2019年1月18日(金)開催:名古屋大学高等研究院「古代エジプトの匂いの風景」
エジプト学講演会
演題:”Smellscapes in Ancient Egypt“/「古代エジプトの匂いの風景」
講師:Dora Goldsmith/ドーラ・ゴールドスミス(Freie Universität Berlin/ベルリン自由大学)
日時:2019年1月18日(金)17:00~18:30
場所:名古屋大学理学部B館5F 大談話室
主催:名古屋大学高等研究院、共催:名古屋大学大学院文学研究科附属人類文化遺産テクスト学研究センター
http://www.iar.nagoya-u.ac.jp/news_k.php?id=44
*参加無料、英語通訳なし
*お問い合わせ 名古屋大学高等研究院 河江(yukinegy@iar.nagoya-u.ac.jp)
2018年2月16日(金)開催:文化遺産国際協力コンソーシアム研究会 「文化遺産のリコンストラクションに関する世界動向」
第22回文化遺産国際協力コンソーシアム研究会
「文化遺産のリコンストラクションに関する世界動向」
主 催:文化遺産国際協力コンソーシアム
日 時:2018年2月16日(金)13:30-17:10(一般開場 13:00)
※12:30-13:00に行われる会員総会の後に開催されます
場 所:TKP市ヶ谷カンファレンスセンター バンケットホール8A
東京都新宿区市谷八幡8番地
参加費:無料
定 員:150名(申し込み制:詳細URLに申し込みフォームあり)
プログラム:
13:00 一般開場
13:30-13:35 開会挨拶
石澤良昭(文化遺産国際協力コンソーシアム 会長/上智大学アジア人材養成センター 所長)
13:35-14:15 「リコンストラクションに関する最近の国際動向とイコモスの取り組み」
河野俊行(国際イコモス会長/九州大学法学研究院 主幹教授)
14:15-14:35 「被災した伝統的建造物群保存地区における復興事例と海外事例の比較」
森 朋子(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻都市デザイン研究室 助教)
14:35-14:55 「文化遺産建造物の災害復旧に関する比較検討
-福島県専称寺およびイタリア・ヴェンゾーネ教会の事例からみる」
マルティネス・アレハンドロ(東京文化財研究所文化遺産国際協力センター アソシエイトフェロー)
14:55-15:05 休憩(10分)
15:05-15:45 「バーミヤーン会議での成果と今後の課題-バーミヤーン大仏の将来-」
山内和也(帝京大学文化財研究所 教授)
15:45-15:55 休憩(10分)
15:55-17:05 ディスカッション「世界遺産条約の運用を踏まえた、リコンストラクションの在り方について」
司会:青木繁夫(東京文化財研究所 名誉研究員)
パネリスト:報告者全員
17:05-17:10 閉会挨拶
前田耕作(文化遺産国際協力コンソーシアム 副会長/東京藝術大学 客員教授)
17:20- 懇談会
(事前申込・会費制:一般2,000円、学生1,000円 会場:同建物内9階 バンケットルーム9E)
※懇談会申込締切は2月8日(木)まで。
詳細URL: https://www.jcic-heritage.jp/jcicheritageinformation20180119/
お問合せ先 文化遺産国際協力コンソーシアム事務局
独立行政法人国立文化財機構 東京文化財研究所 所内
Tel: 03-3823-4841 Fax: 03-3823-4027
E-mail:consortium@tobunken.go.jp
2018年2月16日(金)開催:東京大学総合研究博物館 公開ワークショップ
公開ワークショップ
「Between the Zagros and Mesopotamia: Archaeology of the Diyala Valley in Iraq
(ザグロスとメソポタミアのあいだーイラク・ディヤラ川流域の考古学)」
日 時:2018年2月16日(金)13:30-17:00
会 場:東京大学総合研究博物館(東京都文京区本郷7-3-1)
展示場1F 企画講演室
ザグロス山中からティグリス河へとそそぐディヤラ川の流域は、メソポタミア平原と丘陵地帯とを結ぶ要路として、考古学や歴史学の世界でも注目を浴びています。1980年前後にはハムリン・ダム水没遺跡の救済事業が展開され、近年はイラク・クルディスタン地域内で遺跡調査が進みました。なかでもシャフリゾール平原は現在、最も活動が盛んなフィールドといえます。
本ワークショップでは、その牽引役であるシモネ・ミュール氏を招いて、同じシャフリゾール平原内で活動する日本人研究者たちと、最新の調査成果にもとづいた意見交換を図ります。そして、日本隊をはじめとしたハムリン・ダム水没遺跡調査からの知見と照らし合わせ、ディヤラ川水系がつなぐ地域間の関係を考えます。
講演/研究報告:
シモネ・ミュール(ミュンヘン大学)
松本 健(国士舘大学)
山田 重郎(筑波大学)
小高 敬寛(東京大学)
プログラム
13:30-13:40 Opening Address
13:40-14:25
Japanese Contribution to the Rescue Excavations in the Himrin Dam Area
Ken Matsumoto (Kokushikan University)
14:25-15:10
The Late Neolithic in the Shahrizor: Tell Begum and Shaikh Marif
Takahiro Odaka (University of Tokyo)
15:25-16:10
Landscape and Settlement in the Shahrizor Plain
Simone Mühl (Ludwig-Maximilian University of Munich)
16:10-16:55
Excavations at Yasin Tepe and Its Historical Context
Shigeo Yamada (University of Tsukuba)
Shin Nishiyama (Chubu University)
Akira Tsuneki (University of Tsukuba)
Hirotoshi Numoto (Kokushikan University)
※使用言語は英語です。通訳はありません。
※申込不要・入場無料
※本ワークショップの開催はJSPS科学研究費補助金(JP26870644)の助成によります。
問い合わせ:東京大学総合研究博物館・小高 敬寛
odaka@um.u-tokyo.ac.jp
2018年1月30日(火)開催:東京国立博物館講演会「アラビアの道−サウジアラビア王国の至宝」開幕記念講演会
東京国立博物館では、「アラビアの道−サウジアラビア王国の至宝」展(1月23日〜3月18日、東京国立博物館 表慶館)の関連イベントとして、以下の講演会を開催いたします。サウジアラビアを代表する考古学者であるアルガッバーン氏より、同国の考古学の動向や、文化財保護と活用についてうかがえる貴重な機会となります。ご関心の向きはせひご参加ください。
「アラビアの道−サウジアラビア王国の至宝」開幕記念講演会
“世界巡回展を指揮するキュレーターによるメッセージ”
古代より交易路が張り巡らされ、人々と諸文明が行き交ったアラビア半島。「アラビアの道−サウジアラビア王国の至宝」では、その躍動的な歴史と文化を示すサウジアラビア王国の至宝を日本で初めて公開します。サウジアラビア初代国王の遺品(20世紀)など、400件以上の貴重な文化財をとおして、アラビア半島の知られざる歴史をお楽しみいただける本展の開幕を記念して、「アラビアの道」世界巡回展を指揮するサウジアラビア国家遺産観光庁副長官 アリー・アルガッバーン氏の講演会を開催します。
1.日 時 2018(平成30)年1月30日(火)15時〜16時30分
2.会 場 東京国立博物館東洋館 B1F ミュージアムシアター
3.講 演 者 アリー・アルガッバーン氏 【逐次通訳】
(サウジアラビア国家遺産観光庁副長官、王立文化遺産保護プログラムスーパーバイザー、考古学者)
4.申込方法 電子メールによる事前申込制
①会社・団体名、②氏名、③電話番号、④人数を記入。
※申込みメール受信後、受付票を送信いたします。
5.申込締切 平成30年1月28日(日) ※先着60名
6.入場方法 正門及び会場受付にて受付票を提示し、ご入場ください。
入館料(入場)無料。
≪問合せ・申込み先≫
東京国立博物館総務部総務課 竹之内、野口
TEL 03−3821−9270(総務課直通)
e-mail k-takenouchi@tnm.jp
2018年1月27日(土),2月24日(土),3月24日(土)開催:伝塾セミナー2018『ヘレニズムと仏教』
伝塾セミナー2018 『ヘレニズムと仏教 』(全3回)
講師:前田耕作(アフガニスタン文化研究所所長・東京藝術大学客員教授)
「世界遺産バーミヤン遺跡などアフガニスタンの文化遺産保護に心血を注いでおられる前田耕作先生に『ヘレニズムと仏教』のテーマでご講演いただきます。
アレクサンドロス大王の東方遠征によって、ギリシア世界とオリエント世界の異文化交流が行われ、ヘレニズム文化が生まれます。バクトリアの地でヘレニズムと仏教が融合して“広がりの可能性”をもった仏教が準備され、シルロード通じて東・西に伝播して行く様子を、アイ・ハヌム遺跡やアリアナの遺跡などに触れながらお話いただきます。
第19回:2018年1月27日(土)「ヘレニズムの東漸と仏教の西漸」
第20回:2018年2月24日(土)「オクソス河南北(古バトリア)の遺跡」
第21回:2018年3月24日(土)「アリアナの遺跡」
◆開催場所
東京国立博物館 黒田記念館
東京都台区上野公園13-9
JR上野駅徒歩15分
(http://www.tobunken.go.jp/kuroda/ )
◆開催時間(各回共通):14時00~16時30分(13:30受付開始)
◆セミナー受講料
各回2000円、 ★学生 (25歳以下)1000円
※当日受付にてお支払い頂きます。また学生の方は学生証の持参をお願いたします。
◆申し込み方法
メールアドレス宛へ必要事項を明記の上、申し込みお願いたします。
(セミナー事務局宛先 denjyuku.seminar@gmail.com)
・お名前(フルネーム)
・「月」又は第何回の明記をお願いたします。
※お申込み多数の場合は先着順となります。
2018年1/12, 2/16, 3/9開催:古代オリエント博物館ナイト講座
古代オリエント博物館では、下記の無料ナイト講座を予定しています。
時間:19:00~20:00頃
場所:池袋サンシャインシティ内(各回ことなります)
詳細はhttp://aom-tokyo.com/event/night.htmlをご覧下さい。
予定
■2018年1月12日(金)
題目:「黒海・カスピ海北岸地域における鉄器文化成立期の諸問題 —銅柄鉄剣の問題にふれつつ—」
講師:村上恭通(愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センター教授)
場所:サンシャインシティ文化会館7階 会議室710
アナトリア東部の影響を受けて青銅器文化を発展させたコーカサス地方南部に対し、その北部から黒海・カスピ海北岸にいたる地域ではさらに周辺的な青銅器文化が広がっていた。この地域における鉄器の導入から普及にいたる過程と様相について論じたい。
■2018年2月16日(金) ※会場手配の都合により第3金曜日になります
題目:「仏教音楽のルーツ ―ゾロアスター教―」
講師:菅谷文則(奈良県立橿原考古学研究所所長)
場所:サンシャインシティ文化会館7階 会議室710
天平文化は、東大寺建立を代表とする文化で正倉院の宝物である。唐文化を受け入れ、昇華された宮廷と寺院がそのもとにササン朝ペルシャ文化があるとされてきた。ここ20年の考古学研究に依って、それらはササン本体の文化ではなく、ササン朝と唐朝に挟まれたソグド人が唐に移住した文化であることが明らかになった―楽器・音楽はその代表である。
■2018年3月9日(金)
題目:「古代シュメール農業と土地測量」
講師:前川和也(京都大学人文科学研究所名誉教授・国士舘大学イラク古代文化研究所共同研究員)
場所:サンシャインシティ文化会館7階 会議室710
メソポタミア最南部に生まれたシュメール文明は、麦作潅漑農業の高い生産力に依存していた。ここで耕地の形状、面積計算を記録している楔形文字粘土板を参照しつつ、当時の農業慣行や土地測量技術を復元してみたい。
展覧会:12月22日(金)迄:国士舘大学イラク古代文化研究所「メソポタミア文明を探る」
イラク古代文化研究所創設40周年記念第3弾
企画展「メソポタミア文明を探る—イラク古代文化研究所の発掘成果 (2)—」のお知らせ
国士舘大学イラク古代文化研究所創設40周年を記念しまして、「メソポタミア文明を探る−イラク古代文化研究所の発掘成果(2)−」を開催致します。今回の展示では、アッシリア時代を中心としたイラクのエスキ・モースル遺跡群、ローマ・ヘレニズム時代を中心としたイラク西南沙漠のアッタール洞窟・ヨルダンのウム・カイス遺跡を皆様に紹介いたします。
展示では、エスキ・モースル遺跡群のテル・ジガーンから出土した土器片やアッタール洞窟から出土した織物、ウム・カイス遺跡の西円形劇場の3D模型を御覧いただけます。
また、特別イベントとしてミニ講座(2回)と記念講演会も企画しておりますので、ご興味がございましたら是非とも足をお運びください。皆さまのご来訪心よりお待ち申し上げております。
イラク古代文化研究所創設40周年記念第3弾
企画展「メソポタミア文明を探る—イラク古代文化研究所の発掘成果 (2)—」
会期:2017年9月19日(火) 〜12月22日(金) 午前10時〜午後4時
閉室:土・日・祝日 ただし、10/8(日)、11/3(祝・金)は開室
会場:国士舘大学イラク古代文化研究所展示室
(〒154-0022 世田谷区梅丘2-8-17 国士舘大学地域交流文化センター2階)
————————————————————–
ミニ講座「メソポタミア文明を学ぼう!−調査員が語るイラクでの発掘成果−」
会場:地域交流文化センター1F講義室2
参加費無料、事前申込不要
各回先着40名
【第5回】2017年9月28日(木) 14:00〜15:30
「エスキ・モースルからみたアッシリアの興亡(前2500年〜前612年)」
小口裕通(国士舘大学イラク古代文化研究所教授)
【第6回】2017年10月13日(金) 14:00〜15:30
「ヘレニズムからイスラムまでの建築」
岡田保良(国士舘大学イラク古代文化研究所所長)
40周年記念講演会「メソポタミア文明を探る−アッタールからウム・カイスヘ−
2017年11月3日(金) 13:00〜16:00
会場:国士舘大学梅ケ丘校舎34号館B304
講演者:
星和彦(前橋工科大学学長・元調査隊員)
小口裕通(国士舘大学イラク古代文化研究所教授)
松本健(国士舘大学イラク古代文化研究所教授)
シリア関連情報サイトについて
インターネット上のシリア関連情報サイト
当学会員からの情報です。
シリア内戦は、既に7年目を迎えている。しかしながら、日本国内のメディアで現地の状況を把握することは容易ではない。とはいえ、インターネットが急速に発展する中、自宅のPSで現地メディアへアクセスする通信環境は大幅に改善している。特に、現地のTV番組をウェブ上で、ライブ視聴できるようになったことは画期的である。以下に、筆者が利用しているウェブサイトの幾つかを紹介して、現地状況の追跡を読者各位にお勧めしたい。
なお、それぞれのウェブサイトは、接続の難易度や安定性、画像や音声の良し悪しなど、まだ満足できない面もあるので、視聴に当たっては、それなりの工夫も必要である。
1.ウェブのTV ストリーミング・サービス(英語)Aljazeera:http://www.aljazeera.com/watch_now/
2.ウェブのTV ストリーミング・サービス(アラビア語)
1) Orient TV(シリア民営、UAEのドバイに亡命局を持つ):http://orient-tv.net/live/
※受信が安定しない時間帯があるが、反政府系の強力なメディアである。
2) Syrian TV(シリア国営): http://live.rtv.gov.sy/Sat.aspx?HQ=1/
3) Sama TV(シリア国営):https://wwitv.com/tv_channels/b6827-Sama-TV-Syria-live.htm
4) Syria News TV(シリア国営、Russia Todayを中継):
https://wwitv.com/tv_channels/b5975-S-News-Syria.htm
5) Aleppo Today(Halab Al-Yawm) (シリア民営、送信はイドリブ県か?):
https://wwitv.com/tv_channels/b5975-S-News-Syria.htm
6)Future TV(民営、レバノン):http://livefuturetv.com/
7) Jordan TV(ヨルダン国営):http://www.jrtv.jo/page.aspx?page_key=key_tv&lang=ar
8) Roya TV (ヨルダン民営):http://www.jrtv.jo/page.aspx?page_key=key_tv&lang=ar
9) Altaghier TV (イラク民営):
http://altaghier.tv/%d8%a7%d9%84%d8%a8%d8%ab-%d8%a7%d9%84%d8%ad%d9%8a/
10) Kingdom of Saudi Arabia KSD2 TV (サウディアラビア国営):
https://wwitv.com/tv_channels/b4374.htm
11) Al-Arabia TV (ドバイ民営):https://www.alarabiya.net/live-stream.html
12) Aljazeera(民営、カタル):http://www.aljazeera.net/broadcastschedule/
3.ウェブの他の情報サイト
1) シリア人権監視団 The Syrian Observatory for Human Rights: http://www.syriahr.com/en/
2) Revolutionary Forces of Syria media office: https://rfsmediaoffice.com/en/#.VytweWxf2M8
3) カタルの衛星TV、アルジャジーラが本年(2017年)7月7日に放映したドキュメンタリー「民衆とパワー People & Power」の「シリア:ジョーバル Syria: Jobar」がダマスカス首都圏の内戦状況を伝える貴重な内容なので紹介する。なお、番組のアーカイブ・サイトは、
http://www.aljazeera.com/programmes/peopleandpower/2017/07/syria-civil-war-arms-resistance-jobar-170704140713612.html
2017年12月17日(日)開催:関西大学国際文化財・文化研究センター「総合文化財学の構築を目指した5年間の軌跡」
関西大学国際文化財・文化研究センター 最終成果報告会
「総合文化財学の構築を目指した5年間の軌跡」のご案内
当研究センターでは、2017年12月17日(日)に関西大学梅田キャンパスにて、関西大学国際文化財・文化研究センター 最終成果報告会「総合文化財学の構築を目指した5年間の軌跡」を開催いたします。
当センターは、2013年から5年間にわたり、「国際的な文化財活用方法の総合的研究」を課題に、文理融合型の国際的な研究を推進して参りました。本報告会では、当センターが取り組んで参りました、多岐にわたる文理融合型の研究・活動について、さまざまな視点より報告致します。そして、エジプトのサッカラにあるイドゥートのマスタバ墓、およびバーレーンのバルバル神殿を対象とした、文化遺産の保存を目的としたプロジェクトの活動成果を報告し、その後現地の専門家との議論を通じて、今後の文化遺産の保存に向けた課題を明らかにすることを目指します。
詳細ポスター:http://www.kansai-u.ac.jp/chc/image/info/saisyuposter.pdf
2017年12/8, 2018年1/12, 2/16, 3/9開催:古代オリエント博物館ナイト講座
古代オリエント博物館では、下記の無料ナイト講座を予定しています。
時間:19:00~20:00頃
場所:池袋サンシャインシティ内(各回ことなります)
詳細はhttp://aom-tokyo.com/event/night.htmlをご覧下さい。
予定
■12月8日(金)
題目:「古代イラン宝蔵の山溪」
講師:大津忠彦(筑紫女学園大学文学部アジア文化学科教授・同大学附属図書館長)
場所:サンシャインシティ文化会館7階 会議室710
古代イランへの関心は、『聖書』やギリシア古典に登場するスーサやペルセポリスなどにはじまり、また、古墓副葬「秘宝」の数々も大きな契機のひとつ。正倉院白瑠璃碗で知られる「アムラシュ秘宝」の故地を検討する。
■2018年1月12日(金)
題目:「黒海・カスピ海北岸地域における鉄器文化成立期の諸問題 —銅柄鉄剣の問題にふれつつ—」
講師:村上恭通(愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センター教授)
場所:サンシャインシティ文化会館7階 会議室710
アナトリア東部の影響を受けて青銅器文化を発展させたコーカサス地方南部に対し、その北部から黒海・カスピ海北岸にいたる地域ではさらに周辺的な青銅器文化が広がっていた。この地域における鉄器の導入から普及にいたる過程と様相について論じたい。
■2018年2月16日(金) ※会場手配の都合により第3金曜日になります
題目:「仏教音楽のルーツ ―ゾロアスター教―」
講師:菅谷文則(奈良県立橿原考古学研究所所長)
場所:サンシャインシティ文化会館7階 会議室710
天平文化は、東大寺建立を代表とする文化で正倉院の宝物である。唐文化を受け入れ、昇華された宮廷と寺院がそのもとにササン朝ペルシャ文化があるとされてきた。ここ20年の考古学研究に依って、それらはササン本体の文化ではなく、ササン朝と唐朝に挟まれたソグド人が唐に移住した文化であることが明らかになった―楽器・音楽はその代表である。
■2018年3月9日(金)
題目:「古代シュメール農業と土地測量」
講師:前川和也(京都大学人文科学研究所名誉教授・国士舘大学イラク古代文化研究所共同研究員)
場所:サンシャインシティ文化会館7階 会議室710
メソポタミア最南部に生まれたシュメール文明は、麦作潅漑農業の高い生産力に依存していた。ここで耕地の形状、面積計算を記録している楔形文字粘土板を参照しつつ、当時の農業慣行や土地測量技術を復元してみたい。
2017年12月2日(土)・3日(日)開催:第1回 シルクロード学研究会
2017年度 第1回 シルクロード学研究会開催のお知らせ
21世紀に入り、世界の情勢は新たな状況を迎えています。これまでの価値観や地政学が揺れ動き、グローバル化が急速に進むなか、中央アジア、そして中央ユーラシアの重要性が高まってきています。このユーラシア大陸を東西南北に結んでいるのが、いわゆる「シルクロード」です。
ユーラシア大陸の東端に住む私たち日本人にとって、かつてシルクロードは書物や映像を通してしか見ることができなかった憧憬の地でした。しかしながら、現在では、私たち自身が実際に現地を訪れ、調査活動を行い、その歴史と文化を解き明かすことができるようになりました。
この研究会では、シルクロード沿いの国々で活動しているさまざまな分野の研究者が集い、情報や意見を交換することを目指しています。また、広くシルクロードに興味をお持ちの方々が自由にご参加いただければと思っています。
主 催:帝京大学文化財研究所・シルクロード総合学術研究センター
場 所:帝京大学文化財研究所大ホール
開催日:2017年12月2日(土)・3日(日)
参加費:資料代実費
日 程:
12月2日(土)13:00~17:30
基調講演 バキット・アマンバエヴァ(キルギス共和国科学アカデミー)
「キルギス共和国の世界遺産とその保護」
ヴァレリー・コルチェンコ(キルギス共和国科学アカデミー)
「チュー川盆地の仏教遺跡」
研究発表 6名予定
懇親会(19時~ ホテル古柏園)
12月3日(日)9:00~14:30 アク・ベシム遺跡を中心に
研究発表 9名予定
参加申込先:帝京大学文化財研究所内、「帝京大学シルクロード総合学術研究センター」宛てに以下のメールアドレスにて、
住所、氏名、所属、参加予定日、懇親会出席の可否を11月末までにお知らせください。
teikyo.silkroad@gmail.com
宿泊について:会場周辺にはホテルがいくつかございますので、各自予約願います。
お問い合わせ:帝京大学文化財研究所
(〒406-0032 山梨県笛吹市石和町四日市場1566-2 電話055-261-0015 池田または櫛原まで)
ウェブページ・チラシはこちらから
2017年12月2日(土)開催:古代オリエント博物館講演会「羊皮紙とパピルス紙 ― その歴史と製法」
2017年 12月 2日(土)講演会のお知らせ
古代オリエントのモノがたり11: 羊皮紙とパピルス紙 ― その歴史と製法
紙が登場する以前、情報・知識伝達の手段(書写材)として最も重要だった羊皮紙とパピルス紙。その製作に詳しい講師が、歴史と製作技法について映像や実演を通して解説します。
実物に触れることのできる展示の他、パピルスや羊皮紙の切れ端に葦ペンと羽ペンで筆写できる体験もできます。
講師: 八木 健治( 「羊皮紙工房」主宰)
日時
2017年 12月 2日(土) 13:30~15:00
場所:サンシャインシティ文化会館7階会議室704・705室
※古代オリエント博物館と同じ文化会館7階ですが、エレベーターをはさんで反対側になります。 エレベーターを降りて右側にお進みください。
定員:事前申込不要。当日直接会場にお越しください。
参加費:500円。但し、博物館友の会会員は無料。
詳しくはこちら(古代オリエント博物館のサイトに飛びます)