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2024年3月4日・9日開催:デイヴィッド・ベン・シュロモー教授公開講演

公開講座のご案内をいただきましたので、お知らせします。

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本年3月にイスラエル国アリエル大学のベン・シュロモー教授が慶應にいらっしゃり公開講演をしてくださることになりました。
月曜日の講義は大学院の授業の一貫ですが、公開で行います。土曜日は完全な公開講座です。
詳細は下記の通りです。
西アジア考古学会の方で関心を持たれる方は、ぜひご参加ください。

 慶應義塾大学
 杉本智俊

■土器成分分析の実際
The Analysis of Ancient Pottery

講師:David Ben-Shlomo教授
日時:2024年3月4日(月)13時から
場所:慶應義塾大学三田キャンパス研究室棟地下第一会議室

 デイヴィッド・ベン・シュロモー教授は、イスラエル国アリエル大学考古学研究所の教授を務めておられ、同地における土器研究、特にペリシテ土器を始めとする土器の成分分析の第一人者として知られています。この度慶應義塾大学文学部にVisiting Scholar (Global)として来日されるのを機に、一般の方々にも公開で講義を行っていただくこととなりました。貴重な機会ですので、ぜひご出席いただきますようご案内いたします。尚、講義は英語で行われますが、質疑応答は日本語でもご参加いただけます。また、3月9日(土)には、同教授による別の一般向けの講義『ヨルダン渓谷における農業及び都市革命』もありますので、よろしければご参加ください。

講師紹介
 ベン・シュロモー教授は、ヘブル大学(エルサレム)において物理学と考古学を専攻され、同大学から考古学の博士号を授与されています。ハイデルベルク大学やスミソニアン研究所での研究員を経て2014年以来アリエル大学にて教鞭をとっておられます。ヘブロン、シャアル・ハ・ゴラン、コラズィム、アウジャ・エル・フォア遺跡などで発掘調査を行ってこられ、Judea and Samaria Research Studiesという学術誌の編集者も務められました。主な出版物として、Decorated Philistine Pottery: An Archaeological and Archaeometric Study (Archaeopress, 2006); Philistine Iconography: A Wealth of Style and Symbolism (Vandenhoeck & Ruprecht, 2010); The Cemetery of Azor. Moshe Dothan’s Excavations (1958, 1960), (Israel Antiquities Authority, 2012); The Iron Age Pottery of Jerusalem: A Typological and Technological Study (Ariel University Press, 2019)などがあります。

■ヨルダン渓谷における農業及び都市革命
Proto Historic Sites between the Agricultural and Urban Revolutions in the Jordan Valley

講師:David Ben-Shlomo教授
日時:2024年3月9日(土)13時から
場所:慶應義塾大学三田キャンパス研究室棟地下第一会議室

 デイヴィッド・ベン・シュロモー教授は、イスラエル国アリエル大学考古学研究所の教授であり、土器の成分分析の第一人者として知られています。この度慶應義塾大学文学部にVisiting Scholar (Global)として来日されるのを機に、一般の方々にも公開で講義を行っていただくこととなりました。貴重な機会ですので、ぜひご出席いただきますようご案内いたします。講義は英語で行われますが、質疑応答は日本語でもご参加いただけます。また、3月4日(月)には、同教授による大学院講義『古代土器の成分分析』も一般公開で行いますので、よろしければご参加ください。