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天理大学文学部考古学・民俗学専攻他主催【12/17】「イエス時代のガリラヤ地方と一神教の系譜を探る」(天理大学)

科学研究費助成事業成果公開・普及シンポジウム
「イエス時代のガリラヤ地方と一神教の系譜を探る
-イスラエル、テル・レヘシュ遺跡における最初期シナゴーグの発見」

天理大学・立教大学の研究者を中心に組織された日本の調査団が、2016年夏、イスラエルのテル・レヘシュ遺跡にて、西暦1世紀に遡る初期シナゴーグの建築遺構を発見しました。ナザレのイエスが活躍していた時代の初期シナゴーグは、これまで7例しか知られておらず、今回の新発見は国際的にも注目を集めています。
そこで、今回のシンポジウムでは、テル・レヘシュの初期シナゴーグが、地域史・宗教史のなかでどのような意義を持つのか、各分野の専門家の報告を通して検討を行います。

日時:平成28年12月17日(土)
13:30~16:40(開場13:00)

会場:天理大学杣之内キャンパス 2号棟4階 24A教室
天理市杣之内町1050

入場無料、先着順

プログラム
13:30-13:40
開会挨拶
趣旨説明 桑原久男(天理大学文学部教授)

13:40-14:10
テル・レヘシュにおける初期シナゴーグの発見
橋本英将(天理大学文学部准教授)

14:10-15:00
新約聖書時代の初期シナゴーグ
山野貴彦(聖公会神学院、日本聖書神学校、農村伝道神学校 講師)

15:00-15:10  休憩

15:10~16:00
一神教の成立とガリラヤ地域
市川裕(東京大学大学院人文社会系研究科教授)

16:00-16:40
シンポジウム 初期シナゴーグの新事例発見の意義
司会:桑原久男・山内紀嗣(天理大学非常勤講師)
コメント: 月本昭男(上智大学教授)

主催:文部科学省科学研究費助成事業基盤研究(A)
「ユダヤ・イスラーム宗教共同体の起源と特性に関する文明史的研究」
課題番号25257008 研究代表者 市川裕

共催・問合わせ先:天理大学文学部考古学・民俗学専攻
Tel: 0743-63-9035

次のURLもご参照ください。
http://www.tenri-u.ac.jp/calendar/q3tncs00001bdmmx.html