第24回総会・大会 (2019年6月15日・16日)プログラム
日本西アジア考古学会第24回(2019年度)総会・大会を、筑波大学が主体となり下記の要領で開催することになりました。筑波大学での総会・大会の開催は、第3回(1998年)・第16回(2012年)に続き、7年ぶり3回目となります。
多くの方にご参加いただきたく、1日目には新石器時代をテーマに取りあげた特別セッションも設けております。ぜひとも足をお運びいただきますよう、ご案内申し上げます。
日本西アジア考古学会 会 長 常木 晃
第24回総会・大会実行委員会 実行委員長 三宅 裕
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▶会員の方:既にお手元に郵送しましたハガキにて、総会・大会等への出欠、および懇親会ご出席の返信を5月31日(金)までにご返信下さいますようお願い申し上げます。特に、懇親会ご出席の返信は、期日までにお願いいたします。
また、総会(2日目6月16日(日)の午後)に欠席される会員は、葉書の委任状欄にご署名の上、必ずご返送ください。出席者と委任状の合計が定足数を満たさないと総会が成立しませんので、なにとぞご協力お願い申し上げます。
▶一般の方(非会員):2日目午後に行われる総会には出席できませんが、大会は公開をしていますので、ぜひご参加ください。参加費:1,000円(資料代含む)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日本西アジア考古学会 第24回総会・大会開催要項
会場・アクセス拡大

開 催 日:2019年6月15日(土)・16日(日)
会 場:筑波大学筑波キャンパス第一エリア1D棟204講義室
(茨城県つくば市天王台1-1-1)
(スチューデントプラザ隣:入り口は2階ペデストリアンデッキから)
アクセス:
A. つくばエクスプレス(TX)+ 路線バス
・ 秋葉原駅から快速45分、北千住駅から快速34分、
終点「つくば」駅下車
・ つくばセンター(つくば駅隣)から筑波大学へ路線バス
(下記のいずれか、6番乗り場から10-15分間隔で運行、所要10分)
1.「筑波大学循環バス:右回り」または「筑波大学中央」行きに乗車、「第一エリア前」下車
2.「筑波大学循環バス:左回り」に乗車、「大学公園」下車
* つくばセンターからタクシーも利用可能です(所要10分弱)
B. 高速バス(東京駅八重洲南口から)
「筑波大学」行き高速バスに乗車(30分おきに運行、所要75-85分)、「大学会館」下車後、徒歩5分。(「つくばセンター」止まり利用の場合は、上記Aの路線バスへ乗り継ぎが必要です。)
C. 空港高速バス+ 路線バス(運行本数に限りがあります。いずれも、つくばセンターから筑波大学へは上記Aの路線バスに乗り継ぎが必要です。)
1. 成田空港から: 土浦・つくば~成田空港線(NATT’S)で「つくばセンター」下車(所要60-70分)
2. 羽田空港から: つくばセンター~羽田空港線で「つくばセンター」下車(所要約120分)
参 加 費:
日本西アジア考古学会員:資料代500円。
一般参加者:参加費・資料代 1,000円
宿 泊:遠方からお越しの方は、各自で宿泊をご手配ください。つくばエクスプレス沿線が便利です。
首都圏は宿泊が取りにくい状況が続いていますので、お早めの確保をお勧めします。
昼 食:会場近くの飲食店・コンビニについては、会場でご案内します。会場内でも飲食が可能です。
喫 煙:会場建物内は禁煙です。屋外に喫煙スペースがあります。
懇 親 会:6月15日の特別セッション終了後、18時00分より行います。
会場/スープファクトリー(立食)(筑波大学内・主会場に隣接の1A棟2階)
参加費/一般 5000円、学部生・大学院生 3000円を予定しています。
*参加希望の方は、5月31日(金)までに、出欠葉書にてお申し込みください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日本西アジア考古学会 第24回総会・大会プログラム
6月15日(土)(第1日目)
12:30 開場
13:00-13:10 開催挨拶 会長 常木 晃
研究発表1:旧石器時代
13:10-13:30 発表1 門脇誠二・田村 亨・佐野勝宏・黒住耐二・廣瀬允人・木田梨沙子「南レヴァント内陸部における上部旧石器時代初期の新たな記録-ヨルダン、ワディ・アガル遺跡の研究-」
13:30-13:50 発表2 西秋良宏「南コーカサス地方中期旧石器時代石器群の編年と系統」
13:50-14:00 休憩
特別セッション 『文明の原点を探るII 筑波大学の西アジア調査から』

新石器時代をテーマに取りあげた特別セッションです。
参加費は、総会・大会費と兼ねています。
14:00-14:05 趣旨説明 三宅 裕
14:05-14:45 常木 晃「新石器時代のメガサイトとしてのテル・エル・ケルク遺跡」
14:45-15:05 久田健一郎「石器と珪質岩 -石器素材理解への地質学的アプローチ-」
15:05-15:25 有村 誠「テル・エル・ケルク遺跡からみた北西シリアの新石器化-石器製作を中心に-」
15:25-15:35 休 憩
15:35-15:55 前田 修「西アジアの黒曜石交易と石器文化」
15:55-16:15 丹野研一「テル・エル・ケルク遺跡の考古植物調査から始まった小麦新品種の開発」
16:15-16:35 本郷一美「「肥沃な三日月弧」北部における家畜飼育の開始と周辺地域への伝播」
16:35-16:55 三宅 裕「アナトリアからみる北西シリアの新石器時代」
16:55-17:00 休憩(討論準備)
17:00-17:45 討 論
18:00-20:00 懇親会
————————————–
6月16日(日)(第2日目)
研究発表2:新石器時代
10:00-10:20 発表3 板橋 悠「人骨の同位体比分析による西アジア新石器時代の食物消費単位・世帯構成の検討」
10:20-10:40 発表4 廣瀬允人・内藤裕一・門脇誠二・新井才二・西秋 良宏「安定同位体分析を用いた南コーカサス初期農耕社会における家畜利用の考察」
10:40-11:00 発表5 宮田佳樹・下釜和也・堀内晶子・宮内信雄・新井才二・赤司千恵・吉田邦夫・ワレ・アラクバロフ・西秋良宏・ファルハド・キリエフ「ギョイテペ遺跡出土土器の脂質分析-コーカサス初期農耕民の乳利用-」
11:00-11:10 休憩
11:10-11:30 発表6 池山史華・ファルファド キリエフ・西秋良宏「南コーカサス地方新石器時代における押圧石刃生産技術の検討-ギョイテぺ遺跡出土資料の分析を中心に-」
11:30-11:50 発表7 小髙敬寛「いわゆるハッスーナ標準土器の地域差について」
11:50-12:00 川又記念 日本西アジア考古学会奨励賞授与式
12:00-13:10 昼食休憩
12:30-13:10 ポスターセッション・コアタイム
13:10-14:50 第24回総会
14:50-15:00 休憩
研究発表3:青銅器時代以降
15:00-15:20 発表8 千本真生・黒澤 正紀・柴田 徹「ブルガリア前期青銅器時代の平地型集落における土器の産地推定と焼成温度-スヴィレングラト・ブランティーテ遺跡の分析を中心に-」
15:20-15:40 発表9 有村元春「エジプトとミケーネ文化期ギリシャの接触-文字資料及び考古資料からの再検討-」
15:40-16:00 発表10 安倍雅史・上杉彰紀・西藤清秀・後藤 健「ディルムン・リファー型古墳の年代の再考」
16:00-16:10 休憩
16:10-16:30 発表11 花坂 哲「履物を伴う埋葬について」
16:30-16:50 発表12 齋藤正憲「メーニョとサーミ -スリランカの呪術師-」
16:50-17:00 閉会挨拶 実行委員長 三宅 裕
————————————–
ポスターセッション
6月15日(土)(第1日目) 13:40-17:00
6月16日(日)(第2日目) 17:00-16:10(コアタイム 12:30-13:10)
P-1 大澤桃子・中沢 隆・新井才二・門脇誠二・西秋良宏「旧石器時代と新石器時代の動物骨と歯に含まれるコラーゲンの質量分析による動物種の判定」
P-2 小髙敬寛「テル・ハッスーナ遺跡で採集された新石器時代の土器」
P-3 神田翔太郎「テル・グッバ第7層の円形建築物に関する再考察」
P-4 西山伸一「鉄器時代施釉土器の分布と系譜:ザグロス山系からレヴァント地方まで」
P-5 津村眞輝子「北シリア、ユーフラテス川中流域のローマ・ビザンツ時代の埋葬施設 -出土資料の再検討からみた特徴-」
P-6 牧野久実・アイゼンベルグ ミハエル・江添 誠「ヘレニズム時代のエン・ゲヴ遺跡とヒッポス遺跡」
P-7 後藤 健・西藤清秀・上杉彰紀・安倍雅史・岡崎健治「バハレーン、ワーディー・アッ=サイル考古学プロジェクト2019」
P-8 長谷川奏・徳永里砂・西本真一「サウジアラビア・ハウラー遺跡の構造に関する新所見 -分布調査(2018,19)の成果-」
P-9 榊原亜美・門脇誠二「古代エジプトで描かれた人物像の幾何学的形態測定」
P-10 河合 望・柏木裕之・高橋寿光・米山由夏・石崎野々花「第4次北サッカラ調査概報」
P-11 花坂 哲・辻村純代「庶民墓の多様な埋葬形態」
P-12 坂本 翼・山花京子「東海大学所蔵のヌビア・コレクション」
P-13 関広尚世「食から見た古代スーダンの特質」
2019年3月23日(土)−24日(日)第26回西アジア発掘調査報告会プログラム
今年度も毎春恒例の西アジア発掘調査報告会を開催いたします。

今回は口頭発表22本、ポスター発表2本、計24の日本隊の発掘調査の最新情報をお届けします。
1日目は「コーカサス、アナトリア」「クルディスタン、レヴァント」「中央アジア」、
2日目は「イラン」「アラビア半島」「エジプト」の調査についての報告です。
日 程:3月23日(土)、3月24日(日)
会 場:池袋サンシャインシティ文化会館 7階会議室705室
主 催: 日本西アジア考古学会・古代オリエント博物館
後 援: 国士舘大学イラク古代文化研究所・日本考古学協会・早稲田大学エジプト学研究所
PDFはこちら
▶定 員: 各日先着150 名(事前申込不要)
※座席数に限りがあり、 立席になる場合もございます。あらかじめご了承ください。
▶参加費:1,000 円(資料代含む)
※ただし日本西アジア考古学会会員および古代オリエント博物館友の会会員は500円。
※参加費は「両日参加」「1日のみ参加」いずれもかわりません。
※参加者全員に資料「第26回西アジア発掘調査報告会報告集」配布。
▶参加者は当日に限り古代オリエント博物館入館無料
※報告会当日、上記資料を博物館受付でご呈示ください。コレクション展および下記展示を無料でご覧いただけます。
「クローズアップ展: 南インドの巨石文化を掘る」開催中(2019年3月31日(日)まで)
詳しくはこちら(古代オリエント博物館のWEBにとびます)
※開館時間:10:00~17:00 (入館は16:30まで)
▶小会場706室
報告会会場向かい側の部屋にて、ポスター展示(2件)、学会書籍コーナー、雄山閣書籍コーナー、第一合成株式会社コーナー、イブラ・ワ・ハイト(ハンドメイドの刺繍刺繍作品など)コーナーなどが設置される予定です。
================================================
第26回発掘調査報告会プログラム
================================================
▶発表者、表題、時間は変更する場合があります。変更があり次第、本ウェブページにアップしますので、最新情報を直近にご確認ください。
1日目 2019年3月23日(土)
10:00-10:30 開場・受付
10:30-10:40 開会の辞 (常木会長)
【コーカサス、アナトリアの調査】
10:40-11:05 報告① 南コーカサス地方の新石器時代―アゼルバイジャン第11次発掘調査(2018年)―
東京大学総合研究博物館教授 西秋 良宏
11:05-11:30 報告② アルメニアにおける先史文化の系譜を探る―アルマヴィル地域における発掘調査(2018年)―東海大学文学部歴史学科考古学専攻准教授 有村 誠
11:30-11:55 報告③ 中央アナトリアにおける銅石器時代解明へ向けて―
キュルテペ遺跡北トレンチ発掘調査2018年―
ノートルダム清心女子大学教授 紺谷 亮一
11:55-13:00 昼食休憩
【クルディスタン、レヴァントの調査】
13:00-13:25 報告④ 肥沃な三日月地帯東部の新石器化
―イラク・クルディスタン、スレマニ地域チャルモ遺跡の調査(2018年)-筑波大学人文社会系教授 常木 晃
13:25-13:50 報告⑤ ホモ・サピエンスの拡散・定着期における文化動態
―南ヨルダン、カルハ山の旧石器遺跡調査(2018年)―
名古屋大学博物館講師 門脇 誠二
13:50-14:15 報告⑥ ヨルダン南部ジャフル盆地の遊牧化―ハラアト・ジュハイラ2号遺跡の第5次補足調査(2018年)―金沢大学・歴史言語文化学系教授 藤井 純夫
14:15-14:40 報告⑦ 「ヤコブの石」記念教会の発見?―パレスチナ自治区ベイティン遺跡第7次考古学的調査(2018年度)―慶應義塾大学文学部教授 杉本 智俊
14:40-15:00 休憩 (20分)
【中央アジアの調査】
15:00-15:25 報告⑧ 北ユーラシアの旧人・新人交替劇―
第6次ウズベキスタン旧石器遺跡調査(2018年)―
東京大学総合研究博物館教授 西秋 良宏
15:25-15:50 報告⑨ 中央アジア初期農耕牧畜民の交流から東西交渉の始まりを探る―
キルギス、モル・ブラク1遺跡(第2次)、ウズベキスタン、ダルヴェルジン遺跡(第1次)の発掘調査(2018年)―
東京藝術大学社会連携センターユーラシア文化交流センタープロジェクト特任講師 久米 正吾
15:50-16:15 報告⑩ アムダリヤ流域におけるクシャン期仏教遺跡の探査―ウズベキスタン南部のズルマラ仏塔の調査(2018)―
立正大学 文学部准教授 岩本 篤志
16:15-16:40 報告⑪ シタデルを覆う火災層の調査
―ウズベキスタン、カフィル・カラ遺跡の発掘調査 (2018年)―
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター研究員 村上 智見
16:40-17:05 報告⑫ キルギス共和国アク・ベシム(スイヤブ)遺跡の発掘調査
―2018年度―
帝京大学文化財研究所教授 山内 和也
17:05 1日目終了
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
18:00- 20:00 懇親会
※懇親会はどなたでも参加できます。ただし事前申込制で、当日参加はできません。
申込方法等については、本ページの最後を御覧ください。
================================================
2日目 3月24日(日)
10:00-10:30 開場・受付
【イランの調査】
10:30-10:55 報告⑬ イラン南ホラーサーン州、カレ・クブ遺跡の第1次調査―イラン東部最古の農耕村落を求めて―東京文化財研究所研究員 安倍 雅史
【アラビア半島の調査】
10:55-11:20 報告⑭ アラビア半島の遊牧化―ワディ・グバイ遺跡群の第3、4次発掘調査(2018年)―金沢大学・歴史言語文化学系教授 藤井 純夫
11:20-11:45 報告⑮ 古代ディルムン王国の起源を求めて
―バハレーン、ワーディー・アッ=サイル考古学プロジェクト2018―
東京文化財研究所研究員 安倍 雅史
11:45-13:00 昼食休憩
13:00-13:25 報告⑯ バハレーンにパルミラの隊商の痕跡を求める―バハレーン、マカバ古墳群第1号墳第二次調査2017、2018―奈良県立橿原考古学研究所技術アドバイザー 西藤 清秀
13:25-13:50 報告⑰ ポルトガルが襲ったコールファッカンの町壁
―アラブ首長国連邦オマーン湾岸の中世港町、2018年―
金沢大学名誉教授 佐々木 達夫
13:50-14:15 報告⑱ サウジアラビア紅海沿岸ハウラー遺跡の考古学調査(2018)―中世の港町とその後背地―早稲田大学総合研究機構客員教授 長谷川 奏
14:15-14:35 休憩(20分)
【エジプトの調査】
14:35-15:00 報告⑲ 古代エジプトクフ王第2の船発掘・保存・組み立て復原プロジェクト―エジプト・ギザ遺跡・2018年―東日本国際大学教授 黒河内 宏昌
15:00-15:25 報告⑳ 紀元前2千年紀エジプトの葬制の変遷を探る―ダハシュール北遺跡第25次調査(2018)―東日本国際大学エジプト考古学研究所客員准教授 矢澤 健
15:25-15:50 報告㉑ ネクロポリス・テーベ研究―エジプト、ルクソール西岸アル=コーカ地区、第11次調査―
早稲田大学文学学術院・早稲田大学エジプト学研究所教授 近藤 二郎
15:50-16:15 報告㉒ 王朝時代末期の庶民墓地―エジプト・アコリス遺跡の調査(2017・2018年度)―公益財団法人・古代学協会客員研究員 辻村 純代
16:15 閉会の辞
16:20 閉会
================================================
■ポスター展示 (於:小会場706室)
※口頭発表はありません。報告集(資料)には掲載されます。
ポスター① アッシリア帝国東部辺境を掘る―イラク・クルディスタン、ヤシン・テペ考古学プロジェクト・第3次(2018年)―中部大学人文学部准教授 西山 伸一
ポスター② レヴァント回廊の歴史を探る―第4次(2018年):フェニキアの港バトローン遺跡の試掘調査―中部大学人文学部准教授 西山 伸一
================================================
以上プログラム
**************************
懇親会 3/23(土)18:00- 20:00
※懇親会はどなたでも参加できます。ただし事前申込制で、当日参加はできません。また、なるべく事前振込をお願いいたします。
会 場: 池袋サンシャインシティ アルパ3階 アジオ(AGIO)(レストラン街アルパは報告会会場の文化会館ビルとB1・1Fで連絡しています。)
申 込 先: E-mail:konshinkai@orientmuseum.com またはFax:03-3590-3266
※件名を「3/23懇親会参加」と明記し、お名前をお知らせください。
申込締切:3/21(木)
会 費: 一般6,000円 学生5,000円
※ただし、3/21(木)までに事前振込をされる方は一般5,000円、学生4,000円です
。
振 込 先: みずほ銀行 池袋支店(店番号230) 普通 2197205 西アジア発掘調査報告会 (ニシアジアハツクツチヨウサホウコクカイ)
※振込人名は申込者の名前をご記入ください。振込手数料はご負担いただきますようお願い申し上げます。
※振込後の欠席の場合、懇親会費の返金はできません。
第26回西アジア発掘調査報告会(3/23-24)の発表を募集しています。
第26回西アジア発掘調査報告会の発表募集中!
毎春恒例の西アジア発掘調査報告会(2019年3月23日(土)・24日(日))の
発表を募集しています。
くわしくは こちら をご覧下さい。
第23回総会・大会プログラム
日本西アジア考古学会 第23回総会・大会のお知らせ
日本西アジア考古学会第23回総会・大会を、下記の要領で開催することとなりました。
金沢で総会・大会を開催するのは2002年以来16年ぶりとなりますが、会場は山中の大学キャンパスよりもアクセスのしやすい市内中心部の金沢歌劇座といたしました。
学会設立20周年を経て、新たな一歩となる総会・大会でもあります。
多くのみなさまにご参加いただき、活発な議論ができることを期待しています。
第23 回総会・大会実行委員会
実行委員長 藤井 純夫
開 催 日:2018年6月16日(土)・17日(日)
会 場:金沢歌劇座(石川県金沢市下本多町6番丁27番地) TEL/076(220)2501(代)

参 加 費:日本西アジア考古学会員は、資料代500円
一般参加者は参加費・資料代として1,000円を申し受けます。
懇 親 会:6月16日の特別セッション終了後、18時30分より行います。
会 場:カフェ・アルコプレーゴ(グループ名CAFFE ARCO di Campagneとも表示しています)
(金沢市片町1-3-21プレーゴ通り TEL 076-223-7333)
懇親会参加費/一般 6000円、学部生・大学院生 4000円
*参加希望の方は、5月31日(木)までにe-mailまたはFAXにてお申し込みください。
e-mail/office@jswaa.org FAX/029-853-4432
第23回総会・大会「懇親会申込み」と明記し、氏名・連絡先および一般・学生の別を記入
宿 泊:遠方からお越しの会員は、各自で宿泊所をご手配ください。
金沢は人気の観光地となっていますので、お早めに宿泊の確保をお勧めします。
昼 食:会場の近くに飲食店が集まっている場所があります、会場でご案内します。
また、会場内でも飲食が可能です。
喫 煙:会場建物内は禁煙です。屋外に喫煙スペースがあります。
=======================================================
日本西アジア考古学会 第23回総会・大会プログラム
=======================================================
2018年6月16日(土)
12:30 開場
13:00-13:10 開催挨拶 会 長 常木 晃
研究発表1
13:10-13:30 馬場匡浩「古代エジプトビール醸造の研究」
13:30-13:50 山崎世理愛「エジプト中王国時代における腕輪と足輪の副葬について:種類・役割の考察を中心に」
13:50-14:10 高橋寿光「エジプト、新王国時代の土器に開けられた孔の機能について」
14:10-14:20 休憩
特別セッション 「アラビア半島の考古学」
14:20-14:30 趣旨説明 足立拓朗
14:30-14:55 藤井純夫「アラビア半島北西部ヒジャーズ地方の新石器化」
14:55-15:20 足立拓朗・黒住耐二「アラビア半島北西部における新石器時代移牧民の貝製品交換ネットワーク」
15:20-15:45 近藤康久「バート遺跡群にみるマガン社会の諸相」
15:45-15:55 休憩
15:55-16:20 長谷川奏・徳永里砂「サウジアラビア紅海沿岸の港湾遺跡:海をわたったヒトとモノ」
16:20-16:45 佐々木達夫「アラビア湾とインド洋:沿岸・山地・砂漠の遺跡発掘」
16:45-16:50 休憩(討論準備)
16:50-18:00 討論・質疑応答 司 会 河合 望 コメント 上杉彰紀
18:30-20:30 懇親会
2018年6月17日(日)
研究発表2
10:00-10:20 野口 淳・三木健裕・北川浩之・M.マデラ・C.ランセロッティ・G.M.ヴィーサル・T.アブロ「インダス河谷の人類―環境史:後期更新世~完新世の地形発達史・環境変遷史とセトルメントパターンの長期的動態」
10:20-10:40 西秋良宏・S.シドラング・小髙敬寛・仲田大人・新井才二「イラン南西部マルヴダシュト平原の旧石器〜先土器新石器時代遺跡群」
10:40-11:00 前田 修「石器の加熱処理にみる新石器時代の技術運用」
11:00-11:10 休憩
11:10-11:30 三宅 裕「石器のシンボリズム:新石器時代の尖頭器をめぐって」
11:30-11:50 石田温美「西アジア新石器時代における製粉具と植物利用:ハッサンケイフ・ホユックの事例を中心に」
11:50-12:10 安倍雅史・M. ハニプール「8.2kaイベントと後期ムレファート文化に見られる再細石器化現象:ホルマンガン遺跡の分析から」
12:10-13:30 昼食休憩
13:00-13:30 ポスターセッション・コアタイム
13:30-14:30 第23回総会
14:30-14:40 休憩
研究発表3
14:40-15:00 千本真生・柴田 徹「ブルガリア前期青銅器時代の平地型集落における土器生産」
15:00-15:20 土居通正「紀元前1200年前後のキプロス島産の土器に見られるクレタ島の影響」
15:20-15:40 上杉彰紀・紺谷亮一・山口雄治・下釜和也・千本真生「キュルテペ遺跡北部区域における文化変遷とアナトリアにおける社会変容」
15:40-15:50 休憩
15:50-16:10 堀岡晴美「メソポタミアに銅を供給したニンザガ神」
16:10-16:30 西山伸一「北レヴァント鉄器時代エジプト系遺物の出現、分布、地中海交易」
16:30-16:40 実行委員長 藤井純夫
ポスターセッション(両日)
ポスターセッション・コアタイム 6月17日13:00-13:30
P1:牧野久実「ヘレニズム・ローマ時代のフタ:パレスティナ北部ガリラヤ地域セフォリス遺跡を中心に」
P2:関広尚世「日本におけるスーダン考古学:その過去・現在・未来」
P3:西秋良宏「西アジアにおける押圧剥離技術の出現と展開について」
P4:上杉彰紀「南アジア鉄器時代における南インド巨石文化の位置」
P5:有村 誠「アルメニアの完新世初頭遺跡と新石器遺跡は何が異なるのか?:打製石器による比較」
P6:後藤 健・西藤清秀・安倍雅史・上杉彰紀・渡辺展也・岡崎健治・堀岡晴美・原田 怜・間舎裕生・山口莉歩「バハレーン、ワーディー・アッ=サイル考古学プロジェクト2018」
P7:小髙敬寛「マタッラ遺跡(イラク)で採集された新石器時代の土器」
P8:河合 望・高橋寿光・米山由夏・石崎野々花・菅沼奏美「エジプト、北サッカラ遺跡第3次調査(2017)で出土した末期王朝時代からプトレマイオス朝時代の埋葬について」
P9:長谷川奏「ナイル・デルタ砂丘集落の景観復元:コーム・アル=ディバーゥ遺跡」
P10:長谷川奏・徳永里砂「サウジアラビア紅海沿岸ハウラー遺跡調査:遺跡構造を推測する」
P11:板橋 悠・Y. S.エルダル・M.オズバサラン「同位体分析によるアシュックルホユック遺跡の食性の時代変化」
第25回西アジア発掘調査報告会は盛況のうちに終了しました。
第25回西アジア発掘調査報告会が2018年3月24日、25日に開催され、
口頭発表24本、ポスター2本が2日間にわたって報告されました。
2日間で延べ約300名の方にお越しいただきました。
▶当日のプログラムはこちら
▶当日の資料「第25回西アジア発掘調査報告集」(A4判127ページ)は1,000円で購入できます。
詳しくはこちら
▶なお、当日欠席された会員の方には5月頃お送りいたします。
 |
|
 |
|
常木晃会長による開会の辞。両日とも満席。 |
|
1日目はクルディスタン、コーカサス・アナトリア、レヴェント、中央アジア。 |
 |
|
 |
|
2日目はアラビア半島、エジプトの調査。 |
|
ポスター報告 |
|
 |
|
 |
|
第一合成の実測用具や発掘用具を手にとる。 |
|
イブラ・ワ・ハイトの刺繍など |
|
 |
|
 |
|
雄山閣の書籍販売 |
|
20周年記念の特製野帳が人気商品に |
第25回西アジア発掘調査報告会(2018年3月24日・25日開催)のプログラムが決まりました。
2018年3月24日(土)、3月25日(日)開催の
第25回西アジア発掘調査報告会のプログラムが決まりました。
詳しくは、こちらをご覧下さい。
2017年11月26日(日)開催:第2回トップランナーズセミナー
第2回トップランナーズセミナーのお知らせ

日 程:2017年11月26日(日)13:00~16:30
会 場:サンシャインシティ文化会館7階会議室704/705(講演)
【セミナープログラム】
前田 修(筑波大学人文社会系・助教)
「古代西アジア1万年前の世界へ:
遺跡と遺物が語る文明以前の人と社会」
長谷川 修一(立教大学文学部・准教授)
「聖書考古学の魅力:旧約聖書の遺跡を掘る」
▶セミナー終了後、古代オリエント博物館の見学も予定しています。
【開催趣旨】
日本西アジア考古学会主催のトップランナーズセミナーでは、西アジア考古学研究を主導するトップレベルの研究者( トップランナーズ)を招へいし、最先端の研究成果に関して発表いただきます。
近年、大学院進学率が減少傾向にあり、近い将来、学会や研究を支える若手研究者が不足するなど、大きな問題に発展していくことが予想されます。そのため、このセミナーは、研究者や社会人の方だけではなく、高校生や大学生、大学院生も広く対象とし、西アジア考古学の魅力を伝え、学生とトップレベルの研究者の交流の場を提供することを目的としています。
今回は、古代オリエント博物館と共催、文化庁の「地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」の一環として、聖書考古学の分野から「聖書考古学」「旧約聖書の謎」(中公新書)などの著作で知られる長谷川修一会員と、西アジアにおける農耕・牧畜の起源をテーマに活躍されている前田修会員を講師に招き、ご自身の研究、また今までのご自身の研究の歩みに関して、お話しいただきます。
【セミナープログラム】 セミナーは無料です。
13:00~13:05 開会挨拶
13:05~13:50 前田修「古代西アジア1万年前の世界へ-遺跡と遺物が語る文明以前の人と社会」
13:50~14:05 質疑応答
14:05~14:20 休憩
14:20~15:05 長谷川修一「聖書考古学の魅力-旧約聖書の遺跡を掘る」
15:05~15:20 質疑応答
15:20 あいさつ
【終了後の茶話会/ギャラリートーク】 茶話会無料/博物館見学無料
講演会終了後に、古代オリエント博物館の見学(研究員によるギャラリー・トークあり)と講師のお二人を囲んでの茶話会を企画しております。
ぜひ、こちらも合わせてご参加ください。
ギャラリートークの参加は自由です。
茶話会はギャラリートークと併行して行われており、ギャラリー・トーク終了後からでも茶話会に参加できます。
【古代オリエント博物館ギャラリー・トーク】15:30~16:00
無料
※古代オリエント博物館の見学(30分ほど)を一緒にします。
【茶話会】 15:30~16:30 無料
<お願い>
ギャラリートークの参加人数が多い場合は見学時間をずらしますので、参加ご希望の方は事前にお知らせください。
茶話会の参加は大学院生・社会人の方も参加無料ですが、準備の都合上、ご希望の方はお知らせいただけると幸いです。
参加者にはワークブック「古代オリエントをたのしむ」をプレゼント!
※平成29年度文化庁地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業
事前申込制。
お申し込み先:日本西アジア考古学会
office@jswaa.org
FAX 029-853-4432
※件名に「トップランナーズセミナー申込」と明記してください。
お電話でのお申し込み・お問い合わせは受け付けていません
第22回総会・大会のプログラムが決まりました。
第22回総会・大会(2017年7月1日・2日開催)の開催要項、プログラムが決まりましたのでご案内いたします。こちらをクリック
会員の方は、郵送しましたハガキにて出欠等のご返信をよろしくお願いいたします。
(締切:6月19日(月))
第22回総会・大会(2017年7月1日・2日開催)開催要項/プログラム
日本西アジア考古学会第22回総会・大会の開催について
終了しました。当日の様子はこちら
——————————————————————————–

日本西アジア考古学会第22回(2017年度)総会・大会を、天理大学杣之内キャンパスにおいて、下記の要領で開催いたします。今総会・大会は、設立総会と臨時総会を除くと20回目となり、大会研究発表会に学会設立20周年を記念するセッションも設けています。
大会の研究発表は、口頭発表14件とポスター発表11件が予定されており、20周年記念セッションでは各地のモニュメント的な建造物を取りあげ、それを生み出した社会との関係を探ります。盛りだくさんな内容となっておりますので、ぜひとも足をお運びいただきますよう、ご案内申し上げます。
日本西アジア考古学会 会 長 常木 晃
第22回総・大会実行委員会 委員長 桑原 久男
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▶会員の方:既にお手元に郵送しましたハガキにて、総会・大会等への出欠の返信をお願いいたします。総会に欠席される会員は、委任状欄にご署名の上、返送ください。(6月19日(月)必着)
▶一般の方(非会員):2日目昼に行われる総会には出席できませんが、大会(学会設立20周年記念セッション・研究発表)は公開をしていますので、ぜひご参加ください。参加費:1,000円(要旨集代金含む)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日本西アジア考古学会 第22回総会・大会開催要項

開 催 日:2017年7月1日(土)・2日(日)
大会共催:天理大学考古学・民俗学研究室
後 援:天理市、天理大学附属天理参考館
会 場:天理大学杣之内キャンパス
2号棟4階(奈良県天理市杣之内町1050)アクセス・会場 拡大⇒
アクセス:JR・近鉄「天理駅」下車。徒歩25分(会場2号棟まで)。
※大学行バスは平日のみのため、大会総会当日は運行していません。
タクシーの乗り合いが便利です。
参 加:事前申し込み不要
非会員:参加費・資料代1,000円
会員:資料代500円
宿 泊:遠方からお越しの方は、各自で宿泊所をご手配ください。天理市周辺には宿泊施設が少ないので、奈良市内でお早めに予約することをお奨めします。
昼 食:開催日両日とも、大学内の食堂・売店は営業をしておらず、近隣に食堂施設やコンビニはありませんので、各自でご持参ください。会場での飲食は可能です。
喫 煙:学内は基本的に禁煙ですが、指定された喫煙場所があります。
懇 親 会:7月1日の記念セッション終了後、18時より行います。
懇親会会場/「パークサイドキッチン」(天理市川原城町803天理駅前広場コフフン TEL 0743-69-5770)
懇親会参加費/一般6,000円、学部生・大学院生4,000円を予定しています。
*懇親会参加のお申し込みは葉書、ファックス、e-mailで学会事務局まで。6月19日(月)締切厳守。
〒305-8571 茨城県つくば市天王台1-1-1 筑波大学人文社会系歴史・人類学専攻 常木研究室
*総会・大会開催期間の両日は、本大会の要旨集を呈示すると天理参考館に無料で入館できます。
天理参考館のホームページはこちら
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日本西アジア考古学会 第22回総会・大会プログラム
※PDFのチラシはこちら

7月1日(土)(第1日目)(2号棟4階24B教室)
12:30 開場
13:00-13:20 開催挨拶
学会設立20周年記念セッション「モニュメントと古代社会」
13:20-13:30 趣旨説明 常木 晃
13:30-14:00 三宅 裕「西アジア新石器時代のモニュメントと社会」
14:00-14:30 岡田保良「西アジア古代都市のモニュメント:メソポタミアを中心に」
14:30-15:00 下釜和也「シリア青銅器時代のモニュメント:記憶・社会・権力」」
15:00-15:10 休憩
15:10-15:40 馬場匡浩「古代エジプトのモニュメント」
15:40-16:20 福永伸哉「古代日本の古墳築造と社会関係」
16:20-17:10 質疑応答
コメント 桑原久男
総 括 常木 晃
18:00-20:00 懇親会
会 場: 「パークサイドキッチン」(天理駅前広場コフフン)
……………………………………..
7月2日(日)(第2日目)
9:30 開場
研究発表① 【南アジアから湾岸、エジプトへ】(2号棟4階24B教室)
10:00-10:20 上杉彰紀 「石製装身具からみた南アジア鉄器時代の様相」
10:20-10:50 齋藤正憲 「熱くて冷たい土器づくり:インド・ニューデリーおよび近郊の民族誌」
10:50-11:10 藤井純夫 「エンクロージャーと円塔墓:サウジアラビア北西部タブーク州における先史遊牧民遺跡の調査」
11:10-11:30 安倍雅史 「墓制から見たディルムンにおける階層化」
11:30-11:50 竹野内恵太 「エジプト初期王朝時代における石製容器の内容物と供物儀礼伝統の形成」
11:50-12:10 山崎世理愛 「エジプト中王国時代の葬送における装身具利用:図像表現と出土状況の分析を中心に」
12:10-13:30 昼食休憩
13:00-13:30 ポスターセッション・コアタイム(2号棟4階ロビー)
13:30-14:30 第22回総会(2号棟4階24B教室)
14:30-14:40 休憩
研究発表② 【メソポタミアから地中海北部へ】(2号棟4階24B教室)
14:40-15:00 門脇誠二 「射的具か石材節約か?:レヴァント上部旧石器時代における小石刃の発生と行動的説明」
15:00-15:20 西秋良宏 「西アジアの前・中期旧石器時代移行期の進化史的意義について」
15:20-15:40 前田 修 「石器から見る穀物栽培の発展過程」
15:40-16:00 板橋 悠 「西アジア新石器時代の農耕開始と授乳習慣の時代変化」
16:00-16:20 小髙敬寛・O.ニウウェンハウゼ 「イラク・クルディスタン地域、テル・ベグム遺跡出土のハラフ土器:その年代と地域性」
16:20-16:40 足立拓朗 「シリア中部、ビシュリ山系ケルン墓群出土の青銅製鏃について」
16:40-17:00 下釜和也・山口雄治・紺谷亮一・上杉彰紀・山口莉歩「中央アナトリア前期青銅器時代における「非在地系土器」:キュルテペ遺跡出土土器の評価をめぐって」
17:00-17:20 松尾登史子 「古代マケドニア王都ペラにおける女神信仰:墓副葬品に基づく考察」
17:20-17:30 閉会挨拶
……………………………………..
ポスターセッション(両日)(2号棟4階ロビー)
ポスターセッション・コアタイム 7月2日13:00-13:30
P1 牧野久実 「パレスティナから出土したヘレニズム・ローマ時代のフタ:型式分類と編年の構築に向けて」
P2 関広尚世 「ミドルナイルにおけるダム建設と文化財保護」
P3 安倍雅史・後藤 健・西藤清秀・上杉彰紀・渡辺展也・岡崎健治・堀岡晴美・原田 怜・山口莉歩・清水麻里奈 「バハレーン、ワーディー・アッ=サイル考古学プロジェクト2017」
P4 千本真生・G.イヴァノフ・M.フリストフ・L.レシュタコフ「ブルガリア青銅器時代集落遺跡の編年的位置付け:北部・西部地域の新データをもとに」
P5 西山伸一 「アッシリア帝国東部辺境地域からの新情報:ヤーシーン・テペ考古学プロジェクト、第1次調査(2016年)
P6 宮内優子 「新石器時代における子どもの埋葬場所と年齢の関係:イラン、タペ・サンギチャハマックを例に」
P7 西秋良宏 「レバノン、ケウエ洞窟出土石器群の再検討:いわゆるIUP関連石器を中心に」
P8 堀岡晴美 「南メソポタミア文献から見たディルムン交易:文明繁栄期とそれ以前」
P9 長屋憲慶 「エジプト先王朝時代の紅玉髄製ビーズ穿孔法について」
P10 ベグマトフ・アリシェル「カフィルカラ遺跡出土封泥に見られる動物像」
P11 有村 誠 「アルメニア完新世初頭における黒曜石石器の機能:「カムロ・トゥール」の使用痕分析」」
シリア・パルミラ遺跡画像展示(両日)(2号棟4階24A教室)
……………………………………..
第22回総会・大会のお知らせ (2017年7月1日・2日開催)
日本西アジア考古学会第22回総会・大会を、下記の要領で天理大学において開催することとなりました。
1997年に学会が設立してから20周年を記念する総会・大会となります。
天理大学は10周年の際にも会場でしたので、10年ぶりの開催です。
大会研究発表会では、多くの研究発表のお申し込みをいただき、活発な議論ができますことを期待しています。また、学会設立20周年を記念する催しも検討中です。プログラムの詳細は、決定次第、改めてご案内いたします。連休明け頃を予定しています。
総会は会員のみですが、大会は会員以外の方も参加できます。西アジア考古学の最新の研究を聴講できる機会です。
皆様のご参加お待ちしております。
第22回総会・大会実行委員会
実行委員長 桑原 久男
———————————————
■開催日程および会場
開催日程:
2017年7月1日(土)
研究発表会
懇親会
2017年7月2日(日)
研究発表会
総 会(昼食休憩後)
会 場:天理大学 杣之内キャンパス 奈良県天理市杣之内町1050
———————————————
■研究発表の募集
上記研究発表会における発表を募集いたします。
募集は閉め切りました。たくさんの応墓ありがとうございました。
記
1. 発表内容:西アジアおよびその周辺地域を対象とし、考古学あるいは考古学に関連する分野を研究テーマとした発表
2. 発表方法
①口頭発表と②ポスター発表の2種類があります。(申込の際にお選びください)
関連するテーマに沿った研究発表が複数(4本程度) そろう場合は、③ミニセッションとして申し込むこともできます。セッション形式での発表を希望する方は、代表者が趣旨、構成等を整理し学会事務局にお問い合わせ下さい。
3. 応募資格:日本西アジア考古学会会員
4. 発表時間:約20分。
※応募件数の多少で発表時間を変更して調整します。予めご了承願います。
5. 発表応募締切:2017 年3月31日
6. 発表の採択:発表の採択は実行委員会で決定し、採択決定後に発表要項等を連絡いたします。
口頭発表希望数の制限をこえた場合は、ポスター発表をお勧めする場合もありますので予めご承知おき下さい。
以 上
学会事務局メール:office@jswaa.org
第22回日本西アジア考古学会 大会の発表を募集しています。(締切2017年3月31日)
第22回日本西アジア考古学会 総会・大会が2017年7月1日(土)・2日(日)に天理大学にて開催されます。
会員のみなさまの積極的なお申し込みをお待ちしております。
申込について詳しくはこちらをご覧下さい。
2月5日のトップランナーズセミナーは盛況のうちに終了しました。
2017年2月5日に開催した「第1回 西アジア考古学 トップランナーズセミナー」は、西アジア考古学の魅力を研究者や社会人だけでなく高校生、大学生などの若い学生にも伝えたい、第一線で活躍する研究者と若い学生との交流の場としたいという趣旨のもとに開催しました。(詳しくはこちら)
おかげさまで、小学生から大学院生まで、若い学生さんたちに多く参加いただきました。
一般の方も多くお越しいただいて熱いセミナーとなり、講演後の茶話会も、活発な質問もあり盛り上がりました。

趣旨説明をする企画役員と、講師の門脇誠二会員(左)。

河合望会員による講演。熱心に聞き入る小学生の姿も。