シンポジウムのご案内(2015.12.21)
シンポジウム『紛争と文化遺産-紛争下・紛争後の文化遺産保護と復興-』開催のお知らせ
東京文化財研究所ではシンポジウム『紛争と文化遺産-紛争下・紛争後の文化遺産保護と復興-』を以下の要領で開催いたします。ご多用中とは存じますが、ご参集いただけますと幸いです。なおシンポジウム、懇談会ともに事前申し込みが必要となります。申込フォームおよびチラシは以下よりダウンロードください
URL: http://www.tobunken.go.jp/~kokusen/160124/160124program.html
●名 称:『紛争と文化遺産-紛争下・紛争後の文化遺産保護と復興-』
●日 程:2016年1月24日(日) 13:00~17:00
(17:00~会場ロビーにて懇談会 要事前申込み)
●参加費:無料
●定 員:120名
●会 場:東京文化財研究所 地下1階セミナー室
(〒110-8713 東京都台東区上野公園13-43)
●アクセス:http://www.tobunken.go.jp/japanese/googlemaps.html
●プログラム:
第1部:講演 「紛争下・紛争後の文化遺産保護と復興」
13:00~13:15 開会あいさつ?趣旨説明(東京文化財研究所所長 亀井伸雄)
13:15~13:40 文化遺産の破壊、そして復興:日本の文化遺産国際協力
(東京文化財研究所文化遺産国際協力センター室長 山内和也)
13:40~14:10 アフガニスタンにおける紛争下・紛争後の文化遺産保護の取り組み
(カーブル国立博物館前館長 オマラ?ハーン?マスーディー)
14:10~14:40 イラクにおける紛争下・紛争後の文化遺産保護の取り組み
(イラク考古遺産庁調査発掘部長 ハイダル?オレイビ・アルマモリ)
14:40~15:10 レバノンにおける紛争下・紛争後の文化遺産保護の取り組み
(調整中)
休憩(15分)
第2部:パネルディスカッション
「紛争下・紛争後の地域における今後の国際的な文化遺産保護協力の在り方」(司会:山内和也)
15:25~16:50 パネルディスカッション(パネリスト:オマラ?ハーン?マスーディー、ハイダル?オレイビ・アルマモリほか 調整中)
16:50~17:00 閉会挨拶
●主催:東京文化財研
●お問い合わせ・お申し込み先
東京文化財研究所文化遺産国際協力センター 山内、近藤
〒110-8713 東京都台東区上野公園13-43
TEL:03-3823-4809 FAX:03-3823-4867
E-Mail: kondo_hiro@tobunken.go.jp
URL: http://www.tobunken.go.jp/~kokusen/160124/160124program.html
講演会及び講座のご案内(2015.12.9)
古代オリエント博物館にて、下記講演会および講座を開催致します。
友の会員向けですが、会員以外の方も参加可能です。
ぜひご参加くださいますようご案内申し上げます。
◎【友の会講演会】古代オリエントのモノ語り10
「古代オリエントのコイン(1)ーサーサーン朝ペルシアとその境界域のコインー」
コイン(金属貨幣)は小さいながら、多くの情報(発行者、文字、宗教、美術表現、経済など)を持っています。
こうしたコインを丹念に調査研究することで、どのようなことがわかるのでしょうか。今回は、3〜7世紀に西アジアの広大な地域を支配したサーサーン朝ペルシアとその「境界域」のコインに焦点をあて、出土資料、国内外の美術館所蔵資料などを調査した最新の成果を中心に紹介します。
日時:2015年12月12日(土) 13:30 〜 15:00
場所:池袋サンシャインシティ ワールドインポートマートビル 5階 コンファレンスルーム Room9
(※古代オリエント博物館がある建物(文化会館)の隣のビルです。)
講師:津村 眞輝子(古代オリエント博物館研究員)
申込不要
当館友の会会員でない方も、参加できます。参加費500円(当館友の会員は無料)
◎【友の会ナイト講座】
新年からの新しい試みとして、平日の夕方に特別講座を開催します。各回1時間程度です。
最初の3回は中田一郎館長による連続講座「メソポタミアの神話と物語」です。1回だけの参加も可能です。
—スケジュール—-
2016年1月8日(金)「メソポタミアの創成神話 ーエヌマ・エリシュー」(中田一郎 館長)
2月12日(金)「人はなぜ働くのか ーアトラハシース物語ー」(中田一郎 館長)
3月11日(金)「永遠の命を求めて ーギルガメシュ物語ー」(中田一郎 館長)
時間:19:00〜20:00
場所:池袋サンシャインシティ文化会館7階会議室709室
申込不要。
原則として友の会会員の方を対象としておりますが、会員でない方は一回につき参加費1000円でご参加いただけます。
(当館友の会員は無料)
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※ お問合せ先: 古代オリエント博物館
電話: 03-3989-3491
メール: museum@orientmuseum.com
ワークショップのお知らせ(2015.11.17)
名古屋大学人類文化遺産テクスト学研究センターでは、来る11月25日(水)に下記の要領でパピルス学のワークショップを開催いたします。関心をお持ちの方のご来場をお待ちしています。
Text and Society in Egypt in the Late and Ptolemaic Period
25. Nov. 2015 9:00-17:00
(会場:名古屋大学東山キャンパス 文系総合館7F カンファレンスホール)
9:00 Opening Address
9:15 Yoshiyuki SUTO(Nagoya University)
Text and Society in Egypt in the Late and Ptolemaic Period
10:00 Myriam V. KRUTZSCH(Staatliche Museen zu Berlin- Preu・ischer
Kulturbesitz)
Change in Papyrus Material: Its Structure and Quality in the Graeco-Roman Period
10:45 Rechard L. JASNOW(Johns Hopkins University)
Demotic and Hieratic Best-Sellers: Remarks on Major Religious Texts on Papyrus from the Graeco-Roman Period
11:30 Kyoko YAMAHANA(Tokai University)
Adopting Ancient Greek technology into the Egyptian Faience Making: A Technological Study
13:15 Mai ISHIDA(Graduate School, Osaka University)
The Dispute Settlement in Soknopaiou Nesos: Operating Demotic and Greek Petitions
14:00 Katherine E. DAVIS(Johns Hopkins University)
Word-lists and Onomastica: Scribal Culture and Priestly Knowledge in the Graeco-Roman Period
14:45 Joseph G. MANNING(Yale University)
Understanding climate change through ancient texts; The Tension between Ancient Texts and Modern Science
問合せ先: 名古屋大学 周藤芳幸 (yoshisuto@nagoya-u.jp)
WAC-8のセッション募集について(2015.11.13)
NPO法人WAC Japan・WAC-8京都実行委員会関係者・協力者のみなさま(今後ご協力いただきたい方にも送っています)
すでに一度、ご連絡差し上げましたが、さらなるお願いです。
現在、来年8月末・9月初旬に開催される、世界考古学会議第8回京都大会でのセッション募集を行っています。
大会HPの
http://wac8.org/call-for-submissions/call-for-sessions/
からアクセス可能です。
ぜひ、セッションへのご応募をお願いいたします。
日本の研究者が積極的にセッションをたてていることを世界に示して、大会を盛り上げることに、どうかご協力いただきたく存じます。
もちろん、本番の大会でも日本の研究者のパワーをしっかりと伝えていくことにつながると存じます。
国際学会でのセッション申し込みは初めてという方も、是非にお願いします。
そういうことをしてみたいという方、大歓迎です。ご相談をいただけましたら、事務局からも必要な対応を差し上げる所存です。
海外の研究者には、若い世代からの応募もたくさんあるのが通例です。経験の有無などに拘泥することなく、ご応募いただければ幸いです。
もちろん、これまでセッションオーガナイザーとしての経験豊富な皆様も(いえ、そういう方こそ)、是非にご応募お願い申し上げます。
セッション申し込みは、大会が設定した16のテーマの中からご自分のセッションが所属するテーマを希望する形になっておりますが、そういった割り振りに関しても複数の希望ができるなど、柔軟な対応が可能です。
どうぞ、なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。
NPO法人WAC Japan・WAC-8京都実行委員会 事務局
http://wac8.org
フォーラムのお知らせ(2015.11.11)
エジプト・フォーラム24
早大エジプト発掘50年
日時:2015年11月28日(土) 15:00~18:00(開場14:30)
場所:早稲田大学国際会議場 井深大記念ホール(入場無料)
主催:早稲田大学エジプト学研究所、東日本国際大学エジプト考古学研究所、日本エジプト学会
後援:早稲田大学総合研究機構、早稲田大学総合人文科学研究センター、NPO法人太陽の船復原研究所
協賛:独立行政法人国際協力機構(JICA)、株式会社アケト、キリン株式会社
協力:ダイドードリンコ株式会社、株式会社熊谷組、株式会社ポニーキャニオン、一般社団法人全国優良石材店の会、株式会社ニトリホールディングス
プログラム
14:30開場
15:00開会の挨拶 近藤二郎(早稲田大学教授・早稲田大学エジプト学研究所所長)
15:05基調講演 『エジプト調査発掘50年』 吉村作治(東日本国際大学学長・早稲田大学名誉教授・工学博士)
15:55-休憩-
16:15パネルトーク 『エジプト50年を発掘する』
コーディネーター :吉村作治
パネリスト:
近藤二郎
西本真一(日本工業大学教授・博士(工学))
高宮いづみ(近畿大学教授)
長谷川奏(早稲田大学総合研究機構客員教授)
河合 望(早稲田大学准教授・Ph.D.)
矢澤 健(東日本国際大学客員准教授)
18:00閉会
懇親会
18:30~20:30 懇親会
場所: リーガロイヤルホテル東京3F (ロイヤルホール)
会費: 7,000円
【お申し込み方法】
1.氏名
2.メールアドレスまたは返信可能なFAX番号
3.住所
4.電話番号
をご記入の上お申し込みください。複数人登録される方は全員のお名前をお知らせください。入場整理券を送付いたします。
当日は、入場整理券をプリントアウトしてお持ちください。定員を超えた場合は抽選とさせていただきます。
懇親会参加ご希望の方はその旨を参加申し込みの際に明記してください。
参加ご希望の方には振込先をご連絡いたします。なお、懇親会は席に限りがございますので抽選とさせていただきます。
申し込みメールアドレス:egyptforum24@gmail.com
申し込みFAX番号:03-5285-1302
参加申込み締切日:2015年11月13日(金)
ワークショップのお知らせ(2015.11.6)
このたびNPO法人南アジア文化遺産センターでは(公財)三菱UFJ国際財団の助成による国際交流事業「文化遺産をめぐる対話」を開催いたします。
イスラーム過激派、テロのイメージの強いパキスタンにおける仏教文化の遺産の実情は?地域社会や宗教者の受け止めは?文化遺産保護の取り組みは?
パキスタン北部ハイバル・パフトゥンフワ州から8人の研究者・学生を招聘、タリバンと民族的母体を共にする彼らの生の声を聞き、意見を交換します。パキスタンについて、イスラームについて、そして「偶像破壊」について、報道や論説だけでは見えてこない現地の状況を直接知る機会です。
今回は考古学・文化遺産だけでなく、経済開発、メディア、イスラーム法学者も来日します。
11/24、27には公開ワークショップを開催、日パ専門家の話題提供を手がかりに率直な意見交換を行います。皆さんの参加をお待ちしてます。専門的な議論ではなく、今、そしてお互いを知ることが目的です。難しく考えず是非ご参加ください。
パキスタン側メンバーは主に英語(とウルドゥー語)ですが、会場では配布資料や日本語解説、意見交換のお手伝いもいたします。専門知識や語学能力は参加資格ではありません。必要なのは対話への意欲と相手を尊重する意思だけです。
今回はとくに学生の参加を期待します。相互理解に基づく展望を共に考えたいと思います。
会場は国立オリンピック記念青少年総合センター(小田急線「参宮橋」下車徒歩5分:http://nyc.niye.go.jp/train/)。
詳細、申込は当センターウェブサイト(https://sites.google.com/site/jcsachweb/)からお願いいたします。
文化遺産国際協力コンソーシアムよりお知らせ (2015.10.29)
文化遺産国際協力コンソーシアムの、西アジア関連の情報です。
特に二つ目のシンポジウムは以前お知らせしたものですが、プログラムに変更がありますのでご注意ください。
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【1】「西アジア文化遺産の違法流通防止に向けての声明」を発表しました。
文化遺産国際協力コンソーシアムは、2015年10月16日付けで以下の声明を発表いたしました。
「西アジア文化遺産の違法流通防止に向けての声明」
内容は下記URLをご覧下さい。
http://www.jcic-heritage.jp/information/information_151028.html
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【2】第17回研究会「危機の中の文化遺産」を開催します。
当コンソーシアムでは、研究会を以下の要領で開催します。参加を希望される方は、下記申込フォームよりお申し込み下さい。
https://www.jcic-heritage.jp/form/form.cgi
※当初基調講演を予定していたムニール・ブシュナキ氏は、ご都合により急遽来日されないことになりました。何卒ご了承ください。
●名 称:第17回研究会「危機の中の文化遺産」
●日 程:2015年11月5日(木) 13:00~17:00
●参加費:無料
●定 員:150名
●会 場:TKPガーデンシティPREMIUM神保町
東京都千代田区神田錦町3-22
●アクセス:http://tkp-jimbocho.net/access
●主な内容:
≪基調講演≫
「アラブ諸国の危機的状況下における文化遺産について」
後藤 健(東京国立博物館 特任研究員)
(ムニール・ブシュナキ氏講演内容 代読)
≪講演1≫
「武力紛争の際の文化財の国際的保護」
香西 茂(京都大学 名誉教授)
≪講演2≫
「考古学のフィールドから見た文化遺産保護のあり方について」
西秋 良宏(東京大学総合研究博物館 教授)
≪パネルディスカッション≫
「激動する世界と文化遺産保護」
司会:杉本 智俊(慶應義塾大学文学部 教授)
パネリスト:香西 茂、西秋 良宏ほか(調整中)
●申 込:下記申込フォームよりお申し込み下さい。
https://www.jcic-heritage.jp/form/form.cgi
※懇談会は、定員に達したため受付を終了しました。
●問合先:文化遺産国際協力コンソーシアム事務局
TEL: 03-3823-4841 FAX: 03-3823-4027
E-Mail: consortium@tobunken.go.jp
●主 催:文化遺産国際協力コンソーシアム
詳細は下記URLをご覧下さい。
http://www.jcic-heritage.jp/information/information_151026.html
世界考古学会議第8回京都大会のセッション募集について(2015.10.21)
世界考古学会議第8回京都大会(WAC-8)の事務局より、セッション募集の案内が来ておりますので、お知らせします。
世界考古学会議第8回京都大会のセッション募集を開始しております。
大会HPのhttp://wac8.org/から、call for sessionのページにお進み頂き、申し込みができるようになっております。一応締切は11月末ではありますが、弾力的に対応していくことになる予定です。また、各学会会員諸氏に広く、セッション募集について広報いただきますようお願い申し上げます。
個人からのお申込みはもちろんのこと、各学会の後援のセッションなどという形をとることも可能です。どうぞ、事務局にご相談いただければ幸いかと存じます。
WAC-8京都実行委員会 事務局
各種連絡先は下記URLからお願い申し上げます。
http://wac8.org/contact-us/
シンポジウムのご案内(2015.10.20)
大和日英基金重点助成研究ならびに二国間交流事業共同研究(OP)の一環として、以下の要領で国際シンポジウムを開催いたします。どなたでもご参加いただけますので、お誘いあわせの上、ふるってご参加くださいますようご案内申し上げます。
なお、シンポジウム閉会後に懇親会を予定しております(参加費:5500円)。参加をご希望される方は、11月7日(土)までにecohistory@ogu.ac.jp(大阪学院大学 渡辺研究室)へお申し込みください。
記
日時: 2015 年11月14 日(土)9:30~18:00
場所: 埼玉大学東京ステーションカレッジ
東京駅日本橋口直結:サピアタワー3F受付
(JR東京駅日本橋口徒歩1分、東京メトロ東西線大手町駅B7出口直結)
主催: 大阪学院大学・University College London
共催: 埼玉大学・筑波大学西アジア文明研究センター
後援: 日本西アジア考古学会
備考: 使用言語/英語
プログラム
9:30~10:00
M.アルタウィール(UCL)& 渡辺千香子(大阪学院大学):Opening remarks
渡辺千香子(大阪学院大学):Introduction
10:00~12:30【セッション1:粘土板文書】
J.テイラー(大英博物館):Clay tablets as a craftsman’s product
G.ゼルツ(ウィーン大学):Quarrying for clay according to textual sources
M.アルタウィール(UCL):pXRF Results from Clay Objects in Chicago and Suleymaniyah
J.メルケル(UCL):Descriptive statistics for PXRF data from Chicago, MAY 2015
安間了(筑波大学)他 :Geochemical studies on clay tablets and sediments from Mesopotamia
― 昼食 ―
14:00~15:00【セッション2:微化石】
A.マーシュ(UCL):Unearthing the past: using sediments and microfossils to reconstruct Near Eastern palaeoenvironments
辻彰洋(国立科学博物館):Microfossil analysis on clay tablets
15:00~16:00【セッション3:塩害】
G.ゼルツ(ウィーン大学)& 高井啓介(東京大学):On Salinity, Irrigation, Water Management in
the Early Dynastic Period: A philological and historico-cultural
approach
小口千明(埼玉大学):Weathering of mud and soft rock materials at some archaeological sites
― 休憩 ―
16:15~17:15【セッション4:古地理】
小口高(東京大学)他:Geomorphological and GIS applications to Middle Eastern archaeology
J.ジョゼリ(ダラム大学):Geo-archaeological understanding of palaeochannels in the Southern Mesopotamia ― Iraq
― 討論 ―
17:45~17:55 Closing remarks
18:30~ 懇親会
URL: http://www.osaka-gu.ac.jp/php/geoarchaeology/
お問い合わせ: 大阪学院大学 渡辺千香子研究室 ecohistory@ogu.ac.jp
ワークショップのお知らせ(2015.10.15)
岡山市立オリエント美術館では、3年前から大型放射光施設SPring-8を用いた研究を継続してきました。なかでも、サーサーン・ガラスの成分組成(非破壊分析による、ガラスの起源地の解明)、新しい成果として、記者発表もおこなわれました。また、3千年前の青銅剣の3次元画像撮影実験では、同種の剣としては世界で初めて鮮明な3次元画像撮影に成功しました。
こうした研究はSPring-8を運営する高輝度光科学研究センター(JASRI)との共同研究として行っておりますが、このたび、JASRIでは文化財分野への放射光利用の拡大をはかるため、来る11月6日、国立科学博物館にて、文系研究者にも集っていただきたく、文化財分析技術ワークショップを企画しています。
本ワークショップは、文系研究者には敷居の高い、放射光施設をもちいた分析手法と成果に関する理解を深め、文化財分野への利用促進を図ろうとするものです。SPring-8は大型加速器施設で、文系の知識で利用するのはなかなかハードルが高いですが、今後数年間、文化財関係の課題を積極的に受け付けることになっており、十分なサポートを受けられるチャンスといえます。所蔵品の分析を希望しながら、破壊や影響を懸念して躊躇されているような潜在的なユーザーと考えられる、考古学研究者、美術館・博物館関係者にも、お声掛け願えれば幸いです。
当日のスケジュールと参加申込み方法につきましては、下記サイトの閲覧をお願いします。
SPring-8 サイト
http://www.spring8.or.jp/ja/science/meetings/2015/151106/
文化財科学会サイト
http://www.jssscp.org/index.php/component/content/article/79-events/122-spring-8
展示会のお知らせ(2015.10.8)
企画展「危機迫る中東の文化遺産-イラク編-」
イラクでは長年の戦火による混乱が続き、文化遺産の略奪や破壊が問題となっています。そこで、今回の展示ではイラクのニムルド遺跡、ハトラ遺跡、ニネヴェ遺跡、モスル博物館を取り上げます。1人でも多くの方々にイラクの文化遺産の状況を知っていただき、文化遺産の保護のあり方について改めて考える契機となることを願っています。
開催日程: 2015年9月25日(金)~12月22日(火)
開室時間: 10:00~16:00
休 室 日: 土・日・祝日
※ただし、オープンキャンパス〈10/4(日)〉および楓門祭〈11/3(火)〉は開室いたします。
入 館 料: 無料
会 場: イラク古代文化研究所 展示室
東京都世田谷区梅丘2-8-17
国士舘大学世田谷キャンパス梅ヶ丘校舎
地域交流文化センター2階
講演会のお知らせ(2015.10.3)
日本イコモスからお知らせです。
イコモスパートナーシップによる(株)ANAセールスとの共同企画「イコモスアカデミー」開催のご案内です。
【テーマ】「トルコの歴史的都市ベルガマの風景と文化の旅」
【講 師】狩野朋子氏 (帝京平成大学 講師)
【日 時】2015年10月13日(火) 14:00~15:30
【場 所】ANAワンダーラウンジ
(東京都中央区日本橋2-14-1 フロントプレイス日本橋1階)
【URL】 https://www.ana.co.jp/inttour/wonderlounge/
※HP下方に会場の地図があります。
イコモスアカデミーは、毎月1回、世界の様々な地域や文化をテーマとして、日本イコモス専門家が、なかなか聞くことができない専門的な話を一般の方々にも分かりやすく紹介しています。
会員以外の方でも無料で参加できますので、皆様お誘いあわせの上是非奮ってご参加ください。
参加ご希望の方は、以下へお電話でお申込みをお願いいたします。
ANAセールス
0570-070-860 ※受付時間 9:30~18:00
(IP電話からはこちらへおかけください。 092-720-8356)