過去の活動

第24回西アジア発掘調査報告会の発表募集について

報告会プログラムについては、こちらをご覧ください。

 

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毎春恒例の西アジア発掘調査報告会を2017年3月25日()・26日(に開催いたします。
発表を希望する会員は、下記をご確認のうえ、専用申し込みフォームにてお申し込みください。
発表者は、当日配布される『第24回西アジア発掘調査報告会報告集』に原稿を提出していただきますようお願いいたします。

1. 開催日程:2017年3月25日(土)・26日(日)

2. 会  場:池袋サンシャインシティ文化会館

3. 発表内容:2016年1月から12月にかけて行われた発掘、踏査、保存・修復などフィールドワークの報告
※フィールド以外の資料調査や、資料の分析及び分析結果に基づく考察・解釈が中心となる発表は対象となりません。このような内容の発表については大会研究発表にお申し込みください。

4. 発表時間:25分。発表は1遺跡につき1発表に集約してください。
※応募件数の多少によっては発表時間を変更して調整する場合があります。予めご了承願います。

5. 応募資格:日本西アジア考古学会会員で、かつ大学または研究機関等において研究に携わり(常勤・非常勤は問いません)、当該調査の発表権を持つ方に限ります。

6. 発表応募締切:2016年11月4日(金)※申込は締切ました。

7. 報告集原稿締切:2016年12月9日(金)
※執筆要項・提出方法はこちらの「西アジア発掘調査報告会報告集執筆要項・提出方法」をご覧ください。

※2016年12月末日までの調査で、調査終了時期の関係で原稿が締め切りに間に合わない等のご相談がある方は、申し込みフォームの備考欄にご記入ください。

8. 報告集原稿送付先:excavationjswaa@gmail.com

9. 発表日時:申込者には12月中にプログラム案をお送りします。
※事情により特定の発表日時を希望される方は、申し込みフォームの備考欄にご記入ください。
ただし、ご希望にそえないこともあることを、予めご了承願います。

以 上

お問合せ先
日本西アジア考古学会事務局
Eメール:office@jswaa.org
FAX:029-853-4432


特別講演会「危機にひんするシリア文化遺産の未来を考える」はつつがなく終了しました。

特別講演会「危機にひんするシリア文化遺産の未来を考える」
日 時: 2016年9月3日(土)14:00~17:00   会 場: サンシャインシティ 文化会館7階会議室
共 催: 日本西アジア考古学会・古代オリエント博物館

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開会の挨拶をする常木晃会長。取材も入り、熱気にあふれた会場。補助椅子を出すほどの盛況でした。

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アハマド・ディーブ氏(シリア文化財博物館総局・博物館部門長)の講演

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ジャニン・アブドゥル=マッシーハ氏(レバノン大学教授)の講演


特別講演会「危機にひんするシリア文化遺産の未来を考える」のお知らせ

日本西アジア考古学会・古代オリエント博物館共催 特別講演会
「危機にひんするシリア文化遺産の未来を考える-文化財博物館総局職員をむかえて-」

 2011年以来現在も続くシリア内戦の混乱は、難民問題をはじめ世界に多大な影響を与えていますが、シリア国内の貴重な遺跡や歴史的建造物もまた破壊、破損、盗掘の危機にさらされています。「文明の十字路」として豊かな歴史から生み出されたシリアの文化遺産がまさに大変な苦境に立たされているのです。
 この講演会では、内戦が始まって以降、はじめて日本に招へいすることとなったシリア文化財博物館総局の職員により、シリア文化遺産の最新の現状ならびに未来への展望をお話しいただきます。またシリア文化遺産に関連してレバノン、日本の専門家にもお話いただき、シリア文化遺産をどのように将来に向けて守り、伝えることができるのかを活発に議論していきます。
 シリアの現状を知る上でも貴重な機会ですのでぜひご来場ください。

日 時: 2016年9月3日()14:00~17:00(13:30開場)
会 場: サンシャインシティ 文化会館7階会議室 704・705室

参加無料・事前申込不要
共 催: 日本西アジア考古学会・古代オリエント博物館

プログラム
(1) 常木 晃(日本西アジア考古学会会長・筑波大学教授)
   「講演会の趣旨説明ならびに近年のシリア文化遺産に関する日本の活動」
(2) 津村 眞輝子(古代オリエント博物館・研究部長)
   「シリア調査と古代オリエント博物館」 
(3) アハマド・ディーブ(シリア文化財博物館総局・博物館部門長)
   「シリア文化遺産の現状と未来にむけての展望」
(4) ジャニン・アブドゥル=マッシーハ(レバノン大学教授)
   「レバノンからみたシリア文化遺産の未来」
(5) 西藤 清秀(奈良県立橿原考古学研究所技術アドバイザー)
   「パルミラ遺跡の復元計画からみたシリア文化遺産の未来」
(6) 松本 健(国士舘大学イラク古代文化研究所教授)
   「イラクにおける文化遺産保護のための日本の活動」
司 会:西山 伸一(中部大学人文学部 准教授)
通 訳:原田 怜(金沢大学国際文化資源学研究センター 客員研究員)
*英語の講演には日本語通訳がつきます。

▶お問い合せ
 内容について/日本西アジア考古学会
        mail:office@jswaa.org FAX:029-853-4432
 会場アクセスについて/古代オリエント博物館
        TEL:03-3989-3491
▶アクセス: 池袋サンシャインシティの文化会館7階です。古代オリエント博物館と同じ階ですが、エレベーターをはさんで反対側になります。
池袋 サンシャインシティへの行き方はこちら
サンシャインシティから文化会館への行き方はこちら


第21回総会・大会は盛況のうちにつつがなく終了いたしました。

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開会の挨拶をする西藤会長

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初日特別セッションの様子

 

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初日終了後の懇親会

 

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ポスターセッションのコアタイム(二日目)

 

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総会の様子

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常木新会長による挨拶


第21回総会・大会の開催について

 新緑の候、会員の皆様には益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
 日本西アジア考古学会第21回(2016年度)総会・大会を、立教大学池袋キャンパスにおいて、下記の要領で開催することとなりました。西アジア地域での紛争は一向に治まる気配がない昨今ではありますが、会員の皆様のご協力により、当該地域に関するセッションを含めて多くの発表を準備することができました。

 会員の方は総会・大会の開催に先立ちまして、事前に総会への出欠ならびに大会等行事への参加・不参加の確認をしたく存じますので、ご案内の郵便に同封いたしました葉書にて6月6日(月)までにご返信下さいますよう、お願い申し上げます。特に懇親会に参加をご希望の会員は、発注・準備の関係上、期日までのお申し込みを厳守でお願い申しあげます。
 なお例年のことではございますが、総会は2日目午後の開催となっております。今年度は6月26日(日)に開催いたしますので、お間違えないようお願いいたします。また、会則第13条の規定により、出席者と委任状の合計が会員数の過半数を越えない場合は定足数を満たさないこととなり、総会が成立いたしません。欠席される会員は葉書の委任状欄にご署名の上、必ずご返送くださいますようお願い申し上げます。
 一般の方(非会員)は、2日目昼に行われる総会には出席できませんが、大会(研究発表)は公開をしております。一般の方の参加につきましては、参加費1,000円(要旨集代金含む)を申し受けます。

 大会の研究発表は、口頭発表18本とポスター発表8本が予定されており、また昨今ようやく調査が再開されてきましたイラク北部クルディスタン地域に関するセッション「イラク・クルディスタンの考古学とその展望:ペシュダール平原からシャフリゾール平原まで」がエントリーされております。盛りだくさんな内容となっておりますので、ぜひ足をお運びいただきますよう、ご案内申し上げます。

日本西アジア考古学会 第21回総会・大会開催要項

開催日:2016年6月25日()・26日(
会 場:立教大学池袋キャンパス 14号館5階D501教室
東京都豊島区西池袋3-34-1
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http://www.rikkyo.ac.jp/access/(交通アクセス)
http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/direction/(キャンパスアクセス)
http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/(キャンパスマップ)
アクセス:JR各線・東武東上線・西武池袋線・東京メトロ丸ノ内線/有楽町線/副都心線「池袋駅」下車。西口より徒歩約12分(会場14号館まで)。最寄りはC3出口。
参加費:日本西アジア考古学会員は、資料代500円を申し受けます。
一般参加者は参加費・資料代として1,000円を申し受けます。
昼食:土曜日は大学内の食堂を利用することが可能です。日曜日は大学内の食堂の多くが休業となります。大学周辺の飲食店やコンビニ等をご利用ください。
喫煙:学内は基本的に禁煙です。会場のある14号館前に指定された喫煙場所があります。
懇親会:6月25日の研究発表終了後、17時45分より行います。事前申し込みが必要です
 会場/イタリアン「Tante Grazie タンテ グラッツィエ」
 (東京都豊島区西池袋5-3-2 TEL 03-5577-5939)
 参加費/6,000円、(学部生・大学院生4,000円)を予定しています。
 お申し込みは葉書、ファックス、e-mailで学会事務局まで。6月6日(月)締切
 〒305-8571 茨城県つくば市天王台1-1-1 筑波大学人文社会系歴史・人類学専攻 常木研究室
 e-mail:office@jswaa.org  FAX:029-853-4432

 

プログラム

6月25日(土)(第1日目)

12:30 開場
13:00-13:10  開催挨拶  会長 西藤清秀
研究発表①(D501教室)
13:10-13:30  上杉彰紀・紺谷亮一・須藤寛史・山口雄治・フィクリ=クラックオウル
「銅石器時代〜前期青銅器時代・アナトリア中央部における土器の様相」
13:30-13:50  安倍雅史・上杉彰紀・西藤清秀・後藤 健
「ワーディー・アッ=サイル古墳群から見た古代ディルムンの系譜」
13:50-14:10  上杉彰紀
「南インド巨石文化における古墳変遷に関する基礎的研究」
14:10-14:30  土居通正
「前13世紀後半から崩壊までのウガリト出土のエーゲ海の土器について」
14:30-14:50  江添 誠
「イエスによる悪霊祓いの奇跡の舞台はどこか? ―イエス時代のガリラヤ湖東岸地域の考古学的検討を通じて―」
14:50-15:10   休 憩
ミニセッション(D501教室)
「イラク・クルディスタンの考古学とその展望:ペシュダール平原からシャフリゾール平原まで」
15:10-15:15  常木 晃  趣旨説明
15:15-15:35  常木 晃
「ペシュダール平原とチェムチェマル地区の先史時代」
15:35-15:55  西山伸一
「ペシュダール平原とシャフリゾール平原の鉄器時代」
15:55-16:15  辰巳祐樹
「テル型遺跡の地下探査」
16:15-16:35  渡部展也
「UAVを利用したテル型遺跡の分析調査」
16:35-16:55  西山伸一・渡部展也
「考古学と地理情報科学から見たテル型遺跡の調査手法」
16:55-17:10  質疑応答(司会:西山伸一)
17:45-19:45  懇親会(事前申込制) イタリアン・レストラン「タンテ・グラッツィエ」

 

6月26

9:00  開場
研究発表②(D501教室)
9:30-9:50   原田 怜・山内和也
「JICA大エジプト博物館保存修復センター技術支援プロジェクト」
9:50-10:10  板橋 悠
「ティグリス川上流域新石器集落の淡水魚消費の時代変化」
10:10-10:30  小泉龍人
「彩文顔料の組成とレンガの熱的挙動」
10:30-10:50  千本真生・金成太郎・柴田 徹・禿 仁志
「ブルガリア前期青銅器時代における土器の産地推定と移動 ―ノヴァ・ザゴラ遺跡の分析をもとに―」
10:50-11:10  四角隆二・阿部善也
「メソポタミアにおけるサーサーン・ガラスの様相 ―大英博物館所蔵品の検討から―」
11:10-11:30  巽 善信・阿部善也
「正倉院タイプ切子ガラス碗の先行例 ―蛍光X線分析による提示―」
11:30-13:00  昼食休憩
12:30-13:00  ポスターセッション・コアタイム
13:00-14:10  日本西アジア考古学会 第21回総会(D501教室)
       ※非会員は会場への入場ができません。
14:10-14:30    休憩
研究発表③(D501教室)
14:30-14:50  西秋良宏
「イラン新石器時代の展開とムレファティアン石器群」
14:50-15:10  馬場匡浩
「古代エジプトにおける土器の規格化・大量生産のはじまり」
15:10-15:30  竹野内恵太
「エジプト初期王朝時代における石製容器の地域的保有状況と流通網の変化」
15:30-15:50  山田綾乃
「建設労働者組織の変革とその背景 ―古王国時代第6王朝ピラミッド2基の事例から-」
15:50-16:10  山崎世理愛
「出土遺物と図像資料からみたエジプト中王国時代の装身具利用」
16:10-16:30  河合 望
「エジプト、北サッカラにおける新王国時代の墓地の調査研究 ―サーベイを中心に―」
16:30-16:50  西本真一
「未完成の石灰岩製オベリスク」
16:50-17:00  閉会挨拶  実行委員会副委員長 宮下佐江子

 

ポスターセッション(D502教室)

P1 藤井純夫
 「有溝石錘と柱穴台座 ―ヨルダン乾燥域のテント新石器時代―」
P2 藤井純夫・足立拓朗・長屋憲慶
 「ヨルダン南部ジャフル盆地の遊牧化 ―ジャバル・ジュハイラ遺跡の第2~4次発掘調査(2015年)―」(参考展示/発掘調査報告会ポスターの再展示)
P3 藤井純夫・足立拓朗・長屋憲慶
 「アラビア半島の遊牧化 ―ワディ・シャルマ1号遺跡の第4次発掘調査(2015年)―」(参考展示/発掘調査報告会ポスターの再展示)
P4 長屋憲慶
 「エジプト文明形成期のモノづくり ―波状剥取ナイフ複製実験からの考察―」
P5 黒沼太一
 「合葬墓に見るエジプト・ナカダ文化期墓制の一側面 ―ナカダ遺跡の事例研究―」
P6 後藤 健・西藤清秀・安倍雅史・上杉彰紀・濱崎一志・吉村和久・岡崎健治・堀岡晴美・鈴木崇司・成田 竣
 「バハレーン、ワーディー・アッ=サイル考古学プロジェクト2016」
P7 上杉彰紀・安倍雅史・西藤清秀・後藤 健
 「前3千年紀末・バハレーンにおける古墳分布の基礎的研究」
P8 牧野久実
 「ヘレニズム・ローマ時代のパレスティナにおけるフタの研究」


第23回西アジア発掘調査報告会はつつがなく終了しました。

平成27年度 考古学が語る古代オリエント
第23回西アジア発掘調査報告会
2016年3月26日-27日

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ほぼ満席の会場

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シリア国際考古学会議開催と、募金の使用について特別報告を行う西藤会長


日本西アジア考古学会 第21回総会・大会のお知らせ

日本西アジア考古学会第21回総会・大会を、下記の要領で立教大学において開催することとなりました。
20回の節目を越え役員改選も行われる機会でもありますので、学会の新たな一歩を踏み出す会にしたいと考えております。大会研究発表会では、多くの研究発表のお申し込みをいただき、活発な議論ができますことを期待しております。プログラムの詳細などにつきましては、決定次第、改めてご案内いたします。会員のみなさまの積極的なご参加をお待ちしております。

第21 回総会・大会実行委員会
実行委員長 長谷川 修一

■日程および会場
開催日程
2016年6月25日()
研究発表会
懇親会
2016年6月26日()
研究発表会
総 会(昼食休憩後)
会 場:立教大学 池袋キャンパス 東京都豊島区西池袋3-34-1

■研究発表の募集
西アジアおよびその周辺地域を対象とし、考古学あるいは考古学に関連する分野を研究テーマとした発表を募集いたします。発表方法は、口頭発表とポスター発表の2種類があります。発表を希望する会員は、下の発表申し込みフォームを使用するか、件名に「第21回大会研究発表申し込み」と明記の上、e-mail にて学会事務局までお申し込み下さい。3日以内に確認の返信がない場合は、お手数ですがe-mailを再送信して下さい。お申し込みの際には、必ず氏名、題目、対象時代・地域、キーワード、発表概要、口頭・ポスターの別をお知らせ下さいますよう、お願い申し上げます。
なお、関連するテーマに沿った研究発表が複数(4本程度) そろう場合には、ミニセッションとして申し込むこともできます。セッション形式での発表を希望する方は、代表者が趣旨、構成等を整理し学会事務局にお問い合わせ下さい。
発表の採択は実行委員会で決定し、採択決定後に発表要項等のご連絡いたします。口頭発表希望数の制限をこえた場合は、ポスター発表をお勧めする場合もありますのであらかじめご承知おき下さい。

応募締切:2016年3月31日
申し込み先:学会事務局

発表申込は締め切りました。


平成27年度 考古学が語る古代オリエント 第23回西アジア発掘調査報告会~2015年発掘調査の速報~

平成27年度 考古学が語る古代オリエント
第23回西アジア発掘調査報告会~2015年発掘調査の速報~

 今年度も下記の要領で西アジア発掘調査報告会を開催することとなりました。今回は時代別セッションに代えて、全て地域別のセッションになりました。1日目は「レヴァントとクルディスタン」「コーカサスとアナトリア」「中央アジア」、2日目は「エジプト」「アラビア半島」「南アジア」の調査が報告されます。昨年よりも多い21本の報告があり、予稿集の冊子のみに掲載される報告も2本あります(ヨルダンとサウジアラビアの調査)。また、日本西アジア考古学会が進めてきた「シリア文化財救済支援事業」の進捗状況についての報告も1日目の最後に予定されています。西アジアやその周辺の多様な地域における日本調査隊の活躍を是非ご覧ください。

2016年3月26 日()・27 日()
主  催:日本西アジア考古学会・古代オリエント博物館
後  援:国士舘大学イラク古代文化研究所・日本考古学協会・早稲田大学エジプト学研究所
会  場:池袋サンシャインシティ文化会館7階会議室710 室
東京都豊島区東池袋3-1-4
定  員:先着150 名(事前申し込み不要
※どなたでも自由に参加いただけますが、座席数に限りがあり、立席になる場合もございます。あらかじめご了承下さい。

参加費:資料代1,000 円
※日本西アジア考古学会会員、古代オリエント博物館友の会会員の方は無料です。

お問合せ:古代オリエント博物館 Tel:03-3989-3491 URL:http://aom-tokyo.com/
日本西アジア考古学会 URL:http://jswaa.org

※発表者、演題、発表順などは変更されることがあります。最新情報は上記お問い合わせ先やウェブサイトでご確認下さい。

懇親会について
 参加者人数把握のため、初日終了後の懇親会はすべて事前申込制とさせていただきます。参加ご希望の方は、下記メールまたはファックスにてお申し込みください。申込の際は、件名に「報告会懇親会申込」とし、お名前のみ明記ください。皆様のお申し込みをお待ちしております。

開催日時:2016年3月26日()17:30〜19:30
懇親会会場:池袋サンシャインシティ アルパ3階 アジオ(AGIO)
    (報告会会場の文化会館とつながっているビルの3階レストラン街です)
会費:5000円  当日3月26日、報告会受付にていただきます
申込先:メール:konshinkai@orientmuseum.com/ ファックス:03-3590-3266
申込締切:3月20日()  ※3月24日(木)以降のキャンセルは参加費をいただきます。

プログラムチラシをご覧下さい(PDFファイル)

【2016年3月26日()】
* 10:00-10:30 開場・受付
* 10:30-10:40 開催の辞

レヴァントとクルディスタンの調査

10:40-11:05 報告1「レヴァント回廊の歴史を探る―レバノン南部地域における歴史考古学的予備調査」中部大学人文学部准教授 西山 伸一
11:05-11:30 報告2「西アジアに出現した大帝国の支配をさぐる―テル・レヘシュ第9次発掘調査(2015年)」天理大学文学部准教授 橋本 英将
11:30-11:55 報告3「アブラハム記念ビザンツ教会の全容解明をめざして―パレスチナ自治区ベイティン遺跡発掘調査報告(2015年度)」慶應義塾大学文学部教授 杉本 智俊
11:55-12:20 報告4「肥沃な三日月地帯東部の新石器化・都市化―イラク・クルディスタン、カラート・サイド・アハマダン遺跡調査(2015年)」筑波大学人文社会系教授 常木 晃

* 12:20-13:30 昼食休憩

13:30-13:55 報告5「イラク・クルディスタン自治区,ラニア平原における拠点遺跡―グルディトレ遺跡の調査 (2015年)」筑波大学人文社会系非常勤研究員 長谷川敦章

コーカサスとアナトリアの調査

13:55-14:20 報告6「コーカサスの中石器文化―アルメニアにおける考古学調査(2015年)」金沢大学新学術創成研究機構准教授 有村 誠
14:20-14:45 報告7「南コーカサス地方の新石器時代―第8次発掘調査(2015年)」古代オリエント博物館研究員 下釜 和也
14:45-15:10 報告8「中央アナトリアにおける都市の起源を探る―キュルテペ遺跡北トレンチ発掘調査 2015年」ノートルダム清心女子大学文学部教授 紺谷 亮一

* 15:10-15:30 休憩

中央アジアの調査

15:30-15:55 報告9「北ユーラシアの旧人・新人交替劇―ウズベキスタン旧石器遺跡調査(2015年)」東京大学教授 西秋 良宏
15:55-16:20 報告10「ユーラシア古代遊牧社会形成の比較考古学―キルギス、ナリン川流域、イシク・クル域での日本-キルギス合同考古学調査(2015年)」東京文化財研究所アソシエイトフェロー 久米 正吾

16:20-16:45 特別報告「シリア文化財救済支援事業の状況」日本西アジア考古学会会長 西藤 清秀

懇親会 17:30-19:30

【2016年3月27日()】
* 09:30-10:00 開場・受付

エジプトの調査

10:00-10:25 報告11「クフ王第2の船発掘・保存・復原にかかわる研究―エジプト・ギザ遺跡・クフ王第2の船プロジェクト2015」東日本国際大学エジプト考古学研究所客員教授 黒河内宏昌
10:25-10:50 報告12「紀元前2千年紀エジプトの葬制の変遷を探る―ダハシュール北遺跡第23次調査(2015)」東日本国際大学エジプト考古学研究所客員准教授 矢澤 健
10:50-11:15 報告13「エジプト西方デルタ・イドゥク湖南域の考古学調査―地表面探査で判読された遺構」早稲田大学総合研究機構客員客員教授 長谷川奏
11:15-11:40 報告14「古代エジプトの聖なる丘の発掘調査―エジプト、アブ・シール南丘陵遺跡第24次調査(2015年)」早稲田大学高等研究所准教授 河合 望

* 11:40-12:50 昼食休憩

12:50-13:15 報告15「ウセルハト墓(TT 47)の調査―エジプト、アル=コーカ地区調査第8次調査(2014-2015年)」早稲田大学エジプト学研究所所長・同文学学術院教授・教授 近藤 二郎
13:15-13:40 報告16「古代エジプトの庶民墓―エジプト・アコリス遺跡2015年度発掘調査」国士舘大学イラク古代文化研究所共同研究員 辻村 純代

アラビア半島の調査
13:40-14:05 報告17「古代ディルムン王国の起源を求めて―バハレーン、ワーディー・アッ=サイル考古学プロジェクト2015」早稲田大学高等研究所助教 安倍 雅史
14:05-14:30 報告18「遺構のマッピングとデータ共有―オマーン、バート遺跡群のデジタル文化遺産目録構築プロジェクト(第2報)」総合地球環境学研究所研究高度化支援センター准教授 近藤 康久

* 14:30-14:45 休憩

14:45-15:10 報告19「オマーン湾港町ディバの発掘―アラブ首長国連邦ディバ遺跡第11-13次調査(2015年)」金沢大学名誉教授 佐々木達夫

南アジアの調査
15:10-15:35 報告20「南アジア人類史の解明を目指して―パキスタン・ソアン川流域旧石器時代遺跡群調査(2015年)」NPO南アジア文化遺産センター理事・事務局長 野口 淳
15:35-16:00 報告21「インダス川上流部、シルクロードの碑文と岩刻画―パキスタン・ギルギット-バルティスタン地域文化遺産調査(2015年)」NPO南アジア文化遺産センター理事・事務局長 野口 淳

* 16:00 閉会の辞
* 16:10 閉会


International Syrian Congress on Archaeology and Cultural Heritage

 皆様からいただきました募金の一部により、「シリア考古学会議」開催が実現いたします。プログラム、予稿集、訂正表のPDFをこちらにアップいたします。なお全て英文です。
 なお詳しい内容につきましては終了後に会長よりご報告させていただきます。

プログラム
予稿集
正誤表


第9回アジア考古学四学会合同講演会開催のお知らせ

人類史において、鉄の生産および農具・工具、武器といった鉄器の出現は、それまでの社会のあり方を大きく変えてきました。アジア各地で調査・研究が進められている「鉄」を取り上げ、最新の成果を紹介します。

テーマ「アジアの鉄」
日時:2016年1月9日(
会場:明治大学駿河台キャンパス リバティータワー1階1011教室
参加無料・申し込み不要
主催:日本考古学協会・日本中国考古学会・東南アジア考古学会・日本西アジア考古学会
後援:明治大学文学部
問い合わせ先:一般社団法人日本考古学協会事務局 03-3618-6608

プログラム:
13:00-13:10 開催挨拶
13:10-14:40 基調講演「東アジアの鉄・鉄器生産技術の系譜と特質」村上恭通(愛媛大学教授)
14:55-15:35 「東南アジア考古学における鉄をめぐる研究の現状と課題」山形眞理子(金沢大学特任教授)
15:35-16:15 「南アジアにおける鉄器時代の諸相」上杉彰紀(関西大学非常勤講師)
16:25-17:05 「西アジアにおける初期鉄器をめぐる研究の現状」津本英利(古代オリエント博物館)
17:05-17:15 閉会挨拶
四学会ポスター


「シリア文化財救済支援」事業についてのお知らせ(2015.10.31)

 当会が行っています「シリア文化財救済支援」事業では、多くの皆様からご協力いただき感謝申し上げます。引き続きご協力のほどお願い申し上げます。

 なお、1万円以上のご寄付をいただいた方にお送りしていました吉竹めぐみ氏の写真集「ARAB」は終了いたしました。

 また、三井住友銀行の寄付口座にご寄付をいただいた次の方で住所等の連絡先が分からない方がおられますので、差し支えない場合は学会事務局までメールまたはFAXでご連絡いただけましたら幸いです。改めまして、寄付の御礼や支援のご報告等をさせていただきます。

 モリノ ケン 様
 スガセ アキコ 様
 ウヅカ キョウジ 様
 ハセニチゾウ 様
 オオモリ ツネロウ 様
 ヤナギサワ カズヒロ 様
 ムラタ アサヲ 様
 ハルナ サチコ 様
 タカギ ミツコ 様
 イケダ ユウコ 様
 タカギ ミツコ 様
 ウメノ シノブ 様
 クワダ カズユキ 様


第23回西アジア発掘調査報告会の発表募集について

 第23回となる西アジア発掘調査報告会を、2016年3月26日()・27日(の両日に、池袋サンシャインシティ文化会館で開催する予定です。発表をご希望の会員は、学会ホームページの応募フォームを参照し、同フォームを通じてか、または事務局のメールアドレスに必要事項を添えてお申し込みください。

※申し込み受け付けは終了しました

 発表内容は、2015 年1月から12月にかけて行われた発掘、踏査、保存・修復など、フィールドワークの報告となります。フィールド以外の資料調査や、資料の分析及び分析結果に基づく考察・解釈が中心となる発表は対象となりませんので、このような内容の発表につきましては大会研究発表にお申し込みください。1件あたりの発表時間は25 分を予定していますが、応募件数の多少によっては発表時間を変更して日程を調整することもありますのでご承知おきください。
応募資格は日本西アジア考古学会会員であり、かつ大学または研究機関等において研究に携わっており(常勤・非常勤は問わない)、当該調査の発表権を持つ方に限ります。なお、発表は1遺跡につき1発表に集約願います。
発表応募の期限は、2015年11 月13日(金)17 時とさせていただきます。

 発表者は、『第22 回西アジア発掘調査報告会報告集』へ原稿を提出していただきます。原稿の締め切りは2015年12月4日(金)です。執筆要項や原稿送付先はこちらの西アジア報告会報告集執筆要項をご覧下さい。なお、2015年12月末日までの調査で、調査終了時期の関係で原稿が締め切りに間に合わない場合は、別途ご相談ください。

お問合せ先
日本西アジア考古学会事務局まで、EメールまたはFAXでお問い合わせください。