2019年1月30日(水), 1月31日(木), 2月2日(土)開催:科研費「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」研究会(特別講演会)
科研費新学術領域研究「都市文明の本質」 計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(研究代表:守川知子・東京大学)におきまして、
以下の3件の研究会(講演会)を1月29日から2月2日の間に開催しますので、お知らせします。皆様のご参加をお待ちしております。
詳細、会場地図へのリンクは、以下のホームページにも掲載しております。
http://rcwasia.hass.tsukuba.ac.jp/city/seminar/index.html
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C01-計画研究05 第4回研究会(特別講演会)
日時:2019年1月30日(水) 16:00-18:00
会場:東京大学東洋文化研究所3階大会議室
地図:http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/access/index.html
講演者:Felix Arnold博士(マドリード・ドイツ考古学研究所上席研究員)
講演題目:Madinat al-Zahra (Córdoba, Spain): Recent discoveries in the caliphal city
フェリックス・アーノルド博士は、エジプトおよびスペイン各地のドイツ隊発掘をリードしてきた考古学者です。2000年にカールスルーエ工科大学にて博士号を取得されたのち、マドリード・ドイツ考古学研究所、カイロ・ドイツ考古学研究所、ハーバード大学で研究員を歴任され、現在は、マドリード・ドイツ考古学研究所の上席研究員として、後ウマイヤ朝の首都・マディーナ・アッ=ザフラー(936年創立)の発掘の隊長を務められています。本講演会では、2018年に世界遺産として新たに登録されたことが記憶に新しい同都市における、近年の発掘の成果についてお話しいただきます。
※発表は英語で行われます。
※参加自由、事前登録不要です。
共催:東京大学東洋文化研究所班研究「イスラーム美術の諸相」
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C01-計画研究05 第6回研究会(特別講演会)
日時:2019年1月31日(木) 16:30−18:30
会場:東京大学本郷キャンパス、法文2号館・第三会議室
地図:https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_02_j.html
講演者:Professor Gökhan ÇETINSAYA (Istanbul Şehir University)
講演題目:“Ottoman rule in Iraq under Abdulhamid II”
イスタンブル・シェヒル大学教授のギョクハン・チェティンサヤ氏をお迎えして、特別講演会を開催します。チェティンサヤ氏は19〜20世紀のオスマン朝政治史やトルコの外交史をご専門とされ、主著に、アブデュルハミト2世期のイラク行政を扱ったOttoman Administration in Iraq, 1890-1908 (London: Routledge, 2006)があります。
※講演は英語で行われます。事前申し込みは不要です。
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C01-計画研究05 第7回研究会(特別講演会)
『中世ユーラシアの「イスラーム都市」』
日時:2019年2月2日(土) 14:00−17:00
会場:京都大学・ユーラシア文化研究センター(羽田記念館)
地図:http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/hanedahall/hkk-access/
講演1
Felix ARNOLD (German Archeological Institute, Madrid)
“Madinat al-Zahra (Spain): a caliphal city of the 10th century”
(講師紹介・司会:深見奈緒子・国士舘大学)
講演2
Michele BERNARDINI (University of Naples “L’Orientale”)
“Ghazni during the Qarawnas period, 1300-1370 ca”
(講師紹介・司会:守川知子・東京大学)
※講演は英語で行われます。事前申し込みは不要です