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2018年11月25日(日) まで開催:松戸市立博物館開館25周年記念特別展「ガンダーラ−仏教文化の姿と形−」

松戸市市制施行75周年・松戸市立博物館開館25周年記念特別展
「ガンダーラ−仏教文化の姿と形−」

  • 期間
    2018年9月22日(土曜)から11月25日(日曜) 9時30分から17時(入館は16時30分まで)
    ※無料観覧日 11月3日(土曜・文化の日)、11月23日(金曜・勤労感謝の日)

千葉県松戸市では、今から約35年前にシルクロード美術館を建設する計画があり、展示資料としてガンダーラ仏教美術品を含むシルクロード関連資料を購入した。その後、社会情勢が変化し美術館計画は事実上中止されたが、シルクロード関連資料は歴史資料としても貴重であることから松戸市立博物館で収蔵し活用していくことになった。
2018年は松戸市市制施行75周年・松戸市立博物館開館25周年にあたり、これを記念する特別展として、当館の収蔵品の特徴が活かせる展示、他館ではできない展示として、ガンダーラ仏教美術をテーマにした展覧会を開くことになった。

今回の特別展では、仏教美術発祥の地、ガンダーラの仏教文化の再現を試み、あわせて、シルクロードを東漸し日本に伝わった仏教文化について、どのようなかちで受容され発展していったのかを探ることを目ざし以下のような展示構成になっている。
第Ⅰ部 ガンダーラの仏教文化
1.仏像のふるさとガンダーラ
2.ガンダーラ仏教寺院跡探訪
3.シルクロードの中のガンダーラ
第Ⅱ部 日本における仏教文化の受容
1.仏教文化の受容−造塔と舎利埋納−
2.花開く仏教文化−荘厳の世界−
3.古墳出土の仏教荘厳−三重県鳥居古墳−

*主な展示品
第Ⅰ部1・・・・仏陀立像・菩薩立像(龍谷大学)・菩薩諸相像(松岡美術館)・菩薩半跏像(松戸市立博物館)・仏伝浮彫(龍谷大学・東京国立博物館・平山郁夫シルクロード美術館・松戸市立博物館)・青銅製品(松戸市立博物館)・カニシカ王金貨(平山郁夫シルクロード美術館)など
第Ⅰ部2・・・・メハサンダ遺跡出土品・タレリ遺跡出土品(京都大学人文科学研究所)
第Ⅰ部3・・・・伝安閑天皇陵出土切子ガラス碗(東京国立博物館〈重要文化財〉)・彩色タイル(松戸市立博物館)
第Ⅱ部1・・・・飛鳥寺出土品(軒丸瓦・塔心礎埋納品)(奈良文化財研究所)など
第Ⅱ部2・・・・山田寺跡出土品(十二尊連坐塼仏〈重要文化財〉など)(奈良文化財研究所)
河原寺裏山遺跡出土品(方形三尊塼仏・塑像など)(明日香村教育委員会)
第Ⅱ部3・・・・三重県鳥居古墳出土品(押出仏・塼仏など)(三重県総合博物館)
以上、約200点が展示されている。

 

◆関連講演会

・姿を現した白鳳仏−飛鳥・川原寺裏山遺跡を掘る−
【日時】2018年11月10日(土)13:00〜15:00
【講師】右島和夫氏(群馬県立歴史博物館館長)
【会場】森のホール21レセプションホール
【参加費】無料
【定員】150名(事前申込・抽選)
10月23日【必着】までに、往復ハガキ(1人1枚)に、郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・返信用宛名を記入して、「11月10日 講演会」係へ。

◆日本西アジア考古学会・松戸市立博物館連携講演会
ガラスが語るシルクロードの東西交流
【日時】2018年11月17日(土)13:00〜15:00
【講師】小寺智津子氏(国士舘大学講師)
【会場】講堂
【参加費】無料
【定員】80名(事前申込・抽選)
10月30日【必着】までに、往復ハガキ(1人1枚)に、郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・返信用宛名を記入して、「11月17日 講演会」係へ。

 

催し物(講座・講演会・体験教室)の申込先
  • 郵便番号:270-2252
  • 住所:千葉県松戸市千駄堀671番地
  • 電話番号:047-384-8181
  • FAX番号:047-384-8194

 

https://www.city.matsudo.chiba.jp/m_muse/tenji/Gandhara2018.html