関連する研究会等

2025年3月9日開催:フェニキア・カルタゴ研究会第10回公開報告会

研究会の案内をいただきましたので、お知らせします。

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フェニキア・カルタゴ研究会第10回公開報告会のお知らせ

日時:2025年3月9日(日)13:30〜16:30終了予定
場所:対面・オンライン併用のハイブリッド開催
対面会場:日本女子大学目白キャンパス 百年館5階506教室

  —————————————— プログラム ——————————————

13:30 開会の辞:趣旨説明 佐藤 育子(日本女子大学)

第1部 フェニキア・カルタゴ研究のこれまでとこれから
13:35「帝政移行期ローマにおけるハンニバル・カルタゴ受容 −リウィウスの例から「悪徳」イメージの増大を考える−」
    石踊 菜花 (早稲田大学)
13:55「フェニキア・カルタゴ史から考える開かれた古代地中海世界史研究 −歴史学と歴史教育の対話を目指して−」
    丸小野 壮太(常磐大学高等学校)/ 佐藤 育子
14:20  10周年記念ミニ講演会「中間商人から見た世界史とフェニキア・カルタゴ人」
    玉木 俊明(京都産業大学)
15:00 第1部質問・全体討論
15:20 休憩(10分)

第2部 2024年度チュニジア古代遺跡調査報告
15:30 「デジタル・ヒューマニティーズと古代史研究の協働に向けて −ガマルトの農業ヴィラとウドナのモザイクを事例として−」
   小川 潤(国立情報学研究所)/ 佐藤 育子 / 瀧本 みわ(武蔵大学)/ 大清水 裕(滋賀大学)
16:15 第2部質問・全体討論
      司会・サポート 日野貴裕・中村えりな

参加をご希望の方は、3月8日(土)正午までに下記のフォームからお申込み下さい。
https://forms.gle/jnLFX6mbgXFQwteUA

主催 フェニキア・カルタゴ研究会
共催 古代ローマ期北アフリカの農業に関する学際的研究 23K20508基盤B 研究代表者 大清水 裕
詳しくは下記のHPをご覧ください。
https://phoenician-punic.pya.jp/


2025年2月11日開催:東京大学総合研究博物館アゼルバイジャン発掘報告講演会『狩りを続ける社会のデザイン』

講演会の案内をいただきましたのでお知らせします。

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東京大学総合研究博物館アゼルバイジャン発掘報告講演会『狩りを続ける社会のデザイン』
https://www.intermediatheque.jp/ja/schedule/view/id/IMT0285

日時:2025年2月11日(火)13:00−15:00(12:40開場)
会場:インターメディアテク2階ACADEMIA レクチャーシアター(住所:東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE 2階)https://www.intermediatheque.jp/ja/info/access
参加費:無料(事前予約不要)
定員:48席(うち桟敷席あり、先着順)*席に限りがありますので予めご了承ください。
言語:日本語およびロシア語(通訳付き)
主催:東京大学総合研究博物館、助成:科学研究費特別推進研究科研費 JP24H00001(研究代表者:西秋良宏)

 この講演会は、東京大学総合研究博物館がすすめてきたアゼルバイジャン共和国、ダムジリ洞窟で見つかった約8500年前の小さな石偶のデザインをめぐって、先史時代狩猟民と農耕民の社会と世界観について語るものです。 講演会に関連し、アゼルバイジャン共和国から持ち帰った石偶の鑑賞会やIMT案内も実施します。

●プログラム
13:00-14:00 講演
 サアダト・アリエヴァ(アゼルバイジャン、アヴェイ国定公園所長) 「ダムジリ洞窟とアゼルバイジャン文化財」
 西秋良宏(東京大学総合研究博物館・インターメディアテク館長) 「ダムジリ洞窟で見つかった小さな石偶をめぐって」
14:00-15:00 見学会
 ダムジリ洞窟の石偶とインターメディアテク

<撮影等についてのお願い>
・本イベントは、主催者および主催者より許可を得た者が写真や動画による記録撮影を行います。写真や動画の一部は、今後、主催者および主催者より許可を得た者が印刷物やインターネット等を通じて公開することがあります。講演会全体を記録した動画の公開予定はありません。あらかじめご了承ください。
・本イベント実施中、来館者の皆様による写真・動画撮影および録音はご遠慮ください。

お問い合わせ:西秋良宏(nishiaki@um.u-tokyo.ac.jp)

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講演会への参加申し込みは必要ありませんが、講演会後の15:30-17:30頃に会場のKITTE 丸の内周辺にて懇親会を予定しています。
懇親会へご参加ご希望の方は、2月6日(木)までに下記までお申し込みいただければ幸いです。会費は4000円程度を予定しています。

懇親会のお申し込み
メールアドレス:shogo_kume@um.u-tokyo.ac.jp
担当:久米正吾(東京大学総合研究博物館学術専門職員)

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Report of the UMUT Excavations in Azerbaijan Special Lecture “Design of A Society that Continued Hunting”
https://www.intermediatheque.jp/en/schedule/view/id/IMT0285

– Date and Time: Tuesday, 11 February 2025, 13:00–15:00 (Doors open at 12:40)
– Venue: Intermediatheque 2F, Lecture Theater ACADEMIA (Address: KITTE 2F, 2-7-2 Marunouchi, Chiyoda-ku, Tokyo) https://www.intermediatheque.jp/en/info/access
– Admission: Free (no reservation required)
– The number of seats is limited to 48. Your understanding is appreciated.
– Languages: Japanese and Russian with interpretation
– Organizer: The University Museum, The University of Tokyo (UMUT), Support: JSPS KAKENHI Grant Number JP24H00001

The UMUT has been excavating prehistoric sites in the Republic of Azerbaijan since 2008. The major objective is to elucidate the transition from hunting-gathering to farming societies in prehistory. This special lecture presents implications of a unique stone human figurine discovered from Damjili Cave in 2019 to understand social and symbolic changes approximately 8500-8000 BC.

●Program
13:00-14:00
Introduction Yoshihiro Nishiaki, UMUT/Intermediatheque (Director)
Lectures Saadat Aliyeva, Avey State Historical-Cultural Reserve, Azerbaijan (Director) Damjili Cave and Cultural Monuments in Azerbaijan
Yoshihiro Nishiaki, UMUT/Intermediatheque (Director) A Unique Stone Human Figurine of 8500 years ago discovered at Damjili Cave, Azerbaijan

14:00-15:00
Discussion and Guided Tour of the Intermediatheque

Photography, filming, and recording of the event:
– This event will be photographed and filmed by the organizer and authorized institutions. Photographs and portions of the videos may be made public by the organizer, authorized institutions, or individuals in the future through publications or online platforms. However, full video recordings of the symposium will not be made public.
– Visitors are not allowed to take photographs, videos, or recordings during the event. Thank you for your understanding.

Contact: Yoshihiro Nishiaki (nishiaki@um.u-tokyo.ac.jp)


2025年3月22日開催:土井敏邦監督 映画『ガザからの報告』上映会

映画上映イベントの案内をいただきましたので、お知らせします。

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下記の要領でドキュメンタリー映画『ガザからの報告』上映会を開催いたします。
ご関心のある方、ぜひご参加いただければと思います。

土井敏邦監督 映画『ガザからの報告』上映会

【上映会後の対談】
土井敏邦氏×島薗 進氏(宗教学者・東京大学名誉教授)

日時:2025年3月22日(土)13:00~17:45
開場:12:30~

会場:東京大学本郷キャンパス法文2号館2階 文学部1番大教室
(東京都文京区本郷7丁目3-1)
* 東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線 本郷三丁目駅から徒歩10分

参加費:一般 2000円
    学生 1000円

◆映画『ガザからの報告』ホームページ http://doi-toshikuni.net/j/gaza/

~当日のタイムスケジュール~

【スケジュール説明・ご挨拶】
13:00~13:10

【第一部上映】
13:10~15:10

【第二部上映】
15:20~16:45

【対談・質疑応答】
16:55~17:45

お申込みはPeatixで受けつけております。下記リンクよりお願いいたします。
https://peatix.com/event/4279001/view


2025年2月4日開催講演会:”Cultural Heritage and Recent Armed Conflicts” 文化遺産と近年の武力紛争

西アジア関係の講演会情報がありましたので、お知らせします。

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講演会のご案内
「文化遺産と近年の武力紛争」

講演者:ムニール・ブシュナキ(ユネスコ元事務局長補)
日時:2月4日(火)14:30~16:15(開場14:15)
会場:筑波大学東京キャンパス 120講義室(最寄り駅:茗荷谷)
 *会場とオンラインのハイブリッド形式で開催

講演タイトル: “Cultural Heritage and Recent Armed Conflicts” 文化遺産と近年の武力紛争

*日本語の逐次通訳あり
*講演後に質疑応答の時間を設けます

参加申込:会場・オンラインともに以下よりお申し込みください。締切は開催日の前日です。
https://jpn01.safelinks.protection.outlook.com/?url=https%3A%2F%2Fforms.gle%2F56w1qk8X4QWhNeQw8&data=05%7C02%7C%7Ca5e1cb98278c442ee2c208dd3aec0be3%7C84df9e7fe9f640afb435aaaaaaaaaaaa%7C1%7C0%7C638731507679629105%7CUnknown%7CTWFpbGZsb3d8eyJFbXB0eU1hcGkiOnRydWUsIlYiOiIwLjAuMDAwMCIsIlAiOiJXaW4zMiIsIkFOIjoiTWFpbCIsIldUIjoyfQ%3D%3D%7C0%7C%7C%7C&sdata=nnhXLeXyKB8JQyd273aByEExoZcSvMr%2FX1FbjQoXYxI%3D&reserved=0

お問い合わせ:筑波大学 下田一太(E-mail: shimoda-a-heritage.tsukuba.ac.jp)
共催:日本国政府外務省、筑波大学世界遺産学学位プログラム

(講演者ブシュナキ氏略歴)
文化遺産分野における国際的な専門家であり、ユネスコやICCROMにおいて以下の通り要職を歴任。
1982年 ユネスコ文化遺産部着任
1998~2000年 世界遺産センターの事務局長
2000~2006年 ユネスコ文化部門事務局長補
2006~2011年 ICCROM事務局長
現在はバーレーン王国のアラブ地域世界遺産センター所長およびユネスコ事務局長特別顧問。
考古学や歴史的遺跡に関する著書や学術論文を多数執筆。

(講演内容)

 本講演では、戦争や紛争によって破壊された文化遺産の復興と、文化政策を通じた平和構築に向けた挑戦について、長年にわたり先駆的な取り組みを行ってきたブシュナキ氏の経験と挑戦についてお話しいただきます。
 リビアやシリアをはじめ、近年の紛争地域では、歴史的価値の高い遺跡や博物館が甚大な被害を受けています。ベイルート国立博物館、パルミラ博物館、チュニスのバルドー博物館、カイロのファラオ博物館など、人類共通の文化的財産を収蔵する施設もまた被害を受け、多くの貴重な遺物が失われました。これらの遺産は各地域の歴史とアイデンティティを象徴するものであり、その喪失は地域社会に深い傷を残しています。
 ユネスコやICCROMをはじめとする国際社会は、破壊された遺産の修復・保存活動を進めるとともに、これらの取り組みを通じて戦争で傷ついた地域の平和再生を目指してきました。本講演では、文化遺産に対する犯罪を防ぎ、国際的に積極的に関与するための協力体制構築の必要性に加え、物理的な修復を超えて地域社会の再生を支える文化遺産保護の戦略についてお話しいただきます。文化遺産を保護し、平和構築の基盤とするための包括的なアプローチに関する取り組みの課題や成功事例、そして未来への希望についてご講演いただきます。
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ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。


2025年1月26日開催:日本・イラク合同シンポジウム:古代メソポタミアのシュメール・アッカド地域を中心とした文化遺産研究と国際協力

公開シンポジウムの案内をいただきましたのでお知らせします。

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日本西アジア考古学会会員皆様

日本・イラク合同テル・シンカー調査チームが中心となり、イラク考古・遺産庁(The State Board of Antiquities and Heritage, Iraq)のAli Obaid Shalgham長官と職員3名を日本にお招きし、2025年1月26日(日)に以下のタイトルで公開シンポジウムを開催いたします。
直前のご案内となりましたが、皆様のご参加をお待ちしております。
詳細は以下をご覧ください。

日本・イラク合同シンポジウム:古代メソポタミアのシュメール・アッカド地域を中心とした文化遺産研究と国際協力
日時2025年1月26日(日)10:00~17:30(受付9:10~10:00)
場所:国立科学博物館「大会議室」
言語:日本語(アラビア語の発表は日本語通訳あり)
募集人数:先着30名程
申し込み方法:メール:sumerakkadsymposium@gmail.comから申し込み
募集締め切り:1/22(水)
参加費:無料(国立科学博物館の展示室への入場も無料)

主催:長崎国際大学、国士舘大学、江戸川大学
後援:在日本イラク大使館、(独)国際協力機構(JICA)

令和6年度科学研費助成事業「挑戦的研究(開拓)」採択(課題番号24K21175)
「人類初の統一国家古代メソポタミア・アッカド王朝の首都アガデの日本・イラク合同調査」

プログラム
10:00 開会の言葉:長谷川 均(国士舘大学 名誉教授)
10:05 開催館挨拶:栗原 祐司(国立科学博物館 副館長)
10:10 趣旨説明:川上 直彦(長崎国際大学 准教授)
10:20~11:05 特別講演 Ali Obaid Shalgham Albotaef (イラク考古・遺産庁 長官)
 「イラク本土におけるイラク隊と海外隊による古代メソポタミアの考古学調査の現状と展望」
11:05~11:35 基調講演① 小口 和美(国士舘大学イラク古代文化研究所 所長・教授)
 「イラクにおける国士舘大学イラク古代文化研究所の調査の歩みとキシュへの再調査に向けて」
11:35~12:25 昼食休憩

セッション1:考古学部門(テル・シンカーにおける今後の考古学調査)
12:30~13:05 基調講演② 川上 直彦(長崎国際大学 准教授)
 「人類初の統一国家古代メソポタミア・アッカド王朝の首都アガデの所在地とアガデの有力候補テル・シンカーにおける今後の考古学調査」
13:05~13:30 報告① 後藤 智哉(グリーン航業株式会社 専務取締役 / 国士舘大学イラク古代文化研究所 特別研究員)
 「時系列地理情報データの活用によるテル・シンカーの景観復元:1950年代のアメリカU2スパイ空中写真と衛星データ及びAW3D高精細版地形データの利用」
13:30~14:05 報告② 長谷川 均(国士舘大学 名誉教授)
 「全地球測位衛星システム(GNSS)と地理情報システム(GIS)を活用した遺丘における考古学的地表面調査」
14:05~14:30 報告③ 中島 金太郎(江戸川大学 講師)
 「テル・シンカーにおける考古学的地表面調査による採集遺物の3次元写真測量」
14:30~14:05 報告④ Ali Ahmed Abdulateef Al-Tameemi(イラク考古・遺産庁 職員)
 「テル・シンカーの現状とイラク・ドゥジャイル行政区にある他の遺丘の考古学調査の現状」
14:05~14:15 休憩

セッション2:博物館・国際協力部門
14:20~14:55 基調講演③ 栗原 祐司(国立科学博物館 副館長)
 「イラクの博物館との国際協力の可能性」
14:55~15:30 報告⑤ Mohammed Abdulhusein Falih Albkhaitawi & Buraq Abdulhussein Taher Taher(イラク考古・遺産庁 職員)
 「イラク国立博物館に展示・所蔵されている古代メソポタミア文明の秘宝」
15:30~16:05 報告⑥ 松本 健(国士舘大学 名誉教授)
 「ヨルダン王国ギリシャ・ローマ遺跡ウムカイスにおける(独)国際協力機構のイラク人文化遺産部門職員対象の文化遺産国際協力研修プログラムとその成果」
16:05~16:30 報告⑦ 登坂 宗太((独)国際協力機構中東・欧州部中東第 2 課 課長)
 「ヨルダン王国のペトラ遺跡とパレスチナの文化遺産を活用した観光分野へのJICA 支援」
16:30~17:10 全体討議・質疑応答コーディネーター:常木晃(筑波大学 名誉教授)
       報告⑧ 片多 雅樹(長崎県埋蔵文化財センター 調査課 係長)
       「国指定特別史跡『原の辻遺跡』を活用したテル・シンカー調査に係る日本・イラク合同文化遺産研修について」
17:10 閉会の言葉:川上 直彦(長崎国際大学 准教授)
17:15 記念撮影
17:25 閉会


2025年1月25日・26日開催「シルクロード学研究会 2025冬」

研究会の案内をいただきましたのでお知らせします。

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『シルクロード学研究会 2025冬』のご案内

趣旨:本研究会では「大雲寺」をテーマとして、考古学、文献史学のさまざまな観点によるアプローチを通して得られた研究成果の発表をおこないます。
主催:帝京大学文化財研究所/キルギス共和国国立科学アカデミー
会場:帝京大学文化財研究所大ホール/Teams(ハイブリッド)
日程2025年1月25日(土)・26日(日)
申し込み締め切り:現地参加 1月15日(水) オンライン 1月22日(水)
参加フォームhttps://forms.office.com/r/6pxUa33Mgh

1日目(13:30〜17:30) ※質疑応答10分
13:30~13:40 開会挨拶 
13:40~14:50 山内 和也  (推定)大雲寺の調査とその成果
14:50~15:30 櫛原 功一  アク・ベシム遺跡の瓦と大雲寺
15:30~15:40 休憩
15:40~16:20 森 美智代   チュー川流域出土の初唐様式仏教彫塑
16:20~17:30 妹尾 達彦  武周(690-705)建国と大雲寺
18:00〜  懇親会(現地参加者のみ) 
※懇親会…18:00から開始といたします。場所は「居酒屋 お多福」でおこないます。
参加費は6,000円です。
※懇親会の参加希望者が定員に達しましたので、受け付けは終了しました。
ご承知おきください。

2日目(9:30〜12:40) ※質疑応答10分
9:30~10:20 齊藤 茂雄  国際情勢からみた砕葉鎮城の大雲寺
10:20~11:20 向井 佑介  双塔伽藍の展開と大雲経寺
11:20~11:30 休憩
11:30~12:30 大西 磨希子 大雲経と大雲寺
12:30〜12:40 閉会挨拶

帝京大学文化財研究所 〒406-0032 山梨県笛吹市石和町四日市場1566-2   
問い合わせ先:teikyo.silkroad@gmail.com  電話055-261-0015
 ※研究所へはJR石和温泉駅から徒歩で約25分、タクシーで約8分。駐車場あり。
 ※本研究会はJSPS科研費21H04984(基盤研究(S))の研究活動の一環である。


2025年1月23日開催:筑波大学西アジア文明研究センター研究会「一柱から二柱へ:古代エジプトの二柱の正義の女神の研究」

研究会の案内をいただきましたのでお知らせします。

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筑波大学西アジア文明研究センターにおいて、第8回定例研究会を下記の通りハイブリッド方式で開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

【西アジア文明研究センター第8回定例研究会】

日時:2025年1月23日(木) 16:00~18:00

会場:対面+Zoomオンラインのハイブリッド

【対面】筑波大学西アジア文明研究センター(筑波大学つくばキャンパス共同研究棟A601、
 https://rcwac.histanth.tsukuba.ac.jp/access
【オンライン】Zoom ミーティング
 URL: https://us02web.zoom.us/j/88049796955?pwd=la4EEzMkaiOxTp5STLQdvicysLncUK.1
 ミーティング ID: 880 4979 6955
 パスコード: 282657

講師: 肥後 時尚(筑波大学芸術系)

演題: 「一柱から二柱へ:古代エジプトの二柱の正義の女神の研究」

下記ウェブサイトにも掲載しています。
https://rcwac.histanth.tsukuba.ac.jp/events/event/8seminar

筑波大学西アジア文明研究センター
https://rcwac.histanth.tsukuba.ac.jp


2024年11月30日開催:筑波大学西アジア文明研究センター第7回定例研究会

研究会の案内をいただきましたのでお知らせします。

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筑波大学西アジア文明研究センターにおいて、第7回定例研究会を下記の通りハイブリッド方式で開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2024年11月30日(土) 13:30-17:45

会場:対面+Zoomオンラインのハイブリッド
【対面】筑波大学西アジア文明研究センター(筑波大学つくばキャンパス共同研究棟A601、https://rcwac.histanth.tsukuba.ac.jp/access
【オンライン】Zoom ミーティング
 URL: https://us02web.zoom.us/j/87167530712?pwd=S4NYbItHblRuH2bkMl3POZ1cipHnKq.1
 ミーティング ID: 871 6753 0712
 パスコード: 308556

講師:Marwan Kilani(バーゼル大学講師)※対面発表
演題:Words on the Move: Loanwords as a Window on EgyptianLevantine Cultural Exchanges in the Late Bronze Age

講師:Jun Yi Wong(トロント大学博士課程・金沢大学客員研究員)※オンライン発表
演題:Destruction and Change at the Temple of Hatshepsut (Deir el-Bahari)

下記ウェブサイトにも掲載しています。
https://rcwac.histanth.tsukuba.ac.jp/events/event/7seminar

筑波大学西アジア文明研究センター
https://rcwac.histanth.tsukuba.ac.jp


2024年11月8日開催:金沢大学エジプト学特別講演会2024-2 「シカゴ美術館の古代エジプト・コレクション」+「レヴァント地域出土の古代エジプトの彫像について」

講演会の案内をいただきましたので、お知らせします。

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金沢大学エジプト学特別講演会2024-2
「シカゴ美術館の古代エジプト・コレクション」+「レヴァント地域出土の古代エジプトの彫像について」

講師:Dr. Ashley Arico(シカゴ美術館学芸員
主催:金沢大学古代文明・文化資源学研究所
日時:2024年11月8日(金)16:30~18:00
場所:金沢大学角間キャンパス 人間社会第1講義棟101教室

発表要旨
「シカゴ美術館の古代エジプト・コレクション」

Curating Ancient Egypt at the Art Institute of Chicago
With Amelia Edward’s gift of a ushabti in 1890, the Art Institute of Chicago became the first museum in the city to start a collection of Egyptian antiquities. This talk will explore how the collection has been displayed over the last 130 years, revealing some of the collection’s highlight objects. Particular focus will be placed on the new permanent gallery of the arts of ancient Egypt Life and Afterlife in Ancient Egypt, which opened to the public in 2022.

「レヴァント出土の古代エジプトの彫像について」
Moving Images: Studies in Egyptian Statuary in the Levant
For the ancient Egyptians statues were not lifeless objects, but rather active participants in the world around them. In some instances, their duties sent them on forays outside of Egypt’s borders. Illustrated by a series of case studies, this lecture will reconstruct the diverse histories of a selection of such statues drawing from the large corpus of Egyptian statues discovered in the Levant.

略歴 Biography
Ashley Arico joined the Art Institute of Chicago in July 2017 as the museum’s first full-time specialist in the arts of ancient Egypt; she is currently associate curator of ancient Egyptian art, Arts of Africa. Ashley holds an MA and PhD from the Johns Hopkins University, where her research focused on Egyptian statuary as evidence for interconnections in the ancient world. She previously held positions at the Museum of Fine Arts, Boston, the Johns Hopkins Archaeological Museum, and the Walters Art Museum. At the Art Institute, she launched a successful “Egyptian Art Pop-up Talk” series and curated a new arts of ancient Egypt gallery, which opened in 2022. Her current research focuses on the intersection of art and writing production in late 1st millennium BCE Egypt.


2024年11月16日開催公開講座「トルコでの製鉄実験~古代の製鉄技術を探る~」

公開講座の案内をいただきましたので、お知らせします。

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千葉工業大学地球学研究センターでは、公開講座「トルコでの製鉄実験~古代の製鉄技術を探る~」を下記の要領にて開催します。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。

鉄は紀元前1400年頃にヒッタイト帝国(現トルコ共和国、アナトリア地方)から始まったと考えられています。
しかし、それまで使われていた青銅から鉄にどのように技術進化したかは明らかにされていません。
千葉工業大学地球学研究センターでは、鉄器をどのようにして作ったかを探るために、トルコのアナトリア考古学研究所で鉄を作る実験を行いました。
本講座では、地球学研究センターの鉄についての取り組みと、この実験について分かりやすくお話しします。

参加お申し込みは、下記のフォームへのリンク、または下記リンクにある当センターのウェブページからどうぞ。

【詳細】
日時:2024年11月16日 (土) 15:00-16:00 (14:30開場)
会場:千葉工業大学津田沼キャンパス 6号館614教室
参加費:無料
定員:先着順100名
講師:地球学研究センター 佐竹渉
申し込み: こちらの申し込みフォームからお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf6plzQQ2vvHdKrZ38b1NJn0OOHTLC5nfBCD_UA7Y8ePQ55JA/viewform
問い合わせ先:geo-cosmo-gr@p.chibakoudai.jp


2024年11月9日開催講演会:Temples in the Southern Levant from the Late Bronze Age to the Iron Age – Analysing Changes in Material Culture and Textual Tradition

公開講演会の案内をいただきましたので、お知らせします。

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【名称】Temples in the Southern Levant from the Late Bronze Age to the Iron Age – Analysing Changes in Material Culture and Textual Tradition
【日時】11月9日(土)13:00〜14:30
【会場】立教大学池袋キャンパスX103教室(対面のみ)
【講師】Filip Čapek(チャールズ大学プロテスタント神学部教授・立教大学国際学術研究交流制度招へい研究員)
【言語】英語(通訳なし)
【内容】本講義では、鉄器時代(紀元前1200〜同600年頃)の南レヴァントの神殿とその変容に焦点を当て、二つの基本的な解釈の方向性を示す。一つ目は考古学で、聖なる建物とその建築の物質的証拠について。もう一つは、旧約聖書/ヘブライ語聖書が、特にイスラエル王国とユダ王国における神殿をどのように描いているかである。ここでは、これらのテキストには、神殿と祭儀に関連する記憶の形式が三重に変容しているという仮説を提唱する。第一は対照的な再解釈(ペリシテと他の近隣諸国)、第二は対外的(イスラエル)、第三は対内的(ユダ)な再編集であり、鉄器時代における宗教的実践の実際の形態を隠蔽するものでもある。より広い文脈において理解するために、後期青銅器時代の神殿と、それらが象徴する地域的・建築的伝統についても概説する。


2024年10月18日開催:国際遺跡研究セミナー「中央アジア古代・中世の考古学研究動向」

公開セミナーの案内をいただきましたので、お知らせします。

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文化遺産国際協力拠点交流事業 第33回国際遺跡研究セミナー「中央アジア古代・中世の考古学研究動向」の開催

文化庁主催文化遺産国際協力拠点交流事業
第33回国際遺跡研究セミナー「中央アジア古代・中世の考古学研究動向」についてお知らせいたします。
この度、奈良文化財研究所では令和6年度文化遺産国際協力拠点交流事業(文化庁主催、奈文研受託)の一環として、中央アジアの研究者を招いてのセミナーを開催する運びとなりました。オンラインハイブリッド開催になりますので、ぜひご参加ください。

【日時】10月18日(金)13:30~18:00
【会場】平城宮跡資料館講堂・オンライン(Microsoft teams)
https://events.teams.microsoft.com/event/23c108ae-41a4-4088-a847-dacde9e7ac8f@bdd725d1-0ab8-4c17-997c-39e61d412a9c
※当日会場へお越しのかたは事前予約は不要です。
 オンライン参加される方はteamsアプリをダウンロードのうえ、上記URLから参加ご登録ください。
【問い合わせ先】奈良文化財研究所 国際遺跡研究室 笠原 kasahara-t3a@nich.go.jp
【発表言語】ロシア語(日本語逐次通訳あり)

【プログラム】
開会挨拶・趣旨説明  庄田 慎矢(奈良文化財研究所 国際遺跡研究室 室長)
講演1 13:30~14:30 
Muminkhon Saidov (ウズベキスタン文化遺産庁サマルカンド考古学研究所 所長)
Социально экономическая жизнь Центрального Согда в период Караханидов в свете мультидисциплинарных исследований
「学際的研究から見たカラハン朝時代における中央ソグドの社会・経済生活」

講演2 14:30~15:30
Farhod Maksudov (ウズベキスタン科学アカデミー国立考古学センター 所長)
Средневековый кочевой урбанизм в горной зоне Средней Азии: новые исследования
「中央アジア高地における中世遊牧民の都市化:最近の研究」

休憩 15:30~15:45

講演3 15:45~16:45
Akhan Onggaruly (カザフスタン共和国国立マルグラン考古学研究所 所長)
Предварительные итоги исследования памятников 1-5 вв. в Казахстане
「カザフスタンにおける1~5世紀の遺跡研究の予備的成果」

講演4 16:45~17:45
Taylor Hermes (米国アーカンソー大学 助教授)
Активные проекты по биомолекулярному анализу древних животных Центральной Азии
「中央アジアの古代の動物の生体分子分析に関する活発なプロジェクト」

閉会挨拶 Muminkhon Saidov
司会:笠原朋与(国際遺跡研究室 AF)
通訳:Aktolkyn Rustemova、Evdokiia Kaur