2025年6月21日・22日開催:第30回総会・大会開催要項・プログラム
日本西アジア考古学会 第30回総会・大会開催要項
開催日:2025年6月21日(土)・22日(日)
会場:東海大学湘南キャンパス(神奈川県平塚市北金目4-1-1)
11号館11-206教室(キャンパスマップ参照)
開催方法:会場での対面形式で行います。オンラインでの配信はありません。
2日目に開催する総会には、正会員以外の出席はできません。
会場参加費:
事前申し込み不要(直接会場にお越しください)
東海大学関係者は、資料代500円を申し受けます。
一般参加者は参加費・資料代として1,000円を申し受けます。
宿泊:遠方からお越しの方は、各自で宿泊場所をご手配ください。
小田急線「伊勢原駅」「本厚木駅」にホテルがあります。
昼食:22日(日)はキャンパス内の食堂が営業していませんので営業している周辺の店舗をご案内しますが、営業店舗が限られていますので駅周辺のコンビニエンスストア等でご購入の上でのご持参をお勧めします。
懇親会:6月21日の公開講演終了後に、18時より行います。
会場:東海大学湘南キャンパス ログハウス食堂
参加費:一般 5000円、学部生・大学院生 3000円を予定しています。
*非会員で参加ご希望の方は、6月10日(火)までにメールにてお申し込みください。
申し込み先アドレス office@jswaa.org(学会事務局)
その他:
・松前記念館での展示について
学会当日は松前記念館エントランスホールにて、東海大学所蔵古代エジプト及び中近東コレクションから数点の遺物をミニ展示として出陳します。これらは西アジア考古学の先駆者であった足利惇氏先生(第5代東海大学学長 インド・ペルシア学)と鈴木八司先生(東海大学名誉教授 エジプト学)より東海大学に寄贈されたものです。お時間のある時に是非足をお運びください。
開館時間 6月21日(土)10:00~16:00・22日(日)10:00~15:00(予定)
・キャンパス内は原則禁煙ですので、大学敷地外での喫煙をお願いします。
東海大学湘南キャンパス アクセス
■小田急小田原線東海大学前駅より
・徒歩約15分(掲示門より徒歩約5分)
・東海大学前駅南口よりバス
下大槻団地行または秦野駅行バスで「東海大学北門」下車(北門より徒歩約5分)
平塚駅北口行バス「東海大学1号館前」下車(東門より徒歩約2分)
■JR東海道線平塚駅よりバス
秦野駅行(複数経由あり)で約30分「東海大学正門前」下車(南門を経由して徒歩約20分)
東海大学前駅南口行で約30分「東海大学1号館前」下車(東門より徒歩約2分)
※最寄り駅の小田急線「東海大学前駅」からの来場をお勧めします。
日本西アジア考古学会 第30回総会・大会プログラム
6月21日(土)(第1日目)
12:30 開場
13:00-13:10 開催挨拶 会長 三宅 裕
研究発表1:
13:10-13:30 発表1 山花 京子
「東海大学所蔵古代エジプト及び中近東コレクション(AENET)の保存と活用の現状」
13:30-13:50 発表2 馬場 匡浩、吉村 作治、黒河内 宏昌、Ashraf Mohie
「ギザ西部墓地2024年度調査報告」
13:50-14:10 発表3 藤澤 綾乃
「パレスティナ・テルティアのキリスト教化とその地域差について」
14:10-14:30 発表4 森河 明音
「南レヴァント鉄器時代における貯蔵施設利用にみる新集団の出現」
14:30-14:40 休憩(10分)
14:40-15:00 発表5 西藤 清秀、岩越 陽平、辰巳 祐樹
「バハレーン・ティロス期の葬送行為の復元」
15:00-15:20 発表6 西山 伸一
「東地中海沿岸のアッシリア:レバノンとシリア西部における考古学資料から見たアッシリアの帝国支配」
15:20-15:40 発表7 有松 唯
「高エネルギーX線によるイラン青銅柄鉄剣の内部構造の解明」
15:40-15:50 休憩(10分)
15:50-17:20 (90分) 公開講演
春田 晴郎「アカイメネス朝ペルシア:近年の発見、公刊と研究動向」
18:00-20:00 懇親会 会場/東海大学湘南キャンパス、ログハウス食堂
6月22日(日)(第2日目)
9:30 開場
研究発表2:
10:00-10:20 発表8 有村 元春
「ナイル川流域における後期キプロス期のキプロス土器の流通」
10:20-10:40 発表9 久米 正吾、伊藤 彩也香、瀬川 高弘、竹内 望
「初期牧畜民による高山域開発の古環境学的背景―中央アジア、天山山脈の事例―」
10:40-11:00 発表10 千本 真生、黒澤 正紀、柴田 徹
「アルメニアにおけるクラ・アラクス土器の胎土分析:モフラブルール遺跡を事例にして」
11:00-11:20 発表11 室岡 亜美
「イラク南部・イラン南西部における銅石器時代のヒト形土偶」
11:20-11:40 発表12 小髙 敬寛
「イラク・クルディスタン、シャフリゾール平原における後期新石器時代の編年」
11:40-11:50 第6回 川又記念日本西アジア考古学会奨励賞 授与式
11:50-13:10 昼食休憩
12:30-13:10 ポスターセッション・コアタイム
13:10-14:20 第30回総会 ※学生会員・非会員は出席できません
14:20-14:30 休憩(10分)
研究発表3:
14:30-14:50 発表13 廣永 尚子
「子供の埋葬場所―土器新石器時代のテル・エル・ケルク遺跡を中心に―」
14:50-15:10 発表14 有村 誠
「レヴァント北部のヘルワン・ポイント」
15:10-15:30 発表15 前田 修、エムレ・ギュルドアン
「西アジアにおける石器製作技術の極致:トルコ・ウルファ県セフェールテペ出土の石器群」
15:30-15:50 発表16 三宅 裕
「西アジア新石器時代における「特別な建物」」
15:50-16:00 休憩(10分)
16:00-16:20 発表17 笠原 朋与
「アルメニア、レルナゴーグ遺跡における彫器製作技術の再検討」
16:20-16:40 発表18 殷 健杰、門脇 誠二
「Tor Hamar遺跡における細石器資料の使用痕分析―石器表面のSEM-EDS分析―」
16:40-17:00 発表19 廣瀬 允人、門脇 誠二
「ヨルダン南部における中部旧石器時代の狩猟対象推定:Tor Sabiha遺跡出土の動物遺存体」
17:00-17:10 閉会挨拶 実行委員長 春田 晴郎
ポスターセッション
6月21日(土)(第1日目) 14:30-17:00
6月22日(日)(第2日目) 9:30-16:00(コアタイム 12:30-13:10)
P-1 近藤 二郎「テーベ西岸ウセルハト墓(TT47)周辺出土の葬送用コーンについて」
P-2 小能 治子「古代エジプト古王国時代における長いアイラインの果たす役割」
P-3 眞田 さくら「新石器時代の北東アフリカにおける土器使用の拡散や外来土器の導入」
P-4 黒沼 太一「南東アラビア先史時代における墓の再利用に関する社会・経済的側面の一考察」
P-5 長尾 琢磨、山田 綾乃、安倍 雅史「バハレーンにおけるイスラーム墓碑の3次元計測調査(第3次)」
P-6 安倍 雅史、末森 薫、笠原 朋与、長尾 琢磨、鈴木 崇司「バーレーン、アアリ古墳群西の第1次調査」
P-7 黒田 峻平「東京大学総合研究博物館蔵、マタッラ遺跡表採のウバイド土器」
P-8 織田 将徳、小髙 敬寛「イラク・クルディスタン地域、シャカル・テペ遺跡出土のハラフ土器」