過去のお知らせ

ワークショップのお知らせ(2016.2.22)

 この度、筑波大学西アジア文明研究センターでは、科研費新学術領域研究「現代文明の基層としての古代西アジア文明」領域代表者である常木晃の主催による、クルディスタン考古学に関するワークショップを下記の通り開催いたします。
 直近のお知らせになってしまいましたが、ご都合のつかれる方はぜひご参加ください。申し込みは不要ですので、直接会場へお越しください。(発表は英語にて行われます。)

          記

ワークショップ \”The Japanese Contribution to Kurdistan Archaeology\”
(クルディスタン考古学への日本の貢献)

日時:2016年2月27日(土) 15:30-17:30
会場:筑波大学東京キャンパス431会議室
 (http://www.tsukuba.ac.jp/access/bunkyo_access.html

下記アドレスからチラシをダウンロードいただけます。
http://rcwasia.hass.tsukuba.ac.jp/kaken/contents/sympo.html

プログラム

Opening address Akira Tsuneki  
開会あいさつ   常木晃(筑波大学人文社会系教授)

Situation of Archaeology in Kurdistan, Iraq Abubaker Othman Zendin
イラク・クルディスタン考古学の現状  アブバクル・オスマン・ゼンディン
(イラク・クルディスタン地域政府文化財総局長官)

First excavations at Sharbazher Area Saber Ahmed Saber
シャルバジャー?地区での最初の発掘調査  サーベル・アフマド・サーベル
(イラク・クルディスタン地域政府スレイマニ文化財局発掘局長)

Excavations at Qalat Said Ahmadan Akira Tsuneki
カラート・サイド・アハマダンの発掘調査  常木晃(筑波大学人文社会系教授)

Current Issues of the Late Neolithic in the Shahrizor Plain Takahiro Odaka
シャヒリゾール平原の後期新石器時代をめぐる問題  小高敬寛(東京大学総合研究博物館特任研究員)

Archaeological Investigation at Grd-i Tle Atsunori Hasegawa
グルディ・トレの考古学調査  長谷川敦章(筑波大学非常勤研究員)

The Importance of Slemani Museum in Iraqi Kurdistan Mariko Makino
イラク・クルディスタンにおけるスレイマニ博物館の重要性  牧野真理子(筑波大学人文社会科学研究科大学院生)

Mapping and visualization of the tell sites in Kurdistan Nobuya Watanabe
クルディスタンにおけるテル型遺跡のマッピングとヴィジュアル化  渡部展也(中部大学人文学部准教授)

Ending Remarks Shigeo Yamada
閉会あいさつ  山田重郎(筑波大学人文社会系教授)

以上


研究会のご案内(2016.2.19)

フェニキア・カルタゴ研究会 第2回 公開報告会

 フェニキア・カルタゴ研究会は、2013年9月に発足した任意団体です。当会は、フェニキア・カルタゴ史に関する調査・研究を支援協力し、日本におけるフェニキア・カルタゴ史の発展・普及に寄与することを目的に活動しております。
 今回は、新たに2名のゲストスピーカーを迎え、より多角的に地中海におけるフェニキア・カルタゴ像について検討したいと思います。発表のあとにはトークセッションを設け、フロアの皆様を交えての意見交換も予定しております。
 是非、多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。

■プログラム
12:30 - 開場
13:00 - 開会の辞 会長挨拶
13:10 - 発表?「マルタ、キプロスにおけるフェニキア・カルタゴ遺跡」  佐藤育子(日本女子大学)
14:55 - 発表?「衛星画像と地形データでみるフェニキア・カルタゴの都市の立地」小方登(京都大学)
14:40 - 休憩(15分)
14:55 - 発表?「カルタゴ衰退・滅亡後における西方フェニキア都市の動向」青木真兵(関西大学)
15:40 - 発表?「古代ギリシア人の「植民」研究の新動向 -西地中海域を中心に-」長谷川岳男(鎌倉女子大学)
16:25 - 休憩(10分)
16:35 - トークセッション
17:00 - 閉会の辞

■日時:2016年3月13日() 13:00~17:00
■場所:放送大学 東京文京学習センター2階 講義室2
地下鉄茗荷谷駅下車徒歩3分
アクセス:http://www.sc.ouj.ac.jp/center/bunkyo/about/access.html
■参加費 500円
■参加申込方法 参加をご希望の方は、準備の都合上3月10日(木)までに下記のメールアドレスまでご連絡ください。
連絡先 isatou@fc.jwu.ac.jp(佐藤育子まで)


公開シンポジウム 「人類史におけるグローバリゼーションと古代西アジア」のお知らせ

 西アジアは、アフリカ、ヨーロッパ、アジア、北ユーラシアの回廊として、様々な集団、モノ、文化のやりとりが生じやすい「グローバリゼーション」を育くむ環境でした。人類史を牽引した文化・文明や社会の発達を育んできた西アジアの地で、「グローバリゼーション」は、人類の拡散とともに始まりました。様々な人間集団やモノが移動・接触して、政治・経済・宗教そして社会全般にも変化がもたらされてということを、西アジアとその周辺で半世紀近く調査を行ってきた日本の調査隊の具体的な考古学成果を駆使して検討します。
 シンポジウムは東京会場(早稲田大学)と京都会場(同志社大学)の2会場で行い、それぞれ異なるパネリストによって講演とディスカッションが行われます。
(※両会場とも盛況のうちに終了いたしました)

参加無料・事前申込不要
主 催: 日本西アジア考古学会
後 援: 早稲田大学総合人文科学研究センター、早稲田大学高等研究所、早稲田大学エジプト学研究所、NPO法人WAC Japan・WAC-8京都実行委員会
本シンポジウムは、JSPS 平成 27 年度科学研究費補助金 (研究成果公開促進費)「研究成 果公開発表 (B)」(課題番号:15HP0004) の助成を受けています。

【東京会場】  東京会場のチラシはこちら(PDF)
日 時: 2016年1月30日()13:00~17:00(12:30開場) ※終了しました
場 所: 早稲田大学戸山キャンパス36号館382教室
プログラム
門脇誠二(名古屋大学講師)
「旧石器時代のグローバリゼーション:人類の拡散と進化における西アジアの意義」
有村 誠(金沢大学准教授)
「西アジア農耕文化の起源と拡散」
有松 唯(東北大学助教)
「「国家の登場」とグローバリゼーション」
河合 望(早稲田大学准教授)
「後期青銅器時代におけるエジプト・西アジア・地中海世界のグローバリゼーション」
春田晴郎(東海大学教授)
「西アジアにおける世界帝国の出現と文化変容」
四角隆二(岡山市立オリエント美術館学芸員)
「古代末期、東方拡散したサーサーン・ガラスの二面的性格」

【京都会場】  京都会場のチラシはこちら(PDF)
日 時:2016年2月21日()13:00~17:00(12:30開場)
場 所:同志社大学今出川校地 良心館RY104教室(教室が変更となることがあります)
プログラム
野口 淳(NPO法人南アジア文化遺産センター理事・事務局長)
「人類の進化と出アフリカ」
藤井純夫(金沢大学教授)
「西アジア遊牧文化の起源と展開:乾燥域グローバリゼーションの過程」
三宅 裕(筑波大学教授)
「西アジアから世界へ-乳利用と乳加工技術の拡散-」
中野智章(中部大学准教授)
「前期青銅器時代のエジプト・西アジア・地中海世界の交流と国際化」
足立拓朗(金沢大学准教授)
「西アジアの帝国支配とグローバリゼーション」
巽 善信(天理大学附属天理参考館学芸員)
「リュトンの拡散と受容」


シンポジウムのご案内(2016.2.7)

SPIRITS 国際シンポジウム「京都大学の埃及考古資料」

2016年2月18日木曜日
13:00~16:50
京都大学百周年記念時計台記念館 国際交流ホール?・?
京都市左京区吉田本町 京都大学吉田キャンパス内

プログラム
阪口英毅(京都大学文学研究科)
『京都大学総合博物館エジプト考古学資料目録』の刊行

中野智章(中部大学国際人間学研究科) 
京都大学総合博物館エジプト考古学資料の位置づけ

Alice Stevenson(Petrie Museum of Egyptian Archaeology, University College London)  
Artefacts of Excavation: the international distribution of finds from British excavations in Egypt.

横山 操(京都大学総合博物館) 
京都大学総合博物館所蔵コプト織物の分析

Ross Thomas(Department of Greece and Rome, The British Museum)
Old and new excavations at Naukartis and the significance
of the Kyoto University Museum collection.

Todd Hickey(The Center for the Tebtunis Papyri, University of California, Berkeley)
Quotidian treasures: The papyrological collection of the Kyoto University Museum.

使用言語:日本語・英語
メールにてお申込みください
E-mail : spirits-museum@inet.museum.kyoto-u.ac.jp
メールタイトル「エジプトシンポジウム参加」とし、氏名および所属(日英両表記)・メールアドレス明記
参加費:無料
申込締切:2月10 日水曜日

問合せ
京都大学総合博物館 SPIRITS シンポジウム事務局
Phone : 075-753-3272
E-mail : spirits-museum@inet.museum.kyoto-u.ac.jp


講演会のお知らせ(2016.1.28)

【古代オリエント博物館 友の会講演会】
「オアシスに伝わる古代エジプト-アル=ザヤーン神殿遺跡の調査」

 エジプトの砂漠に点在するオアシスでは、今も古代エジプト人の息吹を感じることができます。
 東京工業大学を中心とする調査団は、10年以上にわたって西方砂漠の一つハルガオアシスに残るアル=ザヤーン神殿遺跡の調査・研究に取り組んできました。本講演では、探査・地形測量班、古環境班、保存科学班、デジタル・アーカイブ班、考古班、エジプト学班などからなる文理融合の複合チームによる調査の成果を中心に、ナイル川流域だけでなく、その周辺地域にも及んだ古代エジプト文明についてお話いただきます。
 なお、本講演会は、クローズアップ展「オアシスに伝わる古代エジプト-アル=ザヤーン神殿遺跡の調査」にちなんだ講演会です。

?日 時:2016年2月13日() 13:30 ~ 15:00
?会 場:池袋サンシャインシティ 文化会館7階会議室 710室
?講 師:亀井 宏行(東京工業大学博物館 副館長・教授)
?申 込:不要です。当日、直接会場へお越しください。
?参加費:500円(古代オリエント博物館友の会会員は無料)

URL: http://aom-tokyo.com/event/160213.html

<お問合せ先>
古代オリエント博物館研究員 田澤 恵子
〒170-8630 東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ文化会館7階
TEL: 03-3989-3491
FAX: 03-3590-3266
Email: tazawa@orientmuseum.com


シンポジウムのご案内(2016.1.26)

権力の誕生
-儀礼・祭祀からみる古代文明形成の考古学的アプローチ-

日時:2016年2月20日()13:00~18:00
会場:早稲田大学戸山キャンパス 36-682教室
主催:早稲田大学総合人文研究センター
共催:早稲田大学高等研究所

「趣旨」
 政治権力はいかにして誕生したのであろうか。人類史の大きな流れは、複雑化社会の過程と換言でき、とりわけ複雑化の度合いを高めたのが、権力の出現である。権力の生成・制度化が社会変化をもたらし、その頂点に古代文明の形成がある。権力および階層化の生成はこれまで、余剰生産や生業分化など経済的側面から語られてきたが、近年では祭祀や儀礼をつうじた宗教的イデオロギーの形成も重要な要因の1つとして注目されている。そこでシンポジウムでは、宗教的儀礼がどのように形成され発展したのか、またそれをいかにして考古学データから読み取れるのかについて通文化的に考えてみたい。

「プログラム」
13:00-13:05 開会挨拶:近藤二郎(早稲田大学文学学術院)
13:05-13:15 趣旨説明:馬場匡浩(早稲田大学文学学術院)
13:20-13:45 発表1:城倉正祥(早稲田大学文学学術院)
「平城宮・京の思想と象徴性-漢唐都城との比較から-」
14:50-14:15 発表2:久保田慎二(日本学術振興会特別研究員PD・東京大学)
「中国新石器時代末期から初期王朝時代における権力の出現過程」
14:20-14:45 発表3:上杉彰紀(関西大学)
「インダス文明社会の地域構造-広域社会の存立原理を権力構造から考える-」
14:45-15:00 休憩
15:00-15:25 発表4:小?敬寛(東京大学総合研究博物館)
「西アジアにおける儀礼・祭祀の顕在化」
15:30-15:55 発表5:安倍雅史(早稲田大学高等研究所)
「葬制から見た古代ディルムンにおける権力の発生」
16:00-16:25 発表6:馬場匡浩
「儀礼・祭祀にみるファラオの起源」
16:30-16:55 発表7:長屋憲慶(金沢大学国際文化資源研究センター)
「稀少石器の消長にみるエジプト文明形成期のエリート層」
16:55-17:10 休憩
17:10-17:55 ディスカッション:
発表者全員
コメンテーター:高橋龍三郎(早稲田大学文学学術院)
       :小泉龍人(国士舘大学イラク古代文化研究所)
17:55-18:00 閉会挨拶:近藤二郎


報告会のお知らせ(2016.1.21)

「ファラオの至宝をまもる」―大エジプト博物館保存修復センタープロジェクト終了記念報告会のお知らせ

開催趣旨
 エジプトには古代からの至宝を目当てに世界各国から観光客が訪れています。しかしながら、ツタンカーメンの黄金のマスクなどを有するカイロの考古学博物館は施設の老朽化が目立ってきました。このため、エジプトでは現在「大エジプト博物館」の建設を進めています。この博物館にはツタンカーメンコレクションをはじめとする数々の文化財が展示される予定です。JICAはこの博物館建設に対して円借款により支援を行っています。また、この博物館に付属する保存修復センターに対して、2008年より博物館の展示品となる文化財の保存修復やその関連分野に関する技術支援を行ってきました。
 本報告会では日本がエジプトの至宝をまもるために行ってきた技術協力の取り組みをご紹介します。

【東京講演】
主催:国際協力機構社会基盤・平和構築部、JICA地球ひろば
日程:平成28年2月5日(金)19:00~20:30
場所:JICA地球ひろば
定員:100名(無料。以下のURLよりお申し込みください。)
詳細および申込み:http://www.jica.go.jp/hiroba/event/2016/160205_01.html
登壇者
吉原信一(JICA社会基盤・平和構築部 都市・地域開発グループ第二チーム)
中村三樹男(JICA長期専門家/専門:国際協力)
原田怜 (JICA長期専門家/専門:文化遺産マネジメント)
石井美恵(東京文化財研究所 文化遺産国際協力センター客員研究員/染織品保存修復士)
正田陽児(日本通運株式会社関東美術品支店/専門:美術品等文化財の梱包輸送)
山内和也(東京文化財研究所 文化遺産国際協力センター地域環境研究室長)
司会:讃井一将(JICA社会基盤・平和構築部 都市・地域開発グループ第二チーム課長)

【大阪講演】
日程:平成28年2月7日()10:00~11:30
場所:北区民センター2階第5・6会議室
※ワン・ワールド・フェスティバルの一部として開催
http://www.interpeople.or.jp/owf/
定員:40名(無料。事前申込み不要、先着順。直接会場までお越しください。)
詳細は以下のURLからご確認ください。
http://www.jica.go.jp/kansai/event/2015/160115_01.html
登壇者
吉原信一(JICA社会基盤・平和構築部 都市・地域開発グループ第二チーム)
中村三樹男(JICA長期専門家/専門:国際協力)
原田怜(JICA長期専門家/専門:文化遺産マネジメント)
岡田靖(木製彫刻文化財保存修復研究所代表/木製彫刻保存修復家)
橋本沙知(国立民族学博物館/専門:保存科学)
山内和也(東京文化財研究所 文化遺産国際協力センター地域環境研究室長)
司会:讃井一将(JICA社会基盤・平和構築部 都市・地域開発グループ第二チーム課長)


研究会のご案内(2016.1.18)

中央アジア考古学研究会
キルギスとその周辺地域における遊牧社会の形成

開催趣旨
 「ユーラシア古代遊牧社会形成の比較考古学」研究グループ[科研基盤B海外外術調査(2013-2016)。代表:大沼克彦]は西アジアと中央アジアにおける遊牧社会形成の比較考古学研究に着手し、2012年よりキルギスでの考古学調査を実施しています。
 今回の研究会では、キルギスでの考古学調査研究を主導するキルギス=トルコ・マナス大学のクバトベク・タバルディエフ教授をお迎えして、同教授が発掘を指揮するイシククル湖南岸カン・ドボ都城(烏孫~モンゴル時代)等の成果についてお話しいただき、キルギス人研究者による考古学調査の最新動向についてお話しいただきます。
 また、ユーラシア中央部及び東部地域における遊牧国家の誕生及びその前史としての旧石器社会について研究する日本人研究者のお話をうかがい、同研究グループによる研究の方向性をさらに見据えたいと思います。
 続いて、同研究グループのこれまでのキルギスでの考古学調査成果について、モンゴル及びウズベキスタンでの日本人研究者による現地調査成果と比較しつつ、中央アジアにおける遊牧社会の形成について考える機会としたいと思います。

開催要領
日時:2月6日()13:00~18:00
会場:黒田記念館黒田記念室(セミナー室)
http://www.tobunken.go.jp/kuroda/index.html
主催:日本学術振興会科学研究費基盤研究(B)「ユーラシア古代遊牧社会形成の比較考古学」
(2013-2016)研究グループ(代表:大沼克彦・国士舘大学名誉教授)
言語:日本語(キルギス人研究者については日本語通訳あり)
入場無料、定員50名、
申し込み不要(懇談会は要申し込み。会費:5000円程度)

プログラム
13:00~13:10
開会挨拶/趣旨説明
大沼克彦(国士舘大学名誉教授)
久米正吾(東京文化財研究所アソシエイトフェロー)

【基調講演】
13:10~14:10
キルギスにおける歴史考古学調査の最新動向(日本語通訳あり)
クバトベク・タバルディエフ(キルギス=トルコ・マナス大学教授)
14:10~14:45
遊牧国家の形成と展開
林俊雄(創価大学教授)
14:45~15:20
遊牧社会形成前史としてのユーラシア東部地域の旧石器社会
佐藤宏之(東京大学教授)

15:20~15:30 休憩

【キルギスにおける遊牧社会の形成】
15:30~15:55
山岳地帯における遊牧社会の形成:キルギスにおける青銅器時代考古学調査
久米正吾(東京文化財研究所アソシエイトフェロー)
15:55~16:20
中央アジア、コーカサスにおける地考古学研究と地形計測の最新動向
早川裕弌(東京大学准教授)
16:20~16:45
中央アジアにおける青銅器生産と遊牧社会
荒友里子(筑波大学大学院博士課程)

16:45~16:55 休憩

【キルギスの周辺社会】
16:55~17:20
遊牧社会匈奴の形成と鉄器生産
笹田朋孝(愛媛大学准教授)
17:20~17:45
ウズベキスタン、カラテパ遺跡からみる仏教の伝播
古庄浩明(駒澤大学講師)
17:45~18:00
総合討論及び閉会挨拶
18:30~ 懇談会
(上野、根津、鶯谷等、会場周辺を予定しています)

問い合わせ先
久米 正吾(東京文化財研究所文化遺産国際協力センター)
〒110-8713 東京都台東区上野公園13-43
Tel: 03-3823-4809 Fax: 03-3823-4867
E-mail: kume@tobunken.go.jp


シンポジウムのご案内(2015.12.21)

シンポジウム『紛争と文化遺産-紛争下・紛争後の文化遺産保護と復興-』開催のお知らせ

 東京文化財研究所ではシンポジウム『紛争と文化遺産-紛争下・紛争後の文化遺産保護と復興-』を以下の要領で開催いたします。ご多用中とは存じますが、ご参集いただけますと幸いです。なおシンポジウム、懇談会ともに事前申し込みが必要となります。申込フォームおよびチラシは以下よりダウンロードください
URL: http://www.tobunken.go.jp/~kokusen/160124/160124program.html

●名 称:『紛争と文化遺産-紛争下・紛争後の文化遺産保護と復興-』
●日 程:2016年1月24日(日) 13:00~17:00
      (17:00~会場ロビーにて懇談会 要事前申込み)
●参加費:無料
●定 員:120名
●会 場:東京文化財研究所 地下1階セミナー室
      (〒110-8713 東京都台東区上野公園13-43)
●アクセスhttp://www.tobunken.go.jp/japanese/googlemaps.html
●プログラム:

第1部:講演 「紛争下・紛争後の文化遺産保護と復興」

13:00~13:15 開会あいさつ?趣旨説明(東京文化財研究所所長 亀井伸雄)
13:15~13:40 文化遺産の破壊、そして復興:日本の文化遺産国際協力
       (東京文化財研究所文化遺産国際協力センター室長 山内和也)
13:40~14:10 アフガニスタンにおける紛争下・紛争後の文化遺産保護の取り組み
       (カーブル国立博物館前館長 オマラ?ハーン?マスーディー)
14:10~14:40 イラクにおける紛争下・紛争後の文化遺産保護の取り組み
       (イラク考古遺産庁調査発掘部長 ハイダル?オレイビ・アルマモリ)
14:40~15:10 レバノンにおける紛争下・紛争後の文化遺産保護の取り組み
       (調整中)

休憩(15分)

第2部:パネルディスカッション
「紛争下・紛争後の地域における今後の国際的な文化遺産保護協力の在り方」(司会:山内和也)

15:25~16:50 パネルディスカッション(パネリスト:オマラ?ハーン?マスーディー、ハイダル?オレイビ・アルマモリほか 調整中)

16:50~17:00 閉会挨拶

●主催:東京文化財研
●お問い合わせ・お申し込み先
東京文化財研究所文化遺産国際協力センター 山内、近藤
〒110-8713 東京都台東区上野公園13-43
TEL:03-3823-4809 FAX:03-3823-4867

E-Mail: kondo_hiro@tobunken.go.jp
URL: http://www.tobunken.go.jp/~kokusen/160124/160124program.html


講演会及び講座のご案内(2015.12.9)

 古代オリエント博物館にて、下記講演会および講座を開催致します。
 友の会員向けですが、会員以外の方も参加可能です。
 ぜひご参加くださいますようご案内申し上げます。

◎【友の会講演会】古代オリエントのモノ語り10
「古代オリエントのコイン(1)ーサーサーン朝ペルシアとその境界域のコインー」

 コイン(金属貨幣)は小さいながら、多くの情報(発行者、文字、宗教、美術表現、経済など)を持っています。
 こうしたコインを丹念に調査研究することで、どのようなことがわかるのでしょうか。今回は、3〜7世紀に西アジアの広大な地域を支配したサーサーン朝ペルシアとその「境界域」のコインに焦点をあて、出土資料、国内外の美術館所蔵資料などを調査した最新の成果を中心に紹介します。

日時:2015年12月12日(土) 13:30 〜 15:00
場所:池袋サンシャインシティ ワールドインポートマートビル 5階 コンファレンスルーム Room9
(※古代オリエント博物館がある建物(文化会館)の隣のビルです。)
講師:津村 眞輝子(古代オリエント博物館研究員)
申込不要
当館友の会会員でない方も、参加できます。参加費500円(当館友の会員は無料)

◎【友の会ナイト講座】
 新年からの新しい試みとして、平日の夕方に特別講座を開催します。各回1時間程度です。
 最初の3回は中田一郎館長による連続講座「メソポタミアの神話と物語」です。1回だけの参加も可能です。

—スケジュール—-
2016年1月8日(金)「メソポタミアの創成神話 ーエヌマ・エリシュー」(中田一郎 館長)
2月12日(金)「人はなぜ働くのか ーアトラハシース物語ー」(中田一郎 館長)
3月11日(金)「永遠の命を求めて ーギルガメシュ物語ー」(中田一郎 館長)

時間:19:00〜20:00
場所:池袋サンシャインシティ文化会館7階会議室709室
申込不要。
原則として友の会会員の方を対象としておりますが、会員でない方は一回につき参加費1000円でご参加いただけます。
(当館友の会員は無料)

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※ お問合せ先: 古代オリエント博物館
電話: 03-3989-3491
メール: museum@orientmuseum.com


ワークショップのお知らせ(2015.11.17)

名古屋大学人類文化遺産テクスト学研究センターでは、来る11月25日(水)に下記の要領でパピルス学のワークショップを開催いたします。関心をお持ちの方のご来場をお待ちしています。

Text and Society in Egypt in the Late and Ptolemaic Period
25. Nov. 2015 9:00-17:00
(会場:名古屋大学東山キャンパス 文系総合館7F カンファレンスホール)

9:00 Opening Address

9:15 Yoshiyuki SUTO(Nagoya University)
Text and Society in Egypt in the Late and Ptolemaic Period

10:00 Myriam V. KRUTZSCH(Staatliche Museen zu Berlin- Preu・ischer
Kulturbesitz)
Change in Papyrus Material: Its Structure and Quality in the Graeco-Roman Period

10:45 Rechard L. JASNOW(Johns Hopkins University)
Demotic and Hieratic Best-Sellers: Remarks on Major Religious Texts on Papyrus from the Graeco-Roman Period

11:30 Kyoko YAMAHANA(Tokai University)
Adopting Ancient Greek technology into the Egyptian Faience Making: A Technological Study

13:15 Mai ISHIDA(Graduate School, Osaka University)
The Dispute Settlement in Soknopaiou Nesos: Operating Demotic and Greek Petitions

14:00 Katherine E. DAVIS(Johns Hopkins University)
Word-lists and Onomastica: Scribal Culture and Priestly Knowledge in the Graeco-Roman Period

14:45 Joseph G. MANNING(Yale University)
Understanding climate change through ancient texts; The Tension between Ancient Texts and Modern Science

問合せ先: 名古屋大学 周藤芳幸 (yoshisuto@nagoya-u.jp)


WAC-8のセッション募集について(2015.11.13)

NPO法人WAC Japan・WAC-8京都実行委員会関係者・協力者のみなさま(今後ご協力いただきたい方にも送っています)

 すでに一度、ご連絡差し上げましたが、さらなるお願いです。
 現在、来年8月末・9月初旬に開催される、世界考古学会議第8回京都大会でのセッション募集を行っています。
 大会HPの
http://wac8.org/call-for-submissions/call-for-sessions/
からアクセス可能です。

 ぜひ、セッションへのご応募をお願いいたします。
 日本の研究者が積極的にセッションをたてていることを世界に示して、大会を盛り上げることに、どうかご協力いただきたく存じます。
 もちろん、本番の大会でも日本の研究者のパワーをしっかりと伝えていくことにつながると存じます。

 国際学会でのセッション申し込みは初めてという方も、是非にお願いします。
 そういうことをしてみたいという方、大歓迎です。ご相談をいただけましたら、事務局からも必要な対応を差し上げる所存です。
 海外の研究者には、若い世代からの応募もたくさんあるのが通例です。経験の有無などに拘泥することなく、ご応募いただければ幸いです。

 もちろん、これまでセッションオーガナイザーとしての経験豊富な皆様も(いえ、そういう方こそ)、是非にご応募お願い申し上げます。

 セッション申し込みは、大会が設定した16のテーマの中からご自分のセッションが所属するテーマを希望する形になっておりますが、そういった割り振りに関しても複数の希望ができるなど、柔軟な対応が可能です。

 どうぞ、なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。

NPO法人WAC Japan・WAC-8京都実行委員会 事務局
http://wac8.org