過去のお知らせ

南アジア関連イベントのお知らせのお知らせ(2015.4.7)

南アジア・カルチャーサロン「パキスタン北部の人・自然・文化」第2回
『パキスタン北部地域ゴジャール地区の自然環境と少数民族ワヒの生活』

NPO法人南アジア文化遺産センターでは、ニュースやガイドブックだけではわからない南アジアの魅力をお届けする「南アジアカルチャー・サロン」を企画・開催しております。現地に詳しい専門家のトークを、料理やお茶と一緒に楽しむイベントです。 好評をいただいた第1回に引き続き、第2回をご案内いたします。
「パキスタン北部の人・自然・文化」と題した今期のシリーズの第2回目は、水嶋一雄氏(日本大学文理学部教授・地理学者)による「パキスタン北部地域ゴジャール地区の自然環境と少数民族ワヒの生活」です。 パキスタン北部の高山地帯の自然環境と、タジキスタン、アフガニスタン、中国にまたがって暮らす少数民族ワヒの生活について、長年の現地調査の成果を踏まえてお話しいただきます。
https://sites.google.com/site/jcsachweb/home/activity/lecture#SACS14-02
なお当日は、新宿西口「カラチ」を会場として、本格パキスタン料理の昼食コースとチャイを用意いたします。素敵な料理もお楽しみください。

イベント概要
講師:水嶋一雄氏(日本大学文理学部教授・地理学者)
日時:2015年4月25日(土) 14:00~
会場:インド料理「カラチ」 (〒160-0023東京都新宿区西新宿7-10-10B1)
会費:¥4,000(昼食・飲み物付) ※南アジア文化遺産センター会員の方は¥3,000
主催:NPO法人南アジア文化遺産センター

ご参加の申し込みは下記リンク(こくちーず)よりどうぞ。
http://kokucheese.com/event/index/266605/

また、周囲の方をお誘いいただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。


公開セミナーのお知らせ(2015.3.14)

「中世イスラーム社会の洗練を飲食から考える」

14 世紀歴史学者イブン・ハルドゥーは、以下のように文化を定義しその一要素とて調理挙げている。
「文化とは、周知のような様々奢侈物採用であり奢侈生活の追求であり、調理・裁縫・建築・絨毯・容器製造などは日常生活に要するあらゆる技術を含めて、優美なものを生み出すための技術の錬磨である。(『歴史序説』第二巻p. 482)」
9世紀以降の宮廷社会や都市富裕層知識層の間においては、教養一つとして、料理の知識と認識力を持つことが前提となっていた。彼らによって、レシピ集成である料理書や食養生法指南書、さは都市の品業つことが前提なっていた。彼らによ,レシピ集成である料理書や食養生法指南が、さらには都市の食品業に関する指導マニュアルも編纂された。これらの資料から、都市人々が求めた飲食の“洗練さ”とは何を考え、中世イスラーム社会の特質を考察したい。

<講 師>  尾崎 貴久子氏(防衛大学校准教授)
<日 時>  2015年3月20日(金)  16時00分開始 17時30分終了予定(開場15分前)
<会 場>  慶應義塾大学 三田キャンパス 東館G-SEC Lab
<参加費>  無料
<申 込>  不要 (直接会場にお越しください)
<お問い合わせ> 慶應義塾大学言語文化研究所
【TEL】03-5427-1595  【FAX】03-5427-1594  【Mail】genbu@icl.keio.ac.jp


講演会のお知らせ(2015.3.11)

『先史時代のカッパドキア:アシュックル・ホユックと中央アナトリアの先土器新石器時代』
Prehistory of Cappadocia: A?+_)Ekl?)E H?+Sy?+dk and the Pre-Pottery Neolithic in Central Anatolia

日 時  2015年3月26日(木) 14:00-16:00
会 場  筑波大学総合研究棟A107 (本部棟西)
アクセス:http://www.tsukuba.ac.jp/access/map_central.html

プログラム
14:00-15:00
Transition to an Innovative Way of Life: A?+_)Ekl?)E H?+Sy?+dk (Central Anatolia – Turkey)
Mihriban ?*Szbasaran (Istanbul University, Turkey)

15:00-16:00
Change and Continuity in the Lithics of A?+_)Ekl?)E H?+Sy?+dk (Central Anatolia – Turkey)
Nurcan Kayacan (Istanbul University, Turkey)

使用言語:英語
科学研究費補助金:新学術領域研究(研究領域提案型)『西アジア先史時代における工芸技術の研究』(研究代表者:歴史・人類学専攻 三宅 裕)


講演会のお知らせ(2015.3.10)

古代オリエント博物館 友の会講演会
「カッパドキアの先史時代 -アシュックル・ホユックと中央アナトリアの新石器文化-」

奇岩が林立する独特の景観をもつカッパドキアは、岩窟に穿たれた教会跡やそこに描かれた壁画などともに世界遺産に登録され、今やトルコ観光の中心的存在となっています。しかし、カッパドキアの歴史はそうした初期キリスト教時代だけにとどまりません。 あまり知られていませんが、カッパドキア地方には西アジア有数の黒曜石の産地があり、カッパドキア産の黒曜石は新石器時代に遥かパレスチナまでもたらされています。また、チャタルホユックとならんで、中央アナトリアの重要な新石器時代の遺跡であるアシュックル・ホユックのほか、ムスラル、テペジック・チフトリック、キョシュク・ホユックなど、先史時代の遺跡も数多く知られています。
今回の講演では、筑波大学西アジア文明研究センターが日本に招へいしたオズバシャラン教授を講師にお迎えし、ご自身が長年にわたり発掘調査を手がけてこられたアシュックル・ホユック遺跡の成果を中心に、黒曜石の原産地遺跡や周辺の新石器時代遺跡についての最新情報も交えながら、中央アナトリアの新石器時代の重要性とその魅力についてお話しいただきます。

・日時: 2015年3月28日(土) 13:30~15:00
・場所: サンシャインシティ文化会館7階 会議室710
・講師: ミフリバン・オズバシャラン氏(トルコ・イスタンブール大学教授)
・言語: 英語またはトルコ語(日本語通訳: 三宅裕 筑波大学人文社会系教授)
・参加費: 500円(古代オリエント博物館友の会会員は無料)
事前予約は必要ありません。当日、直接会場までお越しください。

ウェブページでの案内: 以下のURLページをご参照ください。 http://aom-tokyo.com/event/150328.html
お問合せは古代オリエント博物館まで: museum@orientmuseum.com| 電話 03-3989-3491
当館ホームページはこちら:http://aom-tokyo.com/index.html

当館友の会会員の方だけでなく、学会会員の皆様のご参加をお待ちしております。お誘い合わせの上、ぜひお越しください。


国際会議のお知らせ(2015.3.4)

International Conference on ‘Buddhist monasteries in South Asia and China’

下記転送メッセージの通り、「仏教美術・考古学会」の第1回国際会議の案内が回覧されました。なお添付のサーキュラーは、野口宛までお問い合わせいただければ転送することが可能です。 野口 淳:fujimicho0@hotmail.com

(概要)
International Conference on ‘Buddhist monasteries in South Asia and China’ organised by SBAA (Society for Buddhist Arts and Archaeology)
November, 2015, New Delhi, India

Historical background:
Buddhism began to spread to neighbouring countries during the reign of Mauryan King Asoka in the third century BCE. There existed two missions in opposite directions. Theravad sutras written in Pali language spread southward to Sri Lanka, Thailand, Burma and Indonesia. Mahayan sutras spread northward to Central Asia, China, Korea and Japan; these Sanskrit scriptures were first translated into Central Asian languages and then into Chinese. The Chinese Tripitaka is the most complete collection of extant Buddhist scriptures; its influence reached beyond China to Korea and Japan. During the seventh century Buddhism spread from India to Tibet. As sutras were systematically translated into local language, Tibetan Buddhism came into being gradually.
Relics of Buddhism of different stages have been found in China in the shape of monasteries, stupas, Buddha images and ritual implements which present a good combination of Chinese and western elements. Buddhist sculptures are in the form of grottos carvings, painted clay figures etc.

Conference theme:
1. Buddhist monastery and temple sites in south Asia
2. Buddhist monastery and temple sites in China
3. Design of the Buddhist monastery in south Asia and China: A comparative study
4. St?+ipas, paintings and sculptures discovered in the Buddhist monastery sites
5. Documents and inscriptions related to the Buddhist monastery and temple

Official Languages: English and Chinese

Abstract/ Paper submission: Scholars are invited to submit the abstract of their proposed presentation, on one of the themes of the Conference. The abstracts (not be more than 250 words), should be submitted electronically as e-mail attachment and must accompany the name, affiliation, designation/ position, complete address, phone number and email address of the scholar. Submissions from China, India, Pakistan and Sri Lanka should be made through the Country Coordinator (CC). Submissions from other countries should be sent directly to the contacts.
All proposals received by the last date, will be scrutinized by the Academic Committee, and those accepted will be scheduled for presentation at the Conference. The decision of the Academic Committee in this regard will be final.

Last date: The last date for submission of abstracts is 30 April 2015. Scholars whose proposals would be accepted for presentation at the Conference would be required to submit full text of their paper before 31 August 2015.

Publication: The papers presented at the Conference will be suitably edited, translated into English/ Chinese (as the case may be) and published in a book form, both in English and Chinese languages simultaneously, to be released at the subsequent Conference.

Contacts:
1. Dr. Ramesh Chandra Agrawal, President, Rock Art Society of India, E-212, Sector 9, Vijay Nagar,Ghaziabad (UP), INDIA
Email: rcagrawal1947@gmail.com
2. Prof. Chongfeng Li, Professor of Buddhist Art and Archaeology, School of Archaeology and Museology, Peking University, Beijing, CHINA
Email: tflee@pku.edu.cn
3. Dr. Sanjay Garg Deputy Director, National Archives of India, Janpath, New Delhi 110001, INDIA
Email: sgarg30@hotmail.com


シンポジウムのお知らせ(2015.3.1)

『古代エジプトにおける宗教性と物質文化-アコリス考古学プロジェクト2015-』

このたび、エジプト・アコリス遺跡調査団では、2014年3月14日(土)、15日(日)に『古代エジプトにおける宗教性と物質文化-アコリス考古学プロジェクト2015-』と題したシンポジウムを開催いたします(詳細は添付ファイルをご参照ください)。皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2015年3月14日(土)、15日(日) (1日目:14日(土)、13時~; 2日目:15日(日)、10時~15時頃)
場所:名古屋大学 文学部棟127号室講義室
主催:アコリス遺跡考古学調査団、名古屋大学人類文化遺産テクスト学研究センター

≪3月14日(1日目)≫
1300 開会
1310-1400 「古代エジプトの神と人々」 田澤恵子
1400-1450 「アコリス遺跡の物質文化に見られる信仰形態」 花坂哲
〈休憩〉 1450-1500
1500-1550 「プトレマイオス朝エジプト在地社会と神官」 周藤芳幸
1550-1640 「6‐8世紀エジプト社会:ビザンツからイスラームへ」 貝原哲生
1650-1750 「総合討論」 コメンテーター:中野智章・辻明日香
1830- 懇親会(参加希望者は事前にご連絡ください)

≪3月15日(2日目)≫
1000 開会
1010-1050 「ヘレニズム・ローマ期エジプトの人口をめぐる諸問題」 高橋亮介
1050-1130 「アコリス遺跡南斜面出土の石器・石製遺物について」 遠藤仁
1130-1210 「ローマ植民市コリントスとユニア・テオドラ:帝政期におけるある女性エリートの活動」 伊藤嘉純
〈昼休み〉 1210-1300
1300-1340 「3D測量機器を用いた遺構・遺物の計測:3D計測のプレゼンテーション」 川崎幸一郎
1340-1420 「第3中間期における埋葬の諸形態:アコリス2014年度出土例を中心に」 辻村純代
1420- 「2014年南区の調査:小規模集落の歴史的意義」 川西宏幸

申し込み不要、参加費無料です。
懇親会への参加希望者は、3月6日(金)までに花坂までご連絡ください。

≪問い合わせ先≫ 花坂哲(ハナサカテツ)
tetsuhanasaka@hotmail.com
hanasaka.tetsu.gp@u.tsukuba.ac.jp


公開セミナーのお知らせ(2015.2.28)

科学研究費助成金(基盤C)「南アジアにおける歴史的遺産・景観文化に関する学際的研究」(課題番号: 24617010代表:福井亘)公開セミナー
「歴史的遺産・景観文化と南アジア・東南アジアの現在-「対話する考古学」にむけての国際比較-」

主催:科学研究費助成金(基盤C)「南アジアにおける歴史的遺産・景観文化に関する学際的研究」研究グループ
共催:特定非営利活動法人(申請中) WACJapan・WAC-8実行委員会特定、非営利活動法人南アジア文化遺産センタ-、特定非営利活動法人古代邇波の里・文化遺産ネットワーク

日時:2015年3月14日(土)13:30開場・17:00セミナー終了
場所:同志社大学今出川キャンバス良心館3階RY305教室
※入場無料申込不要

プログラム:
14:00~14:10 趣旨説明 科研費プロジェクト:魚津知克
14:10~15:10 講演/「宗教・ナショナリズム・考古学-現代パキスタンの場合」 南アジア文化遺産センター:野口淳
15:10~15:25 休憩・会場設営
15:20~15:45 報告1 /科研費プロジェクト調査成果概要の説明 科研費プロジェクト:福井亘・魚津知克
15:45~16:00 報告2 /世界考古学会議第8回京都大会の概要について WACJapan・WAC-8実行委員会:若林邦彦
16:00~16:20 報告3 /愛知・青塚古墳と「文化遺産のみえる街づくり」 古代邇波の里・文化遺産ネットワーク:奥野絵美
16:20~16:50 質疑応答・ミニディスカッション
17:15~20:00 (予定) 意見交換・交流会(別途参加費が必要です)


シンポジウムのお知らせ(2015.2.16)

家畜化と乳利用 その地域的特性をふまえて ー搾乳の会誌をめぐる谷仮説を手がかりにしてー

日時:2015年5月16日(土)・17日(日)
場所:京都大学・稲盛財団記念館代会議室

趣旨
このシンポジウムは、搾乳開始について仮説を提起されている谷泰氏をイタリアからお招きし、谷仮説を基調にし、「家畜化と乳利用」についての議論を進めるものです。搾乳開始の谷仮説とは、「人が西アジアで野生動物を群れとして家畜化し、人間管理下での新しいニッチで飼養するようになると、母仔間の哺乳が成立しない状況が発生する。牧夫は仔畜を助けるため、母畜からミルクを搾り、仔畜にミルクを与えるようになる。いつしか、人間が残ったミルクを利用するようになる」とするものです。この理論は、「群れ」「母仔間の強い認識」「母仔間危機」「母仔間介入」という重要な概念のうえに成り立っています。
このシンポジウムでは、ユーラシア大陸における乳文化圏での事例、新大陸のリャマ・アルパカ牧畜、極北・トナカイ牧畜などの非乳文化圏の具体的な事例から、谷泰氏の搾乳開始仮説の一般性を具体的に検証すると共に、考古学の視点から家畜化と乳利用について学際的に考察していきます。そして、搾乳開始や牧畜についての新たなる視点を発見することを目指しています。

プログラム
第1日目
9:00~9:10 はじめに
基調講演:
9:10~10:30 谷 泰(京都大学名誉教授)「搾乳はいかにして開始されたか?―西アジアにおける家畜化の意味と管理技法の展開から―」
10:30~11:15 小長谷 有紀(人間文化研究機構) コメントと質疑応答
11:15~12:40 〈昼食〉 文化人類学からの視点〈谷泰仮説をめぐって〉
12:40~13:20 平田 昌弘(帯広畜産大学)「ユーラシア大陸乾燥地における牧畜と搾乳」(乳利用の重要性)
13:20~14:00 鳥塚 あゆち(法政大学)「南米アンデス地域におけるラクダ科動物の群管理と乳利用不要に関する考察」(乳利用の不在)
14:00~14:40 佃 麻美(京都大学)「アンデス牧畜におけるアルパカの母子間関係と介助技法」(乳利用の不在)
14:40~15:10 〈休憩〉
15:10~15:50 高倉 浩樹(東北大学)「肉利用家畜化の成立条件と牧畜適応の発展:シベリアの事例から」(乳利用の不在)
15:50~16:30 辻 貴志(国立民族学博物館)「フィリピン沿岸域の生業と生物資源利用における家畜と乳利用の実態」(乳利用の不在)
16:30~17:30 意見交換・総合討論

18:30~20:30 懇親会(楽友会館)

第2日目
考古学からの視点〈牧畜化と乳利用をめぐって〉
9:00~9:40 藤井 純夫(金沢大学)「定牧・移牧・遊牧:ヨルダンの遺跡調査から」
9:40~10:20 三宅 裕(筑波大学)「西アジアにおける乳利用の開始とその意義」
10:20~10:40 〈休憩〉
10:40~11:20 本郷 一美(総合研究大学院大学)「動物考古学からみた家畜化と乳利用開始」
11:20~12:00 鵜澤 和宏(東亜大学)「動物考古学から探るアンデス的牧畜の起源」
12:00~12:30 池谷 和信(国立民族学博物館) コメントと質疑応答
12:30~14:00 〈昼食〉
全体討論
14:00~16:00
「谷泰仮説(搾乳開始論)の検討」
「牧畜と搾乳についての新しい視座の発見」
「新しい牧畜モデルの構築」

主催: 基盤研究(A)「乳文化の視座からの牧畜論考―全地球的地域間比較による新しい牧畜論の創生」(代表・平田昌弘)
後援: 基盤研究(S)「肥沃な三日月弧」の外側:遊牧西アジアの形成史に関する先史考古学的研究 」(代表・藤井純夫)
新学術領域研究 (領域代表:常木晃)「西アジア都市文明の資源基盤と環境」(代表・本郷一美)
日本沙漠学会沙漠誌分科会
乳の学術連合「乳の社会文化ネットワーク」

お問い合わせ・申込先/シンポジウム事務局   平田昌弘 E-mail: masa@obihiro.ac.jp
事前にE-mailにて出席をお申し込み下さい


シンポジウムのお知らせ(2015.2.15)

シンポジウム「シリア内戦下の文化遺産:その危機と保護にむけて」
Symposium: A crisis of Syrian cultural heritage and the efforts to safeguard it

筑波大学では古代オリエント博物館との共催(日本西アジア考古学会後援)で、下記シンポジウムを開催いたします。シリア文化財にご関心のある方々のご参加をお待ちしております。

開催日時:2015年2月21日(土)10時~17時、22日(日)10時~12時
開催場所:サンシャインシティ文化会館7F サンシャイン集会室704・705 (2月21日)、 710(2月22日)
東京都豊島区東池袋3-1-4
お問い合わせ:筑波大学人文社会国際比較研究機構西アジア文明研究センター
電話 029-853-5441 e-mail: rcwasia@hass.tsukuba.ac.jp
http://rcwasia.hass.tsukuba.ac.jp/kaken/

プログラム (プログラムは予告なく変更されることがあります。シリアDGAMの方々の発表はビデオメッセージによります)

2月21日(土)
第一日目 司会:黒木英充(東京外国語大学・教授)・西山伸一(中部大学・准教授)
10:00-11:00 セッション1:シリア内戦と文化遺産の被災
10:00-10:05 開会あいさつ:辻中豊(筑波大学人文社会国際比較研究機構・機構長)
10:05-10:15 文化庁文化遺産保護国際貢献事業について   守山弘子(文化庁文化財伝統文化課・室長補佐)
10:15-10:30 本シンポジウム開催趣旨説明:常木晃(筑波大学・教授)
10:30-10:45 シリア調査と日本:赤澤威(高知工科大学・教授)

11:00-12:00 セッション2:シリアからの報告 (ビデオメッセージ)
11:00-12:00 内戦下のシリア文化財を守るための文化財博物館総局の構想と戦略:
マムーン・アブドゥルカリム(シリア文化財博物館総局・総裁)
シリア考古学遺産の被災状況と保護の取り組み:リーナ・クティエファン(シリア文化財博物館総局・遺跡管理局長)
シリア博物館の現状とその保護: アハマド・デーブ(シリア文化財博物館総局・博物館局長)

13:30-14:30 セッション3 シリアでの日本隊調査遺跡の現状と諸外国の取り組み
13:30-13:45  2011年以降のパルミラ・シリアの文化遺産危機に関する日本西アジア考古学会の取り組み:
西藤清秀(奈良県立橿原考古学研究所・技術アドバイザー)
13:45-13:55  東京大学のシリア考古学調査:西秋良宏(東京大学・教授)
13:55-14:05  イドリブ県における日本隊の調査と遺跡の現状:常木晃(筑波大学・教授)
14:05-14:15  テル・タバーン遺跡の調査と現状:沼本宏俊(国士舘大学・教授)
14:15-14:30  シリア文化財に関する諸外国および国際機関の活動概要  西山伸一(中部大学・准教授)
14:30-15:00  休憩 元アレッポ・アラブ音楽院院長ムハンマド・ダラール氏によるウード演奏(於:オリエント博物館内)

15:00‐16:00 セッション4 シリア被災文化財の保護と復興に向けて
15:00-15:15  シリアにおける日本の都市計画協力の実績と戦災復興の展望: 松原康介(筑波大学・准教授)
15:15-15:30  マリ・シリア・パレスチナの世界遺産保護について  稲葉信子(筑波大学・教授)
15:30-15:45  内戦と歴史学研究の役割:黒木英充(東京外国語大学・教授)
15:45-16:00  アフガニスタンにおける考古遺跡の現状と文化遺産の保護活動: 前田耕作(和光大学・名誉教授)

16:15-17:00 セッション5 ディスカッション シリア文化遺産をめぐる課題の特定、保護に向けての方策について

2月22日(日)
第二日目 司会:常木 晃(筑波大学・教授)
10:00-12:00 セッション6:シリアの伝統音楽
10:00-10:15 アレッポの歌謡の伝統とその継承の仕組み‐伝統維持のための課題を考える 飯野りさ(東京学芸大学・非常勤講師)
10:15-10:45 シリア正教会の音楽の伝統‐歴史と現状 イーサー・ハビール(シリア正教会音楽指揮者)
11:00-12:00 ムハンマド・ダラール(元アレッポ・アラブ音楽院院長)によるコンサート
『アレッポの伝承歌謡とウードのソロ演奏』
曲目カッド『ヤー・マーリッシャーム』、 『ナワー・アサル旋法によるサマーイー』(ジャミール・ウワイス作曲)などを予定
説明:飯野りさ、友情出演:常味裕司
12:00-12:05 閉会あいさつ(西藤清秀 日本西アジア考古学会会長)

本シンポジウムは、文化庁文化遺産保護国際貢献事業「シリア・アラブ共和国における文化遺産被災状況調査」(受託:筑波大学)の一環として実施されます。


国際シンポジウムのお知らせ(2015.2.13)

International Conference: Ancient Cultures in the Lands of the Bible

2015年6月21-25日、エルサレムで開催される学会の情報をいただきました。 詳細は下記URLでご確認ください。 http://www.archeologyisrael.com/

Basic schedule
Sunday (21 June 2015):
Arrival to Tel-Aviv airport. Pickup and transfer to the hotel in Jerusalem. Sightseeing tour. Opening event
Monday (22 June 2015): Full day Conference (+ Jerusalem night tour)
Tuesday (23 June 2015): Full day Conference
Wednesday (24 June 2015): A special program in the Israel Museum + a visit to Bethlehem.
Or: You can take a full day tour to Jerusalem & Bethlehem
Thursday (25 June 2015): Tours – departure for all post-conference tours


公開講演会のお知らせ(2015.2.8)

争乱の時代におけるアッシリア学:CUSAS 出版プロジェクトの貢献

演題:争乱の時代におけるアッシリア学:CUSAS 出版プロジェクトの貢献
Contributions to Assyriology in a Time of Turmoil: The CUSAS Publication Project
(発表言語:英語、通訳なし)
講演者:デイヴィッド・オーウェン(David I. Owen/コーネル大学教授)
日 時:2015年2月20日(金) 15:30 ~ 17:00
場 所:筑波大学プロジェクト研究棟306、307
*入場無料、事前申し込みは不要です。講演は英語で行われます。


講演会・展覧会のお知らせ(2015.2.4)

講演会・クローズアップ展「インダス文明を掘る 」

■講演会:「インダス文明を掘る」
日時:2015年 2月15日(日) 13:30 ~ 15:00
講師:上杉 彰紀(関西大学非常勤講師)
場所:サンシャインシティ文化会館 7階会議室 710室 (古代オリエント博物館と同じ7階。エレベーターを降りて右側)
参加費:500円
※古代オリエント博物館友の会会員は無料
※または常設展入館チケット提示で無料(当日券でなくても可)
★事前の予約は必要ありません。

クローズアップ展「インダス文明を掘る」にちなんだ講演会です。 本展の監修者であり、現地での発掘調査に関わりながらインダス文明の研究を進めている上杉彰紀氏に、 この数年の調査・研究で明らかになってきたインダス文明の成立・展開・衰退の歴史を紹介していただきます。  多くのみなさまのご参加をお待ちしております。

■クローズアップ展 「インダス文明を掘る」
会期:2015年 2月14日(土)~3月29日(日)
毎春恒例の発掘報告展です。 今年度は南アジアのインダス文明についての発掘調査と研究成果をご紹介します。
詳細情報は、以下のページをご覧下さい。
http://aom-tokyo.com/exhibition/150214_indus.html

※ お問合せ先: 古代オリエント博物館
東京都豊島区東池袋3-1-4 池袋サンシャインシティ7階
電話: 03-3989-3491
メール: museum@orientmuseum.com