関連する研究会等

2025年1月26日開催:日本・イラク合同シンポジウム:古代メソポタミアのシュメール・アッカド地域を中心とした文化遺産研究と国際協力

公開シンポジウムの案内をいただきましたのでお知らせします。

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日本西アジア考古学会会員皆様

日本・イラク合同テル・シンカー調査チームが中心となり、イラク考古・遺産庁(The State Board of Antiquities and Heritage, Iraq)のAli Obaid Shalgham長官と職員3名を日本にお招きし、2025年1月26日(日)に以下のタイトルで公開シンポジウムを開催いたします。
直前のご案内となりましたが、皆様のご参加をお待ちしております。
詳細は以下をご覧ください。

日本・イラク合同シンポジウム:古代メソポタミアのシュメール・アッカド地域を中心とした文化遺産研究と国際協力
日時2025年1月26日(日)10:00~17:30(受付9:10~10:00)
場所:国立科学博物館「大会議室」
言語:日本語(アラビア語の発表は日本語通訳あり)
募集人数:先着30名程
申し込み方法:メール:sumerakkadsymposium@gmail.comから申し込み
募集締め切り:1/22(水)
参加費:無料(国立科学博物館の展示室への入場も無料)

主催:長崎国際大学、国士舘大学、江戸川大学
後援:在日本イラク大使館、(独)国際協力機構(JICA)

令和6年度科学研費助成事業「挑戦的研究(開拓)」採択(課題番号24K21175)
「人類初の統一国家古代メソポタミア・アッカド王朝の首都アガデの日本・イラク合同調査」

プログラム
10:00 開会の言葉:長谷川 均(国士舘大学 名誉教授)
10:05 開催館挨拶:栗原 祐司(国立科学博物館 副館長)
10:10 趣旨説明:川上 直彦(長崎国際大学 准教授)
10:20~11:05 特別講演 Ali Obaid Shalgham Albotaef (イラク考古・遺産庁 長官)
 「イラク本土におけるイラク隊と海外隊による古代メソポタミアの考古学調査の現状と展望」
11:05~11:35 基調講演① 小口 和美(国士舘大学イラク古代文化研究所 所長・教授)
 「イラクにおける国士舘大学イラク古代文化研究所の調査の歩みとキシュへの再調査に向けて」
11:35~12:25 昼食休憩

セッション1:考古学部門(テル・シンカーにおける今後の考古学調査)
12:30~13:05 基調講演② 川上 直彦(長崎国際大学 准教授)
 「人類初の統一国家古代メソポタミア・アッカド王朝の首都アガデの所在地とアガデの有力候補テル・シンカーにおける今後の考古学調査」
13:05~13:30 報告① 後藤 智哉(グリーン航業株式会社 専務取締役 / 国士舘大学イラク古代文化研究所 特別研究員)
 「時系列地理情報データの活用によるテル・シンカーの景観復元:1950年代のアメリカU2スパイ空中写真と衛星データ及びAW3D高精細版地形データの利用」
13:30~14:05 報告② 長谷川 均(国士舘大学 名誉教授)
 「全地球測位衛星システム(GNSS)と地理情報システム(GIS)を活用した遺丘における考古学的地表面調査」
14:05~14:30 報告③ 中島 金太郎(江戸川大学 講師)
 「テル・シンカーにおける考古学的地表面調査による採集遺物の3次元写真測量」
14:30~14:05 報告④ Ali Ahmed Abdulateef Al-Tameemi(イラク考古・遺産庁 職員)
 「テル・シンカーの現状とイラク・ドゥジャイル行政区にある他の遺丘の考古学調査の現状」
14:05~14:15 休憩

セッション2:博物館・国際協力部門
14:20~14:55 基調講演③ 栗原 祐司(国立科学博物館 副館長)
 「イラクの博物館との国際協力の可能性」
14:55~15:30 報告⑤ Mohammed Abdulhusein Falih Albkhaitawi & Buraq Abdulhussein Taher Taher(イラク考古・遺産庁 職員)
 「イラク国立博物館に展示・所蔵されている古代メソポタミア文明の秘宝」
15:30~16:05 報告⑥ 松本 健(国士舘大学 名誉教授)
 「ヨルダン王国ギリシャ・ローマ遺跡ウムカイスにおける(独)国際協力機構のイラク人文化遺産部門職員対象の文化遺産国際協力研修プログラムとその成果」
16:05~16:30 報告⑦ 登坂 宗太((独)国際協力機構中東・欧州部中東第 2 課 課長)
 「ヨルダン王国のペトラ遺跡とパレスチナの文化遺産を活用した観光分野へのJICA 支援」
16:30~17:10 全体討議・質疑応答コーディネーター:常木晃(筑波大学 名誉教授)
       報告⑧ 片多 雅樹(長崎県埋蔵文化財センター 調査課 係長)
       「国指定特別史跡『原の辻遺跡』を活用したテル・シンカー調査に係る日本・イラク合同文化遺産研修について」
17:10 閉会の言葉:川上 直彦(長崎国際大学 准教授)
17:15 記念撮影
17:25 閉会


2025年1月25日・26日開催「シルクロード学研究会 2025冬」

研究会の案内をいただきましたのでお知らせします。

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『シルクロード学研究会 2025冬』のご案内

趣旨:本研究会では「大雲寺」をテーマとして、考古学、文献史学のさまざまな観点によるアプローチを通して得られた研究成果の発表をおこないます。
主催:帝京大学文化財研究所/キルギス共和国国立科学アカデミー
会場:帝京大学文化財研究所大ホール/Teams(ハイブリッド)
日程2025年1月25日(土)・26日(日)
申し込み締め切り:現地参加 1月15日(水) オンライン 1月22日(水)
参加フォームhttps://forms.office.com/r/6pxUa33Mgh

1日目(13:30〜17:30) ※質疑応答10分
13:30~13:40 開会挨拶 
13:40~14:50 山内 和也  (推定)大雲寺の調査とその成果
14:50~15:30 櫛原 功一  アク・ベシム遺跡の瓦と大雲寺
15:30~15:40 休憩
15:40~16:20 森 美智代   チュー川流域出土の初唐様式仏教彫塑
16:20~17:30 妹尾 達彦  武周(690-705)建国と大雲寺
18:00〜  懇親会(現地参加者のみ) 
※懇親会…18:00から開始といたします。場所は「居酒屋 お多福」でおこないます。
参加費は6,000円です。
※懇親会の参加希望者が定員に達しましたので、受け付けは終了しました。
ご承知おきください。

2日目(9:30〜12:40) ※質疑応答10分
9:30~10:20 齊藤 茂雄  国際情勢からみた砕葉鎮城の大雲寺
10:20~11:20 向井 佑介  双塔伽藍の展開と大雲経寺
11:20~11:30 休憩
11:30~12:30 大西 磨希子 大雲経と大雲寺
12:30〜12:40 閉会挨拶

帝京大学文化財研究所 〒406-0032 山梨県笛吹市石和町四日市場1566-2   
問い合わせ先:teikyo.silkroad@gmail.com  電話055-261-0015
 ※研究所へはJR石和温泉駅から徒歩で約25分、タクシーで約8分。駐車場あり。
 ※本研究会はJSPS科研費21H04984(基盤研究(S))の研究活動の一環である。


2025年1月23日開催:筑波大学西アジア文明研究センター研究会「一柱から二柱へ:古代エジプトの二柱の正義の女神の研究」

研究会の案内をいただきましたのでお知らせします。

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筑波大学西アジア文明研究センターにおいて、第8回定例研究会を下記の通りハイブリッド方式で開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

【西アジア文明研究センター第8回定例研究会】

日時:2025年1月23日(木) 16:00~18:00

会場:対面+Zoomオンラインのハイブリッド

【対面】筑波大学西アジア文明研究センター(筑波大学つくばキャンパス共同研究棟A601、
 https://rcwac.histanth.tsukuba.ac.jp/access
【オンライン】Zoom ミーティング
 URL: https://us02web.zoom.us/j/88049796955?pwd=la4EEzMkaiOxTp5STLQdvicysLncUK.1
 ミーティング ID: 880 4979 6955
 パスコード: 282657

講師: 肥後 時尚(筑波大学芸術系)

演題: 「一柱から二柱へ:古代エジプトの二柱の正義の女神の研究」

下記ウェブサイトにも掲載しています。
https://rcwac.histanth.tsukuba.ac.jp/events/event/8seminar

筑波大学西アジア文明研究センター
https://rcwac.histanth.tsukuba.ac.jp


2024年11月30日開催:筑波大学西アジア文明研究センター第7回定例研究会

研究会の案内をいただきましたのでお知らせします。

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筑波大学西アジア文明研究センターにおいて、第7回定例研究会を下記の通りハイブリッド方式で開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2024年11月30日(土) 13:30-17:45

会場:対面+Zoomオンラインのハイブリッド
【対面】筑波大学西アジア文明研究センター(筑波大学つくばキャンパス共同研究棟A601、https://rcwac.histanth.tsukuba.ac.jp/access
【オンライン】Zoom ミーティング
 URL: https://us02web.zoom.us/j/87167530712?pwd=S4NYbItHblRuH2bkMl3POZ1cipHnKq.1
 ミーティング ID: 871 6753 0712
 パスコード: 308556

講師:Marwan Kilani(バーゼル大学講師)※対面発表
演題:Words on the Move: Loanwords as a Window on EgyptianLevantine Cultural Exchanges in the Late Bronze Age

講師:Jun Yi Wong(トロント大学博士課程・金沢大学客員研究員)※オンライン発表
演題:Destruction and Change at the Temple of Hatshepsut (Deir el-Bahari)

下記ウェブサイトにも掲載しています。
https://rcwac.histanth.tsukuba.ac.jp/events/event/7seminar

筑波大学西アジア文明研究センター
https://rcwac.histanth.tsukuba.ac.jp


2024年11月8日開催:金沢大学エジプト学特別講演会2024-2 「シカゴ美術館の古代エジプト・コレクション」+「レヴァント地域出土の古代エジプトの彫像について」

講演会の案内をいただきましたので、お知らせします。

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金沢大学エジプト学特別講演会2024-2
「シカゴ美術館の古代エジプト・コレクション」+「レヴァント地域出土の古代エジプトの彫像について」

講師:Dr. Ashley Arico(シカゴ美術館学芸員
主催:金沢大学古代文明・文化資源学研究所
日時:2024年11月8日(金)16:30~18:00
場所:金沢大学角間キャンパス 人間社会第1講義棟101教室

発表要旨
「シカゴ美術館の古代エジプト・コレクション」

Curating Ancient Egypt at the Art Institute of Chicago
With Amelia Edward’s gift of a ushabti in 1890, the Art Institute of Chicago became the first museum in the city to start a collection of Egyptian antiquities. This talk will explore how the collection has been displayed over the last 130 years, revealing some of the collection’s highlight objects. Particular focus will be placed on the new permanent gallery of the arts of ancient Egypt Life and Afterlife in Ancient Egypt, which opened to the public in 2022.

「レヴァント出土の古代エジプトの彫像について」
Moving Images: Studies in Egyptian Statuary in the Levant
For the ancient Egyptians statues were not lifeless objects, but rather active participants in the world around them. In some instances, their duties sent them on forays outside of Egypt’s borders. Illustrated by a series of case studies, this lecture will reconstruct the diverse histories of a selection of such statues drawing from the large corpus of Egyptian statues discovered in the Levant.

略歴 Biography
Ashley Arico joined the Art Institute of Chicago in July 2017 as the museum’s first full-time specialist in the arts of ancient Egypt; she is currently associate curator of ancient Egyptian art, Arts of Africa. Ashley holds an MA and PhD from the Johns Hopkins University, where her research focused on Egyptian statuary as evidence for interconnections in the ancient world. She previously held positions at the Museum of Fine Arts, Boston, the Johns Hopkins Archaeological Museum, and the Walters Art Museum. At the Art Institute, she launched a successful “Egyptian Art Pop-up Talk” series and curated a new arts of ancient Egypt gallery, which opened in 2022. Her current research focuses on the intersection of art and writing production in late 1st millennium BCE Egypt.


2024年11月16日開催公開講座「トルコでの製鉄実験~古代の製鉄技術を探る~」

公開講座の案内をいただきましたので、お知らせします。

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千葉工業大学地球学研究センターでは、公開講座「トルコでの製鉄実験~古代の製鉄技術を探る~」を下記の要領にて開催します。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。

鉄は紀元前1400年頃にヒッタイト帝国(現トルコ共和国、アナトリア地方)から始まったと考えられています。
しかし、それまで使われていた青銅から鉄にどのように技術進化したかは明らかにされていません。
千葉工業大学地球学研究センターでは、鉄器をどのようにして作ったかを探るために、トルコのアナトリア考古学研究所で鉄を作る実験を行いました。
本講座では、地球学研究センターの鉄についての取り組みと、この実験について分かりやすくお話しします。

参加お申し込みは、下記のフォームへのリンク、または下記リンクにある当センターのウェブページからどうぞ。

【詳細】
日時:2024年11月16日 (土) 15:00-16:00 (14:30開場)
会場:千葉工業大学津田沼キャンパス 6号館614教室
参加費:無料
定員:先着順100名
講師:地球学研究センター 佐竹渉
申し込み: こちらの申し込みフォームからお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf6plzQQ2vvHdKrZ38b1NJn0OOHTLC5nfBCD_UA7Y8ePQ55JA/viewform
問い合わせ先:geo-cosmo-gr@p.chibakoudai.jp


2024年11月9日開催講演会:Temples in the Southern Levant from the Late Bronze Age to the Iron Age – Analysing Changes in Material Culture and Textual Tradition

公開講演会の案内をいただきましたので、お知らせします。

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【名称】Temples in the Southern Levant from the Late Bronze Age to the Iron Age – Analysing Changes in Material Culture and Textual Tradition
【日時】11月9日(土)13:00〜14:30
【会場】立教大学池袋キャンパスX103教室(対面のみ)
【講師】Filip Čapek(チャールズ大学プロテスタント神学部教授・立教大学国際学術研究交流制度招へい研究員)
【言語】英語(通訳なし)
【内容】本講義では、鉄器時代(紀元前1200〜同600年頃)の南レヴァントの神殿とその変容に焦点を当て、二つの基本的な解釈の方向性を示す。一つ目は考古学で、聖なる建物とその建築の物質的証拠について。もう一つは、旧約聖書/ヘブライ語聖書が、特にイスラエル王国とユダ王国における神殿をどのように描いているかである。ここでは、これらのテキストには、神殿と祭儀に関連する記憶の形式が三重に変容しているという仮説を提唱する。第一は対照的な再解釈(ペリシテと他の近隣諸国)、第二は対外的(イスラエル)、第三は対内的(ユダ)な再編集であり、鉄器時代における宗教的実践の実際の形態を隠蔽するものでもある。より広い文脈において理解するために、後期青銅器時代の神殿と、それらが象徴する地域的・建築的伝統についても概説する。


2024年10月18日開催:国際遺跡研究セミナー「中央アジア古代・中世の考古学研究動向」

公開セミナーの案内をいただきましたので、お知らせします。

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文化遺産国際協力拠点交流事業 第33回国際遺跡研究セミナー「中央アジア古代・中世の考古学研究動向」の開催

文化庁主催文化遺産国際協力拠点交流事業
第33回国際遺跡研究セミナー「中央アジア古代・中世の考古学研究動向」についてお知らせいたします。
この度、奈良文化財研究所では令和6年度文化遺産国際協力拠点交流事業(文化庁主催、奈文研受託)の一環として、中央アジアの研究者を招いてのセミナーを開催する運びとなりました。オンラインハイブリッド開催になりますので、ぜひご参加ください。

【日時】10月18日(金)13:30~18:00
【会場】平城宮跡資料館講堂・オンライン(Microsoft teams)
https://events.teams.microsoft.com/event/23c108ae-41a4-4088-a847-dacde9e7ac8f@bdd725d1-0ab8-4c17-997c-39e61d412a9c
※当日会場へお越しのかたは事前予約は不要です。
 オンライン参加される方はteamsアプリをダウンロードのうえ、上記URLから参加ご登録ください。
【問い合わせ先】奈良文化財研究所 国際遺跡研究室 笠原 kasahara-t3a@nich.go.jp
【発表言語】ロシア語(日本語逐次通訳あり)

【プログラム】
開会挨拶・趣旨説明  庄田 慎矢(奈良文化財研究所 国際遺跡研究室 室長)
講演1 13:30~14:30 
Muminkhon Saidov (ウズベキスタン文化遺産庁サマルカンド考古学研究所 所長)
Социально экономическая жизнь Центрального Согда в период Караханидов в свете мультидисциплинарных исследований
「学際的研究から見たカラハン朝時代における中央ソグドの社会・経済生活」

講演2 14:30~15:30
Farhod Maksudov (ウズベキスタン科学アカデミー国立考古学センター 所長)
Средневековый кочевой урбанизм в горной зоне Средней Азии: новые исследования
「中央アジア高地における中世遊牧民の都市化:最近の研究」

休憩 15:30~15:45

講演3 15:45~16:45
Akhan Onggaruly (カザフスタン共和国国立マルグラン考古学研究所 所長)
Предварительные итоги исследования памятников 1-5 вв. в Казахстане
「カザフスタンにおける1~5世紀の遺跡研究の予備的成果」

講演4 16:45~17:45
Taylor Hermes (米国アーカンソー大学 助教授)
Активные проекты по биомолекулярному анализу древних животных Центральной Азии
「中央アジアの古代の動物の生体分子分析に関する活発なプロジェクト」

閉会挨拶 Muminkhon Saidov
司会:笠原朋与(国際遺跡研究室 AF)
通訳:Aktolkyn Rustemova、Evdokiia Kaur


2024年11月2日~4日開催:「海外調査のための3次元計測実習」

「海外調査のための3次元計測実習」の案内をいただきましたので、お知らせします。

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2024年度海外調査のための3次元計測実習

開催趣旨
 近年、文化遺産の世界では、Agisoft社のMetashapeやiPhoneのScaniverseなどを用いた3次元計測が急速に普及しています。
 これらの技術の導入によって、作業時間が大幅に短縮されただけではなく、これまでと比べようのない高精度で文化遺産のドキュメンテーションが可能になってきています。
 今年度も日本の3次元計測の第1人者である野口淳先生と中村良介先生を講師にお招きし、海外で文化遺産保護に携わる日本の専門家を対象に、「海外調査のための3次元計測実習」を開催いたします。
 受講者の方には、3日間の実習において、MetashapeやScaniverse、MatterportまたUAV(ドローン)を利用した3次元計測の技術を習得していただきます。

主催:東京文化財研究所文化遺産国際協力センター
講師:野口淳(公立小松大学次世代考古学研究センター・特任准教授)
   中村良介(産業技術総合研究所)
対象:海外で文化遺産保護に携わる日本の専門家(おもに考古学、建築、保存修復、保存科学、無形文化財を専門とするもの。おもに研究者、大学院生が対象)
人数:20名(申し込み順)
参加費:無料
申し込み先:安倍雅史(東京文化財研究所、Email: abe-m6e@nich.go.jp)。先着20名。
会場:東京文化財研究所地下一階会議室
日程:2024年11月2日(土)、3日(日)、4日(月)

講義内容
11月2日(土)
 10:00〜12:00 実習① Metashapeを利用した土器(遺物)の3次元計測実習(野口先生)
 12:30〜14:00 昼休み
 14:00〜16:30 実習② Metashapeを利用した土器(遺物)の3次元計測実習(野口先生)

11月3日(日)
 10:00〜12:30 実習③ Metashapeを利用した土器(遺物)の3次元計測実習(野口先生)
 12:30〜14:00 昼休み
 14:00〜16:30 実習④ Scaniverseを利用した土器(遺物)の3次元計測実習(野口先生)

11月4日(月)

 10:00〜12:30 実習⑤ Matterportを利用した建造物の3次元計測実習(野口先生)、3DDB viewerに関する講義(中村先生)
 12:30〜14:00 昼休み
 14:00〜16:30 実習⑥ ドローンを利用した遺跡(地形)の3次元計測実習(ドローン操縦実習、DJI Go Pro、DJI Link の体験、既存データの処理)(野口先生)


2024年10月5日開催特別講演会「エジプト、サッカラ遺跡発掘調査最新報告2024」

展覧会と講演会の案内をいただきしましたのでお知らせします。

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 金沢大学資料館にて、特別展「古代エジプト3000年の墓地を掘る-エジプト、サッカラ遺跡発掘調査最新報告展-」を開催中です。

 今回、その関連企画として特別講演会「エジプト、サッカラ遺跡発掘調査最新報告2024」を開催します。
 金沢大学古代文明・文化資源学研究所とエジプト観光考古省の合同調査隊は、今夏もサッカラ遺跡において、継続的な発掘調査を実施しました。これまでにも、本プロジェクトは古代エジプトにおける埋葬習慣の変容を明らかにする上で、極めて重要な成果を挙げています。
 特別講演会は、合同調査隊長であり特別展監修者である新学術創成研究機構の河合望教授をはじめとして、発掘調査から帰国直後の研究者の方々による、最新の成果報告会となります。また、講演会終了後に監修者の解説による特別展ミュージアムツアーも行います。
 資料館展示室も臨時開館しておりますので、ぜひお越しください。

【金沢大学資料館】
 展示室開館時間:10:00~17:00

【特別講演会プログラム】
13:30 開会あいさつ 足立拓朗資料館長
13;35 講演1「サッカラ遺跡発掘調査の最新報告」
    河合 望 氏(金沢大学新学術創成研究機構教授)
14:10. 講演2「サッカラ遺跡で出土した新王国時代初期の土抗墓について」
    進藤 瑞生 氏(金沢大学人間社会環境研究科博士後期課程)

14:45 休憩(5分)

14:50 講演3「サッカラ遺跡のカタコンベで出土したグレコ・ローマン時代の女神像について」
    岡部 睦 氏(金沢大学人間社会環境研究科博士後期課程)
15:25 講演4「サッカラ遺跡から出土した人骨・ミイラについて」
    坂上 和弘 氏(国立科学博物館人類研究部 人類史研究グループ長)
16:00 閉会
*閉会後、資料館展示室にてミュージアムツアー


参加費用
 入場無料
参加方法 事前申込不要
関連リンク https://museum.w3.kanazawa-u.ac.jp/news/5366/


2024年6月29日開催:公開シンポジウム「アコリス考古学プロジェクト2024」

研究会の案内をいただきましたので、おしらせします。

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このたび、エジプト・アコリス遺跡考古学調査団では2024年6月29日(土)に公開シンポジウムを開催いたします。
直前のご案内となりましたが、皆様のご参加をお待ちしております(ZOOMオンライン同時配信です)

■アコリス考古学プロジェクト公開シンポジウム
■日時:2024年6月29日(土) 13時~17時
■場所:名古屋大学 文学部棟2階237講義室

■会場設営・配布資料等の準備のため、事前にご連絡いただけると幸いですが、当日、直接会場にお越しいただいても構いません。参加費無料です。

■ZOOM
トピック: アコリス考古学プロジェクト2024
時間: 2024年6月29日 01:00 PM 大阪、札幌、東京
Zoomミーティングに参加する:https://x.gd/BVSoA
ミーティングID: 883 9050 7834
パスコード: t0hA13

<<プログラム>>
■6月29日(土)

1300-1305 開会の辞(周藤芳幸)
1305-1335
 成川桃子 「紀元前2千年紀後半におけるキプロスの国家形成に関する議論と課題」
1335-1405
 佐藤力矢・清水麻里奈 「マネトの『エジプト史』に見るエジプト初期王朝」
1405-1435
 藤本俊哉 「ローマ帝政期エジプトにおける任意団体による統制」
1435-1505
 周藤芳幸 「ニュー・メニア古代採石場のオノマスティカ」
<休憩>10分間
1515-1545
 和田浩一郎 「アコリス遺跡出土のヒト形土製品の再検討」
1545-1615
 西本真一 「第一アナスタシ・パピルスの『オベリスクの問題』の読解」
1615-1645
 川西宏幸 「ア・カペラの考古学」

■シンポジウム終了後に懇親会を開催いたします。
懇親会への参加希望者は、花坂までにご連絡ください。
(懇親会会費・場所等は未定です。詳細は参加者に追ってご連絡いたします)
≪問い合わせ先≫
花坂哲(ハナサカテツ)
tetsuhanasaka@gmail.com


2024年7月20日・21日開催:『シルクロード学研究会 2024夏』

研究会の案内をいただきましたので、おしらせします。

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『シルクロード学研究会 2024夏』のご案内

趣旨:本会では、キルギスの草原都市遺跡アク・ベシム遺跡の発掘調査報告、および自然科学的分析結果について研究発表をおこないます。

主催:帝京大学文化財研究所/キルギス共和国国立科学アカデミー
会場:帝京大学文化財研究所大ホール/Zoomウェビナー(ハイブリッド)
日程:2024年7月20日(土)・21日(日)
申し込み締め切り:現地参加 7月10日(水) オンライン 7月17日(水)
参加フォームhttps://forms.office.com/r/UTJGsPysg1

1日目(13:30~17:00) ※発表時間25分、質疑応答5分
13:30~13:40 開会挨拶 
13:40~14:10 櫛原 功一 春期調査 第1シャフリスタン発掘報告
14:10~14:40 平野 修  春期調査 第2シャフリスタン発掘報告
14:40~14:50 休憩
14:50~15:50 山内和也 大雲寺を掘る
15:50~16:00 休憩
16:00~16:30 岩井 俊平 春期調査 AKB-21区a(大雲寺推定地)の発掘報告
16:30~17:00 望月 秀和 春期調査 AKB-21区b(大雲寺推定地)の発掘報告
17:30~  懇親会(現地参加者のみ)

2日目(9:30~11:50) ※発表時間30分、質疑応答10分
9:30~10:10 押鐘 浩之 DNA考古学へのマイルストーン
10:10~10:50 槇村 浩一 未定
10:50~11:00 休憩
11:00~11:40 植月 学  アク・ベシム遺跡における家畜利用の地区差とその変遷
11:40~11:50 閉会挨拶

帝京大学文化財研究所 〒406-0032 山梨県笛吹市石和町四日市場1566-2   
問い合わせ先:teikyo.silkroad@gmail.com  電話055-261-0015
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 ※本研究会はJSPS科研費21H04984(基盤研究(S))の研究活動の一環です。