2025年12月4日開催研究会:紀元前3~2千年紀の古代メソポタミアにおける存命中の王たちの神格化について
研究会の案内をいただきましたのでお知らせします。
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筑波大学西アジア文明研究センターにおいて、第13回定例研究会を下記の通りハイブリッド方式で開催いたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
【西アジア文明研究センター第13回定例研究会】
講師: Dr. Iakov Kadochnikov(筑波大学 人文社会系)
演題: 紀元前3~2千年紀の古代メソポタミアにおける存命中の王たちの神格化について
日時:2025年12月4日(木) 17:00開始
会場:西アジア文明研究センターとZoomミーティングのハイブリット
【対面】筑波大学西アジア文明研究センター(筑波大学つくばキャンパス共同研究棟A601、https://rcwac.histanth.tsukuba.ac.jp/access)
【オンライン】Zoom ミーティング
URL:https://us02web.zoom.us/j/82336505385?pwd=muAaRHoxBI04ouuMHyGjiGXvUVlWo9.1
ミーティング ID: 823 3650 5385
パスコード: 563293
下記のウェブサイトにも掲載しています。
https://rcwac.histanth.tsukuba.ac.jp/events/event/regular-meeting-13
筑波大学西アジア文明研究センター
https://rcwac.histanth.tsukuba.ac.jp
2025年11月7日開催シンポジウム:「大いなる転換の地~タシュテペレル」
シンポジウムの案内をいただきましたのでお知らせします。
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考古学シンポジウム「大いなる転換の地~タシュテペレル」のご案内
主催:トルコ観光広報開発庁、後援:トルコ共和国文化観光省、ターキッシュエアラインズ
トルコ観光広報開発庁は、世界でもいち早く定住生活へ移行し社会的結束が育まれた地とされる「タシュテペレル(トルコ語で“石の丘”の意)」の魅力を、考古学的視点から紐解くシンポジウムを、下記の通り開催いたします。
タシュテペレルとは、ギョベクリテペやカラハンテペをはじめ、現在も発掘が進められている広大な石灰岩の丘陵地帯にある考古学的遺跡群を指します。その歴史はおよそ12,000年前に遡り、ピラミッドやストーンヘンジ、マチュピチュといった世界的ランドマークよりもはるかに古い時代に位置づけられます。
当日は、イスタンブル大学先史考古学科長であり、ギョベクリテペとカラハンテペ両遺跡の発掘を率いるネジミ・カルル教授をトルコよりお迎えするとともに、筑波大学三宅裕教授、千葉工業科大学研究員下釜和也氏ら、アナトリア考古学に精通する日本の専門家の方々をお招きし、人類史上もっとも未知に満ちた時代への“時空の旅”へと皆様を誘います。
シンポジウム終了後にはレセプションパーティーも予定しております。
ご多用の折とは存じますが、ぜひご臨席賜りますようご案内申し上げます。
2025年10月吉日
トルコ共和国大使館文化観光局
日時:2025年11月7日(金)13:00~受付開始
会場/受付:東京国立博物館 平成館大講堂 Tel: 050-5541-8600(ハローダイヤル)
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=113
使用言語:トルコ語(基調講演は通訳あり)・日本語
定員:150名
プログラム(予定)
13:00 受付開始
13:30 開会のご挨拶
13:40 基調講演 イスタンブル大学先史考古学科長 ネジミ・カルル教授
(アナトリア各地で数多くの先史時代遺跡の発掘調査に参加。2020年よりギョベクリテペとカラハンテペ両遺跡の発掘を率いる。)
15:00 筑波大学 三宅裕教授
「最初の石の丘(タシュ・テペ):チャクマックテペ遺跡の調査とタシュ・テペレル・プロジェクト」
16:00 千葉工業大学 下釜和也研究員
「タシュ・テペレルの新石器時代とハルベトスワン・テペシ遺跡の発掘」
17:00 レセプションパーティー(ドリンク、軽食をご用意しております)
ご出席いただける場合は、お手数ですが下記フォームまたは次ページの申込書よりFAX/メールにて10月31日(金)までにお申し込みください。
31日以降のご参加のご連絡は03-6261-6050または、t-turkiye@candlewick.co.jpまでお願いいたします。
申込フォーム:https://forms.gle/TdfqUxeagndJSkTB9
以上
<本件に関するお問い合わせ>
トルコ共和国大使館 文化観光局 広報 キャンドルウィック株式会社 (担当:大村)
Email: t-turkiye@candlewick.co.jp Tel: 03-6261-6050 Fax: 03-6261-6051
2025年11月24日・30日開催:シンポジウム『地域社会と文化遺産 Local Communities and Cultural Heritage』
シンポジウムの案内をいただきましたのでお知らせします。
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東京文化財研究所では、11月24日(月・祝)と11月30日(日)に、それぞれ東京と京都で「地域社会と文化遺産」をテーマとしたシンポジウムを開催いたします。
本シンポジウムでは、南イラクから専門家を招聘し、当地(シュメール地方)の文化遺産の最新状況とその保存に対する地域住民の意識について現状を共有し、日本での地域社会を巻き込んだ活用例を参考にしながら、当地域住民の文化遺産に対する意識改革や地域住民との協働による文化遺産の活用について考えます。
ひとりでも多くの方のご参加を、心よりお待ち申し上げております。
シンポジウム詳細≫『地域社会と文化遺産 Local Communities and Cultural Heritage』<https://www.tobunken.go.jp/info/event/2025/1124-1130/>
■東京会場■
地域社会と文化遺産—南イラク(シュメール)の未来像を考える—
日時:2025年11月24日(月・祝)13:00〜17:40(開場12:30)
会場:東京文化財研究所<https://www.tobunken.go.jp/japanese/navi/map.html> セミナー室
言語:日本語・アラビア語(逐次通訳あり)
主催:東京文化財研究所、特定非営利活動法人メソポタミア考古学教育研究所
申込フォーム(東京):https://forms.office.com/r/bmxFVXDvcs
【プログラム】
13:00〜13:10 開会挨拶 東京文化財研究所 安倍 雅史
13:10〜13:30 趣旨説明 メソポタミア考古学教育研究所 小泉 龍人
13:30〜14:00 基調講演 前駐日イラク共和国臨時代理大使 ペワン・ザウィタイ
14:00〜14:25 発表1 文化庁博物館振興室 中尾 智行「文化遺産における公共化と価値共創−考古学と博物館のこれから−」
14:25〜14:50 発表2 飛騨市教育委員会 三好 清超「博物館資料「石棒」を未来へ伝える」
14:50〜15:00 休憩
15:00〜15:50 発表3 ズィー・カール県考古・文化遺産局 アーメル・アブドゥルラザック・アティヤ「文化遺産の宝庫ズィー・カール」
15:50〜16:40 発表4 ナーシリーヤ博物館ウィダード・ハマド・アブシャヒル「地域社会の意識改革に向けたナーシリーヤ博物館の役割」
16:40〜16:50 休憩
16:50〜17:30 クロストーク
17:30〜17:40 閉会挨拶 小泉 龍人
18:00〜 懇親会(会費3,000円、ノンアルコール、申込フォームにて参加希望受付)
司会:東京文化財研究所 山田 綾乃
通訳:イブラ・ワ・ハイト代表 山崎 やよい
■京都会場■
地域社会と文化遺産—京都・奈良の事例をふまえて—
日時:2025年11月30日(日)13:30〜17:30(開場13:00)
会場:京都芸術大学瓜生山キャンパス<https://www.kyoto-art.ac.jp/info/access/> 人間館4階NA402教室(対面のみ)
言語:日本語・アラビア語(逐次通訳あり)
主催:東京文化財研究所、京都芸術大学日本庭園・歴史遺産研究センター、特定非営利活動法人メソポタミア考古学教育研究所
申込フォーム(京都):https://forms.office.com/r/bmxFVXDvcs
【プログラム】
13:30〜13:35 開会挨拶 京都芸術大学 増渕 麻里耶
13:35〜13:45 趣旨説明 メソポタミア考古学教育研究所 小泉 龍人
13:45〜14:35 基調講演 京都芸術大学 仲 隆裕「地域社会と文化遺産—庭園文化に着目して—」
14:35〜14:45 休憩
14:45〜15:10 発表1 奈良県地域創造部世界遺産室 山田 隆文「奈良県における文化遺産の次世代継承のための取り組みについて」
15:10〜15:35 発表2 京都芸術大学 宇佐美 智之「GISを活用したメソポタミア遺跡マッピングプロジェクトの概要と展望」
15:35〜15:45 休憩
15:45〜16:00 報告1 東京文化財研究所 山田 綾乃「スタディツアー振り返り」
16:00〜16:30 報告2 マザヤ私立大学 イマード・ダウード「イラク側所見」
16:30〜17:20 クロストーク
17:20〜17:30 閉会挨拶 小泉 龍人
司会:東京文化財研究所 安倍 雅史
通訳:イブラ・ワ・ハイト代表 山崎 やよい
■問い合わせ先■
東京文化財研究所文化遺産国際協力センター 山田綾乃
yamada-a2y@nich.go.jp
2025年10月25日~2026年3月31日開催:企画展「シリアの伝統工芸」
展覧会の案内をいただきましたのでお知らせします。
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シリアの伝統工芸にかんする企画展を開催いたします。ぜひお越しください。
https://teikyo.jp/museum/exhibition/2025-other-syria/
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企画展「シリアの伝統工芸」
2025.10.25~2026.3.31
帝京大学総合博物館 常設展示室 入場無料
(高幡不動/聖蹟桜ヶ丘/多摩センターからバス)
休館日:日祝、入試日
特別開館:10月26日(日)(青舎祭)
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*本企画展は、帝京大学やまなし伝統工芸館で開催した企画展(2025年5~8月)の巡回展です。
2025年11月15日開催学術集会:シリアの歴史と文化財を考える
学術集会の案内をいただきましたのでお知らせします。
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学術集会:シリアの歴史と文化財を考える
趣旨: シリアは、ホモ・サピエンスの世界への拡散や、農耕の始まり、都市形成、帝国の拡大、ローマ・ビザンツの東進、イスラーム国家の始まりなど、人類史にとってかけがえのない歴史の舞台となってきました。2011年からの長い内戦で、これらの歴史の証人である多くの遺跡や博物館などが被災してしまいましたが、2024年末に内戦も終わり、今、シリア文化財博物館総局(DGAM)が、シリアの歴史と文化財の保全・活用に動き出しています。この会議では、新たにDGAM総裁になられたAnas Haj Zeidan博士と、DGAM世界遺産局長のLina Kutiefan博士をお迎えし、シリアで考古学や文化財の調査研究を行ってきた日本人研究者とともに、これからのシリアの歴史研究と文化財の保全や活用について考えていきます。
日時:2025年11月15日(土)9:30〜18:00
会場:筑波大学東京キャンパス134講義室・118講義室(東京都文京区大塚3-29-1)※対面のみ
言語:英語(ただし、スクリーンによる日本語翻訳あり)
〇申し込み不要。直接会場へお越しください。
〇参加費無料。どなたでも参加できます。
プログラム:
9:30~ Registration (Lecture Room 134)
9:50~10:00 Opening
10:00~10:40 Anas Haj ZEIDAN (DGAM)
Post-liberation state of Syria’s cultural heritage
10:40~11:10 Lina KUTIEFAN (DGAM)
UNESCO’s world heritage sites in Syria and pathways to delisting from the danger list
11:10~11:30 Yoko TANIGUCHI (University of Tsukuba)
A challenge to preserve the Ain Dara temple from outside Syria
11:30~11:50 Kiyohide SAITO (Archaeological Institute of Kashihara, Nara Prefecture)
Training program for strengthening capacity of Syrian experts in the field of cultural heritage
by the Archaeological Institute of Kashihara, Nara Prefecture under UNDP
11:50~12:10 Osamu KONDO (University of Tokyo)
Human remains from Dederiyeh, a Middle and Epi-Paleolithic cave site
12:10~13:40 Lunch
13:40~14:00 Yoshihiro NISHIAKI (University of Tokyo) video presentation; Seiji KADOWAKI (Nagoya University) discussant
Archaeological excavations by the University of Tokyo teams in Syria: 1970–2011
14:00~14:20 Kazuya SHIMOGAMA (Chiba Institute of Technology)
Tell Taban: Bronze Age center on the middle Khabur
14:20~14:40 Daisuke SHIBATA (University of Tsukuba)
Cuneiform texts from Tell Taban (Ṭabetu) and a local kingdom of the middle Khabur in the Late Bronze Age
14:40~14:55 Tea Time
14:55~15:10 Akira TSUNEKI (University of Tsukuba)
Tell el-Kerkh, a Neolithic mega-site in Idlib province
15:10~15:25 Sari JAMMO (Nagoya University)
The burials and cemetery of Tell el-Kerkh, northwest Syria
15:25~15:45 Nobuya WATANABE (Chubu University)
Leveraging spatial information to enrich the artifact inventory
15:45~16:00 Room change (Lecture Room 118)
16:00~18:00 General discussion
主催:
令和7年度文化庁委託業務「 シリア・アラブ共和国との文化遺産国際協力拠点交流事業」
2025-2028 年度 文部科学省 科学研究費 基盤研究B(25K00399)
連絡先:筑波大学西アジア文明研究センター
E-mail: rcwasia@hass.tsukuba.ac.jp
Tel: 029-853-5441
2025年10月27日開催講演会:EAST MEETS WEST – AND BACK AGAIN: The Journeys of A. H. Sayce to Japan
講演会の案内をいただきましたのでお知らせします。
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筑波大学西アジア文明研究センターにおいて、講演会を下記の通りハイブリッド方式で開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。
西アジア文明研究センター講演会 / Univ. Tsukuba RCWAC Lectures
EAST MEETS WEST – AND BACK AGAIN: The Journeys of A. H. Sayce to Japan
〈講師 / Speaker〉 Dr. Thomas L. Gertzen (Berlin / Göttingen)/
トーマス・L・ゲルツェン博士(ベルリン/ゲッティンゲン)
〈演題 / Title〉 EAST MEETS WEST – AND BACK AGAIN: The Journeys of A. H. Sayce to Japan
〈日時 / Date & Time〉 2025年10月27日(月)16:45-18:00 / October 27, 2025 (Mon.) 16:45-18:00
〈会場 / Venue〉 筑波大学西アジア文明研究センター(筑波大学筑波キャンパス共同研究棟A601)およびオンライン(Zoom)/
University of Tsukuba, Research Center for West Asian Civilization (Cooperative Research Bldg. A601, Tsukuba Campus, U Tsukuba) and online
(Zoom)
〈参加登録 / Registration〉 オンライン参加登録はこちら / For online participation, please register here
https://forms.gle/moLYewbDmdc4QGiL8
下記のウェブサイトにも掲載しています。
https://rcwac.histanth.tsukuba.ac.jp/events/event/lecture1
筑波大学西アジア文明研究センター
https://rcwac.histanth.tsukuba.ac.jp
2025年11月1日開催:鶴見大学文化財学会 2025年度秋季シンポジウム「古代文明の考古学—文明社会の歴史的意義を考える—」
シンポジウムの案内をいただきましたのでお知らせします。
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鶴見大学文化財学会では、下記の要領でシンポジウムを開催いたします。
みなさま奮ってご参加ください。
鶴見大学文化財学会 2025年度秋季シンポジウム
古代文明の考古学—文明社会の歴史的意義を考える—
趣旨:このシンポジウムでは、東アジア、南アジア、西アジアの3つの地域を取り上げ、古代文明の形成過程について考えます。「文明」とは都市をもつ高度に複雑化した社会を意味していますが、世界各地でその形成過程は異なっています。その一方で、各地・各時代で共通する特質もあり、異なる地域に展開した文明社会を比較することで、人類史における「文明」の意味をより多面的に理解することができるでしょう。本シンポジウムでは、都市、文字、資源、人・モノの移動、交流といった視点から、3つの地域の古代文明社会を比較し、「古代文明」とは何か、その歴史的意義について考えてみたいと思います。
日時:2025年11月1日(土) 13:30〜16:30
会場:鶴見大学記念ホール
https://t.pia.jp/pia/venue/venue.do?venueCd=UV52
参加費:無料
発表者・論題
趣旨説明 13:30〜13:40
講演1 13:40〜14:20 東アジアにおける文明の多様性
中村大介(埼玉大学大学院人文社会科学研究科教授)
講演2 14:25〜15:05 メソポタミア文明の形成と地域間交流
下釜和也(千葉工業大学地球学研究センター研究員)
講演3 15:10〜15:50 南アジア古代文明のダイナミズム
上杉彰紀(鶴見大学文学部文化財学科教授)
総合討論 16:00〜16:30
司会:田中和彦(鶴見大学文学部文化財学科教授)
※シンポジウムのあとに、ささやかな懇親会を開催いたします。参加ご希望の方は10月20日までにuesugi-a@tsurumi-u.ac.jpまでご連絡ください。懇親会参加費は一般4000円、学生3000円です。
2025年11月15日・16日開催:令和7年度海外調査のための3次元計測実習
「海外調査のための3次元計測実習」の案内をいただきましたのでお知らせします。
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令和7年度海外調査のための3次元計測実習
開催趣旨
近年、文化遺産の世界では、Agisoft社のMetashapeやiPhoneのScaniverseなどを用いた3次元計測が急速に普及しています。
これらの技術の導入によって、作業時間が大幅に短縮されただけではなく、これまでと比べようのない高精度で文化遺産のドキュメンテーションが可能になってきています。
今年度も、日本における3次元計測の第1人者である野口淳先生を講師にお招きし、海外で文化遺産保護に携わる日本の専門家を対象に、「海外調査のための3次元計測実習」を開催いたします。
受講者の方には、2日間の実習において、Metashapeを用いた3次元計測の技術やCloud Compareの利用方法を習得していただきます。また、2日目には、Artec3D Japan社によるArtec各種3Dスキャナーのデモも行う予定です。
主催:東京文化財研究所文化遺産国際協力センター
講師:野口淳(公立小松大学次世代考古学研究センター・特任准教授)
対象:海外で文化遺産保護に携わる日本の専門家(おもに考古学、建築、保存修復、保存科学、無形文化財を専門とするもの。研究者、大学院生、学部生などが対象)
人数:20名(申し込み順)
参加費:無料
申し込み先:東京文化財研究所 安倍雅史 abe-m6e@nich.go.jp
会場:東京文化財研究所地下一階会議室
日程:2025年11月15日(土)、16日(日)
講義内容
11月15日(土)
10:00~12:00 Metashapeを利用した遺物(博物館資料)の3次元計測実習(野口先生)
12:30~14:00 昼休み
14:00~16:30 Metashapeを利用した遺物(博物館資料)の3次元計測実習(野口先生)
11月16日(日)
10:00~12:30 Metashapeを利用した遺物(博物館資料)の3次元計測実習、
Cloud Compare実習(野口先生)
12:30~14:00 昼休み
14:00~15:00 Cloud Compare実習(野口先生)
15:00~15:30 ホンジュラスにおける3次元計測の活用(ホンジュラス専門家)
15:30~16:30 Artec3D Japan社によるArtec各種3Dスキャナーのデモ
2025年9月28日開催シンポジウム:バーミヤーンの「今」
シンポジウムの情報がありましたので、お知らせします。
詳細については、次のWebサイトをご参照ください。
また、プログラムについては、Webサイトに添付されているポスターでご確認ください。
https://www.teikyo-u.ac.jp/event/2025/0928
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バーミヤーンに関する国際シンポジウムのご案内
▪️開催趣旨
アフガニスタン中部のバーミヤーン渓谷はシルクロードの要衝として栄え、1 世紀から13 世紀にかけて多様な 文化が交錯しました。3 世紀から8 世紀を中心に仏教が盛え、断崖には磨崖仏や石窟群が造られ、その後のイスラーム期にもその繁栄は続きました。2001 年に起きた西大仏、東大仏の爆破は国際社会に大きな衝撃をもたらしましたが、その後同地域はUNESCO や日本の支援を受け、2003 年に『バーミヤーン渓谷の文化的景観と古代遺跡群(バーミヤーン遺跡)』として世界遺産リストに登録されました。以来、様々な組織や専門家の連携下で、バーミヤーン遺跡の保護を通じた継続的な支援が続けられています。
一方で、近年、バーミヤーン遺跡周辺の都市開発が進む中で、その文化的景観が変容してきていることも懸念さ れており、「人々の生活」と「遺産の保存」を両立させるための観光開発といった新たな取り組みも始まっています。
本シンポジウムに先立ち、バーミヤーン遺跡の「今」を知る専門家が世界各地から日本に集い、バーミヤーンの「未来」について議論する専門家会議を行います。本シンポジウムは、専門家会議の成果を反映しつつ、これまでの UNESCO と日本を中心としたバーミヤーン遺跡への保護活動を振り返ると共に、新たなフェーズを迎えているバー ミヤーン遺跡の現況を共有し、今後の展望を一緒に考えます。
▪️開催概要
開催日時:2025年9月28日(日)13:00 〜 16:45(12:30 開場)
会場:東京文化財研究所 地階セミナー室
(東京都台東区上野公園13-43 最寄駅[ 鶯谷])
開催方法:対面( Web 配信はありません)
定員:90 名(先着順、事前申込者優先)
言語:日本語/英語 (同時通訳あり)
主催:帝京大学 共催:UNESCO 後援:外務省
事前申込先:https://forms.gle/Sb2fQK6ynH4VWYUr5
お問い合わせ事務局:帝京大学文化財研究所
E-mail: Bamiyan0928@gmail.com
2025年7月26日開会:特別展「世界探検の旅 —美と驚異の遺産—」
当会の分野に関連する展示会が開催されますので、お知らせします。
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奈良国立博物館開館130年・天理大学創立100周年記念特別展「世界探検の旅 —美と驚異の遺産—」開催のお知らせ
●趣旨:本展は、世界中から集められた天理大学附属天理参考館の30万点にのぼる膨大なコレクションの中から厳選した作品群と、奈良国立博物館所蔵の仏教美術作品などを組み合わせ、人類の約6000年に及ぶ歴史を探求する展覧会です。「文明の交差する世界」、「神々と摩訶不思議な世界」、「追憶の20世紀」の3つの章で構成し、考古資料や民族資料を中心に約220件を展示します。中には、世界でも天理参考館のみが所蔵する稀少な作品や初公開の作品も含まれます。時空を超えた世界探検の旅にどうぞご期待ください。
●主催:奈良国立博物館、天理大学附属天理参考館、日本経済新聞社、テレビ大阪
●会期:2025年7月26日(土)〜2025年9月23日(火)
●開催時間:午前9時30分〜午後5時(毎週土曜日および8月5日(火)〜8月15日(金)は午後7時まで)
※入館は閉館の30分前まで
●会場:奈良国立博物館 東・西新館(奈良県奈良市登大路町50番地)
●詳細:下記URLよりご覧ください。
URL: https://art.nikkei.com/tanken/
●問合せ先:奈良国立博物館050-5542-8600(ハローダイヤル)
2025年7月5日(土)・6日(日)開催:アコリス考古学プロジェクト2025公開シンポジウム『古代エジプト領域部の⽂化変化とそのエージェンシー』
シンポジウムの案内をいただきましたので、お知らせいたします
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「このたび、エジプト・アコリス遺跡考古学調査団(団長・川西宏幸)では、名古屋⼤学⼈類⽂化遺産テクスト学研究センターと共催で、2025年7月5日(土)、6日(日)に公開シンポジウムを開催することとなりました。直前のご案内となりましたが、皆様のご参加をお待ちしております(ZOOMオンラインで同時配信)
■アコリス考古学プロジェクト2025公開シンポジウム
『古代エジプト領域部の⽂化変化とそのエージェンシー』
■日時:2025年7月5日(土)13時〜18時30分、6日(日)9時半〜12時(予定)
■場所:名古屋大学 文学部棟237講義室
■会場設営・配布資料等の準備のため、事前にご連絡いただけると幸いですが、当日、直接会場にお越しいただいても構いません。参加費は無料です。
■ZOOMでの参加をご希望の方は、周藤芳幸までご連絡ください。
suto.yoshiyuki.t3@f.mail.nagoya-u.ac.jp
■1日目のシンポジウム終了後に懇親会を開催いたします。
懇親会への参加希望者は、【7月3日まで】に花坂哲までご連絡ください(詳細は参加者に追って個別にご連絡いたします)
tetsuhanasaka@gmail.com
<<プログラム>>
7月5日(土)【1日目】
13:00 開会の辞 (周藤 芳幸)
13:10−13:50
「古代エジプト新王国時代の輸⼊⼟器の流通」 有村 元春
13:50−14:30
「オベリスクの計画⽅法について」 ⻄本 真⼀
14:30−15:10
「ナイルの⽔位変動と飢饉をめぐる⽂化的記憶」 周藤 芳幸
<休憩>15:10−15:30
15:30−16:10
「ローマ帝政初期エジプトにおける皇帝崇拝:アウグストゥスと在地社会との⽂化交渉」 佐藤 ⼒⽮
16:10−16:50
「リモートセンシングを応⽤したナイルの⽔辺研究:メンフィスと⻄⽅デルタの事例から」 ⻑⾕川 奏
16:50−17:30
「シルシラ採⽯場のギリシア語グラフィティについて」 ⾼橋 亮介
<休憩>17:30−17:40
17:40−18:30
「総合討論」
7⽉6⽇(日)【2⽇⽬】
9:30−10:10 (オンラインでの発表)
「⻄⽅神殿チャペルE第⼆室におけるクリーニング成果とワニミイラに関する⼀考察」 清⽔ ⿇⾥奈
10:10−10:50
「2024南区調査:2024-1号墓副葬品を中⼼として」 花坂 哲
10:50−11:30
「N区の調査成果について」 周藤 芳幸、⾼橋 亮介
11:30−
「ア・カペラ(2)」 川⻄ 宏幸
閉会の辞
2025年7月26日(土)開催:「いにしえの世界を探る —金沢大学 古代文明・文化資源学フォーラム 2025」
フォーラムの案内をいただきましたので、お知らせします。
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「いにしえの世界を探る —金沢大学 古代文明・文化資源学フォーラム 2025」
開催のご案内
金沢大学は古代文明・文化資源学研究所を組織し、私たち人類の過去をめぐる多彩な調査研究プロジェクトを活発に展開しています。そのねらいの時空間的な広がりは、文明誕生よりも古く遡る先史時代から近代・現代にいたるまで、そして日本列島のみならず新旧の大陸をまたぐ世界の各地にまで及びます。こうした活動の最新情報を中高生・学生・一般のみなさまにご紹介するため、今夏も恒例の公開フォーラムを開催する運びとなりました。考古学・考古科学・文化資源学の糾合を目指して金沢大学が取り組んでいる、先端研究の最前線にふれてみてください。
日時/2025年7月26日(土)11:00〜16:40(10:40開場)
会場/石川県文教会館 4階 401・402会議室(大会議室)
http://www.bunkyo.or.jp/basic/access.html
参加方法/対面形式・申込不要・参加無料(先着100名)
主催/金沢大学 古代文明・文化資源学研究所
プログラム:
報告①/小嶋 芳孝「高句麗・渤海史像の再構築に向けて —渤海日本道を歩く」
報告②/中村 慎一「交雑する文明 —中国文明起源論の新地平」
報告③/松永 篤知「考古学研究者がみたタイ北部山地民の暮らし —過去の生活復元の手がかりとして」
報告④/小髙 敬寛「メソポタミア文明の源流をたどる —イラク・クルディスタン地域の先史遺跡調査」
報告⑤/覺張 隆史「パレオゲノミクスによる人類集団の起源研究 —日本から中米まで」
報告⑥/足立 拓朗「令和6年能登半島地震・奥能登豪雨の被災文化財 —三次元測量の取り組み」
報告⑦/佐々木 由香・能城 修一「弥生時代の木材からみた植物利用 —小松市白江梯川遺跡を中心に」
※ 詳細はこちら→ https://isac.w3.kanazawa-u.ac.jp/event/event20250726