
14:40〜15:10「メソポタミアにおける都市と専業化」 小泉龍人(東京大学)
<休憩 15:10〜15:25>
15:25〜15:55「冶金関連遺跡からみた中央アジア北部における専業の初現と度合い」 荒友里子(愛媛大学)
15:55〜16:25「ディルムンの起源と専業化の発展」 安倍雅史(東京文化財研究所)
16:25〜16:55「モノづくりと専業化:インダス文明の事例」 遠藤 仁(秋田大学)
16:55〜17:45 ディスカッション
コメンテーター:馬場匡浩(早稲田大学)、下釜和也(古代オリエント博物館)
17:45〜17:50 閉会挨拶 近藤二郎(早稲田大学)
※当日、プログラムが一部変更となることもございます。
【問い合わせ先】早稲田大学西アジア考古学勉強会 seminar.westasian.archaeology@gmail.com
早稲田大学総合人文科学研究センター
〒162-8644 東京都新宿区戸山1-24-1 TEL: 03-5286-9772
【会場へのアクセス】早稲田大学戸山キャンパス
・JR山手線 高田馬場駅から徒歩20分
・西武新宿線 高田馬場駅から徒歩20分
・地下鉄東京メトロ東西線 早稲田駅から徒歩3分
・副都心線 西早稲田駅から徒歩12分
2017年3月24日開催:文化遺産国際協力コンソーシアム「世界情勢と文化遺産保護の未来」
第20回文化遺産国際協力コンソーシアム研究会
「世界情勢と文化遺産保護の未来」
●開催趣旨 文化遺産国際協力コンソーシアムでは、年に1回「文化遺産保護の国際動向」をテーマとして、文化遺産保護に関わる最新情報を共有する研究会を開催している。今回は基調講演として国際政治学者の高橋和夫氏を招き、混迷続く世界情勢の理解を深めるとともに、昨今の文化遺産保護をめぐる動向や課題を確認し、平和構築のツールとしての文化遺産国際協力のあり方を考える機会としたい。
●主 催:文化遺産国際協力コンソーシアム
●日 時:3月24日(金)14:00-17:00(開場 13:30)
●場 所:東京文化財研究所 地階セミナー室
東京都台東区上野公園13-43
●参加費:無料
●定 員:110名
申し込み制で、申込フォームがホームページにあります。
https://www.jcic-heritage.jp/jcicheritageinformation20170224/
※申込フォームからの入力がうまくできない場合は、他のブラウザ(Internet ExplorerやFire Fox)でおためし頂くか、consortium@tobunken.go.jpまで参加ご希望の旨(氏名、連絡先アドレス・電話番号・懇談会出欠を明記ください)をご連絡ください。
●プログラム:
14:00-14:05 開会挨拶
14:05-14:55 「トランプ新大統領と中東情勢」
高橋 和夫(放送大学教養学部 教授)
休憩(10分)
15:05-15:45 「国際協力で必要とされる文化財専門家(コンサルタント、技術者等)の育成」
矢野 和之(日本イコモス国内委員会 事務局長)
15:45-16:25 「文化遺産国際協力と社会・経済開発を通じた平和構築(パレスチナヒシャム宮殿事例紹介)」
折田 朋美(国際協力機構(JICA) 資金協力業務部実施監理第二課 課長)
16:25-16:55 総合質疑応答
司会:前田 耕作(文化遺産国際協力コンソーシアム 副会長/和光大学 名誉教授)
16:55-17:00 閉会あいさつ
17:00- 懇談会(研究者交流会)
※事前申込制、定員あり、参加費無料
●お問合せ先 文化遺産国際協力コンソーシアム事務局
独立行政法人国立文化財機構 東京文化財研究所 所内
Tel: 03-3823-4841
Fax: 03-3823-4027
E-mail:consortium@tobunken.go.jp
2017年3月22・23日開催:筑波大学「アナトリア新石器時代ワークショップ」
アナトリア新石器時代ワークショップのご案内
筑波大学アナトリア調査団は、トルコ南東部ティグリス川流域において新石器時代初頭の遺跡であるハッサンケイフ・ホユックの考古学的調査を実施してきました。この度、イスタンブール大学からメフメット・オズドアン教授、リバプール大学からダグラス・ベアード教授をはじめ、4名の研究者を海外からお招きし、アナトリア新石器時代についてご講演いただくとともに、これまでの私たちの調査成果を幅広い視点から検討するワークショップを企画いたしましたので、ご案内いたします。
日時:2017年3月22日(水)・23日(木)
会場:筑波大学(筑波キャンパス)総合研究棟A110、A107
http://www.tsukuba.ac.jp/access/map_central.html
参加申込み不要
プログラム
Sedentism, Subsistence and Societies in the Neolithic Anatolia: New Insights from Hasankeyf Höyük
22 March 2017
筑波大学総合研究棟A110
10:00-10:05 Opening address
10:05-11:05 Mehmet ÖZDOĞAN (Istanbul University, Turkey)
An alternative look at the PPN of southeast Anatolia: The domineering role of cult practices in structuring communities
11:05-11:35 coffee break
11:35-12:05 Zeynep ERES (Istanbul Technical University, Turkey)
Reconstitution, conservation and presentation of the Neolithic sites: Two case studies from Turkey – Çayönü and Aşağı Pınar
12:05-14:00 lunch break
14:00-15:00 Douglas BAIRD (University of Liverpool, the United Kingdom)
The development of sedentism in the Konya plain of central Anatolia
15:00-15:30 coffee break
15:30-16:30 Jessica PEARSON (University of Liverpool, the United Kingdom)
Building Large Communities: Multi-isotope investigations of human mobility and diet in the earliest large villages
23 March 2017
筑波大学総合研究棟A107
10:00-10:30 Yutaka MIYAKE (University of Tsukuba)
Sedentary hunter-gatherer community at Hasankeyf Höyük
10:40-11:10 Osamu MAEDA (University of Tsukuba)
The lithic assemblage from Hasankeyf Höyük: a continuity of the hunter-gatherer tradition
11:20-11:50 Osamu KONDO (University of Tokyo)
Human skeletal remains from Hasankeyf Höyük
12:00-13:30 lunch break
13:30-14:00 Kennichi TANNO (Yamaguchi University)
Botanical remains from Hasankeyf Höyük
14:10-14:40 Hitomi HONGO (The Graduate University for Advanced Studies)
Animal exploitation by sedentary hunter-gatherers at Hasankeyf Höyük
14:50-15:20 Yu ITAHASHI and Minoru YONEDA (University of Tokyo)
Food consumption of Hasankeyf Höyük hunter-gatherers based on the isotopes
15:30-16:00 coffee break
16:00-16:45 General discussions
2017年3月12日(日)開催:フェニキア・カルタゴ研究会 第3回公開報告会
フェニキア・カルタゴ研究会 第3回公開報告会のお知らせ
フェニキア・カルタゴ史において、地中海の西に位置するイベリア半島およびその周辺は最も初期のフェニキア人の入植拠点であり、さらにはカルタゴ時代のスペイン支配の拠点として重要な位置を占めています。今回はそのスペインを中心に据え、その後のローマ支配およびローマ化の過程やのちのイスラーム時代における文化的変容も含めて、より通時的に様々の観点から検討して行きたいと思います。会場後方には、ポスターや現地での写真も掲示し、皆様との意見交換や歓談の場も計画しております。
是非、多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。
日 時:2017年3月12日(日) 13:00〜17:00
場 所:放送大学東京文京学習センター 多目的講義室1
地下鉄茗荷谷駅下車徒歩3分
参加費:500円(資料代等)
参加をご希望の方は、準備の都合上、3月10日(金)までに下記までお申込み下さい。
★連絡先 isatou@fc.jwu.ac.jp(佐藤まで)
*当日のご参加も歓迎いたします。
プログラム:
12:30 開場
13:00 開会の辞
13:10 ①「スペインにおけるフェニキア・カルタゴ文化の発展と変容−博物館資料を中心に」 佐藤育子(日本女子大学)
13:55 ②「前2世紀のヒスパニア反乱:ローマ帝国形成期のイベリア半島情勢」 宮嵜麻子(淑徳大学)
14:40 休憩(15分)
14:55 ③「西地中海世界の「ローマ化」− イビサ島の事例から −」 青木真兵(関西大学)
15:40 ④「アンダルシア地域のガラスをめぐって」 真道洋子(東洋文庫)
16:25 休憩(10分)
16:35 ポスター&トークセッション
17:00 閉会の辞
主催 フェニキア・カルタゴ研究会
協賛 放送大学東京文京学習センター
JSPS科研費16k03131(研究代表者 佐藤育子) 地中海におけるフェニキア・カルタゴ文化の発展と変容