2025年11月15日・16日開催:令和7年度海外調査のための3次元計測実習
「海外調査のための3次元計測実習」の案内をいただきましたのでお知らせします。
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令和7年度海外調査のための3次元計測実習
開催趣旨
近年、文化遺産の世界では、Agisoft社のMetashapeやiPhoneのScaniverseなどを用いた3次元計測が急速に普及しています。
これらの技術の導入によって、作業時間が大幅に短縮されただけではなく、これまでと比べようのない高精度で文化遺産のドキュメンテーションが可能になってきています。
今年度も、日本における3次元計測の第1人者である野口淳先生を講師にお招きし、海外で文化遺産保護に携わる日本の専門家を対象に、「海外調査のための3次元計測実習」を開催いたします。
受講者の方には、2日間の実習において、Metashapeを用いた3次元計測の技術やCloud Compareの利用方法を習得していただきます。また、2日目には、Artec3D Japan社によるArtec各種3Dスキャナーのデモも行う予定です。
主催:東京文化財研究所文化遺産国際協力センター
講師:野口淳(公立小松大学次世代考古学研究センター・特任准教授)
対象:海外で文化遺産保護に携わる日本の専門家(おもに考古学、建築、保存修復、保存科学、無形文化財を専門とするもの。研究者、大学院生、学部生などが対象)
人数:20名(申し込み順)
参加費:無料
申し込み先:東京文化財研究所 安倍雅史 abe-m6e@nich.go.jp
会場:東京文化財研究所地下一階会議室
日程:2025年11月15日(土)、16日(日)
講義内容
11月15日(土)
10:00~12:00 Metashapeを利用した遺物(博物館資料)の3次元計測実習(野口先生)
12:30~14:00 昼休み
14:00~16:30 Metashapeを利用した遺物(博物館資料)の3次元計測実習(野口先生)
11月16日(日)
10:00~12:30 Metashapeを利用した遺物(博物館資料)の3次元計測実習、
Cloud Compare実習(野口先生)
12:30~14:00 昼休み
14:00~15:00 Cloud Compare実習(野口先生)
15:00~15:30 ホンジュラスにおける3次元計測の活用(ホンジュラス専門家)
15:30~16:30 Artec3D Japan社によるArtec各種3Dスキャナーのデモ