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2018年10月19日(金)開催:中部大学公開講演会「レバノン・シリアの考古学研究最前線:学術調査と文化遺産学の視点から」

中部大学・公開講演会
西アジア考古学・文化遺産セミナー(1)

レバノン・シリアの考古学研究最前線:学術調査と文化遺産学の視点から
Recent Archaeological Investigations in Lebanon
and Syria: Viewpoint of Academic Research and Cultural Heritage Studies

このたびレバノン大学のジャニン・アブドゥル=マッシーハ教授を本学にお招きし、公開講演会を開催いたします。本学、および中部圏ではおそらく初となるレバノンおよびシリアの最新考古学調査についてお話いただきます。特に教授自身が調査を指揮した2つの遺跡(バールベック、キュロス)を取り上げます。また本学教員・西山伸一(人文学部)とともに率いる日本・レバノン合同考古学調査団の調査成果についても報告いたします。中部大学の学生、教職員をはじめ、歴史、考古学、中東文化、世界遺産などに関心のある一般の方々のご来場をお待ちしております。

日時:2018年10月19日(金)14時〜16時50分
場所:中部大学・不言実行館・アクティブホール(アクディブプラザ1階)

プログラム
14:00-14:05 開会挨拶
14:05-14:20 レバノン・シリアの考古学概観(西山)
14:20-15:00 世界遺産バールベック(レバノン)の考古学調査(アブドゥル=マッシーハ)
15:00-15:15 休息
15:15-15:55 キュロス(シリア)の考古学調査(アブドゥル=マッシーハ)
15:55-16:20 日本・レバノン合同調査団の活動:2015-2018年(西山)
16:20-16:45 質疑応答
16:45-16:50 閉会挨拶

講師

ジャニン・アブドゥル=マッシーハ  Jeanine Abdul Massih
(レバノン大学教授・レバノンICOMOS(国際記念物遺跡会議)国内委員会委員長)
略歴
レバノン・ベイルート生まれ。専門はギリシア・ローマ考古学、文化遺産学。2000年パリ第一大学大学院修了(PhD)。2006年〜2011年:キュロス遺跡考古学調査団団長、2004年〜バールベック・石切り場調査団団長。2015年〜日本・レバノン合同調査団団長。西アジア・中央アジアにおける数多くの遺跡、文化遺産調査に関わる。ドイツ考古学研究所通信会員なども務める。

西山伸一(中部大学人文学部准教授)
略歴
香川県生まれ。早稲田大学・ロンドン大学で西洋史学・考古学を学ぶ。専門は西アジア文明史・考古学・ユーラシア文化史。2012年より中部大学勤務。現在はレバノン、イラク・クルディスタン自治区で考古学調査、文化遺産保存事業を展開。

事前申込不要・入場無料
使用言語:日本語、英語(通訳あり)

主催:中部大学・人文学部、大学院国際人間学研究科、人間力創成総合教育センター

問い合わせ先
人間力創成総合教育センター事務室 、gec@office.chubu.ac.jp
西山伸一 shin_nishiyama@isc.chubu.ac.jp