過去のお知らせ

南アジア関連イベントのお知らせ(2015.1.25)

南アジア・カルチャーサロン「パキスタン北部の人・自然・文化」第1回

NPO法人南アジア文化遺産センターでは、広く南アジアに触れる機会として、現地に詳しい専門家のトークを、料理やお茶と一緒に楽しむイベントを企画しました。 「南アジア・カルチャーサロン」は、ニュースやガイドブックだけではわからない南アジアの魅力をお届けします。
第1期(2014~15年)は「パキスタン北部の人・自然・文化」をテーマとして開催します。秘境、最果ての地のイメージが強い急峻な山岳地帯に残された伝統文化と自然、文明の十字路に残された古代遺跡のロマン、そして日本との意外なつながりなど。美味しい料理やお茶をお供に、まだ見ぬ世界に思いを馳せる時間を過ごしませんか?
早速ですが、第1回目は、丸山 純氏(編集者・地平線会議)による「少数民族カラーシャの四季と伝統文化」をお届けします。 パキスタン北西部、アフガニスタンとの国境に沿った山間の峡谷に、独自の宗教・文化・言語を保ちながら暮らす少数民族カラーシャたちの、四季折々の生活と伝統文化、その変容について、長年の現地滞在経験をふまえてたっぷりとお話しいただきます。
なお当日は、新宿西口「カラチ」を会場として、本格パキスタン料理の昼食コースとチャイを用意いたします。素敵な料理もお楽しみください。

イベント概要
『少数民族カラーシャの四季と伝統文化』 講師:丸山 純氏(編集者・地平線会議)
http://www.site-shara.net/
日 時:2015年2月14日(土) 14:00~
会 場:インド料理「カラチ」  (〒160-0023東京都新宿区西新宿7-10-10 B1)
会 費:¥4,000(昼食・飲み物付)  ※南アジア文化遺産センター会員の方は¥3,000
主 催:NPO法人南アジア文化遺産センター

ご参加の申し込みは下記リンク(こくちーず)よりどうぞ。
http://kokucheese.com/event/index/257264/

ちらしダウンロードページ
https://sites.google.com/site/jcsachweb/home/activity/lecture/sacs14-01kalasha

連絡・問い合わせ先  NPO法人南アジア文化遺産センター事務局  npo.jcsach@gmail.com
〒183-0033 東京都府中市分梅町1-16-9ライズ分梅502


講演会のお知らせ(2015.1.20)

シリーズ 古代オリエントのモノ語り9
「古代メソポタミア土器物語 ― 青銅器時代テル・ルメイラ遺跡に暮らした人々を探る」

古代メソポタミア文明と言えば、ウルの王墓から出土した豪華絢爛な財宝、黒い石にびっしりと楔形文字が刻まれたハンムラビ法典、天を摩すジッグラト、大神殿と宮殿の数々・・・はるか三千年を超える歴史のなかで数多の王朝が興亡し、エジプトと肩を並べる文明を築いたことは皆さんご存じでしょう。しかし、古代メソポタミアに生きた人々が日夜生活をともにした素朴な道具たちについては案外知られていません。
今回の講演ではそうした道具のなかでも、名も無き陶工がせっせと作ってきた日用雑器である土器を取り上げます。実際に実物の土器資料(テル・ルメイラ遺跡出土品)に触れながら、土器のかけらから分かる過去の暮らしについてお話します。古代メソポタミアに流れた長い時間のなかで、土器という道具とのつきあい方がどのように移り変わったか、または変わらなかったのか、つぶさに観察します。
多くのみなさまのご参加をお待ちしております。

詳細情報は、以下のページをご覧下さい。  http://aom-tokyo.com/event/150124.html

日時: 2015年1月24日(土) 13:30~15:00
場所: 池袋サンシャインシティ文化会館5階 501室
講師: 下釜和也(古代オリエント博物館研究員)
参加費: 500円(古代オリエント博物館友の会会員は無料)
主催: 古代オリエント博物館
※ 事前の予約は必要ありません。
※ お問合せ先: 古代オリエント博物館
 電話: 03-3989-3491
 メール: museum@orientmuseum.com


ワークショップ・公開フォーラムのお知らせ(2015.1.16)

科学研究費補助金基盤研究(S)「権力の生成と変容から見たアンデス文明史の再構築」プロジェクト

行事1(研究者対象、事前申し込み制)
【ワークショップ「古代文明の生成と経済的基盤 エジプトとアンデス」】

日時:2015年1月24日(土)13:00~18:30
場所:東京大学総合博物館ミューズホール     東京都文京区本郷7-3-1 東京大学本郷キャンパス内
*事前申し込み制(定員50名)*
参加申し込み・お問い合わせ:  国立民族学博物館 関研究室
TEL: 06-6878-8252
E-mail:sekiken★idc.minpaku.ac.jp  ※★を@に置き換えて送信ください。
主催:国立民族学博物館・科学研究費補助金基盤研究(S)「権力の生成と変容から見たアンデス文明史の再構築」(代表:関 雄二)

プログラム
2015 年1 月24 日(土)
13:00~13:30  趣旨説明  関 雄二(国立民族学博物館)
13:30~14:30 「アンデス文明形成期における神殿と資源利用-クントゥル・ワシ遺跡の事例から」井口 欣也(埼玉大学)
14:30~14:45  休憩
14:45~15:45 「エジプト古王国時代のピラミッドと経済システム」河合 望(早稲田大学)
15:45~16:45 「エジプト初期国家形成期の経済発展」高宮 いづみ(近畿大学)
16:45~17:00  休憩
17:00~18:30  総合討論

行事2(一般対象、申込不要)
【公開フォーラム「古代文明の生成過程―エジプトとアンデス」】

日時:2015年1月25日(日)13:00 – 16:00(開場12:30)
場所:JPタワー ホール&カンファレンス ホール1
東京都千代田区丸の内2丁目7番2号 JPタワー4階
*一般公開(参加無料/申込不要/定員170名[先着順])*
主催:国立民族学博物館 科学研究費補助金基盤研究(S)「権力の生成と変容から見たアンデス文明史の再構築」(研究代表者:関雄二)
協力:古代アメリカ学会
お問い合わせ:  国立民族学博物館 関研究室
TEL: 06-6878-8252 FAX:06-6878-7503
E-mail:sekiken★idc.minpaku.ac.jp  ※★を@に置き換えて送信ください。

趣旨
旧大陸における古代文明の発祥地として知られるエジプト、そこではナイル川の氾濫がもたらす豊かな土壌のもと、農耕や牧畜が早くから成立し、氾濫を予測・観測するための天文学も発達しました。その結果として、巨大なピラミッドなどのモニュメントを抱える統一王朝が成立したと考えられてきました。しかし、そこでは、メソポタミア文明のような都市の重要性はさほど認められておらず、同じ旧大陸文明でも大きな違いが認められす。南米アンデス文明においても、都市の重要性は初期には認められず、その意味でも、メソポタミアよりも、エジプトに近い形の文明形成過程が予想されます。しかし、このイメージは果たしてどこまで正しいのでしょうか。今回のフォーラムでは、両地域で長らく研究に携わってきた考古学者を招いて、最新の調査成果を報告してもらうとともに、従来の古代文明観が揺るぎないものなのかどうかを再検討し、両古代文明の特性について、とくに経済面に注目して討論していきたいと思います。

プログラム
13:00 – 13:05  あいさつ
13:05 – 13:35 「古代エジプトにおける国家と経済」河合望(早稲田大学)
13:35 – 14:05 「経済から見た古代エジプト初期国家の形成」高宮いづみ(近畿大学)
14:05 – 14:35 「アンデス文明初期の神殿と経済活動-クントゥル・ワシ遺跡の調査成果から」井口欣也(埼玉大学)
14:35 – 15:05 「古代アンデスにおける神殿の登場と権力の発生」関雄二(国立民族学博物館)
15:05 – 15:15  休憩
15:15 – 16:00  ディスカッション


研究会のお知らせ(2015.1.15)

フェニキア・カルタゴ研究会 The Society for Phoenician and Punic Studies in Japan  第1回 公開報告会

フェニキア・カルタゴ研究会は、2013年9月に発足した任意団体です。当会は、フェニキア・カルタゴ史に関する調査・研究を支援し協力すると共に、日本におけるフェニキア・カルタゴ史の発展・普及に寄与することを目的に活動しております。
この度、研究会の一年間の成果を報告すべく、公開報告会を開催する運びとなりました。報告会終了後には茶話会を設け、皆様との意見交換・歓談の時間も計画しております。是非、多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

日時: 2015年1月25日(日)13:00-16:00
会場: 渋谷アイビスビル10階(東京都渋谷区2丁目17番3号)
※渋谷アイビスビル10階には、エレベーターで9階まで上がり 10階には階段でお越し下さい。
★ 参加費 500円
★ 参加申込方法  参加を希望される方は下記メールアドレスまでご連絡下さい。
★ 連絡先 isatou@fc.jwu.ac.jp
★ 主催 フェニキア・カルタゴ研究会

********************プログラム********************
13:00 – 開会の辞  会長挨拶
13:10 – 報告会? 「サルデーニャ島におけるフェニキア・カルタゴ遺跡―最新の発掘状況と共に」 青木真兵
14:10- 休憩
14:20- 報告会? 「スペインにおけるフェニキア・カルタゴ遺跡」 佐藤育子
15:20 – 閉会の辞
15:25‐ 自由歓談 茶話会 (自由参加)
16:00 – 終了


公開シンポジウムのお知らせ

2014年度日本学術振興会科学研究費補助金事業として、当会主催の公開シンポジウムを開催いたします。公開シンポジウムを実施するにあたり、『古代西アジアの食文化:ワインとビールの物語』というテーマを設けました。

西アジア地域は、今日の我々の暮らしに直結する数々の装置やシステムが発明されてきたところであり、人類史においてその重要性は他の地域に比肩するところがありません。ところが、長い政治的混乱から抜け出せない状態が続き、終息の兆しが見えない状態であるのは、ご承知の通りです。こうした現在こそ、学会として、西アジア世界が生み出した文化のもつ魅力とその現代社会における意味について、改めて社会に訴える必要があると考えています。こうした中で、古代西アジア世界の食文化を代表するワインとビールを採り上げ、その最新の考古学的知見と現代社会との関わりについて広く社会に発信していくことを目的としています。

このシンポジウムは、東京と名古屋の2会場でそれぞれ1日ずつ開催します。各会場でのセッションをそれぞれ概論と各論の2部構成とし、講演者に対する質問のほかに、シンポジウムのまとめとして来場者を交えたオープン・ディスカッションの時間を設けました。プログラムで扱われている発表内容は、西アジア地域の研究者が長年行ってきた調査・研究成果の中から、選りすぐりのもので構成されています。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

参加費無料・事前申し込み不要  ※両会場とも大盛況のうちに終了しました
主 催 日本西アジア考古学会
後 援 早稲田大学総合人文科学研究センター、早稲田大学高等研究所、早稲田大学エジプト学研究所、中部大学国際関係学部、中部大学大学院国際人間学研究科、中部大学民族資料博物館
お問い合わせは、メールまたはファックスで学会事務局までお願いいたします。

【名古屋会場】中部大学名古屋キャンパス・大ホール      名古屋会場チラシはこちら(pdf)

日 時:2015年1月31日(土)
プログラム:
10:30 開場
11:00 開会挨拶
《概論》
11:05-11:35 ワインとビールの起源と展開 小泉龍人(国士舘大学)
11:35-12:05 古代エジプトのワインとビール:初期のワインとビール 高宮いづみ(近畿大学)
12:05-13:00 昼食休憩
《各論》
13:00-13:35 古代メソポタミアにおけるワインとビールの文化 渡辺千香子(大阪学院大学)
13:35-14:10 古代エジプトの葬祭施設に見られるワインとビール
:古王国から中王国時代にかけて 中野智章(中部大学)
14:10-14:20 休憩
14:20-14:55 東地中海世界のワインとビール:古代と現代を結ぶ「お酒」 西山伸一(中部大学)
14:55-15:30 ワイン交易と古代地中海世界 周藤芳幸(名古屋大学)
15:30-15:40 休憩
15:40-16:15 考古植物学からみたワインとビール 丹野研一(山口大学)
16:15-16:50 醸造学から見た古代西アジア・エジプトのワイン
上野 昇(シャトー・メルシャン)
16:50-17:20 パネル・ディスカッション
17:20 閉会挨拶

【東京会場】早稲田大学戸山キャンパス36号館382教室   東京会場チラシはこちら(pdf)

日 時:2014年12月6日(土)  ※終了しました

プログラム:
10:30 開場
11:00 開会挨拶
《概論》
11:05-11:35 西アジアから現代への贈り物-平原のビールと山のワイン 常木 晃(筑波大学)
11:35-12:05 古代エジプトのワインとビール 近藤二郎(早稲田大学)
12:05-13:00 昼食休憩
《各論》
13:00-13:35 楔形文字文書にみるメソポタミアのビールとワイン 山田重郎(筑波大学)
13:35-14:10 古代エジプト先王朝時代のワインとビール 馬場匡浩(早稲田大学)
14:10-14:20 休憩
14:20-14:55 旧約聖書に見られるワインとビール 長谷川修一(立教大学)
14:55-15:30 ヒッタイト帝国のワインとビール
-古代アナトリアの飲酒文化- 津本英利(古代オリエント博物館)
15:30-15:40 休憩
15:40-16:15 植物考古学からみた古代のお酒 赤司千恵(東京大学)
16:15-16:50 醸造学から見た古代西アジア・エジプトのワイン
上野 昇(シャトー・メルシャン)
16:50-17:20 パネル・ディスカッション
17:20 閉会挨拶