総会・大会

第22回総会・大会(2017/7/1・7/2)は盛況のうちにつつがなく終了いたしました。

天理大学にて開催された第22回総会・大会はつつがなく終了いたしました。
学会設立20周年記念大会にあたり、のべ約200名という多くの方にご参加いただきました。

 
開会挨拶:常木 晃会長             会場校代表挨拶:岡田 龍樹天理大学副学長

 
1日目の20周年記念セッション「モニュメントと古代社会」/発表者5名と会場との討論

 
2日目の大会発表(14名)と活発な質疑応答風景

 
総会(2日目)               閉会挨拶:桑原 久男大会実行委員長

 
ポスターセッション(11件)       懇親会:天理駅前広場CoFuFun(コフフン)内のレストラン

▶当日のプログラムはこちら

▶総会では、「学生会員の設置」が決まりました。詳しくはこちらをご覧ください。
また、2017年度の事業計画案が承認されました。承認された計画の一部を、2017年度予定としてアップしました。

▶当日の要旨集「第22回総会・大会要旨集」(A4判)は500円で購入できます。
口頭発表要旨、ポスター発表要旨のほか、20周年記念セッション「モニュメントと古代社会」の要旨も含まれています。※欠席された会員の方もご購入ください。

今回の要旨集の目次
要旨集バックナンバーはこちら
購入方法はこちら


第22回総会・大会(2017年7月1日・2日開催)開催要項/プログラム

日本西アジア考古学会第22回総会・大会の開催について

終了しました。当日の様子はこちら

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日本西アジア考古学会第22回(2017年度)総会・大会を、天理大学杣之内キャンパスにおいて、下記の要領で開催いたします。今総会・大会は、設立総会と臨時総会を除くと20回目となり、大会研究発表会に学会設立20周年を記念するセッションも設けています。
大会の研究発表は、口頭発表14件とポスター発表11件が予定されており、20周年記念セッションでは各地のモニュメント的な建造物を取りあげ、それを生み出した社会との関係を探ります。盛りだくさんな内容となっておりますので、ぜひとも足をお運びいただきますよう、ご案内申し上げます。
日本西アジア考古学会 会 長  常木  晃
第22回総・大会実行委員会 委員長  桑原 久男
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▶会員の方:既にお手元に郵送しましたハガキにて、総会・大会等への出欠の返信をお願いいたします。総会に欠席される会員は、委任状欄にご署名の上、返送ください。(6月19日(月)必着)

▶一般の方(非会員):2日目昼に行われる総会には出席できませんが、大会(学会設立20周年記念セッション・研究発表)は公開をしていますので、ぜひご参加ください。参加費:1,000円(要旨集代金含む)
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日本西アジア考古学会 第22回総会・大会開催要項

開 催 日2017年7月1日(土)・2日(日)
大会共催:天理大学考古学・民俗学研究室
後  援:天理市、天理大学附属天理参考館

会  場天理大学杣之内キャンパス
2号棟4階(奈良県天理市杣之内町1050)アクセス・会場 拡大⇒
アクセス:JR・近鉄「天理駅」下車。徒歩25分(会場2号棟まで)。
※大学行バスは平日のみのため、大会総会当日は運行していません
タクシーの乗り合いが便利です。

参  加:事前申し込み不要
非会員:参加費・資料代1,000円
会員:資料代500円

宿  泊:遠方からお越しの方は、各自で宿泊所をご手配ください。天理市周辺には宿泊施設が少ないので、奈良市内でお早めに予約することをお奨めします。
昼  食:開催日両日とも、大学内の食堂・売店は営業をしておらず、近隣に食堂施設やコンビニはありませんので、各自でご持参ください。会場での飲食は可能です。
喫  煙:学内は基本的に禁煙ですが、指定された喫煙場所があります。
懇 親 会:7月1日の記念セッション終了後、18時より行います。
懇親会会場/「パークサイドキッチン」(天理市川原城町803天理駅前広場コフフン TEL 0743-69-5770)
懇親会参加費/一般6,000円、学部生・大学院生4,000円を予定しています。
*懇親会参加のお申し込みは葉書、ファックス、e-mailで学会事務局まで。6月19日(月)締切厳守
〒305-8571 茨城県つくば市天王台1-1-1 筑波大学人文社会系歴史・人類学専攻 常木研究室

*総会・大会開催期間の両日は、本大会の要旨集を呈示すると天理参考館に無料で入館できます。

天理参考館のホームページはこちら

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日本西アジア考古学会 第22回総会・大会プログラム

※PDFのチラシはこちら

7月1日(土)(第1日目)(2号棟4階24B教室)

12:30 開場
13:00-13:20  開催挨拶

学会設立20周年記念セッション「モニュメントと古代社会」
13:20-13:30  趣旨説明 常木 晃
13:30-14:00  三宅 裕「西アジア新石器時代のモニュメントと社会」
14:00-14:30  岡田保良「西アジア古代都市のモニュメント:メソポタミアを中心に」
14:30-15:00  下釜和也「シリア青銅器時代のモニュメント:記憶・社会・権力」」
15:00-15:10  休憩
15:10-15:40  馬場匡浩「古代エジプトのモニュメント」
15:40-16:20  福永伸哉「古代日本の古墳築造と社会関係」
16:20-17:10  質疑応答
コメント  桑原久男
総  括  常木 晃

18:00-20:00  懇親会
会 場: 「パークサイドキッチン」(天理駅前広場コフフン)

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7月2日(日)(第2日目)

9:30  開場
研究発表① 【南アジアから湾岸、エジプトへ】(2号棟4階24B教室)
10:00-10:20 上杉彰紀  「石製装身具からみた南アジア鉄器時代の様相」
10:20-10:50 齋藤正憲  「熱くて冷たい土器づくり:インド・ニューデリーおよび近郊の民族誌」
10:50-11:10 藤井純夫  「エンクロージャーと円塔墓:サウジアラビア北西部タブーク州における先史遊牧民遺跡の調査」
11:10-11:30 安倍雅史  「墓制から見たディルムンにおける階層化」
11:30-11:50 竹野内恵太 「エジプト初期王朝時代における石製容器の内容物と供物儀礼伝統の形成」
11:50-12:10 山崎世理愛 「エジプト中王国時代の葬送における装身具利用:図像表現と出土状況の分析を中心に」

12:10-13:30 昼食休憩
13:00-13:30 ポスターセッション・コアタイム(2号棟4階ロビー)

13:30-14:30 第22回総会(2号棟4階24B教室)
14:30-14:40 休憩

研究発表② 【メソポタミアから地中海北部へ】(2号棟4階24B教室)
14:40-15:00 門脇誠二  「射的具か石材節約か?:レヴァント上部旧石器時代における小石刃の発生と行動的説明」
15:00-15:20 西秋良宏  「西アジアの前・中期旧石器時代移行期の進化史的意義について」
15:20-15:40 前田 修  「石器から見る穀物栽培の発展過程」
15:40-16:00 板橋 悠  「西アジア新石器時代の農耕開始と授乳習慣の時代変化」
16:00-16:20 小髙敬寛・O.ニウウェンハウゼ 「イラク・クルディスタン地域、テル・ベグム遺跡出土のハラフ土器:その年代と地域性」
16:20-16:40 足立拓朗  「シリア中部、ビシュリ山系ケルン墓群出土の青銅製鏃について」
16:40-17:00 下釜和也・山口雄治・紺谷亮一・上杉彰紀・山口莉歩「中央アナトリア前期青銅器時代における「非在地系土器」:キュルテペ遺跡出土土器の評価をめぐって」
17:00-17:20 松尾登史子 「古代マケドニア王都ペラにおける女神信仰:墓副葬品に基づく考察」

17:20-17:30 閉会挨拶

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ポスターセッション(両日)(2号棟4階ロビー)
ポスターセッション・コアタイム 7月2日13:00-13:30
P1 牧野久実  「パレスティナから出土したヘレニズム・ローマ時代のフタ:型式分類と編年の構築に向けて」
P2 関広尚世  「ミドルナイルにおけるダム建設と文化財保護」
P3 安倍雅史・後藤 健・西藤清秀・上杉彰紀・渡辺展也・岡崎健治・堀岡晴美・原田 怜・山口莉歩・清水麻里奈 「バハレーン、ワーディー・アッ=サイル考古学プロジェクト2017」
P4 千本真生・G.イヴァノフ・M.フリストフ・L.レシュタコフ「ブルガリア青銅器時代集落遺跡の編年的位置付け:北部・西部地域の新データをもとに」
P5 西山伸一  「アッシリア帝国東部辺境地域からの新情報:ヤーシーン・テペ考古学プロジェクト、第1次調査(2016年)
P6 宮内優子  「新石器時代における子どもの埋葬場所と年齢の関係:イラン、タペ・サンギチャハマックを例に」
P7 西秋良宏  「レバノン、ケウエ洞窟出土石器群の再検討:いわゆるIUP関連石器を中心に」
P8 堀岡晴美  「南メソポタミア文献から見たディルムン交易:文明繁栄期とそれ以前」
P9 長屋憲慶  「エジプト先王朝時代の紅玉髄製ビーズ穿孔法について」
P10 ベグマトフ・アリシェル「カフィルカラ遺跡出土封泥に見られる動物像」
P11 有村 誠  「アルメニア完新世初頭における黒曜石石器の機能:「カムロ・トゥール」の使用痕分析」」

シリア・パルミラ遺跡画像展示(両日)(2号棟4階24A教室)

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