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アジア考古学四学会合同講演会のお知らせ

 第8回と回を重ねて参りましたアジア考古学四学会合同講演会ですが、2014年度は日本西アジア考古学会が監事学会として準備を進めております。今回は、人類社会の発展にとって革命的な出来事であった農耕を共通テーマに設けました。アジア地域における食糧生産は、東の稲作農耕、西の麦作農耕というように対照的に捉らえることができ、また雑穀や豆などの栽培も重要な要素でした。この講演会では、アジア諸地域の初期農耕とその拡散の様子を概観すると共に、トウモロコシを主とする新大陸の農耕と比較したいと考えています。 ※終了しました

日 時:2015年1月10日(土) 13:00~17:30     チラシはこちら(pdf)   
会 場:明治大学駿河台キャンパス(リバティタワー1階 リバティー・ホール)
東京都千代田区神田駿河台1-1 03-3296-4545(代表)
参加無料、申し込み不要
主催:日本考古学協会、日本中国考古学会、東南アジア考古学会、日本西アジア考古学会
後援:明治大学文学部
お問い合わせ先:一般社団法人日本考古学協会事務局 03-3618-6608

プログラム:
12:30 開場
13:00-13:10  開催挨拶
13:10-14:10  基調講演「灌漑農耕の始まりと拡がり」
        工楽善通(大阪府立狭山池博物館長・日本考古学協会)
14:10-14:25  休憩
14:25-15:05 「東アジアの農耕の起源と拡散」
        宮本一夫(九州大学教授・日本中国考古学会)
15:05-15:45 「東南アジアの農耕起源―根菜・ミレット・稲―」
        新田栄治(鹿児島大学名誉教授・東南アジア考古学会)
15:45-16:00  休憩
16:00-16:40 「西アジア型農耕の始まり」
        常木 晃(筑波大学教授・日本西アジア考古学会)
16:40-17:20 「メソアメリカにおける農耕の起源と文明の形成」
        青山和夫(茨城大学教授・日本考古学協会)
17:20-17:30  閉会挨拶