学会からのお知らせ

西藤清秀前会長が日本イコモス賞を受賞

西藤清秀前会長が日本イコモス賞を受賞

2016年12月10日に開催された日本イコモス国内委員会の総会において、西藤清秀前会長が、2016年の日本イコモス賞を受賞されました。

受賞理由は、「シリア・パルミラの葬制研究・保存修復と危機に瀕する文化遺産の国際会議の組織化と実践」です。前者は西藤前会長個人のご研究と活動になりますが、後者は西藤前会長の下で学会事業として行ったものです。
西藤前会長も、学会があってこそ実現した取り組みによる受賞で、ご理解いただいた会員ならびに協力者の皆様への感謝を述べられています。

西藤前会長は、授賞式の当日は海外出張で不在でしたが、「シリア考古学会議」に同行した東京文化財研究所の間舎裕生会員が代理で受け取りました。

 

 

■日本イコモス賞
2014年度から、建造物、伝統的建造物群、文化的景観、遺跡である記念物及び歴史風土の保存、保全及び活用の振興をはかるため、文化遺産の保存活用理念、保存活用活動、保存活用プロジェクトの前進に貢献し優れた業績に対して授与される賞。

■イコモス(ICOMOS/ International Council on Monuments and Sites/国際記念物遺跡会議)
文化遺産の保護や研究を行い、世界遺産条約についてはユネスコの諮問機関として活動を行っている国際機関。日本イコモス国内委員会は、イコモスの国内会員で組織されている。

http://www.japan-icomos.org/