その他の研究会等

2020年10月18日開催:「ヘレニズム時代におけるエジプトの都市の景観と構造」 計画研究03「古代エジプトにおける都市の景観と構造」による第7回研究会

筑波大学西アジア文明研究センターから、オンライン研究会の案内をいただきましたのでお知らせします。

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A02-計画研究03 第7回研究会
「ヘレニズム時代におけるエジプトの都市の景観と構造」
計画研究03「古代エジプトにおける都市の景観と構造」による第7回研究会を開催します。

日時:2020年10月18日(日)14:00~17:00 (予定:発表各1時間、質疑応答1時間)
会場:Zoomによるオンライン開催

プログラム
長谷川奏(早稲田大学)
「アレクサンドリア後背地のウォーターフロントにみる都市村落景観」
アレクサンドリアの後背地は、ラシード支流との間を、湖や運河で結ぶことによって、メンフィスや上流地域へと繋がる構造を持っていた。マリユート湖に隣接するイドゥク湖のほとりは、通年灌漑を進めた近代以後の開発で大きく自然環境が変貌した場でもあり、失われた水辺環境と当該地域に固有な砂丘堆積の復元考察が、遺跡テリトリーの同定に際して最も主要なテーマとなる。河畔に位置するKom al-Diba’ 遺跡調査では、地表面探査と考古・建築調査の総合から、AD1~3世紀頃に有力な活動痕跡を残す砂丘丘陵上の神殿周域集落(Temple Precinct)が復元された。本発表では、遺跡の四方を巡見する計画のうち、遺跡とラシード支流の間の「不毛の」氾濫沃土景観の復元までを紹介する。

周藤芳幸(名古屋大学)
「ヘレニズム時代のエジプト領域部における都市景観と社会構造」
ヘレニズム時代のエジプト領域部には、末期王朝時代以来の都市化によって都市的な景観を備えるようになった比較的大規模な在地集落が点在していた。そのうちのいくつかについては、出土パピルス文書と考古学的調査からの知見によって、その景観と社会構造について一定の推測をめぐらすことが可能となっている。
本発表では、中エジプトのアコリスについて、前2世紀末のケファラスの子ディオニュシオスの家族文書集積から得られる情報を出発点として、考古学的な知見の蓄積をも参照しながら、その都市景観と社会のあり方の歴史的変遷を明らかにするとともに、それをファイユームのバッキアスやテーバイスのパテュリスのような同時代の都市の事例と比較することで、その一般化を試みたい。

※ オンライン参加をご希望の方は、10月15日(木)までに rcwasia[@]hass.tsukuba.ac.jp (「西アジア都市」事務局:土日は非対応)宛てのメールでご連絡ください。

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新学術ホームページ *こちらからもご覧いただけます。
日本語 http://rcwasia.hass.tsukuba.ac.jp/city/seminar/index.html#A02-03_07
英語  http://rcwasia.hass.tsukuba.ac.jp/city_EN/seminar_EN/index_EN.html#A02-02_07

皆様のご参加をお待ちしております。

新学術「西アジア都市」事務局
上原妙子
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科学研究費補助金 新学術領域研究(研究領域提案型)

「西アジア都市」事務室

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