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2017年1月21日(土)・22日(日)開催:帝京大学文化財研究所他主催「中央アジア遺跡調査報告会」

中央アジア遺跡調査報告会開催のお知らせ

近年、中央アジア諸国では日本国内の調査機関、大学等による遺跡の発掘調査が各地で実施されていますが、2016年には帝京大学でもシルクロード学術調査団を結成し、キルギス共和国のアク・ベシム遺跡および周辺遺跡の分布調査に着手したところであります。

これまで、中央アジアを中心とした海外調査に関しては、お互いに調査成果を報告し、調査方法などを検討する機会がほとんどなかったといえます。そこで調査成果を報告し合い、研究者間で交流を深め、これからの調査・研究のあり方を議論したいと考えますので、関係者の方々、興味、関心のある方々のご参加をお待ちしております。

1 開催日  2017年1月21(土)・22日(日)

2 場 所  帝京大学文化財研究所 大ホール 山梨県笛吹市石和町四日市場1566-2

3 主 催  帝京大学文化財研究所・帝京大学シルクロード学術調査団

4 日 程

1月21日
12:00~13:00 受付
13:00~13:10 開会あいさつ、日程・趣旨説明
13:10~14:00 基調講演  前田 耕作(和光大学)「シルクロードへのいざない(仮)」
14:00~14:30 報告1 西秋 良宏(東京大学)「中央アジアにおける現生人類出現プロセスを探る ウズベキスタン旧石器遺跡調査2012-2016」
14:30~15:00 報告2 岩本 篤志(立正大学)「カラテペ遺跡の発掘と周辺遺跡の調査 ウズベキスタン2014~2016年度」
15:00~15:10 休憩
15:10~15:40 報告3 久米 正吾(東京芸術大学)「キルギス、天山山脈を掘る(2013~2016年)」
15:40~16:10 報告4 古庄 浩明(大学講師)「テルメズ考古学博物館所蔵バラリク・テパ出土の壁画修復について(仮)」
16:10~16:40 報告5 Bartlomiej Szymon Szmoniewski(ポーランド考古学民族学研究所)
「Late Roman,Sasanian and Early Islamic Glass along the Silk Road.」
16:40~17:10 報告6 中村 優花(武庫川女子大学)「中央アジアおける仏教寺院の空間構成の変遷:建築空間構成要素に着目して(仮)」

1月22日
8:30~9:00 受付等
9:00~9:30 報告7 林 俊雄(創価大学) 「キルギスの仏教遺跡-クラスナヤ・レチカを中心に」
9:30~10:00 報告8 新井 才二(東京大学)「中央アジア地域における動物遺存体研究の現状と課題」
10:00~10:20 報告9 山内 和也(帝京大学)「アク・ベシム遺跡とスイヤブ」
10:20~10:30 休憩
10:30~11:00 報告10 山藤 正敏(奈良文化財研究所)「アクベシム遺跡ラバト地点の調査成果(仮)」
11:00~11:20 報告11 櫛原 功一(帝京大学文化財研究所)「シャフリスタン地区の発掘(2016年)」
11:20~11:40 報告12 望月 秀和(帝京大学文化財研究所)「周辺遺跡の調査」
11:40~12:00 報告13 福井 淳哉(帝京大学)「書道史からみた杜懷宝碑(仮)」
12:00~12:10 閉会あいさつ

5 宿泊について 帝京大学文化財研究所周辺にはいくつかのホテルがあります。各自お申込みください。

6 報告会への参加申込について
帝京大学文化財研究所 池田または櫛原まで電話、メールにて、
報告会の参加(21日・22日の両日またはいずれか)および
懇親会参加の出欠をお申込みください。

7 資料代、懇親会費  当日資料代500円(予定)、懇親会に参加される方は参加費5000円を予定しています。

8 申込先・問い合わせ先 帝京大学文化財研究所 〒406-0032 山梨県笛吹市石和町四日市場1566-2
電話 055-263-6441  FAX 055-261-0462
Eメール aae29890@pop21.odn.ne.jp