関連する研究会等

2024年2月4日開催:トルコ被災文化財の現地調査報告会

表記報告会の案内をいただきましたので、お知らせします。

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トルコにおける文化遺産防災体制構築を見据えた被災文化遺産復興支援事業
現地調査報告会開催のお知らせ

 (独)国立文化財機構文化財防災センターでは、令和5年度緊急的文化遺産保護国際貢献事業(専門家交流)「トルコにおける文化遺産防災体制構築を見据えた被災文化遺産復興支援事業」を文化庁から受託し、東京文化財研究所と共同で実施しています。本事業は、令和5(2023)年2月6日に発生したトルコ・シリア地震により被災した博物館や文化遺産の救援支援を第一の目的とするものです。それに加え、日本における被災文化財救援の経験や文化財防災の蓄積をトルコと共有することで、トルコにおける文化遺産防災体制の構築、充実化に向けた支援にもつなげてゆくことを見据えています。昨年11月末から12月初旬にかけては、トルコに調査団を派遣し、被災地視察、両国の文化財防災に関する情報交換(専門家会議の開催)、今後の連携に向けた意見交換等を行いました。
 このたび、この調査で得られた知見ならびにトルコ側カウンターパートである同国文化観光省博物館総局からの報告を関係者間で共有するため、下記の通り事業報告会を開催する運びとなりました。志を同じくする専門家や関係機関各位のご参加を得て、今後の継続的支援に向けた連携促進の機会ともなることを大いに期待しております。

             記

主催:(独)国立文化財機構文化財防災センター、東京文化財研究所
日時:令和6(2024)年2月4日(日) 15:00〜18:00
開催形式:対面およびオンライン同時配信
開催場所:東京文化財研究所(東京都台東区上野公園13-43)
定員:[対面]30名 [オンライン]100名
申込方法: エントリーフォームよりお申し込みください
[URL]https://forms.office.com/r/VWWqGvCQH8?origin=lprLink
申込締切:1月31日(水) 17:00

プログラム
[使⽤⾔語]⽇本語/英語・トルコ語(和訳資料配布)
15:00-15:05 開会挨拶:⿑藤孝正(東京⽂化財研究所所⻑)
15:05-15:15 趣旨説明:友⽥正彦(東京⽂化財研究所副所⻑・⽂化遺産国際協⼒センター⻑)
15:15-15:45 2023年トルコ地震等における⽂化遺産被害並びに対応状況の概要 〈ビデオ報告〉:ビュレント・ギョニュルタシュ(トルコ共和国⽂化観光省⽂化遺産博物館総局局⻑補佐)
15:45-16:05 現地専⾨家会議の概要:建⽯徹(⽂化財防災センター副センター⻑)
16:05-16:20 被災地調査報告1[ハタイ]:⼭⽥綾乃(東京⽂化財研究所アソシエイトフェロー)
16:20-16:35 被災地調査報告2[ガズィアンテプ]:千葉毅(東京⽂化財研究所研究員)
16:35-16:50 被災地調査報告3[シャンルウルファ]:中島志保(⽂化財防災センター研究員)
16:50-17:00 休憩
17:00-17:20 現地活動をうけてのトルコ側コメント〈ビデオ報告:イルカイ・イブギン(トルコ共和国⽂化観光省欧州・海外関係部⾨)
17:20-17:55 ディスカッション:髙妻洋成(⽂化財防災センター⻑)、建⽯徹、⼤村幸弘〈オンライン〉(アナトリア考古学研究所所⻑)進⾏:友⽥正彦
17:55-18:00 閉会挨拶 髙妻洋成

問合せ先:東京文化財研究所 文化遺産国際協力センター 山田綾乃
E-mail:yamada-a2y@nich.go.jp
 電話:03-3823-2439


2024年2月10日開催研究会:Workshop: Nineveh: City, Palaces, and Clay Tablets

研究会の案内をいただきましたので、お知らせします。

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科研費新学術領域研究「西アジア都市」A02-計画研究02(18H05445、代表 山田重郎)と科研費基盤B「メソポタミア粘土板文書の産地同定と製作プロセス」(19H01361、代表 渡辺千香子)において、研究会を下記の通り開催いたします。

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Workshop: Nineveh: City, Palaces, and Clay Tablets

日時:2月10日(土)13:30 ~16:35
場所:筑波大学東京キャンパス122講義室https://www.tsukuba.ac.jp/access/tokyo-access/index.html
※対面のみの開催になります。申し込みは不要です。直接会場へお越しください。

Program
13:30〜13:40 Welcome and introduction
13:40〜14:40 Paul Collins (The British Museum), “Kings, gods and pet lions in Nineveh”
14:40〜14:55 Question
14:55〜15:10 Pause
15:10〜16:10 Jonathan Taylor (The British Museum), “The Library of Ashurbanipal, King of the World”
16:10〜16:25 Question
16:25〜16:35 Closing remarks
(ワークショップは英語で実施し、通訳はありません)

Abstracts of talks:

Paul Collins (The British Museum)
Kings, gods and pet lions in Nineveh

The carved relief panels that lined palace walls in Nineveh served to not only record the king’s triumphs over rebellious people and dangerous animals but, it will be argued, also actively participated within rituals of kingship that evoked the agency of the gods. Text and images worked together to establish a relationship between the monarch and a mythical past and a perfect future, thereby ensuring Assyrian kingship was timeless. Among the most celebrated of these sculptures and associated texts are depictions of King Ashurbanipal (668-about 630 BC) killing a succession of fierce lions. As well as scenes of slaughter, however, a few surviving relief panels depict what appear to be tame lions in a very different setting; their meaning can be understood in the context of the close connections between the royal family and their gods.

Jonathan Taylor (The British Museum)
The Library of Ashurbanipal, King of the World

The “Library” of Ashurbanipal, 7th century BC King of Assyria (northern Iraq), is one of the most important archaeological discoveries ever made. It forms the central pillar of Assyriology. Ashurbanipal combined supreme power—ruling an empire spanning ancient western Asia—with a hunger for knowledge. This scholar king assembled what seems to have been a complete collection of the scholarship known in his day. His library was destroyed in 612 BC, surviving to us in the form of 30,000 fragments of clay tablets inscribed with cuneiform texts. In the 170 years since its discovery, scholars have learned much about individual books once held in the library. Yet the library itself remains poorly understood. New research sheds important light on the royal collection. How many books were in it? How was it put together? And how did the Library change over time?
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下記ホームページからもご覧いただけます。
日本語 https://rcwasia.hass.tsukuba.ac.jp/city/seminar/index.html#A02-02_26
English https://rcwasia.hass.tsukuba.ac.jp/city_EN/seminar_EN/index_EN.html#A02-02_26

新学術領域研究「西アジア都市」総括班事務局
https://rcwasia.hass.tsukuba.ac.jp/city/


2024年2月9日開催:「デジタル・ヒューマニティーズで“繋がる×広がる”人文学」発表募集

若手研究者向けイベントでの発表募集をいただきましたので、お知らせします。

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DH若手の会「デジタル・ヒューマニティーズで“繋がる×広がる”人文学」発表者募集

このたび、人間文化研究機構では、デジタル・ヒューマニティーズにかかる「若手の会」を来年2月に開催することに致しました。

対象の若手の方々には研究紹介のポスター発表を行っていただき、シニア・若手含めた人文学や情報学など関係分野の研究者の皆さんと学術交流の機会を持っていただきます。

周囲におられる若手の方へお声かけならびにご案内をいただけますと幸いです。

なお、発表をしない一般の方の参加は、追って12月以降に受付を開始する予定です。

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DH若手の会「デジタル・ヒューマニティーズで“繋がる×広がる”人文学」
https://www.nihu.jp/ja/event/20240209

開催日時:2024年2月9日(金)
 発表会   13:00~17:00
 情報交換会 17:30~19:30(希望者のみ)
会場:一橋大学一橋講堂・中会議場(東京都千代田区)
主催:人間文化研究機構DH推進室

<発表者募集>
対象:DHに関心のある大学院生や若手研究者(発表者は20~30名程度を予定)
エントリー:下記URLより2023年12月8日(金)までに行ってください。
https://forms.office.com/r/mGD564H2rq

採択結果通知
:2023年12月上旬頃(予定)
ポスターデータ提出期限:2023年1月12日(金)
 ※ポスターの印刷は主催者が行います。
経費:発表採択者には人間文化研究機構の規程に基づき旅費を支給します。


2024年1月18日開催研究会「アレクサンドロス・モザイクと古代ギリシアにおける異民族観について」

研究会の案内をいただきましたのでお知らせします。

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筑波大学西アジア文明研究センターにおいて、第1回定例研究会を下記の通り、ハイブリッド方式で開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2024年1月18日(木) 18:00~
会場:対面+Zoomオンラインのハイブリッド
  【対面】筑波大学西アジア文明研究センター(筑波大学つくばキャンパス共同研究棟A601、https://rcwac.histanth.tsukuba.ac.jp/access
  【オンライン】Zoom ミーティング
          URL:https://us02web.zoom.us/j/88607450309?pwd=aGJvOUN5b3p2YWcwME9FenpOVTltZz09
          ミーティング ID: 886 0745 0309
          パスコード: 5524

講師長田 年弘(筑波大学芸術系)
演題「アレクサンドロス・モザイクと古代ギリシアにおける異民族観について」

下記のウェブサイトにも掲載しています。
https://rcwac.histanth.tsukuba.ac.jp/event

よろしくお願いいたします。

筑波大学西アジア文明研究センター
https://rcwac.histanth.tsukuba.ac.jp

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筑波大学西アジア文明研究センター事務室
廣永尚子

〒305-8571 茨城県つくば市天王台1-1-1
029-853-5441
rcwasia@hass.tsukuba.ac.jp


2024年1月27日・28日開催「シルクロード学研究会 2024冬」

研究会の案内をいただきましたのでお知らせします。

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「シルクロード学研究会 2024冬」開催のお知らせ

帝京大学文化財研究所では、2024年1月27日(土)・1月28日(日)に「シルクロード学研究会 2024冬」を開催いたします。
山梨県笛吹市の帝京大学文化財研究所の会場とZoom配信を利用したハイブリッド形式で行います。
今回は初日に国際シンポジウムとして、海外の研究者に中央アジア・コーカサスにおけるそれぞれのご研究について報告していただきます。
2日目は、アク・ベシムS科研関連報告を行います。
山梨の会場では初日閉会後に懇親会を行います。

1月27日(土)13:00~17:30

「中央アジア・コーカサスにおける考古学の現在」
報告者(日本語通訳あり)
・バキット・アマンバエヴァ(キルギス共和国国立科学アカデミー歴史文化遺産研究所所長)
・ヴァフタン・リチェリ(トビリシ国立大学考古学研究所所長)
・ティモシー・ウィリアムズ(ロンドン大学考古学研究所名誉教授)
懇親会(会場のみ)


1月28日(日)9:00~12:30
「アク・ベシム遺跡S科研 関連報告」

報告者
・槇村浩一(帝京大学)「考古医科学班」関連報告
・佐藤剛 (東京都市大学)「地理学・民俗学班」関連報告(1)
・武井裕哉(群馬大学) 「地理学・民俗学班」関連報告(2)
・吉野裕(日本大学)「地理学・民俗学班」関連報告(3)
・藤澤明(帝京大学)・三浦麻衣子(帝京大学)「文化財科学班」関連報告

参加は以下のフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/VFWx5GuskyMCmdYx6
現地参加は1月17日(水)、オンライン参加は1月24日(水)が申し込み締切です。

皆様ふるってご参加ください。
よろしくお願い申し上げます。


2023年12月開催:イラク・クルディスタンの文化遺産関連イベント

1)古代オリエント博物館 クローズアップ展:イラク・クルディスタン:文化遺産保護と考古学研究のはざま ‐日本調査団の成果を中心に‐

https://aom-tokyo.com/exhibition/231202_kurdistan.html

2) 西アジア考古学・文化遺産セミナー特別展「イラク・クルディスタン3 ~その文化遺産と景観~」 2023年11月22日~12月25日

https://www.chubu.ac.jp/news/28614/

3)西アジア考古学・文化遺産セミナー公開講演会「イラク・クルディスタン~文化遺産保護の最前線~」 2023年12月15日

https://www.chubu.ac.jp/news/29312/


2023年12月17日開催:博物館DXと地域文化遺産シンポジウム石川2023

シンポジウム等の案内をいただきましたのでお知らせします。
このシンポジウムは博物館学関係の催しですが、西秋前会長が講演を行います。

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金沢大学資料館
博物館資料DX をテーマにシンポジウムを開催

 金沢大学資料館は, 石川県立自然史資料館,石川県西田幾多郎記念哲学館,公益財団法人石川県埋蔵文化財センター,羽咋市歴史民俗資料館,野々市市ふるさと歴史館・野々市デジタル資料館と連携し,それぞれの博物館が所蔵する資料のデジタル・データ化を行い,「石川デジタルミュージアムネットワーク」の構築に共同で取り組み,このたび運用し始めました。また,以下の日程で「博物館DXと地域文化遺産シンポジウム石川2023」を開催します。

博物館DXと地域文化遺産シンポジウム石川2023
開催日時令和5年12月17日(日)13:00~17:00
会場:ハイアット セントリック金沢 2階イベントスペース広岡1-5-2)
入 場 料:無料
参加条件:事前申込制。オンライン参加あり。当日空きがあれば会場参加可能。
主 催:金沢大学資料館
加 盟 館:石川県立自然史資料館,石川県西田幾多郎記念哲学館,公益財団法人石川県埋蔵文化財センター,羽咋市歴史民俗資料館,野々市市教育委員会

【本件に関する問い合わせ先】
情報部情報企画課(資料館担当 福井)
TEL:076-264-5215(土日祝日除く8:30~17:00)
e-mail:museum@adm.kanazawa-u.ac.jp


2023年12月16日開催国際セミナー「古代エジプト×古代中国〜宇宙考古学が解き明かす水と遺跡と古代文明」

セミナーの案内をいただきましたのでお知らせします。

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●古代エジプト×古代中国〜宇宙考古学が解き明かす水と遺跡と古代文明

 平素は東海大学情報技術センターの研究活動にご理解・ご支援賜り厚くお礼申し上げます。
 さて、当センターでは、衛星データを用いた古環境・遺跡調査「宇宙考古学」の研究成果を社会発信するための国際セミナー「宇宙と地下からのメッセージ2023」を、高輪校舎(品川キャンパス)で開催します。当日は、エジプト学研究の第一人者の吉村作治氏(東日本国際大学総長)、始皇帝研究の第一人者鶴間和幸氏(学習院大名誉教授)をはじめ、現在、宇宙考古学研究の第一線で活躍されている国内外の研究者らが集結し、ナイル、紅海、黄河、東アジア海の水と遺跡と古代文明にかかわる最前線の研究成果を発表します。
 是非ご参加ください。

     東海大学情報技術センター
     所長 中島 孝

 — 記 —
1.日時:2023年12月16日(土) 10:00〜17:20(開場9:30)

2.会場:東海大学高輪校舎 2号館1階 2B101 大講義室
参加無料/登録制(※定員になり次第締め切らせて頂きます。)
※本セミナーに参加ご希望の方は事前登録が必要です。


3.お問い合わせ

東海大学情報技術センター (担当:伊藤・惠多谷)
TEL:03-3446-5500 FAX:03-3446-5511
e-mail:tric@tokai.ac.jp


2023年11月17日開催オンライン講演会:「シルクロードの都市スイヤブ」

研究会の案内をいただきましたので、お知らせします。

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新学術領域研究「西アジア都市」において、 C01-計画研究05 第46回研究会を下記の通り開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。
第17回は下記の要領で行います。

日時2023年11月17日(金)19:30〜21:00
講師山内 和也先生(帝京大学教授・帝京大学文化財研究所長)
テーマ「シルクロードの都市スイヤブ」

【講師紹介】
 専門はイラン・中央アジアの文化史、考古学。アフガニスタン・インド・キルギス・タジキスタン・エジプト・ヨルダン・アルメニアなど、中央アジアおよび西アジアで広く文化遺産保護の活動を行っている。編著に『アフガニスタン文化遺産調査資料集』(全5巻、2005年)、『アフガニスタンを知るための70章』(明石書店、2021年)、『帝京大学シルクロード学術調査団調査研究報告1 アク・ベシム(スイヤブ)2016・2017』(帝京大学文化財研究所;キルギス共和国国立科学アカデミー、2022年)などがある。

*キルギス共和国の北部に位置する都市遺跡アク・ベシムは、かつて「スイヤブ」と呼ばれた街でした。5・6世紀にソグド人によって建設され、シルクロード交易の拠点のひとつとして繁栄し、唐の西方進出の拠点である砕葉鎮城が築かれた場所でもありました。今回は、山内先生が代表として2016年から実施されている発掘調査に基づき、玄奘も訪れたスイヤブについて最新の知見を紹介していただきます。

申込先https://forms.gle/iwhWkzWYwfmWqFhKA
*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の11月16日正午までに、上記のURLからお申し込みください。
*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

 本連続講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。
ご講演は45〜50分、質疑応答は30〜35分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

【これまでの講演会】

第1回・4月22日(金) 深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)「都市の歴史:生態圏と形態・人口」
第2回・5月24日(火) 森本公誠先生(東大寺)「アラブの軍営都市(ミスル)」
第3回・6月21日(火) 菅谷成子先生(愛媛大学)「スペイン植民地都市マニラ」
第4回・7月15日(金) 森安孝夫先生(大阪大学)「中央ユーラシアのオアシス都市と草原都市」
第5回・9月27日(水) 稲葉穣先生(京都大学)「都市と山岳フロンティア」
第6回・10月21日(金) 深沢克己先生(東京大学・日本学士院)「地中海都市の歴史像—マルセイユの事例から」
第7回・11月25日(金) 松井洋子先生「近世日本の貿易都市長崎」
第8回・12月13日(火) 常木晃先生(筑波大学)「西アジアにおける都市の始まりと物資管理システム」
第9回・1月17日(火) 佐川英治先生(東京大学)「東アジア都城の系譜—『周礼』考工記から藤原・平城京まで」
第10回・3月3日(金) 南川高志先生(京都大学・佛教大学)「古代ローマ帝国の都市を考える─その実態と歴史的意義をめぐって」
第11回・4月17日(月) 布野修司先生(日本大学)「都市の類型をめぐって—世界都市(計画)史の構想」
第12回・5月19日(金) 上田信先生(立教大学)「風水と都市—南京・北京・京都」
第13回・6月22日(木) 長井伸仁先生(東京大学)「人の移動からみる近代パリ」
第14回・7月26日(水) 六反田豊先生(東京大学)「朝鮮王朝の王都漢城—立地と都市構造」
第15回・9月27日(水) 林佳世子先生(東京外国語大学)「イスタンブル「再建」再考」
第16回・10月19日(木) 守川知子(東京大学)「「世界の半分」と呼ばれた都イスファハーン」

【今後の予定】

第18回・12月14日(木) 飯田巳貴先生(専修大学)
第19回・1月19日(金) 私市正年先生(上智大学)
第20回・2月 吉澤誠一郎先生(東京大学)

皆様のご参加をお待ちしております。

守川知子
tomomo[a]l.u-tokyo.ac.jp

新学術ホームページ
日本語  https://rcwasia.hass.tsukuba.ac.jp/city/seminar/index.html#C01-05_46
English https://rcwasia.hass.tsukuba.ac.jp/city_EN/seminar_EN/index_EN.html#C01-05_46
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科学研究費補助金 新学術領域研究(研究領域提案型)
「西アジア都市」事務室
〒305-8571 茨城県つくば市天王台1-1-1
筑波大学西アジア文明研究センター
029 853 5441/6404(分室)
rcwasia@hass.tsukuba.ac.jp
https://rcwasia.hass.tsukuba.ac.jp/city/
https://rcwac.histanth.tsukuba.ac.jp/


2023年11月14日開催:研究会「イラン考古学最前線」

研究会「イラン考古学最前線」のご案内

開催趣旨
このたび、イラン・イスラム共和国より、ホセイン・アジジ・ハラナギ博士(イラン考古学研究センター)とレザ・ナセリ博士(ザーボル大学)のお二人を日本に招聘し、研究会「イラン考古学最前線」を開催することになりました。
 お二人には、現在、ウルク文化の物質文化が確認された最北東の遺跡である南ホラーサーン州にあるカレ・クブ遺跡と、ザグロス山中で発掘された青銅器時代の墓域デー・ドゥマン遺跡の発掘調査に関してお話いただきます。皆さまのご参加をお待ちしております。

共催:東京文化財研究所文化遺産国際協力センター、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」

日時:2023年11月14日(火)15時~17時

会場:東京文化財研究所4階新研究室

参加費:無料

使用言語
:英語

申し込み先:安倍雅史(東京文化財研究所、Email: abe-m6e@nich.go.jp)

プログラム
15:00~15:05 開会挨拶(東京文化財研究所安倍雅史)
15:05~15:45 “Four Seasons of Kaleh Kub Excavation (2018- 2023), Iranian-Japanese Joint Project”
 ホセイン・アジジ・ハラナギ(イラン考古学研究センター)、安倍雅史(東京文化財研究所)
15:45~16:00 休憩
16:00~16:40 “The Preliminary Report on Four Seasons of Rescue Excavations at Deh Duman Graveyard, Kohgiluyeh va Boyer Ahmad Province (Southern Zagros, Iran)”
 レザ・ナセリ(ザーボル大学)
16:40~17:00 質疑応答
17:00 閉会


2023年9月15日開催:研究シンポジウム 「青海・ラダックへのチベットの進出とその影響」

研究シンポジウムの開催案内をいただきましたのでお知らせします。

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研究シンポジウム「青海・ラダックへのチベットの進出とその影響」

日時:2023年9月15日(金)13:30-17:00
会場:龍谷大学大宮学舎西黌2F 大会議室(対面のみ)
連絡先:岩尾一史(kaziwao@let.ryukoku.ac.jp)
 *参加者は予めご一報ください。

・プログラム
13:30-13:40
Kazushi IWAO Ryukoku University
Introduction

13:40-14:40
Mariachiara GASPARINI University of Oregon
“In the making of “Tubo art”: Beyond Nomadism”

15:00-16:00
Quentin DEVERS Centre National de la Recherche Scientifique (Paris)
“From being Tibetanized to Dominating Western Tibet: An Odyssey of Ladakh through its Archaeological Remains”

16:20-17:00
Discussion

主催
:龍谷大学・国際社会文化研究所共同研究
  「ヒマラヤ西部地域におけるチベットの進出とその文化的影響の歴史的研究」
  (代表:岩尾一史)
共催:文科省・科学研究費基盤研究(B)
  「西チベットにおける古チベット語碑文の総合的研究 〜岩石碑文の歴史的意義の再検討〜」
  (代表:西田愛)


2023年7月22日開催:シンポジウム「西アジアのいきものを巡る歴史と文化」

シンポジウムの案内をいただきましたのでお知らせします。
日本西アジア考古学会会員は参加費が割引になりますので、申込要領をご確認ください。

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●シンポジウム「西アジアのいきものを巡る歴史と文化」

日  程2023年7月22日(土) 14:00〜17:00(13:30開場)
主  催:古代オリエント博物館
対  象:一般
参 加 費: 500円(日本西アジア考古学会会員)
      1,000円(一般)、500円(友の会、豊島区在住・在勤・在学者)
参加方法:Peatixによる事前申込制              
 URL:https://20230722sympo.peatix.com/

Peatixでお申し込みの際には以下ニ点に注意してご購入ください。
1. チケット選択のページでは「②友の会会員:A 対面参加」か「②友の会会員:B オンライン参加」のいずれかを選択してください。
2. 主催者からの事前アンケートのページでは「友の会会員番号」の欄に「日本西アジア考古学会会員」とご記入ください。

会  場:サンシャインシティ内会議室(対面参加最大90名)
申込締切:対面参加は2023年7月19日(水)15:00、オンライン参加は2023年7月21日(金)15:00

シンポジウム参加者は、古代オリエント博物館の入館料を当日に限り「無料」といたしますので、館内受付にてシンポジウム参加者である旨お申し出ください。
※当日は開館時間を1時間延長し、18時まで開館いたします。

本シンポジウムは、古代オリエント博物館で企画している夏の特別展『西アジアのいきもの』の関連イベントです。特別展では、先史から中世までの動物と植物を表現した所蔵品を通じて、生き物と人間をめぐる歴史と文化について紹介します。シンポジウムでは、西アジアで調査をしている専門家に最新の研究成果も踏まえながら、先史から古代にかけての生き物についてご発表いただきます。

□プログラム□ 
13:30 開場(対面会場)
14:00〜14:05 趣旨説明:千本 真生(古代オリエント博物館)
14:05〜14:25
 新井 才二(東京大学大学院人文社会系研究科)「ブタと西アジア」
14:25〜14:45
 赤司 千恵(帝京大学文化財研究所)「西アジアの果樹類の歴史」
14:45〜15:05 
 有村 誠 (東海大学文学部)「西アジア新石器時代における動物観の変遷」
15:05〜15:25 
 三木 健裕(東京大学総合研究博物館)「西アジア銅石器時代・先史イランにおける人間といきものの絡まり合い」
15:25〜15:35 休憩
15:35〜15:55 
 間舎 裕生(東京文化財研究所)「混淆する文化の中のいきものたち—南レヴァントの後期青銅器時代—」
15:55〜16:15 
 小野塚 拓造(東京国立博物館主任研究員)「考古資料から探る鉄器時代の人々といきものとの関わり」
16:15〜16:35 
 津村 眞輝子(古代オリエント博物館)「古代西アジアの考古遺物にみられる動物・植物表現とその意味」
16:35 質疑応答・討論
17:00 閉会

問い合わせ先 古代オリエント博物館(担当:千本)
 E-mail:kouen@orientmuseum.com 
 電話:03-3989-3491