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ワークショップのお知らせ(2015.11.6)

 このたびNPO法人南アジア文化遺産センターでは(公財)三菱UFJ国際財団の助成による国際交流事業「文化遺産をめぐる対話」を開催いたします。

 イスラーム過激派、テロのイメージの強いパキスタンにおける仏教文化の遺産の実情は?地域社会や宗教者の受け止めは?文化遺産保護の取り組みは?
 パキスタン北部ハイバル・パフトゥンフワ州から8人の研究者・学生を招聘、タリバンと民族的母体を共にする彼らの生の声を聞き、意見を交換します。パキスタンについて、イスラームについて、そして「偶像破壊」について、報道や論説だけでは見えてこない現地の状況を直接知る機会です。
 今回は考古学・文化遺産だけでなく、経済開発、メディア、イスラーム法学者も来日します。

 11/24、27には公開ワークショップを開催、日パ専門家の話題提供を手がかりに率直な意見交換を行います。皆さんの参加をお待ちしてます。専門的な議論ではなく、今、そしてお互いを知ることが目的です。難しく考えず是非ご参加ください。
 パキスタン側メンバーは主に英語(とウルドゥー語)ですが、会場では配布資料や日本語解説、意見交換のお手伝いもいたします。専門知識や語学能力は参加資格ではありません。必要なのは対話への意欲と相手を尊重する意思だけです。
 今回はとくに学生の参加を期待します。相互理解に基づく展望を共に考えたいと思います。

会場は国立オリンピック記念青少年総合センター(小田急線「参宮橋」下車徒歩5分:http://nyc.niye.go.jp/train/)。

詳細、申込は当センターウェブサイト(https://sites.google.com/site/jcsachweb/)からお願いいたします。