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2017年1月14日(土)開催:奈良県立橿原考古学研究所  国際シンポジウム「ユーラシアからのまなざし」

奈良県立橿原考古学研究所:  国際シンポジウム 「ユーラシアからのまなざし」

ユーラシア大陸の東端に接する日本は、古来より大陸の文化を受け入れながらも、海を隔てた環境特性から、独自の文化を生み出してきました。今回のシンポジウムではユーラシア大陸諸地域での様々な文化交流について検討し、現在まで日本文化の基底を流れている国際交流の足跡を探っていきます。

日 時:2017年1月14日(土)
10時~17時30分(9 時30 分開場)
会 場:奈良県社会福祉総合センター 大ホール
近鉄橿原線畝傍御陵前駅下車 東出口より徒歩3分
入場無料 先着順(定員550 名)
備 考:
翌15日に、橿原考古学研究所講堂で午前10時から、「奈良とユーラシア」をテーマに各発表者の内容を掘り下げるため、質疑応答を充実させる円卓会議形式を予定しています。興味のある方には、15日の参加を歓迎いたします。

連絡・お問い合わせ先:奈良県立橿原考古学研究所 企画課 橋本裕行
mail:h-atom@kashikoken.jp
Tel:0744-24-1101(代表) Fax:0744-24-6747

プログラム
1. 「シルクロード上の甘粛・青海地区先史時代の墓」
陳洪海氏 西北大学文化遺産学院院長・教授
2. 「周囲を見渡した中の秦文化-秦始皇帝陵の考古学からみた東西文化交流」
段清波氏 西北大学文化遺産学院教授
3. 「シルクロード上の寺院址-スバシ仏教遺跡を中心に」
冉万里氏 西北大学文化遺産学院教授
4. 「東天山から西天山-古代月氏文化の考古学的探索」
王建新氏 西北大学文化遺産学院教授
5. 「寧夏のソグド人-固原南郊隋唐期の史氏家族墓の調査」
馬暁玲氏 寧夏文物考古研究所副研究員
6. 「東アジアのソグド人」
菅谷文則 奈良県立橿原考古学研究所所長
7. 「ユーラシアのゾロアスター教」
青木健氏 慶應義塾大学言語文化研究所員
8. 総合討論

奈良県立橿原考古学研究所HP http://www.kashikoken.jp/
シンポジウム チラシ http://www.kashikoken.jp/event/other/2016/eurasia.pdf