講演会のお知らせ(2015.1.20)
シリーズ 古代オリエントのモノ語り9
「古代メソポタミア土器物語 ― 青銅器時代テル・ルメイラ遺跡に暮らした人々を探る」
古代メソポタミア文明と言えば、ウルの王墓から出土した豪華絢爛な財宝、黒い石にびっしりと楔形文字が刻まれたハンムラビ法典、天を摩すジッグラト、大神殿と宮殿の数々・・・はるか三千年を超える歴史のなかで数多の王朝が興亡し、エジプトと肩を並べる文明を築いたことは皆さんご存じでしょう。しかし、古代メソポタミアに生きた人々が日夜生活をともにした素朴な道具たちについては案外知られていません。
今回の講演ではそうした道具のなかでも、名も無き陶工がせっせと作ってきた日用雑器である土器を取り上げます。実際に実物の土器資料(テル・ルメイラ遺跡出土品)に触れながら、土器のかけらから分かる過去の暮らしについてお話します。古代メソポタミアに流れた長い時間のなかで、土器という道具とのつきあい方がどのように移り変わったか、または変わらなかったのか、つぶさに観察します。
多くのみなさまのご参加をお待ちしております。
詳細情報は、以下のページをご覧下さい。 http://aom-tokyo.com/event/150124.html
日時: 2015年1月24日(土) 13:30~15:00
場所: 池袋サンシャインシティ文化会館5階 501室
講師: 下釜和也(古代オリエント博物館研究員)
参加費: 500円(古代オリエント博物館友の会会員は無料)
主催: 古代オリエント博物館
※ 事前の予約は必要ありません。
※ お問合せ先: 古代オリエント博物館
電話: 03-3989-3491
メール: museum@orientmuseum.com