過去の活動

2017年2月10日(金)開催:天理参考館シンポジウム「正倉院宝物白瑠璃碗の源流を探る—ササン朝ペルシア・ガラス研究の最先端—」

天理参考館   シンポジウム
正倉院宝物白瑠璃碗の源流を探る —ササン朝ペルシア・ガラス研究の最先端—

概要
正倉院宝物の中でも有名な白瑠璃碗は遠い西方の王朝、ササン朝ペルシアで製作されたものです。正倉院がシルクロードの終着駅と呼ばれるのも頷けます。そのササン朝のガラスに関する研究は近年、考古学と化学分析の両面で進んでいます。両分野の最前線で研究されておられます研究者をお迎えし、お話を伺うことにします。またその成果から白瑠璃碗を今一度見つめ直したいと思います。

日 時:2017年2月10日(金) 13:00〜16:00

場 所:天理参考館研修室

○講演
巽善信(天理参考館) 「天理参考館所蔵品から見た白瑠璃碗」
四角隆二(岡山市立オリエント美術館)「イラン北部に流入したササン・ガラス—伝イラン由来資料の検討—」
阿部善也(東京理科大学) 「化学分析が明らかにしたササン朝カットガラス」
○パネル・ディスカッション