2019年3月25日(月)開催:アナトリア考古学研究所:2018年度トルコ調査報告会・第29回トルコ調査研究会
2018年度トルコ調査報告会・第29回トルコ調査研究会が開催されます
名 称:2018年度トルコ調査報告会・第29回トルコ調査研究会
趣 旨:
(公財)中近東文化センター附属アナトリア考古学研究所は、2018年5月〜1月初旬にかけて順次、第10次ビュクリュカレ発掘調査、第33次カマン・カレホユック発掘調査、第10次ヤッスホユック発掘調査を順次行いました。ビュクリュカレでは、ヒッタイトの都市の解明を、カマン・カレホユックでは「文化編年の構築」を目的とした発掘調査を継続し、ヤッスホユックでは、遺丘裾部の紀元前2千年紀の「下の町」の解明を意図した発掘調査を開始しました。
報告会では、2018年に行った3遺跡の発掘成果、研究会では発掘調査で出土した資料をもとに行われている研究についての発表を行います。
皆様には是非ご参加いただきたく、ご案内申し上げます。
日 時:2019年3月25日(月)13:00-16:30
2019年3月26日(火)10:30-16:15
場 所:学習院大学 目白キャンパス「創立百周年記念会館」講堂(3階)
(東京都豊島区目白1-5-1)
http://www.gakushuin.ac.jp/map.html
受 付:「創立百周年記念会館」講堂(3階)入口
受付時間は両日とも開催時刻の30分前より
参加費:1,000円(資料代)
プログラム:
3月25日(月)2018年度トルコ調査報告会
13:00 挨拶/阿部知之(中近東文化センター理事長)
13:10 アナトリア考古学研究所の活動(2018)
/大村幸弘(アナトリア考古学研究所長)
13:45 第10次ビュクリュカレ発掘調査
/松村公仁(アナトリア考古学研究所)
14:35 休憩
14:50 第33次カマン・カレホユック発掘調査
/大村幸弘( 同上 )
15:40 第10回ヤッスホユック発掘調査
/大村正子( 同上 )
司会:吉田大輔( 同上 )
17:00 懇親会
3月26日(火)トルコ調査研究会
司会:平井昭司
10:30 カマン・カレホユック遺跡出土遺物の物質科学的研究(26)
*ビュクリュカレ遺跡出土プラスター及び土器の産地推定に関する研究
/岩本翔太・阿部善也・中井泉(東京理科大学)
*カマン・カレホユック遺跡出土クリーム色土器の製作技術に関する研
究/村田美来・岩本翔汰・阿部善也・中井泉(東京理科大学)
11:20 質疑応答
11:30 休憩(10分)
—
司会:松村公仁
11:40 地中探査によるヤッスホユックも遺構分布調査のまとめ
/福田勝利(京都大学)
12:00 ヤッスホユック遺丘における王宮址の劣化状況調査
/鉾井修一(東南大学/京都大学)・福田勝利(京都大学)
12:20 質疑応答
12:30 昼食
—
司会:大村正子
13:30 豹型頭部像が出土したビュクリュカレ遺跡前2千年紀前半の建築遺構に
ついて/松村公仁(アナトリア考古学研究所)
13:50 ビュクリュカレ出土のヒョウ像の宗教的意義
/小板橋又久(都立立川高等学校)
14:10 Uncovering the Changes in the Technology of Pottery Production
at the Iron Age Yassıhöyük/Nurcan KÜÇÜKARSLAN (岡山大学)
14:30 カマン・カレホユック出土アリシャールⅣ式鹿文土器の研究—図像様式
及び出土層序による制作年代の想定—/水田徹(中近東文化センター)
14:50 質疑応答
15:00 休憩(20分)
—
司会:大村幸弘
15:20 中央アナトリアにおける製鉄文化解明の試み(10)—ヒッタイトの鉄と
は何か—/増渕麻里耶(東京文化財研究所)
15:40 カマン・カレホユック第Ⅲc層及び第Ⅳa層出土鉄関連資料から推定さ
れる鉄・鉄器生産活動/赤沼英男(岩手県立博物館)
16:00 質疑応答
16:10 閉会の挨拶/大村幸弘(アナトリア考古学研究所)
申込み:
3月20日(水)までに次の参加申し込みフォームよりお申し込みください。
http://www.jiaa-kaman.org/form_conf/application_conf_2018.html
定員(250名)になり次第、締め切らせていただきます。
問合せ:(公財)中近東文化センター附属アナトリア考古学研究所
181-0015 東京都三鷹市大沢3-10-31
TEL: 0422-32-7111(代表)
0422-32-7665(直通)
Email: tokyo@jiaa-kaman.org
ホームページ: http://www.jiaa-kaman.org
詳細は下記URLをご覧下さい。
http://www.jiaa-kaman.org/jp/conference_2018_2_1.html